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全米興行成績、話題のアンチ・ブッシュ映画が首位
2004/06/28
 週末の全米映画興行成績は、「ボウリング・フォー・コロンバイン」のマイケル・ムーア監督が、宿敵ジョージ・W・ブッシュ大統領の再選阻止を目的に映画の力を最大限に活用した渾身の一作「華氏911」がドキュメンタリー作品としては Box Office 史上初の快挙となる第1位を獲得、華々しいデビューを飾った。通常 Box Office では公開館数で2,000〜3,000ないと上位にくるのは難しいとされる中、わずか868館ながら1館あたりのアベレージで驚異的な数字を叩き出し、週末トータル2180万ドル(約23億円)を稼ぎ、早くも前作「ボウリング・フォー・コロンバイン」の累計2160万ドルをも超える記録的スタートとなった。内容は2001年9月11日のアメリカ同時多発テロを発端に始まったブッシュ大統領の対テロ戦争なるものが、実際にはテロ組織壊滅のためではなく、ブッシュ政権関係者の私腹を肥やすための戦争にすり替わっていると主張するもので、通常の大手メディアからのみ情報を得ていた多くのアメリカ人にとってはそれまで決して知らされることのなかった事実が満載とのことで、相当なインパクトをもたらしているようだ。ブッシュ支持派の反対キャンペーンも熾烈を極めており、大統領選へ向けて1本の映画が巻き起こした嵐は簡単には収まりそうにない。第2位には「最終絶叫計画」のウェイアンズ兄弟によるドタバタ犯罪コメディ「White Chicks」が初登場ランクイン。ヒルトン姉妹を思わせる白人お金持ち美人姉妹を誘拐組織から守るため、2人の黒人男性FBI捜査官(ショーンマーロン・ウェイアンズ)が女装して彼女たちになりすまし潜入捜査を開始する。監督はキーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ。3位には前週1位の「Dodgeball: A True Underdog Story」が続いた。ランキングは落としたものの「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」は順調に2億ドルを超え、一方の「シュレック2」は3億9710万ドルとして、4億ドルの大台にあと一歩とすると同時についに歴代5位の「スパイダーマン」の4億040万ドルを射程圏に捉えた。その他、ニコラス・スパークスの『きみに読む物語』(新潮社刊)をニック・カサヴェテス監督で映画化したドラマ「ザ・ノートブック(原題)」が5位に、ジャン=ジャック・アノー監督、ガイ・ピアース主演で2匹のトラの兄弟が繰り広げる宿命的物語を描いたアドベンチャー・ドラマ「トゥー・ブラザーズ」が9位にそれぞれ初登場ランクインとなった。速報順位は以下の通り。1.「華氏911」$21.8M  2.「White Chicks」$19.6M  3.「Dodgeball: A True Underdog Story」$18.5M  4.「ターミナル」$13.9M  5.「ザ・ノートブック(原題)」$13.0M  6.「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」$11.4M  7.「シュレック2」$10.5M  8.「ガーフィールド」$7.0M  9.「トゥー・ブラザーズ」$6.2M  10.「ステップフォード・ワイフ」$5.2M
 そして今週はいよいよこの夏最大の注目作「スパイダーマン2」が水曜日に登場。ちなみに週末3日間のオープニング記録は前作が記録した1億1148万ドル、水曜日公開作品の初日5日間トータルでは先日「シュレック2」がマークした1億2530万ドルが歴代記録となっている。


 
 



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