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全米興行成績、クリストファー・ノーラン監督スリラーが首位デビュー
2006/10/23
 週末の全米映画興行成績は、「バットマン ビギンズ」のクリストファー・ノーラン監督最新幻想スリラー「ザ・プレステージ(原題)」が興収1481万ドル(約18億円)で初登場1位に輝いた。原作はクリストファー・プリーストの『奇術師』(早川書房刊)。19世紀末から20世紀初頭のロンドンで活躍した2人の天才マジシャンを主人公に、得意演目である“瞬間移動”のワザを競い合う2人のライバル心が次第に歯止めなくエスカレートしていくさまをミステリアスに描く。主演は、“バットマン”と“ウルヴァリン”というヒーロー対決としても話題となったクリスチャン・ベイルヒュー・ジャックマン。共演も豪華にスカーレット・ヨハンソンマイケル・ケインデヴィッド・ボウイという多彩な顔ぶれが並ぶ。2200館と通常であれば決して1位を狙える公開規模ではないが、ちょうど興行の谷間の時期ということもあり、みごと首位デビューを飾ることに成功した。批評面でも好意的な評価が並び、今後も力強いチャートアクションが期待できそうだ。2位は依然好調の「ディパーテッド」が前週と同順位をキープ。トータルでも1億ドルを射程圏に捉えた。そして3位には日本でも大きな話題を集めているクリント・イーストウッド監督による硫黄島2部作の第1弾「父親たちの星条旗」が初登場ランクイン。アメリカ国民の心を一つにまとめた1枚の戦争写真の知られざる真実の物語を描くヒューマン・ドラマ。アカデミー賞レースへ向けまずは順調な滑り出しとなった。その他、5位にはメアリー・オハ原作のファミリー・ムービー「Flicka」が初登場ランクイン。オリジナルは43年製作の「My Friend Flicka」。“Flicka”と名付けられた一頭の野生馬と少女との交流を描く感動作。主演はアリソン・ローマン。監督はマイケル・メイヤー。今年のカンヌで賛否両論の大きな話題となったソフィア・コッポラ監督、キルステン・ダンスト主演の歴史ドラマ「マリー・アントワネット」は850館の小規模公開ながら8位にランクイン。カンヌでは、そのポップな描き方に眉をひそめる人も少なくなかったが、アメリカでは若い層を中心におおむね好意的に受け入れられているようだ。そして圏外の12位では、新たに3−Dバージョンで公開された「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」が驚きのハイアベレージを叩き出し、今後の展開に注目が集まっている。速報順位は以下の通り。

順位   タイトル 興収$ 累計$
1. ザ・プレステージ(原題) 14.8M (14.8M)
2. ディパーテッド 13.6M (77.1M)
3. 父親たちの星条旗 10.2M (10.2M)
4. オープン・シーズン 8.0M (69.6M)
5. 「Flicka」 7.7M (7.7M)
6. 「The Grudge 2」 7.7M (31.3M)
7. 「Man of the Year」 7.0M (22.5M)
8. マリー・アントワネット 5.3M (5.3M)
9. テキサス・チェーンソー ビギニング 3.8M (35.9M)
10. 「The Marine」 3.7M (12.5M)

 今週は、すっかりハロウィーンの定番行事となった「ソウ」シリーズ最新作「ソウ3」がいよいよ登場。フィリップ・ノイス最新社会派ドラマ「Catch a Fire」も公開予定。さらには、オーガステン・バロウズの全米ベストセラー『ハサミを持って突っ走る』(バジリコ)をアネット・ベニング主演で映画化した「Running with Scissors」も拡大公開で上位進出を狙う。

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