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アパッチ砦(1948)

FORT APACHE

メディア映画
上映時間127分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(RKO)
初公開年月1953/01/03
ジャンル西部劇
ジョン・フォード Blu-ray BOX 《初回限定生産》
参考価格:¥ 16,200
価格:¥ 8,477
USED価格:¥ 6,396
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【解説】
 アパッチ砦の新任司令官は先任大尉の意見を無視し、居留地から逃げ出したインディアンを武力で制圧しようとするが……。H・フォンダが気位の高い一徹な司令官に扮しいつもの温厚な人柄の役を払拭する演技を見せる。後に「黄色いリボン」「リオ・グランデの砦」と続くJ・フォードの騎兵隊三部作の第一作。
<allcinema>
評価
【関連作品】
黄色いリボン(1949)
リオ・グランデの砦(1950)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
750 7.14
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【ユーザーコメント】
投稿者:TNO投稿日:2017-07-02 21:29:36
【ネタバレ注意】

 アーゴシープロダクションという弱小独立制作会社に前作「逃亡者」で大損を被らせ、それを挽回すべく5本のフォードの十八番分野である西部劇が計画された。その第一作がこの映画である。
 失敗の許されない状況は豪華キャストに如実に表れている。主演のヘンリー・フォンダ、ジョン・ウェインに加え、原作にはなかった若き女性の役にシャーリー・テンプルが配置された。米国映画史に残るレジェンド2人が踊る場面が見られるのは、極めて貴重だ。原作者は、西部十大事件の一つで騎兵隊の先住民による歴史的な大敗である、カスター将軍率いる「第七騎兵隊」に題材を取ったのは明らかであろう。この事件は、カスター将軍による無謀な突撃が孤立を招き、全滅につながったとされている。
 この映画ではどうだろうか。ジョン・フォードは、フォンダ扮するサーズディ中佐が使命を忠実に達成しようとした立派な人物であり、命令を無謀と感じても、忠実に付き従った部下の兵士たちを称えているのである。その証拠が、最後の場面である。フォンダの突撃命令に異を唱えたウェイン扮する大尉は、任務を解任され、戦闘には加わらず後方で補給の担当となったことで、命拾いをする。サーズディ中佐が死後叙勲されることとなり、その際にウェインはスポークスマンとしてマスコミに対し、フォンダの筋の通った姿勢が今の強い騎兵隊を作ったと伝えている。
 戦後GHQのマッカーサー元帥が騎兵隊全滅をよしとせず、この映画の日本公開を見送ったことは事実である(日本公開はGHQ撤収後)が、実はマッカーサーは、大のジョン・フォードファンであり、フォードが韓国に赴任(フォードは陸軍に所属していた)した際に、わざわざ日本に呼びつけ、面会を果たしたことが知られている。フォードは、友人と犬猿の仲で強面と評判だったマッカーサーによい印象は持っていなかったが、面会時に自分の映画をよく知っていることに感動し、マッカーサーを傑物と褒めるようになったとのこと。
 曹長のワード・ボンドの貫禄、古参兵のジャック・ぺニック、ヴィクター・マクラグレン、ペドロ・アルメンダリス、新兵のハンク・ウォーデンのはしゃぎぶり(古参兵が深酒で失敗し、新兵と立場が逆転・・など)は、ジョン・フォード映画の定番で安心感がある。ジョン・フォード西部劇の中では、珍しく女優も多く、テンプル(私には、とても美しく聡明だと思えた)に加え、アンナ・リー、メエ・マーシュなどが出ている。

投稿者:bond投稿日:2016-03-06 21:22:07
ヘンリーフォンダがプライドばかり高い司令官を、上手く演じてる。ジョンウェインは控えめ。
投稿者:ameniutaeba投稿日:2013-11-17 23:12:34
画面の構図と絵に脱帽。この映画製作の時代から60年以上経過した現在では、ストーリーと乾いた映像が神話的寓意とモダンアート的造形に満ちているように見える。甘さが少しもない!
投稿者:呑気呆亭投稿日:2013-04-22 12:39:23
フォンダとウエインの指揮権をめぐっての確執だけであったなら、索漠とした映画になってしまっただろうが、カマトトぶりがいっそ可愛いシャ−リ−・テンプルと、砦の女たちの纏め役の軍曹ボンドの奥方(ウイッチャリ−)や士官の婦人たちの交流が丁寧に描かれているので、殺伐とした文化果つる土地でのドラマに、フォ−ドらしい人間味の味付けがなされていて好ましい作品になっている。ラスト、巡察に出かけるウエインが戦死したフォンダの遺品である母衣(幌?)を付けた帽子を被っていることに今回気付いて、やはりフォ−ドだなと思ったことだった。蛇足になるが、ボンドの奥方を演じたマ−ガレット・ウイッチャリ−という役者さんは、「ヨ−ク軍曹」で暴れ者ク−パ−を懐深く慈しむ母親を演じて秀逸であった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:ノブ投稿日:2011-03-13 13:04:37
【ネタバレ注意】

「アパッチ砦」(監督:ジョン・フォード 127分)
話の内容は騎兵隊とインディアンとの激突!!
広大な西部の荒野を走る駅馬車のオープニングシーンが良かった(オトボケ御者二人も良かった)。
少尉を迎えに来た古参兵達が良かった(少尉が軍隊では上官であると同時に軍隊の同僚の息子でもあるという関係性がコミカルだった)。
ヘンリー・フォンダの娘が馬車の中から鏡で馬に乗って走る少尉をみているという演出が良かった。
楽器演奏でダンスしているシーンが良かった。
娘が家の玄関で騎兵隊たちを見送るシーンが良かった。
少尉の新人教育から古参兵の厳しい新人教育になるのがコミカルだった(古参兵指導の新人の乗馬の練習もコミカルだった「暴れる馬にしがみついたり、振り落とされたり」)
パーティーをしていると家の外から兵隊達の楽器の演奏と恋の歌が聴こえてくる演出が良かった(歌が物凄く上手い)。
少尉と娘の荒野での乗馬シーンが良かった。
インディアンの襲撃から逃げる少尉と古参兵の隊・ライフルを持って馬に乗りずらりと並ぶインディアンのショット・インディアンが馬に乗って襲ってくるシーン(逃げている少尉達の隊の幌馬車の幌があまりのスピードに破れて剥がれ落ちるのが良かった)・インディアンに追われている少尉達の所に騎兵隊の突撃ラッパが鳴り、騎兵隊がインディアン達を蹴散らすシーン(画面奥から追ってくるインディアンと画面手前から画面に出てくる突撃する騎兵隊のシーン)が凄かった。
インディアンに物資を売っている店にガサ入れした時に、古参兵達が押収したアルコールを飲んで、二等兵に降格になり、肥料作りの罰も受けるのがコミカルだった。
ジョン・ウェインとスペイン語を話せる古参兵の一人が、インディアンと交渉する為に馬で荒野を走るシーンが良かった(荒野を走り、川を渡り、無数のインディアン達が待つ岩場を走る)。
楽器演奏をバックに男女の列の行進から始まるダンスシーンが凄かった(行進後、二組のカップルが踊りだし、それを観ている周囲のカップルも踊りだすというダンスシーンも良かった)。
外に出た少尉と娘のダンスからのキスシーンが良かった。
騎兵隊の出発を見送る女達が良かった。
無数の馬に乗ったインディアン達が丘を登って現れ、丘を降りてくるシーンの迫力が凄かった。
騎兵隊とインディアンが対峙する中での交渉は緊迫感があった。
騎兵隊とインディアンの激突前に、広大な空(でっかい雲と青空)を撮っていたのが印象に残った。
突撃ラッパが鳴り響く中、突撃する騎兵隊をインディアン達が岩場で待ち構えて狙撃するシーンは大迫力だった(次々と兵隊が走っている馬から落ちて倒れる)。
馬から下りて円陣を組む騎兵隊と幌馬車を倒して盾にする補給隊のシーンが良かった。
無数の馬に乗ったインディアンの群れが、騎兵隊の陣を飲み込んでしまうシーンも大迫力だった。
最後、指揮官がジョン・ウェインに代わった騎兵隊の行進を娘と少尉と娘の子供、少尉の母親が見送るラストも良かった。
全体的に
シーンの凄さにビックリした。広大な西部の荒野を走る馬のシーン・楽しそうなダンスシーン・騎兵隊とインディアンの激突シーンなどスゴイシーンがいっぱいだった。
ジョン・ウェインも、ちょっと嫌な上官のヘンリー・フォンダも、好青年の少尉も、オシャマなお転婆娘のヘンリー・フォンダの娘も、コミカルな古参兵達も、出てくる登場人物が皆魅力的で良かった。その中でもボクは威厳があり優しい感じもする少尉の父親役の俳優がとても気に入った。
42インチの大画面テレビで観るとフォードのシーンの凄さを改めて思い知らされた。コミカルな演出も所々あり、とても楽しめる西部劇の大傑作。http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 19:06:07
ジョン・ウェイン
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2008-04-27 21:34:13
中佐の娘と若き士官の恋物語やら…この辺りを楽しめないと2時間は辛いでしょう。
息子に退出の許可を貰う軍曹な父親、押収品の何か知らんが超アルコール度数の高そうな酒を仲間で飲んじゃう…で馬糞掃除をやらされる奴等〜娘の演技ったって、士官のお嬢さんが、部屋を模様替えして貰って、若者に熱を上げて…ってそんなに下手かね?〜小公女は観てないのでアレだが。

で軍隊は上官に従うのが鉄則。軍法会議に銃殺が待ってる。あの中佐も(情報と状況を把握し対処する能力は欠けてたかもだが)己の信じる事を貫いた訳で、あの救出のチャンスに恥を掻くより潔く己が主張に準じるのは立派。ある意味「命を掛けて」仕事をしている訳で、そういう人間に能力のないものが上に立つな〜偉そうにモノを言うな、などという気はありません。娘を連れ戻す軍曹の屋敷でも指摘された非礼を詫びてたし。確かに騎兵隊の壊滅は彼の命令の結果なのだが、世の中には結果を出す野球選手のファンになって、そいつが能力を発揮しなくなったらファンじゃなかった事にしてボロクソにいう奴もいるからね。それはファンなんじゃないだろ?
逆に先が読めて上官に逆らう男はキレてる(判断が正しい)が、軍隊では通用しません。約束して守らない…明智光秀の人質な母親とか。〜逆に自分の指示を結果に繋げる為には、そういう立場に立つ必要が有るわけ。決して部下に掃除させられるから、人を自由に評価できて逆らえない立場だから目指す訳ではありません。逆にそんな事で上を目指す奴にロクな奴はおらんだろうね。
投稿者:ロビーJ投稿日:2008-01-14 22:21:14
ジョン・ウェインとヘンリー・フォンダという大スター2人の共演作だったのでネットで鑑賞しました。まぁ良かったことは良かったですが、それほど西部劇に興味のない私には正直あまり面白くも感じませんでした。と言ってもウェインとヘンリーは良い演技を披露していたので2人はもちろん素晴らしいと思いましたがね。でも何より感じたのは緑茶さんのコメントにもある、天才子役だったシャーリー・テンプルのあまりに下手な演技が私も気になってしまい、その事が一番本作を楽しめなかった原因となってしまいました。まったく『小公女』が好きな私にとってはちょっとシャーリーの大人になってからのヘボさはかなり残念です。。
という訳でシャーリーの微妙すぎる演技と時間も少し長く感じてしまったことによって、残念ながら好きにはなれない作品となってしまいました。。
投稿者:緑茶投稿日:2005-09-04 23:40:48
シャーリー・テンプルの演技の下手さが気になって楽しめなかった。
この人はあくまで「子役の天才」だっただけだ。
投稿者:Ikeda投稿日:2004-08-28 16:51:40
ヘンリー・フォンダの熱演はあるものの、信義にもとる行動をとった上、独断で無謀な作戦をとり失敗し、最後は「サーズデイの突撃」として伝説になり、子供達の憧れの的になるという筋書きに、後味の悪さが残ります。シャーリー・テンプルの西部劇出演も珍しいです。20才になって、すっかり一人前の女性ですが、可愛らしい演技で売れていただけに、年としてはこの辺が限界だったのかなという気がしました。ウォード・ボンドもかなりの見せ場があり、テンプルとのロマンスも悪くありませんが、言われているように本筋との関係で、多少浮き上がった感じがあり、前半の冗長さになっているように思います。後半になっての戦闘場面は立派ですが、悪徳商人のグラント・ウイザースの描き方が中途半端です。ただ、ジョン・ウェインと通訳をするペドロ・アルメンダリスのコンビは良いと思いました。
投稿者:o.o投稿日:2004-02-09 01:04:46
 現場の実情を知らないエリート指揮官が、部下の制止を無視して無茶な命令を下してしまうというのは、軍隊物の永遠のテーマという事でしょうか。新指揮官である中佐の着任場面からどういう展開になるかは大方予想がつき、それが、型どおりに進んでいくという印象は拭えません。
 本筋の物語と共に、下士官達の陽気なエピソードや、エリート候補生と中佐の娘との恋愛など、駐屯地での生活の様子が描かれますが、それらが作品全体と調和していないという感じも受けました。もっとも、ダンスパーティーの様子など、当時はこんな事をしていたのか、という興味はそそられましたが。
 戦闘場面、ことにアパッチが、砂塵を巻き上げて騎兵隊に猛然と襲い掛かる映像には迫力があり、興奮を覚えました。撃たれた者が馬ごともんどりうって倒れこむシーンは、どうやって撮るのだろうと不思議な気持ちにさせられます。
 それにしても、インディアンと白人がスペイン語でコミニュケーションをとるとは知りませんでした。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-02-24 07:49:12
 フォードの騎兵隊三部作の中で最高作。
 子供の頃見たときは、ヘンリー・フォンダの描かれ方がひどすぎて、余り好き
になれなかったのだが、大人になって見直してみると、この映画の少なくとも前
半はウェインよりずっとヘンリー・フォンダが大きく描かれている。いや、もう
少し正確に言うと、中盤まではフォンダとワード・ボンドが支えている。
 そして後半、突撃シーンの少し前にインディアンとフォンダが対峙するシーン
で、「お前達は豚だ」とフォンダが言い放つ部分にいたって涙があふれてしまっ
た。なんという徹底したキャラクタリゼーションだ。後半はウェインの見せ場も
沢山あるが、最終的に印象深いのはヘンリー・フォンダだ。

 ただし、中盤までの騎兵隊生活描写は少々だらだらした描き方。ヴィクター・
マクラグレンやジャック・ペニックといったフォード常連組の「ふざけあい」が
イマイチ面白くない。

http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
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