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自由の幻想(1974)

LE FANTOME DE LA LIBERTE

メディア映画
上映時間104分
製作国フランス
公開情報劇場公開(東宝東和)
初公開年月1977/11/19
リバイバル→フランス映画社-84.10
ジャンルドラマ
われわれの感覚は絶対か われわれの理性は永劫のものか 人間のゆるぎない自信を覆えした 鬼才ブニュエル最大の挑戦!
ルイス・ブニュエル 《フランス時代》 Blu-ray BOX
参考価格:¥ 21,384
価格:¥ 15,892
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【解説】
 徹底的にフザけた“自由”に関する自由な映像の連想ゲーム。ブニュエル一流のシュールな展開は刺激的で“頭の体操”には持ってこい。ナポレオン軍に処刑されるスペイン民衆の“自由くたばれ”の叫びは、現代のパリの公園で女が読む本の中の話。さる上流家庭でみなが眉をしかめて廻し見るワイセツ写真は、しかしワイセツでもなんでもない。その他、トイレでする食事、“母危篤”の電報を受け取り旅立ったつもりが修道士たちと安宿でカードをしていたり……。しまいには乾杯する現代の紳士たちが何やら外がうるさいと顔を出すと再び“自由くたばれ”の大合唱が、フランス革命の革命派の大弾圧で沸き起こる。ブニュエル流ショート・ショート集とでも言おうか、皮肉の効いたバカ話が矢継ぎ早にとりとめもなく繰り出されて、観る者を呆気にとる。あるいはブニュエル版「夢十夜」か。それにしたって底意地の悪い……。しかし、彼の作品はどうも……と言う喰わず嫌いの人にはいの一番に奨められる、取っつきやすさも備えている。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
218 9.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:4531731投稿日:2015-11-15 10:57:40
ひとつだけの答えを信じるということ。それは想像力を阻害し、それを目的としている人々を守る城壁となる。見ていないから存在しないのか?知らないから存在しないのか?誰も見ていないからその答えは不正解なのだろうか?権威はウソを真実に変える力を持つ。つまり、信じていたひとつの答えが不正解だった場合、その答えを信じていた者は全員で共倒れすることになる。ブニュエルは詩人の職務として、その危険から人々を救おうとしているわけだ。
ひとつの答えだけを求める庶民の愚かさ。娘が目の前にいても「あなたの娘がいない」と警察にいわれればそれを信じる両親。だが、警察を信じなければ娘がいなくなることもないのだ。目の前にいるのだから。たとえ、目の前に正解があってもそれを正解と認めることができない。そんな愚かな人々をあざける挑戦的な笑いがここにはある。警視総監が2人いてもいいのならクーデターも起きない。権力争いも起きないという皮肉。人々が倒れるのは狙撃者がいるからだろうか?それとも、狙撃者がいないのであれば、銃声は声にならない人々の心の叫びだろうか?
投稿者:uptail投稿日:2009-09-05 18:57:30
モニカ・ヴィッティ
投稿者:ベッカー投稿日:2009-07-03 15:12:47
ひどく孤独な人の創作という感じ。
感性/思考法を同じくする観客には、逆に笑いを催す効果はないのではないか。
諷刺は弱者の武器だけれど、あまり拍手喝采できた形式でもないし。
スペインで撮ってれば、また別の話になるが。

・・・パスカル・オードレをアップで撮って。。
投稿者:49番投稿日:2006-05-21 22:46:51
とにかく笑える映画です。『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』も笑いましたが。
この映画の一部分は、赤瀬川原平の『夢泥棒』の忠実な映像化ですが、どうしてブニュエルが赤瀬川原平を知ったのか、ご存知の方は教えてください。
赤瀬川原平の本にも書いてないようだし。http://www.geocities.jp/no49ban/
投稿者:純三投稿日:2004-01-14 18:45:05
自由が大好きです。なのにこの映画は、そんな僕に冷水を浴びせます。
ブニュエルの作品の中では分かりやすい方ですよね。思い出深い作品で、機会があればまた見てみたいです。
自由バンザイ。
投稿者:博士の異常な愛憎投稿日:2003-02-02 16:00:52
「黄金時代」の復活。「習俗の変化」など、「もしこんな世界があったら・・・」という覗き見をさせてくれる。ジャン・ロシュフォールがいつまでも娘がいないいないと思っていること、まさにあれが「自由の幻想」であり、娘が「すぐそこにあるんだけど、なかなか気付かない本当の自由」だ。ブニュエル談、「例えば、『罪と罰』を読むとする。私は次のように自問するのだ。『ずっとラスコリニコフのことばかり追いかけるなんて、なんて冗長なのだ。彼と一緒に階段をもう一段上る代わりに、彼に言ってやりたいね。さよなら、おやすみなさいって。そして、その代わりにパンを買いに出て、一瞬通りを横切った少年のうしろを追跡したいね』」
投稿者:アカマツ投稿日:2001-03-01 09:48:22
この作品が退屈だと云う方…また、名作傑作と誉れ高いのに見たら全く理解不能と云う方。権威におもねるのではないが、もっと格闘なさい!
己の未熟を恥じなさい!!
投稿者:クロマツ投稿日:2001-01-28 20:36:35
ところどころ思わず笑ってしまうところがあるが、全体を通していい作品かというとそうではなく、ただ退屈な作品だ。彼の作品は僕にとって、惹きつけるものがあまりないため、いつも退屈してしまう。はまる人ははまるのかもしれないが、あの乾いたいた暗さがどうも好きになれない。
【ソフト】
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