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乱暴者(あばれもの)(1953)

THE WILD ONE

メディア映画
上映時間79分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(COL)
初公開年月1954/02/25
ジャンルドラマ
乱暴者(あばれもの) [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,160
価格:¥ 1,486
USED価格:¥ 1,380
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【解説】
 乱暴者と書いて“あばれもの”。バイカーたちの聖典とも言える映画で、製作は後に自ら監督に乗り出すS・クレイマー。主演のブランドは既に「欲望という名の電車」でその天才ぶりを世間に知らしめていたが、本当に若者のヒーローとして支持を得るに至ったのは本作の成功あっての事ではないか。それくらい様々な劇映画・ドキュメントで本作の彼が、50年代の典型的不良像として扱われる(後の「ゴッドファーザー」の彼の模倣・引用はあくまでパロディ的である)。つい最近も「星に想いを」の中でティム・ロビンスがメグ・ライアンに近づきになろうとする時、本作のブランドの台詞を声真似してみせた。物語は至って単純。レースを締め出されたバイカー集団がある田舎町に大挙して押し寄せ、やがて訪れた別の一団(リーダーはバイク装束似合わぬ老け顔のL・マーヴィン)と抗争になる。刺身のツマのはずの恋愛にかなり尺数が割かれ、描写も丁寧なのが嬉しい。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
428 7.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:ne7002投稿日:2014-08-15 23:01:30
「欲望という名の電車」「革命児サパタ」でエリア・カザン監督によってその才能を開花させて映画史に一時代を築いたマーロン・ブランドですが、この作品はブランドの魅力を引き出すことのみに全力を傾けています。エリア・カザン×ブランドの名作群と比べてはいけませんが、駄作に終わらずに語り継がれる映画となったのはブランドの持っていたアーティスト・パワーによるものでしょう。
投稿者:seisakuiinkai投稿日:2014-03-18 03:47:19
味わうというよりさらっと見てしまった。ジョニーが最後に一度戻ってくるとこは好き。www.seisakuiinkai.com
投稿者:noir fleak投稿日:2013-11-01 09:55:38
といい、これまた驚くほどアナクロ的なバックの音楽といい、どうもたいした映画ではないなーと見ていたが、エンディングの詩情で救われた。まあ一応名作となったのもこのエンディングのお陰だろう。
製作は1953年。まだこの時代にロックンロール(つまり内容はジャンプブルース)は白人に浸透していなかったから、音楽がヘンなビッグバンドになっている。しかし、バイク族にはやっはりロックでしょう。あのEasy Rider のように。もう5、6年早かったら当時全盛のビバップ音楽が使われただろうか?ケルアックの On The Road はビバップ小説であったし。

それにワイルドワンというが、主人公のブランドは全然ワイルドでない。リーマービンとのケンカだけ。女性にはいつも優しい。この演技でブランドは世に出たらしいが、どうもそこまでの感じはしない。

サスペンス度は?  最後の方で、1951年の傑作 Sound Of Fury を彷彿とさせるリンチシーンがあるが、これも中途半端に終わってしまう。
結局、全てを丸く治めたのは警官というのも、この時代的特長を感じさせる。

(注)音楽担当はなんとショーティーロジャーズ率いたそうそうたるウェストコースとのジャズミュージシャンだった。しかしクール派が多いから、やはり
場違い感は否めない。いっそ、ブルースにすればよかった。

投稿者:gapper投稿日:2012-04-28 21:47:29
 「欲望という名の電車 (1951)」で鮮烈に認識されたブランドの初期作品。

 「革命児サパタ (1952)」では余り感じられなかったが、有名な”メソッド”を「欲望という名の電車 (1951)」と同様に感じさせる。
 バイク族のリーダーとしてはみ出し者の生活を送っているが、ジョニー(マーロン・ブランド)はその中でも孤立してる雰囲気を持つ。
 田舎町で彼とは真反対の様な真面目なキャシー(メアリー・マーフィ)と出合い、町に居座ったことで話が展開する。

 バイクレースでトロフィーを盗むのが提示部とするとキャシーとジョニーの関連が物語の展開部となる。
 このトロフィーの扱いは、ラストまで引っ張られジョニーの真の心がどこにあるかを暗示している。
 互いが惹かれあったのは、互いに必要とするものが在ったからだろう。
 冒頭ボイス・オーヴァーでジョニーが、”憐れな女”と表現するが自身にも当て嵌まるのではないか。
 バイク族の中で孤立するジョニーと生まれて町を出たことのないキャシー。
 互いに欲する物を持っているが、それは手に入れ難い。
 この”ヤマアラシのジレンマ※”とも言うべき関係が本作の見所。

 バイク族の乱痴気騒ぎと町の実力者と保安官ハリー(ロバート・キース)の動向は、西部劇を初めとする悪漢の出るドラマでは定番的で(提示部の)再現部となる。
 この展開部でいい変化となるのが、リー・マーヴィンのチノだ。
 対抗するグループのリーダーだが、敵であるが仲間でもある。
 争って留置場に入れられるが、結局は助けられる。
 ちょっとひょうきんで「キャット・バルー (1965)」のとぼけた酔っ払いの前身の様だ。

 トロフィーが何を暗示しているのか?
 欲しそうであり欲しくなさそうで・・・メソッドが生かされているところだと思う。
 バイカーなら楽しめるかもしれないが、普通の人はジョニーとキャシーの関係が分からなければ普通は面白くないだろう。
 メアリー・マーフィーは、コロンビア・レディに似ている。
 コロンビア・レディは、平均的なアメリカ女性をモデルとしていると言うから女性の代弁者と言う見方も出来よう。

 しかし、ブランドの革ジャンを初めとするファッションは印象的。
 帽子はいかにも古く1950年に流行っていたのだろうか。
 革ジャンの前身はフライトスーツであろうと思うが、フライトスーツの前身はなんだろう?
 19世紀を考えると布を作れる文明で皮の服を着ていた国と言うのは、アメリカしか思いつかない。
 「アラモ (1960) 」のウェインが着ていたインディアン風の皮服だ。
 皮服=アメリカなのだろうか。
 冒頭の無表情でバイクを駆るブランドは、迫力がない。
 見方によっては、間抜け面にも見えなくはない所がちょいっと残念。

※心理学の用語
 ”ある冬の寒い日に二匹のヤマアラシがいた。
 離れていると寒く、近づきすぎると互いの棘で怪我をする。
 試行錯誤で距離を調整し、最適な距離を見出した。”と言う例え話から来ている。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:TNO投稿日:2011-01-16 22:31:19
【ネタバレ注意】

社会派といわれたスタンリー・クレイマー制作。いわゆる暴走族のリーダー(マーロン・ブランド)が冤罪となるところを街の娘(メリー・マーフィー)が救うというもの。ブランドの行動が、どうもちぐはぐで、族の手下達の統率を取るわけでもなく、マーフィーに強い執着を示すわけでもなく、権力に徹底的に反抗するわけでもなく、何を示したいのかよくわからなかった。結局クレイマーは、世の中フェイク(偽物)だらけだということを言いたかったのであろうか。マーフィーの父親の保安官(ロバート・キース)も、盗んだトロフィーでブランドが箔付けしていることも。街の住民も一部の住民を除いて偏見と偽善に満ちた描き方がされている。リー・マービンは、活き活きと演じていて似合っている。ジェイ・C・フリッペンは、貫禄の登場。ウィル・ライトは、頑固親父として偏見を抱く側の住人の一人として登場し、族相手に息巻いていた。マービンの手下としてティモシー・スコットも。

投稿者:Ikeda投稿日:2010-05-02 14:54:21
マーロン・ブランド初期の映画ですが、暴走族の傍若無人ぶりが良く描かれています。ブランドがリーダーですが、口数が少なく、それでいて人から命令されるとムキになってしまう内向的な性格で、それがヒロインのメアリー・マーフィーとのロマンスがうまくいかないという面白さもあります。また町の保安官役ロバート・キースが全て穏やかに納めようとする気の弱い男を演じていますが、この辺は西部劇でよくある小さい町でのシェリフの話をそのまま持ち込んだ感じもあります。
この映画が公開されたのは、日本では、まだバイクなど一般には持てない頃でしたが、金持ち階級を中心に「カミナリ族」と呼ばれる暴走族が出現した時代でもあります。彼等にとって、この映画の影響も少なからずあったのではないかと思います。
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