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勝利の朝(1933)

MORNING GLORY

メディア映画
上映時間74分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(劇場公開)
初公開年月1934/10/
ジャンルドラマ
勝利の朝 《IVC BEST SELECTION》 [DVD]
参考価格:¥ 1,944
価格:¥ 1,300
USED価格:¥ 184
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勝利の朝

【解説】
 一人の女優の演技で、こうも映画が力強く成り立つのかと驚嘆し、巻を追うごとにヘプバーンに魅了される、映画による卓越した演技論といった面持ちの作品だ。彼女扮するエヴァ・ラブレースはバーモントの田舎町からNYへ出てきた女優志願者。大物プロデューサー、イーストン(マンジュー)の事務所で門前払いを喰らいながら、巧みに居坐り、名優ヘッジスに演技コーチを頼み、劇作家シェリダン(フェアバンクス・Jr)に自分を強く印象づけ、端役をもらう。ここまではいかにも舞台劇の映画化然とした印象を免れ得ないが、この後の映画的に省略された語りのうまさには舌を巻く。シェリダンの新作“青空”のネオン看板をなめて、ブロードウェイの客待ちのタクシー運転手のためのカフェでコーヒーをすするエヴァが映る。それを見つけたヘッジスが、芝居の成功を祝うイーストン邸でのパーティへ彼女を誘う。この席で彼女はスターだった。酔った彼女はいかにも大女優然とシェークスピアの悲劇を客たちの前で演じ喝采を浴びる。が、そのまま寝込んでしまい、その夜はそこに泊まった。翌日、早くからそこへ呼び出されたシェリダンにイーストンは真実を告げる。彼女と関係を持ってしまった、と。エヴァに好意を持っていた彼は少なからぬショックを受ける。イーストンの気持ちは遊びだった。時が経ち、エヴァがドサ廻りでも何でもして喰いつないでいる一方で、シェリダンの新作翻訳劇“黄金の枝”が開幕を迎える。が、主演の大物女優が直前でゴネて、頭を抱えるイーストン。そこへ、代役なら僕が用意している、と連れて来られたのがエヴァだった……。舞台が成功裡に終わり、勝利の余韻の中で自分を客観視するエヴァとかつて彼女と同じ立場にいた、今は衣装係のネリーのやりとりが実に感動的。エヴァはこの“曙の栄光”を持続していかねばならないのである。この原作は「女優志願」として、'58年に再び映画化された。
<allcinema>
評価
【関連作品】
女優志願(1958)
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:gapper投稿日:2013-06-30 23:15:16
 キャサリン・ヘプバーン2年目にしてのオスカー作品。

 キャサリンは1933年の3月に「人生の高度計 (1933)」が公開され、この作品は8月に公開されている。
 更に、11月には「若草物語 (1933)」が公開されている。

 3か月で「若草物語」が撮影されたとは思えず、何らかのしわ寄せがこの作品にあったのではないかと推測する。
 「若草物語」は、ジョージ・キューカー監督でこの作品のローウェル・シャーマンより既に格上ではなかったのだろうか。
 どう見てもこの作品は低予算で、74分と短くB-Movieの様な扱いだった気がする。
 「若草物語」は、424,000ドルと当時としては高額な方の予算。
 演出もかなり俗向けな感じがありアガデミー賞の監督賞にノミネートされた「若草物語」とは、同じ扱いだったとは思えない。

 演出など作品としては明らかに劣るのだが、その為にキャサリン・ヘプバーンの演技の上手さが際立つ結果になったのだと思う。
 RKOもうれしい誤算だったのではないだろうか。

 女優志願の内幕ものでキャサリン・ヘプバーンの役は、女優にあこがれ幼いころから邁進しているという所は彼女自身と共通していて当時はありがちの設定。
 それだけに熱演で、彼女のために書かれた作品の様。
 返す返すも演出が安物のメロドラマタイプなのが、残念。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:TNO投稿日:2009-05-24 04:26:04
ヘプバーンの初アカデミー賞受賞作品。後の作品のようなパンツ姿や脚線美は、この作品では、まだ発揮されていない。しかし、彼女の別の持味である、軽妙な語り口は、十分発揮され、魅力を放っている。しかし、かなり冗舌で脚本に無駄があるように感じる。何度も映画化されているスター誕生もそうだが、TOP女優の座は、そこに居座る者が何らかの理由によりTOPを明け渡す後釜を狙うしかない。バレエのプリマドンナもそうらしい。また、一度、その座に就いても、それを維持することの困難さは、想像を絶するものがあるであろう。ヘプバーンは、この映画では、スターの座を射止めたが、その後のスターの座の維持が困難なことを示唆して映画は終わっている。また、スターの座と結婚との葛藤も生じた。一方、ヘプバーン個人としては、90歳近くまで、TOP女優としての地位を維持し、生涯独身を通した。本作を見る限り、面白い女優であるとは思うが、アカデミー賞を前人未到の4回も受賞するような大女優になるとは、失礼ながら想像もできない。マンジューは、女優をつまみ食いしてしまう大物プロデューサー役。ヘプバーンとの関係をフェアバンクスJRを使って金で解決しようとする所は、かなり情けなかった。しかし、当時はまだ映画製作倫理規定が強化される前なので、ヘプバーンとマンジューが関係したことを映画の中で仄めかすすることは認められたのであろう。
投稿者:ロビーJ投稿日:2007-10-08 03:09:23
キャサリン・ヘプバーンのファンなので借りて鑑賞した作品ですが、私も好きにはなれない映画です。確かにキャサリンは素晴らしい演技だし、とても美しいなとも思いました。でもストーリーに解りにくい所が確かにあるし、テンポもあまり良いとは思えなかったので80分もない上映時間にもかかわらず、疲れたし面倒にも感じてしまいました。それは2度目の鑑賞でも変わらなかったことです。なのでまぁキャサリンがオスカーを取った事は許せますが、何もこの作品で・・・とは私も思います。。
投稿者:ujiki_blues投稿日:2007-01-10 08:50:47
これは時間が短すぎると思います。「省略の妙」と言う訳でもなく、端折過ぎです。キャサリン・ヘプバーンの一人芝居を見ているようです。挫折、努力、その上での成功を描かずして、感動しろとは無理な話です。seimonkouさんの仰るように、『イヴの総て』を彷彿させます。
投稿者:Ikeda投稿日:2007-01-03 12:02:42
キャサリン・ヘップバーンがオスカーをもらった映画で、たしかに彼女は名演だと思いますが、何故この映画でかと言う点に疑問があります。というのは脚色や演出が良くなくて、良く解らない所もありますし、全体的に流れが良くないからです。確かに欠落部があるようにも思えます。
アドルフ・マンジュウやC・オーブリー・スミスの巧みな助演はありますし、キャサリンが「ハムレット」や「ロメオとジュリエット」を演じるシーンなどは面白いのですが、それだけの話だと思います。
投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-06-06 12:37:13
 キャサリンがパーティー会場でジュリエットの台詞を暗唱するシーンに酔いしれた。彼女がジュリエットを演じる幻の「ロミオとジュリエット」を夢想してしまったほどだ。
投稿者:seimonkou投稿日:2005-07-26 12:15:15
とにかくキャサリン・ヘップバーンが巧すぎる。
野望と情熱と本気と嘘を交えた演技がすばらしい。
惜しむらくはシナリオは少々粗く強引な部分が目立つ所かな。
同じバックステージものの「イブの総て」と併せて見ると面白いかも、
女優志望の人はこの作品は見ておくべき一本でしょう。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-03-01 07:11:25
 どうも胡散臭い。キャサリン・ヘップバーンの巧さはよく判るが、どうしても
好きになれない。シナリオも演出も中途半端なのだ。最もドラマチックな部分を
欠落させた映画に思えて仕方がない。バート・グレノンの撮影がもったいない。

http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 主演女優賞キャサリン・ヘプバーン 
【ニュース】
訃報、キャサリン・ヘプバーン2003/06/30
【ソフト】
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