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紳士協定(1947)

GENTLEMAN'S AGREEMENT

メディア映画
上映時間118分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(東宝東和)
初公開年月1987/10/09
ジャンルドラマ
紳士協定 [DVD]
参考価格:¥ 3,075
USED価格:¥ 1,625
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 Photos
紳士協定紳士協定

【解説】
 カリフォルニアの人気ライター、フィルは妻に先立たれ、幼い息子と老いた母との3人で暮らしていた。そんなある日、彼は週刊誌の編集長に招かれニューヨークへ渡ることに。そこで彼に依頼された仕事は、反ユダヤ主義についての記事だった。この企画を発案したのは編集長の娘キャシー。フィルは彼女に惹かれていく一方、自らユダヤ人と偽って取材を始める。そしてある時、社内でユダヤ人だと名乗るフィル。その噂はすぐに広まり、周囲はにわかによそよそしくなっていく…。
 ユダヤ人差別をテーマにし、アカデミー作品・監督・助演女優賞(セレステ・ホルム)を得た骨太な作品。監督は「ブルックリン横丁」などで知られる名匠エリア・カザン。一人のジャーナリストが、アメリカの反ユダヤ主義を調査するため、自らユダヤ人と偽って取材をする。ユダヤ人の立場になって初めて分かる様々な差別。出版社自体にも存在する偏見と闘いながら、真の正義を追求していく姿を感動的に描く。
<allcinema>
評価
【関連作品】
ブルックリン横丁(1945)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
1086 8.60
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【ユーザーコメント】
投稿者:呑気呆亭投稿日:2013-03-24 11:25:24
雑誌の特集記事を書くために自らユダヤ人になりすますという設定が不愉快だ。ペックは好きな役者さんで、この役も彼ならではという所だが、相手役のキャシ−を演じたマクガイアが拙劣で、どうしてこんな女にペックが惹かれるのか頷けない。母親役の女優さんと失意のフィルにプロポ−ズする同僚の女性を演じたセレスト・ホルムの存在感がなければ、最後まで見ることの出来ない類いの作品であった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:グレコ投稿日:2013-01-02 14:16:22
いろいろ考えさせられるけど、結局はカトリックの白人でしょ。と思ってしまう。
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-09-06 16:19:24
台詞が聴き取りやすく緩やかながら、差別と反差別の切り口が鮮やかなE・カザンの社会派ドラマ。何といっても脚色したモス・ハートの功績が大きいと思う。出演陣では母親役のアン・リヴェールうまいなぁ。日本公開は製作から40年後の1987年。娯楽一辺倒の時代に革新的な映画を作った製作スタッフの勇気を買います。
投稿者:has42120投稿日:2010-08-16 13:53:37
グレゴリー・ペック
投稿者:tea room投稿日:2010-04-15 00:03:54
【ネタバレ注意】

記者である当人が記事のためにごく短期間だけユダヤ人になりすまして反応を見るというだけならともかく、ここでは数ヶ月という長期間家族ぐるみでユダヤ人一家を装い、幼い息子にまでそういう虚構の中で現実的な社会の差別を体験させるというのは如何なものか?子供のメンタル面についてやや無神経にすぎると思える。

言わんとしていることは正論ではあってもあまりに理想論、ペック扮する記者の考え方も単純にすぎるように思えた。ま、終戦間もない1947年当時だから逆にこういう理想論が臆面もなく語れたのかもしれないが。しかしあまりに正義を振りかざすとかえって真実味が...。実際この映画の監督エリア・カザンはこの数年後の赤狩りの中で同僚映画人たちを当局に売った(密告)男なのだ。

恋人の女性(ドロシー・マクガイアー)の主張のほうがごもっともで、あのまま押し通して去っていってくれたほうが現実味があったのだが、ラストでハッピーエンドにしてしまうところが安易。それともう一人の女性(セレステ・ホルム)の突然のプロポーズが唐突。それに対するペックの反応のフォローがないのもちょっと。

そもそも主人公が”期間限定”でユダヤ人になりすますという行為それ自体が、逆に不遜というかユダヤ人たちに対して失礼ではないか?と最初からそこのところで引っ掛かってしまった。

投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 13:01:34
ジョン・ガーフィールド
投稿者:gapper投稿日:2009-04-01 00:07:44
 社会派系の作品で、個人的には苦手なジャンル。アカデミーを3部門で受賞しているので鑑賞した。

 ユダヤ人に対する偏見を題材にしていて、ドイツの敗戦後であることを考えると少し気にかかる。少なくとも、”受け”は良かったはず。
 ペックはこの作品では、アカデミーを取っていないが「アラバマ物語」で取っている。
 二つの作品は、似ているところがあると思う。
 ペックの俳優としてのキャラクタを、決定付けた作品のようにも思う。

 作品としては、「アラバマ物語」の方が圧倒的に好みだ。
 「アラバマ物語」でも偏見を扱っているが、子供への思いやりや愛情、主人公の生き方などか描かれていて、この作品の様に偏見に対するメッセージに偏っていないからだ。
 主人公は、主張にも疑問は無く最初から完璧な感じで、男女関係については失敗もあるのに困惑しても悩んでいるようには見えない。
 アン(セレステ)のプロポーズにもまったく動じない。
 あのタイミングでなら、駄目だと思っても揺らぐのが普通だしあれでは人間性を感じない。
 聖職である医者の偏見を描くために主人公の母を心臓病にしてしまうのも、作り物的な印象を与える。

 もちろん、偏見に対するメッセージがメインなので仕方の無いことだが、やはり一つ一つ悩みながら、行動を考えながら、慎重に行動していく主人公の「アラバマ物語」の方が好みだ。
 日本にも”部落差別”という偏見はあるが、普段接することも無く”映画は娯楽”というスタンスなのでやはりこの作品は楽しめなかった。
 同じ偏見をメインとするのなら「招かれざる客」のようにすれば、娯楽として楽しめるのだが。
 セレステ・ホルムが助演女優賞を取っているが、確かに姉御肌の彼女の演技は光るものがあり、この作品では最も良い演技であるように思った。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2009-03-20 14:23:31
【ネタバレ注意】

たとえ偽ることで彼等と同じ仕打ちを受けようとも、彼等と全く同じ感情を抱く訳ではない。
そしてワザワザ金持ちが全財産を燃やして橋の下に坐るのが正しい行動な訳もない。
故に当事者以外の議論や、言ってしまえば行動さえも意味が無い…のだが、無意味な偏見の無い人間が好きで子供もそういう人間に育てたい…って思うのは良いことかもですね。

「差別」が悪い訳じゃない〜と書くと、僕も非難の意見にブチのめされるかもだが、実際、自分の可愛い子供とよそ様の知らないガキの2人が池に溺れてたとして貴方はどちらを先ず救出しようと思いますか?そしてそれは「いけない」事でしょうか?

結局、悪いってか僕が個人的に腹が立つ事があるとしたら、そういう行動を取る人間である、という正直な人間性を隠して偏見の無い人間であるかのように装う事で、さも自分が正しくて良い人間だと思わせるような人間に対してだろう。

ただね、僕等がどっかの外国(極端に言えば宇宙人の住むどっかの星)に行って心無い仕打ちを受ける…これは個人的には何かを盾に非難出来る性質のものではない(勿論、タコの様なソイツらに我々と違って醜いが敵意は無いようだ、などと言われながらも歓迎してくれた方が嬉しいだろうが)。
その何かとは「何か?」。それは宇宙に住む生物の平等を保障する「法律」であり、たとえ異星人に習慣の違いで迷惑を掛けようが何しようが同じ宇宙生物だろ?という「認識」であり、同じ宇宙生物なら同胞として優しく接したらどうなのよ?って勝手な「思想」の振りかざしな訳である。言葉と習慣を「郷に入れば郷に従え」で出来るだけ同じにしたとして(他所の土地で民族の誇りを振りかざす(アメリカのレストランで「(日本語で)水持って来い!」じゃないが…)のは問題かも?)、生まれた子供にとってそこが母国なのは間違いないと思うが。
そんなこんなで、痛めつけられて還って来たら?〜何か性格も変わったりするような気もするのだが…
(本物のアホかもだが、しょっ引かないでくれ…)

って成り代わりムービー(絶対にサスペンスではない)。

ただ一見正しいと思える行動を取る主人公(よりも更に超越してる母親)と虐められても逃げない子供が格好良いのは間違いない。(自分が損失を蒙っても貫く美学…でしょうか?)
故にヒロインが「行動」をキーワードに、自分も住まなかった家を他人に貸して、平穏な平和を捨てるラストは泣ける訳だが、それもこれも全て「惚れた男の為だよ」〜正に女性的。が、グッドルッキンなので許す。

紳士協定…その土地に住む多数の人間と異なるかの人間(エレファントマン?)に対して見て見ぬ振りをし、出来る限り話題にしたりしない事…でしょうか?

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2008-02-15 20:16:57
ある作品を観ててどうしても気分が乗らない時は、(体調に関係無く)どんなテーマを語っていようと耳から耳へ抜けて行ってしまう物だが、この作品もそうで22分が限界だった。
投稿者:william投稿日:2007-04-09 14:34:01
日本で初公開となったのが1987年。だから日本は差別に対して遅れている国と言われるのだろう。
単一民族国家の日本としては確かに人種差別問題については疎いかも知れないが、同一民族間でも今、夥しい程の「いじめによる自殺」が発生している。これを「差別」と言わずに何というだろう。それを差別意識的な内容を含んでいるからと言って、昨今まで未公開にしてきたのは、「私達は皆兄弟ですから、人種差別なんて関係ありませんね」とでも考えていたからではないのだろうか。
現に80年代前半頃までの学校では、いじめによる自殺が発生しても殆どニュースで取り上げられることは無かった(というより学校側が隠していたからなのだろうが)。だがテレビドラマなどでいじめや差別問題をテーマにした番組が作製され始め、漸く80年代後半になり、現実でも問題視され始める様になった。
内容の善し悪しは別として初公開当時、第二次世界大戦後のユダヤ人迫害問題で揺れており、日本ではいじめ問題で揺れていた1987年に公開され、何かと時機に合った作品と言えよう。
投稿者:bond投稿日:2005-12-21 12:31:01
これぞグレゴリーペックという感じか。でもユダヤ人のフリするってのなんか、姑息なような気もするなー。
投稿者:Ikeda投稿日:2003-08-11 22:59:41
これほど偏見の問題を強く打ち出した映画はないと思います。この映画が作られた、2次大戦が終わる頃にはナチによるユダヤ人迫害が問題になってきた頃ですから、この映画はタイミングが良かったのでしょうが、当時これだけジューイッシュ・アメリカンに対して偏見があった事は知りませんでした。この映画が公開された時は見る機会がありませんでしたが、最近テレビで見て、多少驚きました。恐らく昭和22年に見ていたら、つまらない映画だと思ったでしょう。

グレゴリー・ペックはさしたる事がない感じですが、この役割はやはり彼が適役だと思います。それより演技派のドロッシー・マクガイアがうまいです。これを見て「青春の宿」をもう一度、見たくなりました。セレステ・ホルムも良いですが、アカデミー賞を受ける程ではないと思います。「育ち行く年」での好演に続いて出演したディーン・ストックウエルも、こましゃくれた少年をうまく演じています。

映画全体としては、偏見とは何かについて、きっちり表現している所が良いと思いますが、後にエリア・カザンが赤狩の密告者として非難された事と考え合わせると興味深いです。唯、母親が狭心症になるカットが何のためにあるのか解りませんし、セレステがプロポーズしたままになって映画が終わってしまうのは何か変です。

投稿者:b&m hooligan投稿日:2003-03-05 23:22:48
意外に楽しめた。強制されたようなハッピー・エンディングが残念だけど、
偏見の裏側に潜む無知と不寛容さを見事に描いていると思う。
このページを見て初めて気付いたんだけど、あの子役がディーン・ストックウェルだったのには
驚いた。しかも、今日が彼の67歳の誕生日だったのにも不思議なめぐりあわせを感じた。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-01-06 14:00:29
 グレゴリー・ペックが何かアイデアを思いつくシーンは悉くバックヤード・ミ
ュージカルのミッキー・ルーニーを想起させるくらい滑稽である。(ミッキー・
ルーニーに失礼だが)
 まったく刺激を欠いた愚かなフィルム。いいシーンは一つとしてない。
 これを見る限り、エリア・カザンには映画を撮る資格がない、と思える。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 作品賞 
 □ 主演男優賞グレゴリー・ペック 
 □ 主演女優賞ドロシー・マクガイア 
 ■ 助演女優賞セレステ・ホルム 
  アン・リヴェール 
 ■ 監督賞エリア・カザン 
 □ 脚色賞モス・ハート 
 □ 編集賞Harmon Jones 
■ 作品賞 
 ■ 監督賞エリア・カザン 
■ 作品賞 
 ■ 助演女優賞セレステ・ホルム 
 ■ 監督賞エリア・カザン 
 ■ 特別子役賞ディーン・ストックウェル 
■ 新規登録作品 
【ニュース】
名優グレゴリー・ペック逝く2003/06/13
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