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新ドイツ零年(1991)

ALLEMAGNE ANNEE 90 NEUF ZERO
GERMANY YEAR NINE ZERO

ゴダールの新ドイツ零年/レミー・コーション最後の冒険(ビデオ)

メディア映画
上映時間62分
製作国フランス
公開情報劇場公開(広瀬プロダクション)
初公開年月1993/12/25
ジャンルドラマ/ロマンス
新ドイツ零年 [DVD]
参考価格:¥ 5,184
USED価格:¥ 7,926
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【解説】
 あまりに引用される事物--映画(題を採ったロッセリーニの「ドイツ零年」やムルナウの「最後の人」、バルネット「青い青い海」など)だけならまだいいが、リルケやゲーテやカフカの作品の一節、ヘーゲルの『哲学論』、デューラーの絵画、芸術家の記念館や銅像まで登場する--が豊富すぎて、もちろん、それにばかりに惑わされるべきではないのだが、すっかり術中にハメられてしまった。“難しい”と思うととことんダメになるのだ、ゴダールなんて代物は。けれど、彼自身“この映画の台本は歴史”と言っている、西洋史に関し、せめて近現代に限ってでも、欧州人に近い感覚が持てれば、その引用の示す精神的背景を、宣伝チラシの解説の字面以上には理解できるだろう。それを備えられれば、この映画はたたやすく向こうから近づいてくれると感じる。少なくともこの作品に関してはいつものゴダール作品のように、ただ感覚的にその映像を楽しむわけにはいくまい。やはり作者の言うように“歴史は単純で追いやすいものなので”この映画の“キャメラの動きは”いたって“緩慢”だ。B級ノワールの設定を借り、再び「アルファヴィル」の密偵レミー・コーション(E・コンスタンティーヌ)の登場する作品であっても、彼は西洋のように老いており、ベルリンの壁崩壊後、東独から西側へ舞い戻ろうというその歩みも、壁の40年の重みにはね返され、ドキュメンタリーとして挿入される、東西ドイツ対立・ナチスのユダヤ人虐殺・ロシア革命・ウーファ撮影所の世界に冠たるドイツの映画などの考察と共に、旧東独内をうろつくのに終始する。そこには“歴史の孤独”が確かに見られ、思わず絶望に囚われてしまいそうにもなるが、そうならないために、この映画から学ぶことはたくさんあるはずだ--とだけは確かに言えよう。
<allcinema>
評価
【関連作品】
ドイツ零年(1948)
最後の人(1924)
青い青い海(1935)
アルファヴィル(1965)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
528 5.60
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【ユーザーコメント】
投稿者:篭瀬山投稿日:2006-02-14 21:00:17
この映画が何を描き、何を語っているのかは、ただボーっと見ていただけでは分からないでしょう。ただボーっと見ていただけの私が言うのだから間違いありません。映画という制約を離れ自由に撮っているとの評価に対しては、制約という観客との黙約を破ることは傲慢であると言いたいです。この手の傲慢は確実に先鋭化するので、周囲により強固な親衛隊を築くことになるでしょうが、あまねく一般的な広がりを獲得することは金輪際ないでしょう。この映画から、誰にでも分かる一般的なメッセージをただ一つ取り出すとしたなら、「文句があるならお前が映画を撮ってみろ」に尽きます。2
投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-07 22:24:40
自分、アホなので…。好きな方、すみません。
投稿者:N゜1投稿日:2001-05-15 03:54:46
久しぶりに出会った老人が岩石の様な質感の肌をしていたら
どうなるかということを映像化して見せたホラー・フィルム。
次々と現れる強敵をやり過ごして
彼が最後に辿り着いたのは?

ヴィム・ヴェンダース
『ベルリン・天使の詩』の後日談とも言える。
少し見始めたらやめることができなくなる恐怖の
フィルムと呼ばれ恐れられている
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ オゼッラ・ドゥオロ賞ジャン=リュック・ゴダール 
 ■ 議会金メダルジャン=リュック・ゴダール 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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【レンタル】
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