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アポロンの地獄(1967)

EDIPO RE
OEDIPUS REX

メディア映画
上映時間105分
製作国イタリア
公開情報劇場公開(ヘラルド)
初公開年月1969/03/08
ジャンルドラマ
アポロンの地獄 [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,184
価格:¥ 4,666
USED価格:¥ 2,199
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【解説】
 ソフォクレスのギリシャ悲劇『オイディプス王』の映画化作品。コリントスの青年オイディプスは、母と交わり父を殺す、という神託を得る。予言を恐れた彼は、故郷を捨て、荒野をさまよううちライオス王と出会う。そのライオス王こそ、オイディプスの真の父親であった……。母のイオカステと結ばれたオイディプスが、真実を知って自らの両目をえぐるまでを、格調高い映像美で描くパゾリーニの問題作。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:bond投稿日:2016-06-08 21:51:46
詩的映像とでも言うのだろうか、退屈だった。
投稿者:Stingr@y投稿日:2015-11-04 21:58:46
内容は『オイディプス王』。そもそも原題が『オイディプス王』である。公開当時の日本人には、オイディプスよりもアポロンの方が馴染みがあったのだろうが、ギリシャ神話に「冥界」はあるが「地獄」はあまり聞かない。

劇映画ではあるが、即物的な表現というか、ドキュメンタリー風の表現というか、昔観た時には物足りなくさえ感じたが、ドキュメンタリーを見慣れたせいか、今ではこの淡々とした表現が好きである。昨今の映画やTVドラマもドキュメンタリー風に表現されたものが多くなってきて、時代がパゾリーニに追い付いてきた、ということなのか。

誤解している人がいるかも知れないが、原作劇はオイディプスがテーバイの王になった所から始まる。有名なスフィンクスの謎かけは、神話にはあるが、原作劇にはない。テーバイで疫病など災いが続くので、オイディプス王がアポロン神殿に神託を聞きに行かせたところ、「前王を殺した犯人を捜して罰せよ」とのこと。オイディプスにとっては、ここから犯人を捜すことになるのだが、観客はすでに神話によって全てを知っているので、いわば神の目線で劇を観ることになる。

原作劇のテーマは、神の意志と人間の運命、そして、いわゆる“自分探し”。伏線としてスフィンクスは言う「お前の人生の謎を知りたくないか、お前の中にこそ闇の世界がある」。オイディプスにとって、前王を殺した犯人を捜すことは、すなわち、本当の自分を探すこと。そして終(つい)には、自分の中にある闇の世界を見つけてしまう。

最初と最後に出てくる現代の場面を読み解こう。イタリア王国時代(国旗で分かる)、王宮か離宮で王妃が王子を産んだ。王妃と近衛隊長は恋仲で、近衛隊長は王子に嫉妬する「お前は私から何もかも奪うだろう」。第二次大戦後、イタリアの王政は国民によって廃止された。廃王は盲(めしい)となって流浪する。彼は奪う側から、施しを受ける身になったのだ。社会派らしいパゾリーニの解釈である。

さて、オイディプス王のもとに民衆が押し掛ける場面で、民衆の先頭に立って王に物を言っているのはパゾリーニ本人。盲の手を引くアンジェロ役はニネット・ダヴォリで、パゾリーニの「性の三部作」では出ずっぱり。よほど気に入られたのだろう。気に入られたといえば、両足に石を投げつけられて殺されたライオス王の兵卒役の少年。これといった演技はしていないのに、倒された後、わざわざ兜を脱がせてカメラ目線で顔出しとは…。パゾリーニだけにちょっと穿ってみたい感がある。
投稿者:sachi823投稿日:2012-02-17 23:56:57
高校の頃、「フェリーニのローマ」と同上映で
見ました。フェリーニ目当てでしたが、
印象はこちらのほうが強かったです。
初めて体験する感触の映画で、
場面場面の緊張感のある
迫力ある映像にひかれます。
ファーストシーンとラストシーンの
木が流れる映像に
自分の記憶を辿ったりしました。
その後の主人公の運命が気になりましたが、
原作によるとどこかの町の守り神になるようですね。
この監督は自分の体質には合わないところも
あるのですが、この作品は気に入っています。
投稿者:Ikeda投稿日:2012-01-23 11:21:33
ソフォクレスの戯曲は映画として日本には、あまり紹介されていませんが、その中でギリシャ悲劇中の珠玉と言われる原作だけに貴重です。特に親族殺人と近親相姦を主題としているだけに壮烈な感じを受ける作品です。
その対象となる主役オイディプス(フランコ・チッティ)の悩みは、よく表現されていますが、少々、癇癪を起こして行動する人物に描き過ぎている所はあります。それにスフインクスを退治する場面で、有名な「スフインクスの謎」が出て来ないのが物足りませんでした。
また、最初と最後に現代の場面が出て来ているのも、、監督パゾリーニが本来、脚色家であるため、カットバックで表現しただけで、紛らわしく意味のない構成だと思います。なお、アリダ・ヴァリとシルヴァーナ・マンガーノが出演していますが、あまり見せ場はなく、特にシルヴァーナのほうは、もう少し活躍させても良かったのではないかと思いました。
投稿者:クリモフ投稿日:2011-07-11 15:44:21
最初とと最後の現代の感じはよくわからんかったんですが、まぁ、全編にわたってパゾリーニらしいチープさが漂いながら何か不均衡な映像と語り口で進んでいきます。
メインの古代パートに入ってもしばらく退屈でパゾリーニ調の演出もあまり得意じゃないのですが、ようやくオイディプス王が即位するところくらいから面白さを感じられました。運命から逃れられない主人公の葛藤というのは飽きずに見られたのですが、よく考えるとこれって原点の魅力だよなぁ。
しり上がりに良くなったともいえますが、パゾリーニじゃない方が楽しめたのかも、という気にさせられたのも事実。やっぱりこの人のアクは自分にはいまいち合わないです。オイディプス王という話は色あせない、ということを確認した、という鑑賞でありました。
投稿者:時空争奪投稿日:2008-07-26 00:29:44
自分もどうもパゾリーニのスタイルにはノレないのです・・・
投稿者:さち投稿日:2006-10-12 10:26:20
おいおもしr
投稿者:samurai83投稿日:2004-11-18 10:50:31
 フロイトの提唱した「エディプス・コンプレックス」の語源となった、オイディプス王の悲劇を「アポロンの地獄」なるタイトルで、パゾリーニが映画化している。映画の冒頭は現代であり、ラストも現代で締めくくられる。オイディプスの悲劇は、全盲のまま放浪し旅は果てることなく、永遠と続くまさに「地獄」なのである。鬼才パゾリーニは、「悲劇」を悲劇のまま終らせようとしない。「悲劇」は昇天し「地獄」へと貶めて、オイディプスの断罪に無限を背負わせるのである。
 パゾリーニ独特の映像美で、この悲劇を「地獄」として描いているのだが、要所要所にやや不満が残る。オイディプスが王の座に着くきっかけとなった、悪魔的な象徴である怪物スフィンクスを退治するくだりが、ほぼワンカットしかない。また、オイディプスが自分の出生の秘密に気がつくのが遅すぎる。もしくは感づいているのだが、あえて真実から逃げているのか、どうも人間の細かい心理描写の演出が荒いのが目立つ。
 しかし、パゾリーニにとってそんなことはどうでもよかったのだろう。「悲劇」を「地獄」へ、終始これに執着しこだわった結果だと思えば、パゾリーニのサディスティックを十分に堪能できる。
投稿者:Noemi投稿日:2002-07-03 15:20:11
とっても小さい時に、かの淀川長治氏の解説付きで、テレビで紹介されていたのを見た記憶があります。目から血を流しているシーンだったかなぁ、かなりショック受けました。あと、ポスターも今と感じが違って、かなりなまなましい印象がありました。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2000-12-26 23:29:59
 ああパゾリーニらしい猥雑な映像。ただし、この演出スタイルは、私の好みではない。演出の力量は充分推し量れるのだが。

 オイディプスがさまよい歩くシーンで、とても不思議なカッティングが見られる。主観ショットの世界(人々や動物達)と客観ショット(オイディプス一人が歩く)の不整合。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 映画による芸術・文学・科学の普及国際委員会賞ピエル・パオロ・パゾリーニ 
【レンタル】
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