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深夜の告白(1944)

DOUBLE INDEMNITY

メディア映画
上映時間106分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(PAR)
初公開年月1953/12/12
ジャンルサスペンス
深夜の告白 [DVD]
USED価格:¥ 1,880
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【解説】
 ジェームズ・M・ケインのミステリ『倍額保険』を、ワイルダーがレイモンド・チャンドラーと共に脚色した傑作サスペンス。保険会社の営業マン、ネフ(F・マクマレイ)は自動車保険の更新に出向いたディートリクソンの家で美しい後妻フィリス(B・スタンウィック)と出会う。彼女は夫に知られずに傷害保険をかけたがっていたが、犯罪の匂いを感じたネフはそれを拒否。だが彼女の魅力に抗しきれないネフは、倍額保険を手に入れるための完全犯罪を考えつく……。ドラマは、深夜、ネフがオフィスで独白している所から始まり、回想形式で進行していく。後に、ローレンス・カスダンが「白いドレスの女」で再現して見せたような、悪女ミステリの古典で、殺人と、それを偽装するトリックや、現れた目撃者によるサスペンスも強烈。スタンウィックの妖艶さも特筆ものだが、ネフの同僚で事件の捜査に乗り出すキーズに扮したE・G・ロビンソンの見せるパワフルな芝居が断然良い。雰囲気上々のスコアはM・ローザ。'73年にTVムービーとしてリメイクされている(監督ジャック・スマイト)が、日本では未放映。
<allcinema>
評価
【関連作品】
白いドレスの女(1981)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
543 8.60
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【ユーザーコメント】
投稿者:ルーテツ投稿日:2017-09-23 00:44:03
【ネタバレ注意】

悪女はやはり美人が映える
悪い女はみる分には良い

自分の犯行を語りながら画面がフラッシュバックしていく手法
「ベタだなー」と思ったが、調べると本作がそのはしりだという
内容も当時はインモラルだとして賛否あったようだ
今なら毎週テレ朝でやってるようなものだが

バーバラ・スタンウィック演じる悪女、綺麗でセクシーでその上腐っている
この女の誘惑に勝てる男はいないだろう
フレッド・マクマレイ扮する保険屋は、営業先でもやたら横柄な態度で、アメリカの営業ってそんな感じなんだと知る
エドワード・G・ロビンソンの助演も良いが、前妻の娘役のジーン・ヘザーが特徴的なルックスのせいか、印象に残った
調べると出演作品は多くないようだが、本作と『我が道を往く』でキラリと光る女優

サスペンス
裏切りアリ、ドンデン返しアリ、犯人が追い詰められていく過程が丁寧に描かれており、ストーリーを見失ったり退屈したりしない
ただ、最後の意味深なセリフは・・・?深読みしてしまうぞ

投稿者:Normandie投稿日:2013-02-03 15:57:08
ドラマとサスペンスの追いかけっこが絶妙ですべてがクラシック。
B・スタンウィックみたいな美と貫禄が同居する女優が今はいない。
投稿者:クリモフ投稿日:2013-01-10 01:32:00
共同脚本となっているチャンドラーの雰囲気もあるのでしょうか、オーソドックスなサスペンス。悪く言えばベタなんでしょうが、ストーリーテリングの巧みさと小道具等の使い方、キャストから完璧でいちゃもんをつける気がなくなります。
序盤やたら「ベイビー」を連呼する主人公があっさりフィリスに協力するところで違和感を感じたんですが、徐々に計画を進めていくうちにすっかりのせられてしまい、犯行シーンから、キーズの調査〜ラストまで一向にダレませんでした。想定外の乗客やらドアに隠れるとかわかっていてもうまい。
携帯が普及した今から見れば古典的な作品ながら見どころは大いにある作品。キーズとのドラマ構築も見事だし、ローラのエピソードもしっかりラストに効いています。あとスタンウィックが本当に素晴らしいのも映画にとっては幸運ですな。
ワイルダーはこういうのも上手いんだし、中期以降もちょくちょく撮ってれていたらなぁ、というのは叶わぬ夢ですな。
投稿者:呑気呆亭投稿日:2012-11-09 19:53:24
ネフとフィリスの初対面のシ−ン、二階から降りてくる彼女の脚、美しい足首に巻かれたアンクレット。タバコ、マッチ、葉巻、松葉杖、蝋管録音機、拳銃、保険証、車、ス−パ−、等々、実に巧みに(それこそネフの完全犯罪の企みよろしく)配置され組み合わされた小道具と仕掛け、ネフとフィリスの互いに惹かれ合いながらも裏切りに疑心暗鬼の関係、ネフと上司のキ−ズ(ロビンソン)の互いに心を許し合った関係でありながら、知恵比べを挑むネフをそれと知らずに次第に追いつめて行くキ−ズとの関係、それらが重層して畳みかけるようなサスペンスを盛り上げる。しかし、ラストに向かう一連のシ−クエンス、自分を殺そうとするネフを後ろから拳銃で撃つフィリス、その拳銃を奪われて、ネフ“俺を愛していたのか?”フィリス“人を愛したことなどないわ。心まで腐ってるの、あなたを利用しただけ、たった今までそう思っていたのに…、こんな気持ち初めてよ”ネフ“芝居はよせ”フィリス“お願い抱きしめて(銃口が付きつけられたのにハッとして)”ネフ“グッバイ、ベイビ−”ニ発の拳銃弾。殺してしまってから自分はフィリスを実は愛していたことに気付き、保険金殺人を疑われている娘ロ−ラの恋人のニノに電話を掛ける5セントを与えて現場から帰らせるネフ。そして「深夜の告白」を録音し終えて力尽きたネフに、末期のタバコにマッチを爪で発火させて火を点けてやるキ−ズ。これらのシ−ンによって、ワイルダ−とチャンドラ−はこの作品を単なるサスペンスではない人間ドラマに仕上げたのだった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:bond投稿日:2012-05-24 08:53:10
ハードボイルドタッチの回想によるサスペンス、今ではありきたりだが、女の魅力に引きずり込まれる、男の心情や、展開がいい。
投稿者:radiocity投稿日:2012-03-25 23:16:47
 この映画をみた少し前、K嶋という女性についての裁判がありました。手練手管を使って複数の男性を誘惑し、金銭を受け取り、何人かを殺害した、というものです。ただし彼女はいわゆる「美女」ではありません。むしろ、この映画でのバーバラ・スタンウィックとはおよそ正反対と思われます。その点が世間の耳目を集めたわけですが、しかしながら実際には、このようなタイプは昔からあったのではないでしょうか。ヴァンプ(vamp、妖婦)=美女、そうでない人=安全、というのも、一つのステレオタイプ、思い込みであり、映画のみならず、古くはサロメやユディト、シーザーを誘惑したクレオパトラなどの伝説、さまざまなメディアの中で形作られてきたものと思います。
 この古典的な映画を観ながら、そんなことを考えてしまいました。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2011-03-20 13:42:48
見応えあったけど、古典的なのは否めない。
投稿者:陸将投稿日:2011-02-13 12:13:33
【ネタバレ注意】

本作は主人公が事件の真相を告白し、それを映像として回想しながら進んでいく。
なので、観客は始めから保険金殺人の真犯人を知ることになる。
この“優位性”が、事件に対する推理ではなく、事件に関わっている人間たちを凝視する余裕を観客に生み出している。

そこで観客が目にするのは、人間の持つ狡猾さであり、欲深さであり、二面性である。
策略と推測のせめぎ合いによるサスペンス。

人間臭さと抜群の嗅覚を伴って、ひたひたと真相に忍び寄るエドワード・G・ロビンソンの存在が作品にスリルを与えている。
登場人物の関連性も、上手く出来過ぎている感も否めないが、一切の無駄がない。

利用する者と利用される者。
愛情と保身、理想と現実、信頼と裏切りの間で露になる人間の醜い一面。
そんな人間誰しもが持つ“ドロドロとした腹黒さ”が物語の潤滑油である。
モノクロ映像により、登場人物たちの顔に当たる、ブラインドの光と影の横縞のコントラストがそれを演出的にも表現している。

「深夜の告白」を聞いて見えてくるもの。
それは事件の真相だけでなく、人間が持つ“陰”の部分でもあるのだ。

投稿者:はまま投稿日:2009-08-16 16:39:54
【ネタバレ注意】

フレッド・マクマレーがエドワード・G・ロビンソンを送り出そうとドアを開けると、バーバラ・スタンウィックがその影に隠れる。マクマレーは気がつかなかったが、ドアノブを握っていて、スタンウィックが僅かにドアを引くことで自分の存在を気づかせる。話をしながらエレベーターホールに進んだロビンソンはなかなか帰らない。戻ってきて話を続けるかもしれない・・・映画ってホントにおもしろいですね。楽しいですね。

投稿者:投稿日:2009-07-27 14:27:48
ワン・コインDVD2枚と、財布の底から見つけた1,000円のレコード券を紀伊國屋2階のテイト無線で引き換えた(外資系のCDショップでは使えない)。
『サリヴァンの旅』と『深夜の告白』。
ワイルダーの『深夜の告白』は十何年かぶりだったが、場面転換の見事さに酔った。チャンドラーの文体だけ参考にしたワイルダーの脚色。
また、エドワード・G・ロビンソンは、したたかな保険会社の調査員を、『スカーレット・ストリート』のくたびれた会計係、『キー・ラーゴ』の落魄れかけたギャングのボスと同様のハイ・テンションで、まるで職種は違うのにズシリと演じ切っていた。
バーバラ・スタンウィックは『レディ・イヴ』、『教授と美女』からユーモアを抜いてもやはり“悪い女”だ。“良い女”だ。
ラストでは、銃弾であいた主人公の胸の穴から、最期のタバコの煙がただよい出てという記憶があったが、どうも何かと取り違えたらしい。
投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 11:00:58
演出:9
演技:9
脚本:9
音響:9
投稿者:gapper投稿日:2009-02-23 17:08:42
【ネタバレ注意】

 見終わって思ったのは、「深夜の告白’44」−>「白いドレスの女’81」−>「氷の微笑’92」という流れ。魔性の女に翻弄される男の話で、時代と共にエロチックになっています。ただ、スタンウイックは何でもこなせる器用な人故に、”魔性の女”としては弱い。たとえば、この作品では役作りのためウイッグを使用していると思いますが、そのためバリエーションがなく前編同じヘアースタイルです。役柄を考えると、金遣いが荒くヘアースタイルや衣装など色々変えるであろうことを考えるとやはり限界ということなのでしょうか。 というよりも、この作品の売りはマクマレイのネフということなのでしょう。しかし、後年注目をされるのは、女の方で「白いドレスの女」ではキャスリン・ターナーが売りだったと記憶しています。 回想から始まり、始まりの部分まで進み終結というのはこの頃の作品では珍しく無かったように思います。私は結構好きなのですが、若い人には古く感じるかもしれません。ネフがキーズ(ロビンソン)に繰り返しマッチで葉巻に火をつけてやる所も、お笑いの”天丼”のような感覚に思え、今の人にはマイナスに感じるかもしれません。 全体としてかなり面白いのですが、周辺の描写が弱い気がします。義理の娘のローラ(ジーン・ヘザー)とフィリス(スタンウイック)にもうひと波乱あってもいい感じです。今なら、ネフとフィリスの濃厚なベッドシーンがあるでしょうが、この時代では無理なのでローラとフィリスがニーノ(バイロン・バー)とのことでつかみ合いのケンカなどあった方が変化があり良かったと思います。この辺から、ネフとフィリスに不協和音が入り始めるという設定というか伏線。尺的にも、その余裕はあったはずなので残念ところ。ただ、ラストの意味合いが微妙に変わってしまいますが。

投稿者:映子投稿日:2008-01-23 23:27:23
ビリー・ワイルダーとレイモンド・チャンドラーという豪華な脚色の倒叙もの傑作クラシックサスペンス。

現代では絶対に無理な設定があるため、いささか古めかしく感じてしまうのは否めませんが、確かにヒッチコックも賞賛した(んですよね)というサスペンス感と、スタンウィックのアンクレットや香水などの小物を生かしたクラシカルな妖艶さも見どころ。(前髪がそろいすぎてるのもクラシック)

解説にも書かれているようにE・G・ロビンソンの渋い演技が光るが、最終的にはやっぱりヒッチコックの方が好きかな〜と思ってしまいました。
投稿者:Ikeda投稿日:2006-08-11 13:45:30
翌年「失われた週末」でオスカーを取ったビリー・ワイルダーの作品ですが、こちらは公開されたのが大分、後だったので最近初めて見ました。派手なアクションがない進行ですが、サスペンスが続いて迫力がある名作だと思います。
フレッド・マクマレイとしては、当然の演技ですが、バーバラ・スタンウィックが適役とは言え妖艶な悪女を演じて好演です。更にE・G・ロビンソンが保険会社の責任者に扮して、経験を生かした推理を展開させますが、演出、演技共に素晴らしく、この映画を引き立てています。保険金詐欺があると思えば不払いがある最近の保険会社に、この位有能な管理職がいれば良いなと感じました。
片手で器用に火を付けるシーンが面白いですが、アメリカ映画では時々見かけます。今の「安全マッチ」で、こんな事は出来ないと思いますが、最後にロビンソンがマクマレイに付けてやるシーンが印象的でした。
投稿者:oohlala投稿日:2005-03-15 11:20:39
設定自体は、現在となっては使い古された感が否めないですね。ただ、深夜の独白シーンやB・スタンウイックの艶やかさ、そして何よりB・ワイルダーの演出は唸ってしまう。
投稿者:longisland投稿日:2001-10-26 15:19:16
保険金殺人(一時期日本でも話題になりましたが)物の古典的作品。脚本にR・チャンドラーが絡んでいる為かF・マクマレイとE・G・ロビンソンがかっこいい!  F・マクマレインのマッチの擦り方、帽子のさりげない飛ばし方、ロビンソンの葉巻の咥え方は男の粋。大どんでん返しはないけど、見ごたえある作品。
個人的には、スタンウィックは美人!!妖艶な悪女がGood!!(ただヘアースタイルに時代を感じる、まあ1944年だからね)
この当時からアンクレットしていたスタンウィックも流石だが、アンクレットに刻まれた名前をすかさずチェックしたF・マクマレイも流石!!
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 主演女優賞バーバラ・スタンウィック 
 □ 監督賞ビリー・ワイルダー 
 □ 脚色賞レイモンド・チャンドラー 
  ビリー・ワイルダー 
 □ 撮影賞(白黒)ジョン・サイツ 
 □ 劇・喜劇映画音楽賞ミクロス・ローザ 
 □ 録音賞Loren L.Ryder 
■ 新規登録作品 
【ソフト】
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