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ZOO(1985)

A ZED & TWO NOUGHTS
A ZOO: A ZED & TWO NOUGHTS

メディア映画
上映時間115分
製作国イギリス
公開情報劇場公開(ユーロスペース)
初公開年月1987/12/19
ジャンルアート
ZOO Blu-ray
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 2,333
USED価格:¥ 1,500
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【解説】
 グリーナウェイが日本で実質的に初紹介された作品。動物園で働く動物学者のオズワルドとオリヴァーの兄弟は、自動車事故で同時に妻を失う。運転していたアルバはその事故で片足を切断。その後兄弟は、動物が腐敗する過程を記録し、生物の進化を辿ったフィルムを憑かれた様に見はじめる……。グリーナウェイの初期作品であり、その後の一貫したネーデルランド・バロック美術への傾倒はまだ作中には見られないが、双子の学者、片足を失った女、そして動物の死骸が腐る過程を早回しで見せるなど、彼独特の毒に満ちたブラックなユーモアセンスは、この作品でも至る所で見て取れる。またこの作品の段階で、グリーナウェイの“核”となるべき要素はすでに形成されているが、その監督のクセのある部分がかなり全編を占めた作品となっている為、「英国式庭園殺人事件」程見づらくはないものの、彼の作品が苦手な人には余り勧められない作品である。しかし1シーン、1シーンの持つナンセンスとペダンティシズムがディテールの美しさを自己主張し、ナイマン・ミュージックを背景に繰り広げられる、グリーナウェイの映像の毒性が加速しており、好きな人には堪えられない1本だ。
<allcinema>
評価
【関連作品】
英国式庭園殺人事件(1982)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
434 8.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:KOTOBA投稿日:2005-04-22 15:28:14
グリナウェイ映画のなかでも
ことに実験的で、かつ鮮烈美的な様相を呈した奥深き名編。
生命というものの原理。
そして、死=無。
これら日常的な儀礼をを神聖なものとして、深く掘り下げているのが印象的。
死というものが、いかに、人間にとって肉体的な儀礼以上に、精神的な
ものであるかが解る。
そういった意味では、彼の作品のなかでも、もっとも重要なテーマであるといえた。

演出も後年見られるモチーフが多く使われており、一種の原点を
垣間見れる。完成度が高く、アート性意識も一番強く感じられた。

最も出色なのは、やはり作曲家・マイケル・ナイマンの音楽。
旋律の操り方が巧みである。
なかでも代表作「時の流れ」という楽曲は不朽の旋律といえる。
悲しいまでに美しい。
『コックと泥棒、その妻と愛人』のテーマでも、この楽曲を崩したイメージの曲が使われたが、いわゆるこれがテーマ崩しという手法なのか?
『プロスペローの本』でも、この曲のアレンジが随所に登場する。
両者の原点を知るべき名作。

個人評価:10
投稿者:nehane215投稿日:2004-12-30 02:23:48
乙一はこれを観てんだな。なるへそ。
投稿者:N゜1投稿日:2001-06-22 06:26:38
醜悪である。と同時にこの映画に対して皆が抗し難い魅力に強烈に惹き付けられることであろう。この時期まだ映画家としての技法を完全には会得していないGreenawayが時に荒削りながらも後の芸術的到達を高らかに宣言してみせた怪作である。ひたすら楽しく、恐ろしい。芸術に携わるもの全てこの映画に対し、何らかの態度を示す必要があるだろう。留保は一切許されないのである。
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