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頭上の敵機(1949)

TWELVE O'CLOCK HIGH

メディア映画
上映時間133分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(セントラル)
初公開年月1950/11/14
ジャンル戦争/ドラマ
頭上の敵機 [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,057
価格:¥ 1,000
USED価格:¥ 900
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【解説】
 第931爆撃隊に赴任して来た鬼准将。彼の強引なやり方に隊員たちは不満を抱くが、やがてドイツ本土爆撃という目的の下に彼らの間に強い連帯感が生まれる……。実話を基に製作され、いつ死ぬとも判らない隊員の心情と指揮する者の苦悩が見事に描かれた空戦映画の名編。D・ジャガーの演技はアカデミー助演男優賞受賞に輝いたが、冷徹を装う準将に扮するG・ペックも良い。後に同題のTVシリーズ(邦題は2シーズン目から「爆撃命令」に)となった。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
328 9.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:noir fleak投稿日:2012-10-01 22:19:21
であっても、パイロット全員が配置転換を望み、それには将軍といえども抑え込みはできず、査察で自分はクビになると思って身辺整理をする。ここが、さすがアメリカと思って感心した。これはなにもアメリカが民主主義国家だから云々という問題ではない。人間関係の根本的な伝統なのではないか。
ところがパイロットが転換希望を撤回したと聞いてペックは思わず下を見て、窓の外を見る。涙ぐんだ姿を見られないように。すかさず部下が「三日ばかり休暇を与えてロンドンに行かせれば」と忠言すると、またそれに激怒。この演出はすばらしい。
実写の空中戦闘シーンは迫力があるが、それは映画としてのオマケだ。軍隊組織の内実を描いた話が見事だ。
ディーンジャガーがアカデミー助演賞をもらったのは、うなづける。この地味ながら存在感のある俳優が好きだ。
まちがいなく傑作映画。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2011-05-09 07:07:41
【ネタバレ注意】

低予算で製作されたので後半まで空中戦は一切描かれてない。それでも基地の中でのペックと部下の関わりだけでストーリーを運んだ点は中々の物。本作はあくまで米軍礼賛モノなので、反戦モノのように兵士の大半が死ぬ事は無い。その分冒頭で地上勤務だった初老の男が買った変な人形は、シンボルとして大して機能して無かった。

投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2010-07-18 08:36:02
【ネタバレ注意】

 これもかなり変な映画なのだ。勿論ヘンリー・キングなのだから面白いのだが、落ち着きの良い娯楽映画らしいプロット展開を期待する向きには合わないだろう。例えばタイトルの「TWELVE O’CLOCK HIGH」というのは空中戦の際にグレゴリー・ペックから吐かれる台詞(敵機の方向を伝える台詞)であり、そういう意味でもこの空中戦から白昼爆撃へ至る航空シーンがクライマックスのはずなのだが、実はそうはなっていないと思うのだ。というか、どこがクライマックスかは見る人次第という感もあるが、しかし明らかに本作の最も気合の入った演出場面は二度目の出撃時にペックの精神が破綻してからだろう。椅子にじっと座ったペックの視線の演技演出こそこの映画の白眉だ。と云うわけで、第二次大戦下の米空軍の華々しい戦果を描いた映画だというのに、その最も重要なシーンは室内で椅子に座り続ける精神を病んだ男のシーンだという奇異さ。そしてこういう「普通の映画」との乖離を演出して尚且つ映画的魅力に転換してしまうところがヘンリー・キングの力量なのだ。

投稿者:inres9投稿日:2009-07-12 15:34:58
1949年にこんな映画が作られるのだから、何だかんだ言ってもアメリカは凄い国だ。逆に第二次大戦中でさえ娯楽映画が作られていたこともまた凄い。
投稿者:bond投稿日:2009-06-11 11:04:36
いい映画とはいい脚本に従って素直に撮ればいいというお手本。実写戦闘シーンはリアルだが無常だ。やっぱ男の映画だろうなー。
投稿者:スレイヴデイトン投稿日:2009-06-11 10:12:35
人間Dramaに比重を置いた戦争映画の佳作だと思う。
冷徹非情な准将役はグレゴリー・ペックにはどうかなぁとも思ったが、これがどうして中々イケル。
独逸への白昼爆撃が大成功を収める中、准将は全てを達成した安堵感からか精神的に...
という物語の閉め方などもBased On A True Storyとは言え、印象的。
更に戦争物とは言え、女性や子供が一切絡まない硬派な筋立てもGood!

それにしてもディーン・ジャガーってこの作品でAcademy助演男優賞を獲得してたとは知らなかった。
この人は「死亡遊戯」のヘボいワル役が強烈な印象に残っているので、悪人にしか見えん。
投稿者:gapper投稿日:2008-12-18 01:58:14
 いきなり胴体着陸を行うシーンがあるが、効果的な盛り上げがないのが残念。
 プロペラもだめになっているし、かなり危険なはず。

 ありがちな、たるんだ兵隊を鍛えなおすというストーリーだが、鍛えなおす方に焦点が合っているのは珍しい。
 なかなかいい作品なのだが、918隊は、サベージ(ペック)の親友のダベンポート(メリル)の隊で彼の能力も認めるているが、その部下があまりにもだらけているのは疑問に感じた。
 それだけでなく彼の指導のせいで、多くの死者が出ているのに自分のせいで死んだという反省がない。
 サベージも21機中19機帰ればよかったの一言で、出番のあるもの死なら悲しむがそうでなければ気にしないというのは、どうかと思う。

 ペックの”彼らしさ”は、まだ完成域にない感じで、ファンには残念かもしれないが、個人的には新鮮な感じでよかった。
 冒頭の、人型のジョッキを見つけ有無を言わさず買って、懐かしい基地を訪問するというエピソードはいいが、アメリカから旅行に来て偶然見つけるというのは安易な気がする。
 ほかにも、他の隊は引き返したが命令を無視して爆撃を成功させ無傷だったというのは、それが可能だったというのには説明不足だ。
 原題は白昼爆撃を意味すると思われるが、白昼爆撃そのものは物語に特別の意味を持つものでないのでいい題名とは思えない。
 このような、安易な部分や説明不足があるものの全体的には良いできだと思う。

 {解説}に第931爆撃隊とあるが918の間違い。
投稿者:篭瀬山投稿日:2003-09-23 02:21:44
思わず姿勢を正したくなるような、ピリリとした緊張感に貫かれた軍隊映画にして戦争映画。平時の組織運営においても、教訓として引き出せる挿話に充ちている。人は組織に生き、組織に死ぬ。だが組織とはなんと不確かなものだろう。実戦を戦った兵士たちに捧げられているので、戦争を賛美していると取られかねない内容だが、少なくとも、指揮官が孤独に抱える苦悩の壮絶さは、ペックが見事に表現していたと思う。ラスト、サーベジ准将(ペック)のみせる振舞いは、過労死する人間の行動に酷似していて怖い。たぶん、ベッドに横になったまま…。9
投稿者:Ikeda投稿日:2003-06-13 21:54:55
ペックの適役でした。正に打ってつけです。あの意志の強い隊長。この映画を見て初めてペックの性格が解りました。「王国の鍵」「仔鹿物語」での彼の良さがこの映画で理解できました。あの風貌のたくましさ。正に独自の性格です。ラストの方で実戦に出られなかった彼が意識不明になる。そしてじっと動かなくなる所のペックのクローズアップ。感心せざるを得ませんでした。

[2005-10-31]
55年ぶりで再見しましたが、やはり良い映画だと思いました。ただ、最初に見たのは戦後さほど経っていない時期で、まだ戦時中の日本の戦争映画の記憶が残っていたので、もっと実感があったと思います。その後もアメリカの戦争映画は見ていますが、どこか茶化した所があるのに反し、この映画は、まともに戦争を見つめているのが凄いです。これを再見して、その後に見た戦前の映画「鷲と鷹」を思いだしました。フレドリック・マーチとケイリー・グラントの共演ですが、コンセプトがよく似ています。
また最初に出てくる車輪なしでの不時着は特撮ではなく、スタントマンが実際にやったということを最近知って驚きました。それに酒保などで「In The Shade Of The Old Apple Tree」や「Deep In The Heart Of Texas」その他の替え歌が唄われているのを忘れていましたが、シリアスな展開の中に多少の和らぎを与えているのも良いです。
投稿者:黒美君彦投稿日:2002-05-11 11:51:34
作戦を展開するためには、冷徹にならなくてはならない。
人間的対応を優先させると、時として組織は脆弱となる。
そしてそれは戦場に於いては「部隊の損失」すなわち「兵隊の死」を意味することになる。
それが「戦場の現実」だと航空隊を鍛えなおすG・ペックが秀逸。乾いた筆致で描く先には、当然のことながら問題視されていた航空隊の復活があるわけだが、そこにとどまらず、絶対的上下関係にある軍隊の群像も浮かび上がっている。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞グレゴリー・ペック 
 ■ 助演男優賞ディーン・ジャガー 
 ■ 録音賞20世紀FOXサウンド部 
■ 男優賞グレゴリー・ペック 
■ 新規登録作品 
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