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ステージ・ドア(1937)

STAGE DOOR

メディア映画
上映時間93分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(劇場公開)
初公開年月1939/02/
ジャンルコメディ/ドラマ

【解説】
 ショウビズ界での成功を夢見る女優の卵たちが共に住むNYの女子寮。今日も皮肉に満ちた言葉で新入りが迎えられる。寮生たちは皆ライバル、これ以上争いを激化させるだけの新人を誰も歓迎しない。特に舌鋒鋭いG・ロジャース扮する、夜はクラブの踊り子で稼ぐ娘は、その言葉のキツい先制パンチにめげない地方の資産家の娘K・へプバーンにますます敵意を燃やす。劇壇では有名な色事師のプロデューサーのA・マンジューに見初められ、舞い上がるロジャースだったが、かつての彼の恋人の寮生に散々嫌味を言われる。一方、寮内でも信望の篤い、実力派のA・ミラーは久し振りに役がつき、それも大役なので胸踊らせていた。しかし、その役が、娘に芝居を諦めさせ田舎に帰したいへプバーンの父の策略で娘のものとなるが、心優しいミラーは恨むでもなくただ落胆する。いきなりの重責に娘が挫けるのを期待した父のからくりを知らないへプバーンは練習に励むが、気負いから箸にも棒にもかからない出来で、闇取引で主役に取り立てたマンジューもさすがに怒る。その時、ロジャースから寮で起きた悲劇の知らせがへプバーンに届き……。
 磨きあげられた台詞の軽やかな応酬、異なる性質の娘たちの葛藤と友情の育みを、滑らかなテンポで一つに縫い上げるラ・カーヴァの巧みな腕は“見事”の一言に尽きる。へプバーンの素晴らしさは言うまでもないが、ロジャースも女優として最良の表現をここでは見せてくれる。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
214 7.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:ルーテツ投稿日:2017-08-29 16:50:04
【ネタバレ注意】

セリフがマシンガン
自分は英語がわからないので、字幕を追うのがタイヘンだった
たぶんオリジナルの半分も理解できていないだろう
当時の流行りらしいが、嫌味や皮肉がスラスラ出てくるのがいかにも作り物っぽい
最初からずーっと嫌味の応酬

キャサリン・ヘップバーン演じる女優が、初日の夜にプレッシャーに潰されそうになるが、中の人のイメージも相まってそんなタマじゃないと違和感アリ
いつも良い子のアンドレア・リーズが、かわいそうな女優を演じる
徐々に目つきが変わっていくのが怖い

個人的には終わり良ければ・・・とは思えない
ひとり命を絶っているし
バックステージ物ならもっとレビューシーンがあれば良かったかな
踊れる人たくさん出ていたし

投稿者:緑茶投稿日:2011-11-17 08:50:46
「四十二番街」と並ぶシネミュージカルの原型となったバックステージものの名作。以前よりずっと観たかったがついに拝見。予想よりもはるかに素晴らしく久々に映画で興奮した。ダンスなどは控えめでスクリューボールコメディ的なセリフの応酬が魅力的で、特にキャサリン・ヘプバーンとアドルフ・マンジューのやり取りは息もぴったりで(実際は仲が悪くて撮影が難航したとのこと)名俳優の実力を存分に堪能できる。また呪われたようにツキに見放され、ついには精神に異常をきたして身を果てるアンドレア・リーズの美しさと鬼気迫る熱演は圧巻で、しっかり助演女優賞にノミネートされていたので安心した。あまり取り沙汰されない女優さんだがこういう立派な人も昔のハリウッドには大勢いたのか。「泣かせ」の要素もあり大芝居的なところがあるが、このへんは「喝采」や「ステラ・ダラス」のような古典的なハリウッド映画の定型ともいえるだろうし、後の日本の少女漫画の世界に通じる部分もあり興味深い。木下恵介の「女の園」ともちょっと似ている。サバを読んでRKOに入社したという14歳のアン・ミラー(ジンジャー・ロジャースより背が高いしどう見ても大人!)や、すれっからしが堂に入っているルシル・ボール他、脇の女優の卵たちがふてくされてグダを巻いている姿が実に魅力的で可愛らしい。一番可笑しかったのはサラ・ベルナールと同期だったという過去の栄華を自慢したくてしょうがない寮長(?)のオバサン(コンスタンス・コリアー)でラストでは初演直前にパニックに陥るヘプバーンを真摯にバックアップするところも素晴らしい名演技だ。
投稿者:クリモフ投稿日:2011-10-01 14:05:33
演劇業界のまさにバックステージものですな。やはりこういった題材には女性の登場人物がよく似合う。スターを夢見る卵たちの演劇寮(女子寮)の人間模様ですが、新人が入居してくる冒頭から、製作者との関係、スター誕生に犠牲者という風に、今から見ると割りとオーソドックスな展開ながら、面白いものは面白い。
苦難の末のテリーの舞台での演技はすばらしく、感動するものなんですが(実際ぐっと来た)、個人的には女優同士のプライベートでのやり取りの雰囲気がなんとも魅力的。シビアなライバルなんだけれど、仲間でもある関係や、会話のやり取りがとても可笑しいです。まぁ、脚本、監督ともいい仕事をしているということなんですが、特にK・ヘップバーンとG・ロジャース。二人ともあまり知らなかったんですが、伝説視されているのも納得。タイプの違うこの二人が画面に登場するとリズムみたいなものが生まれて、全体の流れが締まります。いい役者は違うなぁ、というところ。不勉強なので知りませんが、他の女優さんも好演だと思います。
このジャンルにしては演技に対する努力やら、オーディション風景が少ないのがやや不満ですが、1時間半ということならば上手くまとめたと思いラストは「イブのすべて」+「グランドホテル」みたいな感じですが、後味がいいのはよろしい。面白い映画でありました
投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-05-27 10:43:31
 とにかく全編台詞の洪水という印象。主要登場人物がほとんど若い女ばかりであるせいか、皆よく喋る。キャサリン・ヘップバーンとジンジャー・ロジャースの丁々発止のやり取りも面白かった。アンドレア・リーズの清楚な美しさと内に秘めた情熱(自殺する直前の演技からは狂気すら感じた)も印象的だった。キャサリンがアドルフ・マンジューに売り込みをかけるシーンを観ると、どうしても『勝利の朝』を思い出してしまう。
投稿者:Ikeda投稿日:2004-08-07 14:19:21
当時の若手女優を沢山起用したバック・ステージ物で、なかなか面白い映画です。ただし、女優志願が集まる下宿屋で軽口を飛ばし合う同じ年頃の女優は一度見ただけでは、どれが誰だか見分けがつきません。さすがにキャサリン・ヘプバーンは、すぐ解りますが、下手をするとジンジャー・ロジャースまで見落とします。キャサリンは少し年上のこともありますが、仲間と異質な感じが出ていて、それがこの映画を引き立てています。ジンジャーも好演で、この当時フレッド・アステアと組んだミュージカルで売れていましたが、ダンスはアン・ミラーと組んでタップを踏むシーンがあるだけです。このアン・ミラーは当時14才だったそうですが、ダンスは当然としても、10才も年上のお姉さんたちと対等に演技しているのには驚きです。その他にルシル・ボール、イーヴ・アーデンなども出ていますが、その中でアカデミー助演賞にノミネートされたアンドレア・リーズも良いです。心は優しいが不運な実力者をうまく表現し、キャサリンとのインター・プレイは抜群です。
男優ではベテランのアドルフ・マンジューの殆ど一人舞台ですが、好色なプロデューサが適役で、楽しませてくれます。その他、デビューしたてのジャック・カーソンがルシルの恋人として最初の方で少し顔を見せています。ここで彼に紹介されたジンジャーが握手で手をきつく握られて「素手で木を倒すの」と言うが台詞がありますが、他にもギャグ的な台詞が多くあります。特に、煙草をすすめられたジンジャーが「七歳の時に禁煙したから」と断るのが一番愉快でした。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 助演女優賞アンドレア・リーズ 
 □ 監督賞グレゴリー・ラ・カーヴァ 
 □ 脚色賞モリー・リスキンド 
  アンソニー・ヴェイラー 
■ 監督賞グレゴリー・ラ・カーヴァ 
【ソフト】
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