allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

素晴らしい風船旅行(1960)

LE VOYAGE EN BALLON

メディア映画
上映時間84分
製作国フランス
公開情報劇場公開(東和)
初公開年月1961/03/21
ジャンルアドベンチャー/ロマンス

【解説】
 その浮遊感覚において、おそらく世界でもっとも秀でていようA・ラモリスの、「白い馬」や「赤い風船」といった短編を経て作られた、初の長編劇映画。大空を自由に散策できる気球を開発した老科学者(A・ジル)がパリを出発。空飛びたさに同乗してきた孫(P・ラモリス)と老人を乗せて空高く舞い上がる気球。地上では装備を自動車に積んだ助手(M・バケ)が伴走し、いよいよ冒険旅行が始まった。ラモリス自身が空中撮影用に開発した“ヘリヴィジョン”によって描かれる空の旅は、何とも言えないのどかさと美しさに満ち溢れている。アルプスなどの自然の景観も圧倒的に素晴らしいが、何でもない市井の風情や、野を駆ける鹿の雄大さ、風の舞うまま踊り続ける洗濯物の描写など、“天使の視点”から見たような数々の映像はまさに幻想的。この監督がどんなささやかな物でさえも“ファンタジー”にしてしまえる事を物語っている。ジャン・プロドロミデスの緩やかな、そして甘美なメロディに乗せて展開される1時間半。観ている間、こんなに幸せな気分になれる映画はざらにはない。
<allcinema>
評価
【関連作品】
白い馬(1952)
赤い風船(1956)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
19 9.00
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:Ikeda投稿日:2011-10-10 11:34:10
パスカル(パスカル・ラモリス)が祖父(アンドレ・ジル)の考案した風船に乗ってフランス上空を飛び回る映画ですが、フランス各地の風景が良く写されているのが見所ですが、それ以上の作品ではないと思います。それでも撮影の殆どはヘリコプタによるものでしょうが、本当に風船に乗っているような気分になるのが良い所です。
北フランスのべチュヌを出発してストラスブール大聖堂を見てパリ上空に飛び、シュノンソーの館を見てブカレストの沖合を通ったりしている内に山火事に遭って風船が爆発してしまう。それでも予備の風船を使ってモンブランを越えコートダジュールで朝を迎えると言った具合です。
ストーリー性は殆どありませんが、気楽に見て楽しむ作品だと思います。
投稿者:ロビーJ投稿日:2007-10-15 00:32:11
私が特に尊敬している映画評論家の双葉十三郎先生が雑誌でこの年の1位に挙げていた作品だったので、中古ビデオを買って鑑賞しました。いやぁ〜やっぱり良かったです!気球で空を飛ぶというのは、ゆったりとしていて素敵ですね。もう改めて空を飛ぶことの素晴らしさを教えてくれました。
気球から見る景色の美しさといったら半端じゃなく、見ている自分まで一緒に旅をしているかのような心地よい幸せな気分になれました。どのシーンも素敵だったけれど、解説にもある普通の市井の風景や野をかける鹿の姿などは本当に素晴らしかったです。特に鹿の走る姿をあそこまでずっと見せてくれるというのはなかなかないので嬉しかったです。
気球が何度か地上に下りるときの様子も面白かったし、気球に飛び乗り、最後までずっと乗っていた少年の可愛らしさも忘れられません!ラストは何ともいえない切なさもあって印象的でした。
とにかく気軽にゆっくりと楽しむ事の出来る素敵な映画です。
投稿者:Sekino☆そら投稿日:2005-12-07 01:39:17
【ネタバレ注意】

旅には速度がある。リズムといってもいい。同じ景色でも飛行機や電車、自動車から眺めるそれと、時速10キロ程度の自転車や歩きながら見渡すそれとは瞳に映る世界や情緒に響くものがちょっとちがいます。”見る”という動きから”見つめる”という目を凝らした視線にがらりと風景が変わる★

彼らの乗った気球もまたのんびり穏やかな速度を保ち、ふわふわと揺りかごのように大空を翔る。ブルゴーニュやプロバンス地方の芳醇な田園風景。幸せに笑顔咲く丘の上の結婚式。野鹿や水牛や羊の群れなど大地に広がる動き。野焼きに種まき自然と共に暮らす人々。それぞれに刻まれた穏やかなリズムに合わせたようにまるで夢の時空を風船がたゆたうようです☆

ラストはひょんなことから孫のパスカルがひとり気球に乗って飛び立ってしまいます。博士やジル、レスキュー部隊まで総動員で気球を追いかけるのですが、パスカル本人は至って冷静、操作も手馴れたもので、大空を独り占めしたトムソーヤのよう。

しかし、この夢のような冒険旅行にも儚い一瞬が訪れます。気球は長旅に息絶え、マリンブルーに輝く砂浜にパスカルは不時着。気球はやがてこの海を離れ空高く舞い上がり消えて行ってしまいました。。。

まるで御伽話のような最期なんですが、ボクはこのパスカル少年。実は博士の子供の頃の姿なんじゃないかと思いました。彼は少年の頃の夢と希望をパスカルに映し出していたような気がするのです。これ以上は詮索しても野暮というものなのでしませんが・・(^^;

とにかく素晴らしいシネマだと思います☆★


Sekino☆そら

http://blog.goo.ne.jp/anndarusia2000/

投稿者:さち投稿日:2005-06-22 18:44:23
名作
投稿者:TAZ投稿日:2003-01-22 00:01:56
30年前に中学校の映画観賞会で寒い体育館の中で見ました。中学生には退屈な映画で約400名の生徒が途中から大ブーイングしたのを覚えています。確かにストーリーらしきものが無く、同じ単調なテーマ曲にのって風船旅行をひたすら続けているだけなので、当時の私にも決して面白い映画ではありませんでした。しかし、30年たった今、なぜか映画の中の美しい風景とあの単調なメロディーが頭の中をぐるぐる回ることがたまにあります。もう一度見てみたい不思議な映画ですね。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 国際カトリック映画事務局賞アルベール・ラモリス 
【レンタル】
 【VIDEO】素晴らしい風船旅行レンタル有り
【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION