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素晴らしき休日(1938)

HOLIDAY

メディア映画
上映時間95分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(劇場公開)
初公開年月1939/02/
ジャンルロマンス/コメディ
素晴らしき休日 [DVD]
参考価格:¥ 5,040
価格:¥ 4,783
USED価格:¥ 3,973
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【解説】
 P・バリーの戯曲をD・O・スチュアートとS・バックマンが脚本化した、G・キューカーの数多いロマンチック・コメディの傑作の中でもとりわけの一本。大げさに言えば、自由経済社会の中で真理を見究める生きる術がさり気なく語られ、キャプラ作品の単純明快な人生哲学の数段上をいく、現在でも充分通用する大人の処世訓の得られる映画でもある。
 主人公ジョニー(グラント)は天涯孤独の身の上。親友で兄姉のように慕うニックとスーザンのポター夫妻(ホートン、ディクソン共に好演)を結婚の報告に訪れる。相手の素性はよく知らない、とにかく愛しているからそれでいいのだ--と、冬のリゾート地レイクプラシッドで知り会った婚約者(ノーラン)のことを楽しげに語るが、その住所を訪れてみると大変な豪邸で、てっきりここの使用人かと勝手口から入れば、“それは次女のジュリア様でございます”との返答に肝を潰してしまう。が、その姉リンダ(ヘプバーン)とも打ち解け、変わり者の弟ネッド(エアーズ)にも気に入られたジョニーは、彼らが屋敷内で唯一心落ち着く場だという元子供部屋で楽しげに語らう。彼らの父シートン氏は大銀行家でジョニーの値踏みにうるさいが、彼が勤める金融会社の社長は友人で、有能な男だと聞き、娘の婿と決める。リンダはお披露目はささやかに子供部屋でとっておきのもてなしをしたいと父にかけ合うが、裏切られ、それは壮大なパーティに変ずる。折しも大晦日で、新年の幕開けと共に婚約が発表される手筈が、その時、ジョニーはリンダと共に子供部屋にいた。“よりよく生きるために目的を探す休暇が欲しい”という彼の夢を語って、二人でダンスをして……。その後、行方をくらましていた彼は、ポター夫妻のフランス行きに同行することに決めたが、その後を追うのはジュリアでなくリンダだった。快活で嬉しいととんぼ返りするグラント、理知的なロマンチストのヘプバーン、二人の持ち味が燃えるルビーのように結晶した、愛らしくてたまらない逸品だ。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
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649 8.17
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【ユーザーコメント】
投稿者:呑気呆亭投稿日:2012-10-10 13:02:54
“よりよく生きるために目的を探す休暇が欲しい”なんて妙なことを言うとんぼ返りをする男に、キャサリン・ヘップバ−ンのような知性と教養とその上に度胸まである女(オレゴン魂)がいかれるというのは、どう考えても頷けない。大金持ちの親父や次女やその他大勢の出演者たちの描き方も類型的だし、唯一人覚めている酔っぱらいの弟ネッドを除いてはとても感情移入の出来ない手合いである。手っ取り早く稼いで早目に仕事を引退し、自然の中で余生を過ごすというのがアメリカ人の理想だというが、そんな連中に野村克也監督の「生涯一捕手」という言葉を贈りたいものだ。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:さち投稿日:2011-02-23 03:55:47
ひゅうつ
投稿者:Jean-Claude Marais投稿日:2007-02-27 22:27:53
キューカーと相性の良いヘプバーンとグラントによる「アクロバティック・コメディ」の傑作と言いたい。本来は、スクリューボール・コメディの粋に該当するのであろうが、それは無視して楽しめる作品となっている。
ヘプバーン演じる意志が強く自主性と自由な発想を持つ長女と、正反対な社会的規範にのっとったレディである妹、飲んだ暮れで頼りない弟と、個性豊かなキャラクターがバランス良く、特にリュー・エアーズ演じる弟の惚けた酔いどれ演技はなかなかの好助演である。その他ホートン、ドリス・ノーランをはじめ、俳優のアンサンブルが笑いに大きな相乗効果を生んでおり、役者をうまく使いこなすキューカーの面目躍如である。
また、豪華な美術・装置が作品に重みを与えており、女優人を彩る衣装も美しい。何より洗練された会話の中に、階級差からくる不安定さをシニカルな視点でユーモアに転じさせている点が良い。会話の「粋さ」が輝いている。
本作で一番魅力的なのは、ケイリー・グラント。大き目の仕立ての悪い服を着用して野暮ったさを強調し、それでいて、エネルギッシュでパワーに満ち溢れた文字通りのアクロバティックな演技は見事である。ヘプバーンとのソファを利用したシーンはあまりに洒落ていて、粋ですらある。後にマドンナとルパート・エヴェレットの「2番目に幸せなこと」でも、そのシーンが再現されいるように、映画史に残る名シーンである。何より、キューカーの職人としての信頼度から、ヘプバーンとグラントが役柄そのものを楽しんで演じているのが生き生きと伝わってくる良作に仕上がっている。
投稿者:Ikeda投稿日:2007-01-03 12:10:47
解説にあるルビッチを数段上をいくと言うほどの作品ではないと思いますが、キューカーらしさがあって、かなり良い映画です。ケーリー・グラントの宙返りなどを含めた演技も面白いけれども、それよりもキャサリン・ヘップバーンが彼女らしい活発な演技をしている所が見所です。
金儲けにこだわる女の父親と、金を余分には要らないというグラントの言い分が極端すぎる事はありますが、これは今の日本と同じで、金銭主義に対する警告と思っても良いでしょう。この頃のアメリカ映画には富豪に対する批判的な描写が良くありますが、これもその一つです。
脇役としては教授役のエヴェレット・E・ホートンのとぼけた役が面白いですが、この人は8年前に作られた同名の映画に同じ役で出ていたそうです。またリュー・エアーズですが、私には「西部戦線異状なし」とセットで結びついている人で、さほどと思っていましたが、この映画では適役、且つ好演です。
投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-06-07 19:38:48
 グラントとヘップバーンのコンビ作で最も好きなのは『フィラデルフィア物語』だが、この映画も素晴らしい。プレイルームで2人がはしゃぐシーンが好き。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2000-12-29 08:20:14
 キューカーらしい繊細な傑作
 冒頭数分でただ事ではない完成度を感じさせる。とにかくとてつもなく繊細な
演出だ。グラントはいつもながらの素晴らしさだし、特筆すべきはルー・エアー
ズだろう。エアーズが実に魅力的な酔っ払いを演じている。この酔っ払い演技は
映画史上10傑に入る出来ではないか。
 ただし、キャサリン・ヘップバーンは少々オーバーアクトだと思う部分もある
が、ご愛敬。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 室内装置賞Stephen Goosson 
  Lionel Banks 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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