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世代(1954)

POKOLENIE
GENERATION

メディア映画
上映時間88分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(シレナフィルム提供)
初公開年月1981/12/
ジャンルドラマ/戦争
アンジェイ・ワイダ 〈抵抗三部作〉 Blu-ray BOX
参考価格:¥ 14,580
価格:¥ 10,844
USED価格:¥ 10,800
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【解説】
 ナチ支配下のポーランド。石炭を盗むのが生業の若者が、仲間を独軍の機銃掃射で失い、自分も傷ついたところを工員の青年に助けられる。彼を通じて抵抗運動の女性闘士を知った若者は彼女に恋するが、やがて彼女にも悲劇が訪れる……。脇役で出演もしているポランスキーをして“この作品でポーランド映画のすべてが始まった”と言わしめた、ワイダの長編処女作。後に「地下水道」「灰とダイヤモンド」と続く“抵抗三部作”の最初の作品。まだ演出には生硬な所があるが、感情を一気に衝撃的なラストまで高めていく剛腕は彼ならではのものだ。
<allcinema>
評価
【関連作品】
地下水道(1956)
灰とダイヤモンド(1957)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
17 7.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:bond投稿日:2015-02-26 09:47:22
エネルギー漲る若者のはきっかけがあれば何かにのめりこむ。ポランスキーデビュー作ね。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2012-04-11 02:52:21
【ネタバレ注意】

この時のワイダはまだ手探りで映画を撮ってたのか、二人の男の物語としても(顔の区別が付かない)群像劇としても物足りないほど、構成に欠陥(失礼)のある作品だった。ワイダ作品名物の奥行き画面を活かしたドイツ軍との攻防はあるし、最後のまだ同志が居るといった終わり方は良かった。

投稿者:Normandie投稿日:2012-01-20 00:46:43
アンジェイ・ワイダ長編第一作。
かつてBSで放送された「自作を語る」の中のワイダ監督は若くて美しいだけでなく意志のある顔をしてた。
この作品に同僚役で出演したロマン・ポランスキーもとびきり若かった。
以前読んだキェシロフスキの自伝には相当なる覚悟のワイダ監督との思い出が詰まっていて
ここから監督の手形がくっきりと残されていくことを考えればポーランド歴史
と共に歩んできた彼の相応しいデビューだと思います。
投稿者:Bava44投稿日:2009-05-20 22:55:01
48年に設立されたウッチ映画大学の一期生だったアンジェイ・ワイダの長編デビュー作。後に本作が“ポーランド派”誕生の決定的な作品とされた。解説にもあるポランスキの語ったことはそれほど大げさなことではない。曰く「この映画はわれわれにとって、はかり知れないほど重要な作品でした。すべてのポーランド映画は、この映画とともに始まったのです。それは驚嘆すべき体験でした。・・・・スタッフ全員が非常に若かった。ワイダもとても若く、きわめて真摯でした。われわれは昼も夜も仕事をしました。彼は自分のやっていることを信じていたのです、すなわち、この映画はこれまでのポーランドになかったまったく新しいものであると(まだスターリン時代でした)。この映画は若い世代によってつくられた、今までとは違う映画でした。」(「静かなる炎の男アンジェイ・ワイダの映画」25ページ)
ワイダは当時29歳。ポランスキは23歳だった(←半ズボンをはいている姿がまだ子供だ:笑)。尚、ベテランのアレキサンデル・フォルドが監修として“クレジットされている”が、これは新人監督のデビュー作を後押しするためである。ソ連映画でも例えばグリゴーリ・チュフライの『女狙撃兵マリュートカ』ではミハイル・ロンムが監修している。

東欧諸国では40年代末から50年代前半にかけて、ソ連の統制の下に、労働者や社会主義国家建設を賛美するお決まりの映画のみが作られている状態であったことを、この映画の鑑賞前には知っておかなければならない。
だからこの映画の人物設定やストーリーは“公式的な”映画に近い。主人公は労働者で、人民軍側の反ナチ抵抗運動が描かれる。ロンドン亡命政府側の国内軍はブルジョア的であり、本作では悪役として描かれている。
だが、ワイダ自身、戦時中は国内軍のメンバーであったこと(若かったので重要任務に就かず)。彼の父がソ連に虐殺されていることからも、この作品が単純な抵抗映画になるはずはなかった。(尚、『地下水道』『灰とダイヤモンド』では国内軍の方が主人公である。)

この映画は“転換期”の作品である。ファースト・ショットの長廻しの段階で、音楽の調子と荒廃した風景にネオレアリズモの影響を感じさせる。だがここでのナレーションの語り口は教条的である。“ここでの”というのは、後の遊園地のシーンでは明らかに映像とナレーションを対照させていて新鮮な印象があるからだ。また、初登場シーンではヒロインのドロタはアジテーションをしているが、徐々に人間的な魅力を得ていき、主人公とのシーンは、恋人たちの歓びを活き活きと表現している。
そして、この映画で最も衝撃的なのは白いコートを着たヤシオが追い詰められ、らせん階段から自殺するシーンだが、未来派や表現主義を連想させる奇妙な構図に満ちている。ヤシオは神経質な性格で“肯定的人物”ではなく、この演技は魅力的である。しかし彼の年老いた父の方を見ると、(ドラマ上不自然に)かつて満州国境にいたことを古き良き思い出としている人物である。ソ連に対する配慮は社会主義時代を通してポーランド映画に遍在。

まあ、この手の混在は探そうと思えばいくらでも出てくるが、結局、このことが作品を評価することを難しくしていると思う。私の場合は転換期の作品として興味深く見ることができた。同年のソ連映画より一歩先を行っている。(念のため書いておくと、ポーランド当局がソ連の顔色をうかがっていたのであって、基本的にソ連が直接ポーランド映画を検閲することはない。)
投稿者:Ikeda投稿日:2008-10-17 13:10:37
アンジェイ・ワイダの最初の作品と言っても良い映画ですが、演出が雑な感じはありますが、カメラは良いですし、かなり面白いと思いました。主役タデウシュ・ウォムニッキが良いですし、ロマンスの盛り込み方が不十分とは言え、ヒロインのウルシュラ・モドジニスカもかなり張った演技をしています。
勿論、傑作という映画ではありませんが、「地下水道」「灰とダイヤモンド」と並んで抵抗3部作と言われながら、かなり無視されている事が気になっていました。見て解ったのは「地下水道」と同じくドイツのナチズムを糾弾していますが、それだけではなく、セクーワ(ヤヌーシュ・パルシュキェヴィッチ)がスターショ(タデウシュ・ウォムニツキ)にマルクスの言葉を持ち出して、資本主義に対する批判が、モロに表現されている事でした。
ソ連による検閲の関係があったのは当然ですが、戦後10年経って資本家による搾取を描いている映画は始めて見ました。この内容のままアメリカで公開される訳はないと思って調べて見ましたが、やはり3部作の内、この作品だけはアメリカでは正式に劇場公開されていないようです。如何にイデオロギーが映画に影響しているかが解りました。それに日本でも30年近く経って公開されているのも、何らかの圧力か映画界の事情があったのかも知れませんが駄作という映画ではありませんので異常に思えます。
投稿者:きらきら投稿日:2008-09-26 14:37:32
冒頭の村のクレーン撮影。
長まわし。
いいぞ。
こいつはオーソン・ウェルズの『黒い罠』とまではいかないが、かなりいい感じ。
ワイダはこれが処女作だというから、ちょっとびっくり。

実はワイダの映画というと、「生真面目な政治映画」というイメージがあって、あまり近寄らなかったけど、けっこうよかったな。
「物語」に直接関係ない遊園地を、登場人物たちの集会の場として選んだセンスもいい(ヒッチコックの『見知らぬ乗客』を思い出した)。

もっとワイダを見てみたい、そんな気持ちになった。
投稿者:堕落者投稿日:2004-02-19 18:30:42
ポランスキーにしてここからポーランド映画は始まったと言わせた,原点にして出発点であり,金字塔的作品。ワイダのロマンチズムは好みではないが,やはり作品に漂う陰鬱な雰囲気は捨てがたいですね。
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