1900年(1976)NOVECENTO | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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【クレジット】
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【解説】
大農場主と小作人という立場の違いを超えた二人の男の友情と確執を通して、20世紀前半のイタリア現代史を見据えた、ベルトルッチ渾身の大長編。1900年の夏の同じ日に生まれたアルフレードとオルモ。それぞれ大地主と小作人頭の息子という立場の違いはあったが、二人は仲よく育っていった。やがて成長したオルモ(ドパルデュー)は搾取される農村社会を救うべく立ち上がり、地主となったアルフレード(デ・ニーロ)と対立することになる。時あたかもファシズムが台頭、時代は混乱期へと入っていた……。5時間を越す長尺を丹念に綴るベルトルッチの手腕は一時たりとも休まることなく、この壮大なドラマを形作った。共に作品を支える大きな力となっているのは、舞台となるポー河流域の農村地帯を美しく捉えたストラーロのカメラと、胸せまるモリコーネのメロディ。デ・ニーロ、ドパルデューを筆頭とする米・仏・伊のスター競演も見ものだ。93年に「オリジナル英語バージョン」が公開された。


【ユーザー評価】
| 投票数 | 合計 | 平均点 |
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| 11 | 88 | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 8.00 |
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いい意味で変態・エッチ・淫乱な監督。しかも超左翼。ホモでマザコンだったパゾリーニもこの手の映画は得意そうだが、ベルトルッチが撮って正解。全編ヤリたい放題ハメ放題の精子大行進映画。単なる歴史劇といってしまえばそれまでだが、ファシズムと変態の関係性をとことん描いており見応えタップリ。
これは『暗殺の森』と同様のテーマだが、変態を知識人みたく比喩するより土着的映像でファシストの精神世界をそのまま現出させた本作のほうが的を得ている。
「性欲」と「自殺願望」もまた切り離せない関係だが、『ラストタンゴ・イン・パリ』ではそれが全面展開されていた。ベルトルッチは作家に例えると野坂昭如に近い監督かも。
二部構成となっており、一部の最後でサザーランドが猫に頭突きするあたりから、どうも尋常でない雰囲気になってきました。
劇場公開時には途中休憩の間に、売店で確か豚まんを売っており、二部でサザーランドが男の子をなぶり殺しにする場面では、ほとんどの人が豚まんを食べる手が固まり、中には悲鳴を上げるご婦人もおり、場内は騒然とした空気に包まれました。
これだけのスターを揃えていながら、サザーランドがさらっていった印象です。後年デニーロとサザーランドは『バックドラフト』で1シーンだけ相まみえる事になりますが、この映画を踏まえて観ると面白いです。
ベルトルッチはこの映画を撮り上げて以降は、なにか脂が抜けた感じで、世界的名声を得た『ラスト・エンペラー』にしても、「周りがどう言おうが俺はこれを描く」というギラギラした熱気は伝わってきませんでした。
でもビデオで見る限りはとてもいい映画だったよ。イタリア人って面白い。何考えてるんだろう。
ファシズムに関しての知識を最低限持たないと少し辛いが、大河ドラマとしてもかなりイケる。話が1周するのもミソ。
監督、脚本、俳優については、他の方が絶賛しているので割愛するが、映像の1コマ1コマが絵画のように美しく、
モリコーネの音楽も来ると、このまま酔っていたい気分になる。
この映画を一言で表すなら、「驚異的映画体験」という言葉が相応しい。
グロテスクなシーン、露骨な性描写には観る人を分けるが、個人的にはDVD発売を希望したい。
豚の内臓取り出すシーンとか男の子放り投げてブッ殺すシーンとか。
強烈なイメージの連続で少々疲れる・・というのが率直な感想。
酷い侵略もあったんだなあ、なんて呑気な事を言えるのは私が平和ボケし過ぎているからか??
映画館で朝から夕方まで一回だけの上映だったのを覚えている。まったく退屈しなかった。しかしDVDとか出ても買うけど絶対全部は見ないだろう。この頃のドミニクサンダは信じられないくらい綺麗だった。ドパルデユーもこの頃は豚じゃない。
バートランカスターの自慰シーンが一番の見所かな。
最高傑作はこの作品だと思う。
プロレタリアとブルジョワジーの階級闘争、友情、ファシズムの台頭、と物語の設定自体が単純化されている。
物凄く象徴的な部分だけが拡大されていて、物語には緻密さはないわけ。
エピソードというのも見世物的な部分が多くて娯楽的な要素も大きい。
だからテーマの重々しさとは関係なくグイグイとのめりこむわけ。
これが5時間以上の大作だが、ベルトルッチはこれだけの大作を
飽きさせることなく見事な人間ドラマに仕上げている。
だが何より見事なのはストラーロの撮影、本当に動く絵画のように
美しい。後年の飾り映画にはない、美と醜があるのがいい。
http://cinema.ff.vu/
それはやっぱり思想性は抜きにできないってことじゃないですか.
だって、全編を貫いているものを抜いちゃったら文字通り骨抜きになっちゃう.
まあ、面白いとは思うんですけどね.5時間、飽きずに観つづけたもの.
反感を覚えながらも最後まで引っ張られたのは確か.
学生運動とかやってたオッサンとかにはたまらないのかもね.
19歳の僕には農民が悪魔にしか見えませんでした.
ファシストってのがこんなに単純明快にワルモノだったら世の中わかりやすくてイイナとも思いました.
思想性を超えたところで評価できるタイプの映画じゃないから、拒否反応起こす人は多いはず.
私の歴史的な基礎知識の欠如かとも・・・
ミクロとマクロの問題かとも・・・
このような映画は苦手だ・・・
「開放の日」@は農民が怖そうだし、地主のデニーロが被害者のように見えるが「開放の日」Aでは農民は主人公で、デニーロは追い詰められた悪役である。
@は公式の歴史であり、Aは「実はこうだった」歴史と言える。@をベルドリッチ流世界観でグルっと5時間かけて回転させたら全然違う位相に着地してしまったと感じ。そうはいってもAも事実とは言い難く、ベルドリッチの頭の中の出来事といった方がいいかもしれない。「踊る人民裁判」、サザーランドの暴れっぷリ、などマンガ的描写がさらにそう思わせる。この映画を観た後「あれ?イタリアって社会主義国だっけ?」と錯覚してしまう。いろんな意味で面白い、何度観ても飽きない映画。