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戦場の小さな天使たち(1987)

HOPE AND GLORY

メディア映画
上映時間114分
製作国イギリス
公開情報劇場公開(COL)
初公開年月1988/02/06
ジャンルドラマ/戦争
戦場の小さな天使たち [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,122
価格:¥ 4,004
USED価格:¥ 3,200
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【解説】
 戦時下のイギリスを舞台に、ある一家の子供たちの、戦争とは無縁の微笑ましい世界を描く。空襲によって、ロンドンの市民は次々と疎開していった。次第に人がいなくなる中でも、子供たちは無邪気にそれぞれの楽しみを見つけ出す……。異才J・ブアマンが、自伝的意味合いを含めつつ子供の視点で戦争を描き出した秀作ドラマ。散文詩的な作りと戦火の生活のスケッチは、時に楽しくユーモラスで、時に恐怖に満ちているが、たくましく生きる市井の人々の姿は静かな感動を呼ぶ。
<allcinema>
評価
【関連作品】
戦場の小さな天使たち(1987)第1作
クィーン アンド カントリー(2014)第2作
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
762 8.86
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【ユーザーコメント】
投稿者:Stingr@y投稿日:2015-05-23 14:07:20
原題の「Hope and Glory (直訳:希望と栄光)」は、もちろん、イギリスの第二の国歌とも呼ばれる、「Land of Hope and Glory (直訳:希望と栄光の国)」から採られている。これは、エルガー作曲の『威風堂々』の主題の旋律に歌詞をつけたもの。

作中でも流れているが、きっと、戦時中は戦意高揚のためにラジオなどで多く流されたのであろう。そして、その対極として、「そんな音楽よりも、やっぱりジャズよね」とオープニングシーンが告げる本作の人々の生活。戦意高揚どころか、自宅が火事になって、疎開がてらに、半分ピクニック気分で実家に転がり込んだり、子供たちは学校に爆弾が落ちて休校になったことで大喜びする。この感じがいい。

「戦争、それは子供たちにとって大いなるモラトリアムであった」などと書いた作家がいた(ように思う)。そんな言葉も、生き延びてこその言葉。同時期に制作された『戦場の小さな天使たち (1987 イギリス)』、『さよなら子供たち (1987 フランス/西ドイツ)』、『火垂るの墓 (1988 日本)』、それぞれが真実を語っている。
投稿者:noir fleak投稿日:2014-04-07 08:23:13
という趣だ。ブーアマン監督とアレンは2歳違いだ。
対独開戦を告げる首相の声がラジオから流れるところから始まる。その時自分が何をしていたか皆覚えていると回想が入る。なるほど英国は戦争がまさに身近な問題だったのだ。
戦場の天使? この邦題はナンセンスだ。戦場など一つも出てこない。普通の家庭の戦時下の生活が少年(ブーアマン監督)の目からたんたんと描かれる。特にいいのは少しエクセントリックな祖父との交流だ。
英国らしい河遊び、クリケットのシーンがいいし、当時流行った We\'ll meet again や White cliff of Dover などのメロディーが聞けるのも楽しい。
女の子がネックレスをもらう代わりに、パンツの開けて男の子たちに代わりがわりに見せるシーンが傑作だ。
投稿者:sachi823投稿日:2013-03-08 23:54:13
戦勝国イギリスの戦争中の状況がわかって興味深いです。
いつも独自の世界観で、見る者を強引に異次元に誘う
この監督にしては、珍しく穏やかで日々の生活の営みが
淡々と綴られています。50代半ばでつくったと思われ、
老いが忍び寄る中で、少年時代を懐かしむノスタルジックな
趣があり、町や住民に対する優しい眼差しが感じられます。

投稿者:gapper投稿日:2010-09-04 22:10:38
【ネタバレ注意】

 ジョン・ブアマンのハートウォームドラマ。

 ビリー少年(セバスチャン・ライス・エドワーズ)を中心にローマン一家の戦争突入から戦争中までの物語。
 父親の出兵や家の焼失、娘の恋愛など家族のさまざまな出来事とその絆を描く。

 母グレースのサラ・マイルズは、結構癖のある女優で好まない人も居るかもしれないが個人的には好きな方だ。
 子供の描写が結構良く、軍隊のようなギャング団のような集団を作り遊んでいるのが微笑ましくも危険性も感じる。

 二次大戦がすぐ終わると思っていたところやアドバルーンのよる夜間の戦闘機攻撃の防衛など上手く当時の状況紹介を絡めている。
 校長のプロパカンダ的演説が伏線ともいえる演出だったりとこの手の作品好きのつぼを良く心得ている。
 ラストの”ありがとうアドルフ!”の無邪気な一言には、思わず笑ってしまった。

 邦題では、”戦場”としているが”攻撃にさらされている故郷”であり不適切で好ましく思わない。

投稿者:nick投稿日:2009-06-02 10:48:54
戦前生まれのうちの母親は子供心に
“サイレンが鳴って防空壕に隠れるときが一番ワクワクして楽しかった”
と言ってましたが
子供ってそういうもんなのでしょう。
真正面からお涙頂戴で反戦を訴えるよりも
遥かにいろいろなことを考えさせられる名作です。
投稿者:ファルド投稿日:2005-01-21 20:58:26
子供の視点から捉えたなかなか面白い作品だと思います。爆撃された悲惨な場所さえ遊び場にかえてしまう無邪気さなど、所々ユーモアたっぷりに描かれていて結構笑えましたね。
投稿者:s.nakajima投稿日:2004-10-12 22:11:30
 この時代の英国を知るためにいろいろと漁っていますが、これまで観た中でイチバン面白かった!天使という名の悪童たち!しかし子供って大人の悪いところマネるのは、どこの国も同じだなあ。悲壮感があればいいってもんじゃないけど、ここまで面白くていいのか(いや良かったですけど)。ちなみに戦前生まれの親に見せたら予想通り不評だった…
投稿者:黒美君彦投稿日:2003-06-01 23:16:35
戦勝国の子供っていうのは、戦時も楽しかったんだろうなあと思わせる作品。悲惨になりがちな話、というより連合国(特に本国)にいる子供たちにとっては、戦争は遠い場所での出来事であり、今でいえばTVで観て戦争を知っているような気になるようなものだった、ということなのではなかろうか。無論、空襲で母親を喪う子供も登場するが、その一方で「空襲ではない普通の火事」で焼きだされる家族もいるのだから、意外とマジメに当時のイギリス国民の感覚を描いているのではないだろうか。ただ、この作品の中の「戦争」は時代の風俗に過ぎないわけで、確かに邦題は誤解を招く気がする。
投稿者:ISAO投稿日:2002-10-19 15:21:37
「脱出」、「ポイントブランク」、「エメラルドフォレスト」とおかしな映画(良い意味で)ばかり作り続けるブアマンがやっと一般受けする映画を作った。この邦題なら、普通の映画ファンも観に行くでしょう。逆境に遭遇して本来の生命力を発揮する人間を相変わらず、のほほんと描いているが、ラストには感心した。まじめな人(朝日新聞を長年読んでいるような人)はこれを観て激怒するかもしれない。「これはやりすぎだ」という気もするが、案外ブアマンは本気なのかもしれない。最後の河のシーンもブアマンらしくていいですね。
投稿者:ポクスンア投稿日:2002-08-10 14:25:05
非日常を歎く大人達と楽しんじゃう子ども達。
大人は生活考えなくちゃいけないからね、ワメくのも仕方ないのよっ!
でも自分達の日常に都合よく働きさえすればとりあえずOKというのは
大人には隠しておきたい本音、ラストのあんなセリフ口が裂けても言えません・・・。
アイロニカルなお話。
投稿者:るるる投稿日:2001-09-10 21:36:49
この邦題なんとかならんか。まあ原題通りに「希望と栄光」とかにするのもよく分からないからいただけないけど、それにしてもこの邦題ではすごく軟弱なお涙頂戴映画みたいに思われてしまうではないか。まあブアマンは「エクソシスト2」とか「未来惑星ザルドス」とか、気持ちの悪い映画ばっかり作る人だから、映画会社の人もゲテモノだと思ってあんまり真面目に考えてないんだろうな。

でもこの映画すごくおもしろいですよ。子供のころのワクワク感を思い出します。ウディ・アレンの「ラジオ・デイズ」にも通じるものがある。見ごたえのある映画です。おすすめ。
投稿者:longisland投稿日:2001-04-05 22:38:11
戦争をこどもの視線から描いた作品としては秀逸。個人的に大好きな作品
撃墜されパラシュート降下したパイロットが警官に逮捕され、遠巻きに観ていた人々がパラシュート生地を喜んでとりにいく等、少年の視点ですごくやさしく描かれている。

ところで、J・ブアマンとL・マル監督ってほぼ同年齢、銃後の少年時代を自伝的に少年の視点で描いて、片や本作品・片や『さようならこども達』、占領下仏国と非占領下英国、監督の感性・描き方によって同じ時代(WW供砲まったく違う映画になる・・・・ 映画の奥深さを感じるな〜〜

ちなみに『戦場の〜』『さよなら〜』2本とも同じ年に製作されたんだよ。
是非2本見比べてみてください。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-01-14 09:56:55
 もう本当にこの映画が終わらなければいいと思った。だいたい、どうやって終
わらせるのか見当もつかなかった。映画館の中でオロオロした。この映画の欠点
も短すぎる(もっと言えば終わってしまう)、ということだ。
 ともすればジョン・アービングの世界になってしまいそうな話を全ての説話が
ハッピー・エンディングになるよう終わらせてしまう離れ業!
 ジョン・ブアマンはやっぱりいい。
投稿者:けいぞう投稿日:2000-08-23 01:33:11
大抵のビデオ屋にあるのだが、いったい何人の人が借りているのか・・・。これは面白い、楽しい映画です。以前「戦争を茶化していいのか」という論争があったが、これは「戦争茶化し映画」NO.1かもしれない。なぜなら「戦争は楽しい」と言っているのだ。                               なにしろ戦争の勃発が主人公の少年にとって、いい方いい方へ働いてしまう。空襲で街が焼けたら焼け跡であばれ放題(ここでワルガキが拾った銃弾を木片の穴に差込み、後ろを叩いて発射させるという危険な遊びを披露)、我が家も焼けたら(これは空襲ではない。これがまた爆笑)おじいちゃん(すばらしいキャラクター)の家に疎開。日本だと疎開はつらい思い出になりがちだが、冒険好きな少年にとってはワクワク気分。河で舟を漕いだり、魚とったり(ドイツ機が河に落とした爆弾で魚がポコポコ浮いてきて大漁だ!)、おじいちゃんとクリケットをしたり・・・                                  いや、確かに大人の方は大変なんだが、子供の視点からみればこうも見える、ということなんですが・・・(ちなみに監督の自伝。この監督がなぜ河にこだわるのかその理由がこの作品で明らかに)。                     「戦争は楽しい理論」はラストで頂点に達する。ラストで起こったこととそこで子供が叫んだセリフはここではとても言えませんが、「わっはははは」と私は腹の底から大笑いしました。だまされたと思ってぜひご覧ください。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 監督賞ジョン・ブアマン 
 □ 脚本賞ジョン・ブアマン 
 □ 撮影賞フィリップ・ルースロ 
 □ 美術賞Joan Woollard 
  アンソニー・プラット 
■ 監督賞ジョン・ブアマン 
 ■ 脚本賞ジョン・ブアマン 
 ■ 撮影賞フィリップ・ルースロ 
■ 作品賞 
 ■ 監督賞ジョン・ブアマン 
 ■ 脚本賞ジョン・ブアマン 
■ 作品賞(コメディ/ミュージカル) 
 □ 監督賞ジョン・ブアマン 
 □ 脚本賞ジョン・ブアマン 
□ 作品賞 
 □ 主演女優賞サラ・マイルズ 
 □ 助演男優賞イアン・バネン 
 ■ 助演女優賞スーザン・ウールドリッジ 
 □ 監督賞ジョン・ブアマン 
 □ オリジナル脚本賞ジョン・ブアマン 
 □ 作曲賞ピーター・マーティン 
 □ 撮影賞フィリップ・ルースロ 
□ 外国映画賞 監督:ジョン・ブアマン(イギリス)
■ 最優秀芸術貢献賞ジョン・ブアマン 
【ソフト】
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