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番場の忠太郎 瞼の母(1931)

メディア映画
上映時間72分
製作国日本
公開情報劇場公開(日活)
初公開年月1931/03/13
ジャンル時代劇

【クレジット】
監督:稲垣浩
原作:長谷川伸
脚本:稲垣浩
撮影:石本秀雄
助監督:寺川千秋
出演:片岡千恵蔵番場の忠太郎
常盤操子水熊のお浜
山田五十鈴お登世
浅香新八郎金町の半次
安川悦子その母おむら
春日寿々子お縫
瀬川路三郎博徒素盲の金五郎
沢村春子夜鷹のおとら
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
110 10.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:Marie&Marilyn投稿日:2014-11-15 00:23:44
わたくしの観た「瞼の母」で、いちばん、感動させられたもの。
もっとも、サイレントの回転数じゃなく、いまのトーキーのもので、観たので、ほんらいの姿じゃないから、ほんらいのものだったら、どういう印象になったか、不明では、あるが。
投稿者:呑気呆亭投稿日:2012-06-06 17:01:50
自身が母と生き別れになったという経緯を持つ長谷川伸は、この自伝的ともいえる作品には思い入れが強すぎたらしく、大詰「荒川堤」の場に、定本では忠太郎は追ってきた母と妹に背を向けて去るのだが、それではアンマリだと、“おッかさあン―おッかさあン―”と叫んで忠太郎が戻って来る「異本」を用意してしまったのである。脚本を書いた稲垣は、その異本を選択し忠太郎母子を最後に和解させてエンドマ−クを打つ。
ちなみに、この映画が上映された翌々年の1933年に、長谷川伸その人も四歳の時に生き別れた「瞼の母」に47年ぶりの再会を果たしたのだった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:Bava44投稿日:2009-06-13 09:10:39
稲垣浩は当時20代半ばだが、情緒的なシーンの間の取り方というか、ショットの長さが適切で、うまく心に響く。すでに10数本の作品を作っているから、感覚的に分かるのだろう。技を身につけている感じがする。また伊藤大輔門下だけあって、移動撮影を多用している。

社会の底辺の存在を見せ付ける沢村春子の老婆が強烈過ぎるし、悪役の浪人もいやらしい感じがよく出ていて、普段お目にかかれないものを見てしまった気がした。こういうのは時代を感じさせる。
あと、山田五十鈴のオープニングクレジットの順がずっと後ろの方だった。誰でも最初はそこから始まる。
投稿者:山田友紀投稿日:2008-08-07 00:08:17
松田春翠の活弁トーキー版で見た。
小学生の娘が面白がって一緒に見ていたが、
それ以降「おっかさん」と言うようになってしまった…
「俺も男だ!」などの踊る字幕も楽しく、
弁士松田春翠の名調子もすばらしい、見てよかった!と思える一作。
投稿者:黒美君彦投稿日:2005-09-05 15:13:10
【ネタバレ注意】

番場生まれのヤクザ者、忠太郎(片岡千恵蔵)は5才の時に生き別れた母を捜して江戸へと向かった。息子を亡くした夜鷹に母の情の厚さを感じ、やっと辿り着いたのが料亭水熊の女将のお浜(常盤操子)。しかしお浜は「身代を狙っているんだろう!」と冷たくあしらう。忠太郎は水熊を後にするが、それまで瞼に灼きついていた母の姿がどうしてもお浜の姿に重なってしまう。一方娘のお登世(山田五十鈴)に諭されたお浜は、忠太郎の後を追って雪の街に飛び出した…。

無声映画をスクリーンで観る機会は殆どないが、傷だらけのフィルムからはしっかり「音」や「声」が聞こえてきた。人間の想像力というのは大したものだ。
表情や所作で表現を完結しなくてはならない当時の役者や、演出する監督はなかなか大変だったと思う。
当時27歳の片岡千恵蔵が細身でいい男なのだ。まだ当時14歳だった山田五十鈴の愛らしさも秀でている。
字幕とカットを次第に短くつないでいき、緊迫感と焦慮を表現するあたりはなかなか。ちなみにまわる水車などで時間経過を表現するあたりは、後年の『無法松の一生』(41年)などでもみられた手法である。
ちなみに片岡千恵蔵も幼くして母を失い、稲垣浩監督も8歳で母と死別したとか。そうした思いが長谷川伸の原作とは異なるラストを生んだのだろうか。母の呼び声を振り切らず、母の胸に飛び込む千恵蔵が、何とも切ないのだ。

それにしても傷だらけのサイレント映画で観るお歯黒の夜鷹(沢村春子)は、結構怖いのであった…(苦笑)。

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