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東京の合唱(コーラス)(1931)

メディア映画
上映時間90分
製作国日本
初公開年月1931/08/15
ジャンルドラマ/コメディ
小津安二郎 DVDコンプリートボックス
参考価格:¥ 70,200
価格:¥ 55,687
USED価格:¥ 126,360
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【クレジット】
監督:小津安二郎
原案:北村小松
脚色・潤色:野田高梧
撮影:茂原英朗
衣裳:斎藤紅
編集:茂原英朗
助監督:清輔影
原研吉
根岸浜男
出演:岡田時彦岡島伸二
八雲恵美子妻すが子
菅原秀雄その長男
高峰秀子長女
斎藤達雄大村先生
飯田蝶子先生の妻
坂本武老社員山田
谷麗光社長
宮島健一秘書
山口勇会社の同僚
【解説】
 北村小松の原作を野田高梧が脚色し小津安二郎が監督したサイレント映画。世界的に不景気な時代、仕事を失った父親が家族や知人に支えられながら再起する姿を描く。悲劇的な内容に喜劇的な側面を持たせた、小津らしい作品。
 妻と三人の子を持つしがないサラリーマンの岡島伸二は、長男にねだられ、ボーナスで自転車を買う約束をした。だがボーナス支給日に同僚が解雇されたことに怒り、社長に抗議し小突いたことから、伸二も会社をクビになってしまう。職探しに明け暮れる伸二だったが、世の中は不況でなかなか仕事が見つからない。そんなある日、伸二はかつての恩師である大村先生と再会。先生が定年退職後に始めたカレー屋“カロリー軒”を手伝うことに…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
533 6.60
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【ユーザーコメント】
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-07-29 18:37:57
次第に家族の一員になってしまう。伏せた目の岡田と八雲。子供たちと精一杯のせっせ。切ないが妙な暗さがないのがこの映画のいい所。カロリー軒の講釈も可笑しい。テンポも快調。岡田と斉藤の絡みが楽しい。
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2010-12-09 20:24:58
会社をクビになったサラリーマンの悲哀を描いた小市民的ホームドラマ。
小津らしくとりたてて凝ったストーリーが展開されるわけではないが、あの独特のショットで様々なエピソードを紡いでいき、サイレントならではの魅力を発する。
演技陣。岡田の美男子振りや斎藤のコミカルさもいいが、落ちぶれた初老の社員役の坂本が秀逸だ。
投稿者:o.o投稿日:2005-11-14 01:37:55
小津安二郎の映画と言えば、ひたすらに静かな画面をじっと見つめる映画、という先入観というか偏見がありましたが、少なくともこの作品は、平凡な庶民の哀歓を描きながらも、コミカルな演出をベースとしたテンポの良い作品でした。出勤前の身支度をしている最中に子供から二輪車を買ってくれとおねだりされる、といった普通であればどうでも良いような場面も、見ていて非常に心地よく、いつまでもこの世界に浸っていたいと思わされます。主人公と社長のユーモラスな喧嘩のシーンが好きです。

特別に正義漢という訳ではないが向こう気が強く、いざとなると後には引けなくなる主人公、「岡島伸二」も良かったのですが、その妻すが子を演じた八雲恵美子がすごく良かったと思いました。タンスの中身を全部質に入れられたショックを隠して家族で「せっせっせ」 (?) をやる場面は、名演技ではないでしょうか。

「失業都市東京」という言葉が劇中に出てくるのですが、そんな社会背景や時代の風俗を眺めるのも興味深くまた楽しいものでした。主人公がカレー屋ののぼりを背負って宣伝をしているのを目撃した妻が「誰がそんな事までしてくれと頼みましたか」と怒る場面を見ると、大日本帝国時代にはホワイトカラーと労働者階級の区別は非常に大きかったというのも分かるような気がします。再就職先が決まって大喜びするのかと思いきや、場所が栃木県だと知って夫婦そろって肩を落としていましたが、当時の栃木県とはそんなに田舎だったのでしょうか。

大変良い小津入門となりました。
投稿者:Ikeda投稿日:2004-03-27 11:23:12
戦前の労働組合などない時代、そして就職難の頃の世相を描いていて、簡単に首になるなど現在では考えられない状況です。ただ、資本主義の行方については、違った形でこの状態に戻らないか多少心配です。また、今と違って大学卒はエリートで、非常にプライドが高かったことが解ります。岡田時彦が解雇されて、その辞令で子供が紙飛行機を作って遊ぶのが面白いですし、先生斎藤達雄の奥さん飯田蝶子の若いのが楽しいです。カレーライスもライスカレーですが、この頃のものはうどん粉の量が多く、今ほどスパイシーでなくて、もったりしていました。それにしても扇風機で鉛筆を削るという映画的アイディアはどうかと思いました
投稿者:GRIFFIN投稿日:2004-01-11 16:44:42
 70年前から日本人はカレー好きで、渦巻型蚊取線香があったんだ〜と、ついつい内容の辛辣さ以外の風俗ばかりに目がいった。
 今までみた初期作品の中では、完成度が高い。(サイレントの枠を超えて映像で感情表現しようとしている。)
 男女の背中で十分語れているが、まだ30歳前の作品ってのが驚き。
投稿者:ご飯投稿日:2003-06-20 09:03:53
初老の同僚がくびになるのに憤った主人公が社長に抗議して、彼もくびになる。昔の恩師に出会い、今は学校を辞めて洋食屋をしているのを手伝い、そのうち再就職する。洋食屋のキャッチコピー「一皿満腹主義」とか店名が「カロリー亭」になっているのは、今とは違う食料事情もうかがえるが、庶民が生活していくわびしさを浮き彫りにしている小津らしい内容。サイレントだが、さほど大仰な芝居をさせずにじんわりと哀歓が伝わってくる。戦前だと父親が強いといわれているが、小津のこういう作品をみると昔の父親もそれほど亭主関白じゃなかったんじゃないかと思ったりする。それほどいばっていなし、子供に責められたりするんだから。kad26278@biglobe.ne.jp.
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