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戦争のはらわた(1975)

CROSS OF IRON
STEINER - DAS EISERNE KREUZ

メディア映画
上映時間133分
製作国西ドイツ/イギリス
公開情報劇場公開(富士)
初公開年月1977/03/17
リバイバル→ケイブルホーグ-2000.2→2017.8.26-コピアポア・フィルム(デジタル・リマスター版)
ジャンルドラマ/戦争
血みどろの大量殺戮と 激烈な戦いのなかに 人間の残酷さをえぐった ペキンパー・バイオレンス!!
戦争のはらわた [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 2,007
USED価格:¥ 1,460
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【解説】
 第二次大戦中、ドイツの敗色が見え始めた1943年、ロシア戦線。ドイツ軍の一中隊を舞台に、人間味ある伍長と冷徹な中隊長との確執、最高の名誉とされた“鉄十字章”をめぐるドロドロの人間模様を、ペキンパーが大迫力で撮り上げた大作。砲弾の飛び交う中、泥と血にまみれた人間たちが激しく殺し合う様は、歴代の戦争映画の中でも異彩を放っている。ラストの“笑い声”が強烈なインパクトを残す。
<allcinema>
評価
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]ARONIN (1998)
[002]Aワイルドバンチ (1969)
[003]Aゲッタウェイ (1972)
[004]Aセルピコ (1973)
[005]Aダーティハリー (1971)
[006]Aビリー・ザ・キッド/21才の生涯 (1973)
[007]Aストリートファイター (1975)
[008]A大列車作戦 (1964)
[009]A蘇える金狼 (1979)
[010]Aフレンチ・コネクション2 (1975)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
25212 8.48
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【ユーザーコメント】
投稿者:ローランド投稿日:2018-06-07 09:38:47
  上司に尻尾を振るのが嫌でそのことが出世の妨げになっているという人間はどこの職場でも居るようだけど、それが戦場でのこととなると文字通り命がけになるわけなんだがそれをものともしないで信念を貫き、当節流行りの理想の上司アンケートの候補にあげたら高得票を得そうな思いやりがあって腹の座った命知らずのジェームズ・コバーン演じるスタイナー伍長が見掛けも行動も格好良くて、犒は自分の重要性を過大評価しているようだ瓩伴仕覆箸盪廚┐襪海箸鮓世Σ畔舛良く名誉心の強い上官が逆に自身の地位を過大評価しているようでここではピエロ役を演じることとなる。   

  そのピエロ上官を促しての、この作品の6年前になる『ワイルドバンチ』の滅びの美学とでもいうような爛譽奪帖Ε粥辞瓩粒櫃雲爾箸箸發鉾瑤喀个攻椋嫖な突撃を思い浮かべるエンディングに、この上官のような卑劣な奴にはもっと不名誉な死にかたをさせた方がカタルシスがあって面白かったのにって、戦争ものだからこれは仕方ないのだろうけれど全体的に物語性が弱いという気がします。   

  スタイナーが負傷して入院していた時の幻覚に、仏教徒でもないのに三途の川が?と思えるようなものがあったのだけど、あれは生死の境をさまよっていたわけではないのだから三途の川とは関係ないってことか・・・。  安穏な療養生活に甘んじることなく戦場に復帰して仲間に歓迎されるというひとつの見せ場を作るためなんだろうけど、この入院時のエピソードは作品全体に馴染まないような気がして、無くすかもう少し工夫するべきだったのではないでしょうか。
投稿者:炙り明太子投稿日:2015-10-17 19:54:04
これほど最新技術映像&音響でリメイクして欲しい映画はありません。
投稿者:Normandie投稿日:2015-10-15 22:25:47
英語を話すドイツ人の設定が無茶苦茶笑える。
醜さの肝心さを描き切ったペキンパーは凄い。彼の最高傑作。
投稿者:呑気呆亭投稿日:2015-05-25 12:02:02
公開時劇場で見たときは思わなかったのだが、戦闘シ−ンで敵(ロシア兵)と味方(ドイツ兵)の区別が判然とせず、なにやらゴチャゴチャに殺し合っているような感じがあって、スタイナ−伍長の活躍にも今一感情移入出来なかった。良心派の将校デヴィッド・ワ−ナ−の描写も持って回った感があって、指揮官のジェ−ムズ・メイスンが彼の才能を惜しんで戦線から離脱させる設定も大した感銘を与えなかった。唯一宜しかったのが貴族階級出身故に、是が非でも「鉄十字章」を得て故郷に戻らなければならないという宿命に突き動かされる中隊長役のマクシミリアン・シェルであった。こうした屈折した性格の役柄を演じるとまさにハマリ役、ラストのスタイナ−伍長との狂気の突撃はなによりも素晴らしく、それまでのモヤモヤを吹き飛ばしてくれたのだった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:domingo投稿日:2014-01-04 02:05:38
【ネタバレ注意】

かなり面白かった。ペキンパーは『ワイルド・バンチ』など、自分が関与する範囲の社会での生存競争の暴力や流血は渾身のロマンで表すけど、国家間の戦争は別次元の話、という感じを持っていて、その強烈な違和感を表したかったのでは?主人公のジェームス・コバーンにとって、敵はロシアよりむしろ不条理な戦いを強いる上官連中であり、守るべきは部下たちや敵でも弱者である子供兵や女たち。愛するは女性看護師だ。戦争や上官は元々不条理ゆえ、部下の自分を消そうとさえするが、それもあり得ることとして描く。そして不条理に借りを返すことは不可能ゆえ、最後は笑うしかない、というメッセージだと理解した。

投稿者:uptail投稿日:2012-09-21 00:21:41
演出:8
演技:8
脚本:8
音響:7
投稿者:bond投稿日:2012-07-08 12:33:10
マシンガンのマガジンを捨てるシーンのスローモーションがかっこいい。負け戦の絶望感、少年兵、女性兵のやるせなさ、味方への裏切り等、戦争の暗さがてんこ盛り。ペキンパーならではの戦争傑作映画。
投稿者:TNO投稿日:2011-03-13 02:21:24
一見反戦映画のようにも見えるが、主題は、反ナチスですね。この映画で敵対関係にあるのは、ドイツ軍とロシア軍というよりは、ドイツ軍内のシュタイナー曹長(ジェームズ・コバーン)とシュトランスキー大尉(マクシミリアン・シェル)だ。シュタイナー、シュトランスキーとも、ナチスを憎んでいる。しかし、無能で、銃器の扱い方さえ知らないシュトランスキーを職業軍人的なシュタイナーは軽蔑している。シュトランスキーは、プロイセンの貴族の出で、自分の祖国をロシアから守るという動機があって、気持ちは入っているのだが、ロシア優位の戦局は阻止することはできない。現実を知り徐々に無力感に苛まれてゆく。しかし、名誉を重んじる貴族らしく、鉄十字章の勲章だけには、異常なほどの執念を見せ、自らの無能のために亡くした部下の功績を横取りしようとさえする。最後には扱いにくいシュタイナーを排除しようとするが、失敗する。童謡"ちょうちょ"が最初と最後に流れるが、ドイツでは、幼い少年が遍歴の旅に出て、逞しくなって母親の元に戻ってくるという民謡だそうだ。おそらくは、長い間異国であるロシア戦線で戦闘を続けているシュタイナーに例えたものであろうか。捕虜だが可愛がっていた少年ロシア兵ともダブる。しかし、ドイツ軍の映画を作ってしまうアメリカはすごい。北朝鮮兵を描いた日本映画があったら、どんなに凄いだろうか。戦勝国と敗戦国の違いだろうか。煙たい映画。常に硝煙と土埃にまみれている。老体のジェームズ・メイソンも、思い切り埃を吸いこんでいて気の毒。戦闘場面では音無しスローモーションのペキンパお得意のショットも随所に登場して、臨場感はかなりのもの。欠点としては、どうも先が読めてしまう展開が多い。ロシア人少年兵を解放した後の悲劇とか、女ロシア兵士にドイツ軍兵士が大事なところを食いちぎられるところとか。センタ・バーガーが登場する病院での一連のシークェンスの意味はよくわからなかった。何故、"鉄十字章"の原題が"戦争のはらわた"になってしまうのか、意味不明。
投稿者:チャーチル Mk.VI 投稿日:2011-02-16 16:12:19
【ネタバレ注意】

松本「銀映座」で観ました。私的には「ワイルド・パンチ」とともに崇拝するS.ペキンパーのお気に入りツー・トップです。

あちこちで砲弾が炸裂し、血飛沫が飛び散る様をスローモーションを交えて見せる凄まじいまでの白兵戦の迫力は類を見ません。いままで数多くの戦争映画を見てはいますが、そのリアルな描写は「プライベート・ライアン」とともに印象に残ります。

兵器考証も割合と正確でドイツ軍の四連装FLAK38などもチラリと登場します。シュタイナー(J.コバーン=クール!!)が持つSMGはソビエト軍のPPSh−41ですが、実際ドイツ軍は装弾数の多いこの銃を捕獲して使用していた(劇中では珍しい短射のシーンも見られます)ので不自然ではありません。「1943年のクリミア戦ならばT34/76だろ」とつぶやく戦車マニアの自分がいましたが、とにかく歩兵の目からの戦場の迫力にあふれる映画です。

終盤、暗号を叫びながら味方の陣地へたどり着くシュタイナー小隊のエピソードは何回観ても目頭が熱くなります、、、

投稿者:こじか投稿日:2010-12-06 01:38:23
【ネタバレ注意】

人情味のある上官と名誉や勲章を追う貴族系の上官。判りやすい構図の中で、戦場に身を投げる主人公はどちらとも頼ってはいないという。しかし怒りだけは明確に表明し、それをカメラに向けて銃撃するラストの名場面。唸りました。個人的にはオープニングとラストあたりは傑作。途中では淡々とした展開やゆっくりと進撃にする戦闘シーンなどに少し冗長さを感じてしまいました。

投稿者:Ikeda投稿日:2010-08-09 12:47:29
サム・ペキンパー初の戦争映画ですが、戦闘のシーンは流石に迫力があります。ただ、この映画の主眼はプロシャ貴族の血を引くストランスキー大尉(マクシミリアン・シェル)が名誉心が強くて勲章を取る事だけの為に、醜い行動をとる所にあります。
それに巻き込まれるスタイナー伍長(ジェームズ・コバーン)が主役ですが、彼の性格は将校が嫌いで、実戦で戦う事が義務だと考えているだけのように見え、戦争そのものが好きなようにも考えられます。本当の心情が解り憎いけれども、この辺にペキンパーらしさがあるとも言えます。
そのような内容なので、この邦題はピント外れで、原題通り「鉄十字章」とするか、それが解りにくければ「勲章」とでもするべきだったと思います。
投稿者:新・映画の都投稿日:2010-04-25 02:31:40
昔見た時はラストがとても印象的だった。改めて見るとスタイナーが何故、小隊に戻って行くのか。ここにとても魅かれる。自分の世界なのか。皆がいるからなのか。それだけではない深さが、この映画にはあるんですね。おそらくなかなか理解されないだろう。ペキンパーの娘が本作撮影時に、メイキングを作っていたのだが頓挫してしまっている。それが残っていたら貴重な資料になったのにとても残念だ。
投稿者:gapper投稿日:2010-03-07 00:45:10
 ペキンパー〜タランティーノの系列は、暴力描写ばかりが目立ち気に入らないものが多いが、そんな中では内容を感じる。

 士官と兵隊の確執の部分は、なかなかで絶対的に相容れないというドラマ性は上手く描かれている。
 病院での錯乱や幻想は良いのだが完全に復帰してしまい、折角のものが意味を失ってしまう。

 ラストの部分も同様で、結局はシュトランスキーを戦場に出してしまえば戦争への批判としては成立しない。
 まあ、殺してしまっても疑問と成るが”戦闘”として出なく”殺人”として扱えば反戦は成立する。

 反戦映画として評価があるようだが、暴力を追求していて反戦も何もない。
 さらに、戦争の悲惨さを訴えても戦争がなくならないのは歴史的事実で、原因の方を追究すべきだ。
 特に、政治的な意味で。

 また暴力や戦闘に魅せられる様になっている限り、反戦とは成りえない。
 実質的には、礼賛にしかなっていないだろう。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-12-06 02:52:19
【ネタバレ注意】

「攻撃」の方が良かった。あと境界線で味方が殺されるシーン以外でスローカットを使うのは変。

投稿者:本読み投稿日:2009-04-14 02:02:23
失われてゆく時代への哀借について描かれたと思っている「ワイルドバンチ」との対比で、この作品が解釈されていくことには、かなりもったいない部分があります。

例えばそれは、この映画の冒頭のユーゲントのフィルムが、何故、山の上に旗を立てるシーンを選んだのか、また、シュタイナ達の脱出行の途中、何故、彼らがフォークソングを歌っているのか、単なる印象性の問題ではありません。
それに留意しなければ、総統の言葉うんぬんのシュタイナの台詞がユンカーに対する反意的な論難にとどまらない、シュタイナ自身に関わることが理解できないでしょう。

そう思うと、彼が何故、戦争の世界に、自分の世界だから、仲間達がいるからと戻っていくのかについても別の観点が浮かび上がってきます。

深い背景を叙情性の中に織り込ませている点だけ見ても、「暴力の大家」ペキンパーの面目躍如です。
投稿者:ghost-fox投稿日:2009-01-27 22:43:26
ドイツ語で喋りやがれ
投稿者:VoodooChild投稿日:2008-04-14 20:51:43
コバーンが格好良すぎです。下士官という限られた職域で最高の仕事師であろうとする心意気に惹かれました。「パピヨン」と共に、自分なりの方向付けをするきっかけになった作品です。

文句があるのは日本語版のタイトル。マーケティングの問題で原題が使いづらいのは分かりますが、出来がいいだけに何とももったいないです。

リバイバル上映とまでは言わないけれど、DVDでの再発売も期待したいところです。原動力になる映画は何度でも観たいから。
投稿者:ファルド投稿日:2007-07-28 10:27:01
J・コバーンが渋い。激シブ。戦闘シーンは臨場感があり、大迫力で凄い。戦車の描写もまるで生き物の様に撮られていて面白かった。戦争映画の傑作だと思います。
投稿者:ノリス投稿日:2007-03-28 11:20:51
この作品は実は、最近に見たのだが、サム・ペキンパーの底力と才能が傑出した傑作中の傑作だと個人的に思います。ペキンパー独自の持ち味である、激しくも美しい暴力性に満ちた究極のヴァイオレンス(激しい銃撃戦)そして紋切り型の超スローモーションはこの作品でもはや頂点に達したと思います。ある意味で「ワイルドバンチ」の続編もしくはリメイクのような気がします。「ワイルドバンチ」では舞台が西部でしたが、それを戦場に置き換えただけのように思います。もう一つの見所が、ドラマにあると思います。はっきりいって1回見ただけじゃ分からない理解に苦しむ物語で、眠気もでるくらいかもしれませんが、じっくりセリフを追っていくごとに、この作品の意図が分かってくると思います。単なる男泣きの戦争バイオレンス映画ということが。世間一般的にみてこの作品を評価する人は、二分化すると思います。ペキンパー好きの人間と(自分もその一人)、熱烈な戦争映画ファンがどちらかというと大きく支持している(マニアックな映画)と思います。この作品はアメリカでも短期間でしか上映がなされず、公開当初、日本でもそれほど評価がなされなかったのは事実だと思います。だがそれとうって変わって高い評価をうけたのがヨーロッパです。ということはこの作品の本当の意味を理解できたのはヨーロッパだけだったのかもしれません。”権力と名誉、欲(性欲、物欲)に取りつかれた哀れで醜い人間たちの姿”が描かれているのだと個人的に思います。なぜなら人間たちが生きる社会というのは組織社会だからであると思います。組織に属すことのない人間なんていないですし力の持つもの(上司)が力の持たない人間(部下)を操作するというのがいつの時代でも強く根付いているからであると思います。この作品でジェームズ・コバーン演じるスタイナー軍曹はペキンパー自身であると思います。名誉とか出世とかに興味を示さず、ただ必死に戦い抜くために必死な極端な話ではあるが、向こう見ずな人間でしかも、友達思いのいい奴だと思います。それと対極てきにあるのがストランスキー大尉で、人間の欲に取りつかれた男だと思います。ここに深いドラマが隠されていることは確かです。
 イラク戦争うんぬんが今でも世界に色々(経済的にも深刻)なダメージを与えている今だからこそ、この作品の本当の素晴らしさを多くの人に分かってもらうために再DVD化してほしいです。
投稿者:マジャール投稿日:2007-02-25 16:20:01
ペキンパー監督の、エモーショナルな戦争アクション!
ペキンパーが手がけた戦争映画は、これ一作だそうですが、さすが独特の切れ味で、戦争映画ファンを魅了する不思議な作品ですね。ドイツ軍の小隊長を主人公にしたストーリー、幻想的ともいえる色彩設計の画面に展開する情け容赦のない戦闘シーンの凄絶さ、童謡をアレンジしたE・ゴールドの音楽、出演者の好演とも相俟って、忘れ難い印象を残す作品です。少なくとも<並>の反戦映画よりも、遥かに強烈なインパクト!!
主役のジェームズ・コバーンがカッコイイ!!代表作の一本ですね。
投稿者:call_me_snake投稿日:2006-03-31 02:03:35
アメリカで評価されないのは、ドイツ軍が主役だからでしょう。
日本で評価が高いのは、ドイツ軍マニアが多いからでしょう。

つーか、本来他人の評価なんてどうでもイイわけで、自分と映画の関係性こそが
映画を観るって行為の肝なわけで。

なので、アメリカで評価が低いからって、駄作って事にはならんと。
なので、スコセッシが評価したからって、傑作になるわけでもなく。

とりあえず、誰がなんと言おうと、オレにとっては大事な映画です。
投稿者:Yaliusat投稿日:2005-07-16 08:41:40
下の方の「アメリカでは全く評価されていない」というのは一般的な意味ではそのとおりですが、David Weddle の大労作にして傑作のペキンパーの評伝“Sam Peckinpah:If They Move... Kill 'Em!”によれば、マーティン・スコセッシは「この映画がどうしてもっと評価されないのか」と憤り、オーソン・ウェルズは「自分が観た中でもっとも優れた反戦映画だ」とペキンパー本人にメッセージを送ったそうです。わかる人にはわかる作品なのでしょう。
投稿者:Tom投稿日:2004-12-27 21:37:12
本国アメリカにおいては、全く評価されていないし、当然の事。
キャスティングはひどい、戦闘シーンのスローモーションのセンスの無さ、
敬愛するドン・シーゲルの戦争映画に触発されて作ったかもしれないが
ペキンパーは『ガルシアの首』までで許せる。
投稿者:ジョジョ投稿日:2004-09-03 02:21:16
僕はこの映画を何度も見るほど好きなのですが、この映画の根底にあるものと言いますか、そういったものを掴んではいませんでした。戦場に生きる“男”というそれまでのペキンパー的なものとさして変わりはないのだろうなと思っていました。しかし、「西部戦線異状なし」を見て、やっと何か掴んだような気がしました。
オーソン・ウェルズはこの作品を、「西部〜」以来最良の反戦映画と評した(とDVDに書かれてあった)り、淀川長治氏も、「西部〜」を最も美しく、そしてこの作品を最も醜いと評した(とさだじ氏の師匠のHPに書かれてあった)りするなど、この2作品は切っても切れない物があるようです。
この作品は「西部戦線異状なし」のある部分に焦点を絞り、それをペキンパー的に泥臭く、汚く、醜く、しかし自然の静寂も忘れることはないリメイク、更には「西部〜」の主人公のその後を描くような続編とも言えます。互いが互いを補完しあっている2作品だと言えます。
投稿者:さだじ投稿日:2002-04-21 12:21:00
 ペキンパー映画の中でも上位に入るほど好きな映画です。俺も最初この映画を観たときはドラマ部分の意味やジェームズ・コバーンが何考えてるかイマイチわかんなかったんですよ。でも観直してみたら…傑作ってことになりました。前の俺はまだまだ映画にハマり出したころにこの映画を観てたから、まだまだ未熟だったようです。キャラの思いっていうのを掴み損ねてたみたいです。

 詳しくは下の師匠のHPに行ってもらって、「観る価値のある映画」の「戦争のはらわた」の項をクリックしていただければいいんですが、この映画にある反戦メッセージは感覚的で「言葉」ではほとんど語られません。ジェームズ・コバーン演じるスタイナー軍曹(なぜ彼がドイツ軍将校を演じているのかとか、その答えも師匠のHPにありますよ)がどういうキャラなのか、それを理解した上で拝見すればきっと傑作に思えるはずです。

 ペキンパーの映像処理も抜群に冴え渡っています。得意のスローモーションはかっこよく使われているシーンもあれば、兵士の痛々しい描写をより鮮烈に浮かび上げさせています。ここの混沌とした戦闘シーンの処理は「プライベート・ライアン」を観たあとでも充分に鑑賞に堪えられるものになっているでしょう。

 あの有名なラストやら、印象に残るシーンは個人的には山のようにあった映画でした。とりあえずこれから先も少なくとも「自分の人生における好きな反戦映画TOP3」には入り続けると思います。でも女性の方はペキンパー映画だから観ない方が無難ですよね。って、ペキンパー映画を観る女性になんてそうはいないか。

 ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)http://www.cinemanc.com/
投稿者:カイルブロフロスキー投稿日:2002-02-04 23:28:50
興奮冷めやらず…
凄い戦争映画だ!
サム・ペキンパー監督『戦争のはらわた』
原題はCross of Iron
つまり、鉄十字賞。
ドイツ軍人にとっては名誉な勲章だ。
しかし、それが何だというのか?
戦場で命を守ってくれるのか?
敵を倒してくれるのか?
しょせん、ただの鉄クズだ!
主人公はドイツ兵の小隊長とその部下達。
映画において最も憎まれ、最も安易に敵役に選ばれるべき立場の連中。
しかしながら彼らだって人間だ。
大事なのは国家でも党でも思想でもない。
自分達の命だ。
パールハーバーなんか足元に及ばない大傑作!
必見!
投稿者:沢村 駿投稿日:2001-07-30 13:23:52
ペキンパーの作品というのは僕は見たこと無くて、かなり期待して見たんですけど、率直な感想としては「うーん・・・。」という感じでした。
ドラマ部分が、上官の低能さを描こうとはしてるんだけど、それに対し、見てる側の感情が今ひとつ盛り上がってこないっていうかなあ・・。なんかドラマ部分がやけに冗長に感じられるんだよね。
その代わり、やはりアクションシーンでは楽しめましたよ。 かえってこの作品は、もっとドラマを最小限に削り、全編爆発と血糊の阿鼻叫喚な世界を徹底的に描く、その中にある種のメッセージ性を、“感じ取れる人だけ受け取って欲しい”という、「突き放した作り方」にした方がもっといい作品になったのでは、という気が個人的にはします。
 でも、画をサブリミナル的に編集してゆくという手法は今でこそ、どんな安物の映画やTVドラマの予告編でも使われていますけど、30年近くも前にもうこれほどの手法を完成させていたなんて・・。 やっぱりペキンパー監督の偉才をつくづくと感じさせられた1本でした。(さあて、次は名作の評判高い『ワイルドバンチ』を絶対に見るぞーっ)
投稿者:ぶたお投稿日:2000-10-09 21:54:04
よくあるアメリカ軍が主役の戦争映画と違って、敵として描かれるのは味方のエゴイズム。戦争に対する美化のようなものは何もない。名誉欲にとりつかれた無能な上官は、貴族出身を鼻にかけたり部下に同性愛を強要したりと最低ぶりを見せ付け、あまつさえ自分に靡かない主人公を敵の中に置き去りにする。そんな上官に対して主人公が「お前が俺の小隊だ!」と謎の言葉と共に戦場に引っ張り出すラストは圧巻という他ない。今見るとバイオレンス描写は大人しめだけど、そのぶん心情に訴えかける丁寧な演出が際立つ。http://www.net0726.ne.jp/~senryu/
【ニュース】
訃報、ジェームズ・コバーン2002/11/19
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