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センチュリアン(1972)

THE NEW CENTURIONS

メディア映画
上映時間103分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(COL)
初公開年月1973/01/20
ジャンルアクション/ドラマ
太陽が燃えつき 巨大な犯罪の世界がひろがる ロスアンゼルスの真夜中! 暴力の只中を裂いて 男=センチュリアンがつっ走る!
これは〈男〉の行動を描いて 目もくらむ興奮と 身のうちのふるえる 感動に満ちた大作だ!
センチュリアン [DVD]
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【解説】
 元ロス市警巡査部長だったJ・ウォンボーが、制服警官のリアルな日常を描いてベストセラーとなった原作を、S・シリファントが脚色、R・フライシャーが監督した骨太の警官ドラマ。映画やTVで展開される“刑事モノ”とはまるで異なる、地道で忍耐力のいる仕事と、その重圧感に押し潰されていく警官たちの悲哀が淡々と描かれていく。G・C・スコットを始め、S・キーチやS・ウィルソン等、個性的な役者たちの演技もいい。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
440 10.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:ノブ投稿日:2013-11-10 16:44:36
【ネタバレ注意】

「センチュリアン」(リチャード・フライシャー)
話の内容は、ルンペン・娼婦・夫婦喧嘩・赤ちゃんの虐待など毎日街をパトロールをする警官の嫌な日常。
○警官が被害者の父親を犯人と間違え射殺する(*老警官が「強盗犯人が拳銃を持っていると言われ
たら俺だって誤って撃つよ」と慰める)演出
○主人公が家に帰ると「Welcome Home Supercopという文字と警察官の帽子を被った豚の絵が出迎える」
という演出
○赤ちゃんの虐待をする母親を逮捕した後、主人公が社会に対する批判をすると、老警官が「あんなも
のはこの街にはありふれている。社会への怒りもいいが、自分の事を考えろ」と諭す演出
○ごっつい黒人を駐車違反で逮捕する為、主人公が「警棒で殴る」と脅す演出
○強盗犯人を逮捕する為に、邪魔な車にどいてもらおうと車のドアを開けて頼もうとしたらいきなり
撃たれる演出(*その後警官達は「腹を撃たれるのは地獄の苦しみだ」とか「あんな風に撃たれたら
人生が変わる」とか話している。その後奥さんが「警官を辞めるように説得して」と老警官に泣きな
がら訴える)
○ボロアパートの大家が家賃を出し渋るメキシコ人の賃借人に手を焼くと言って警官を呼び付ける演出
(*しかし実際はメキシコ人の密入国という弱みにつけこみ、高い家賃を請求する悪徳大家だと分か
り、老警官が大家をぶん殴る。大家は胸ぐらを捕まれながら「俺は納税者だ」とか「訴えてやる」と
か言っている)
○黒人街のパトロール中、「この辺じゃ10ドルで人を殺す」と黒人の警官が言う演出
○駐車場での車を盾にした銃撃戦のシーンの緊迫感
○老警官が警察を引退した夜、主人公とストリップバーで酒を飲みながら語り合う演出(*「裁判官や
弁護士は犯罪者しか見ていないが、警官は被害者の悲惨さを見ている」とか「我々は誰にも尊敬されず
市民の安全を守るローマのセンチュリアン(百人隊)だ」と主人公が熱く語ると、老警官は気のない返
事で「では現代のセンチュリアンに乾杯」と言って、ストリップを見ながら酒を飲むという感じ)
○引退して娘の所で孫と一緒に暮らすと言っていた老警官が、主人公との電話でのおしゃべりをした後、
一人で寂しく机から拳銃を取り出し、引き金を引いて自殺してしまう演出(*その後主人公は勤務中
でも隠れて酒を飲むようになる)
○点数を稼ぎ出世を目指す課長の下で、麻薬捜索のためゴミあさりをさせられる演出
○生活リズムが不規則で危険な警官の仕事で、主人公は法律の勉強も止め、家族ともいがみあうようになり
ついに奥さんが家を出ていってしまうという演出
○窃盗にあった被害者の黒人女性に主人公は好意を持つが、相手の女性は警官としてしか接しないので
益々酒の量が多くなるという演出(*後でこの女性と付き合う事になる)
○主人公が酒に酔っ払って銀のパンタロンをはいたセクシーなお姉ちゃんに因縁をつけ、からかいながら
持ち物検査をしているとクスリが出てきたので、お姉ちゃんは警官を車で引きずりながら町中を逃げ回
るという演出(*最後は主人公を振り落としひき殺して逃げ去ろうとするが、警官は転がりながらよける
シーンがとても印象に残った)
○黒人やアジア人の路地裏の乱闘シーン(*暗闇のトンネル通路を電球を壊しながら逃げるシーンが良か
った。最後に若いプエルトリコ系の警官がストレスに耐えられず犯人の車を警棒でガンガン叩いて壊す
シーンも良かった)
○夫婦喧嘩に巻き込まれて拳銃で又腹を撃たれ主人公が死んでしまうラストシーン(*「もう一度結婚しよ
うと思っている」などと話していた矢先。多分夫婦喧嘩に巻き込まれて死ぬ演出はギャグだろう)
あらゆる演出がはずれなく面白く、淡淡とテンポ良く進む展開は本当に凄い。
警官のおしゃべりのセリフもとても面白い。
警官の「まるで掃き溜めなの」(*「浮き雲」参照)というような嫌な日常が毎日延々と続き、やってい
られないあるいはもううんざりという感じを凄く良く出していた
慰められたり、励まされたりした老警官があっけなく拳銃自殺を図って死んでしまうという演出で、一気
に警官の仕事に誇りを持っていた主人公が酒に溺れやってられなくなる感じが良く出ていた。
せっかく又人生がうまくいきかけていた矢先にあっけなく、ギャングではなく普通のおじさんに撃ち殺され
るラストの演出は「やりきれない感じ」を凄く良く出していた
これこそまさに素晴らしい「スクリューボール・トラジェテイー(悲劇)」だと思った
リチャード・フライシャーの最高傑作であり、凄い感動作品。http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:vantsuma投稿日:2006-11-03 22:47:06
【ネタバレ注意】

リチャード・フライシャー監督というと、ネモ船長やバラバみたいな曲者を描くのが得意な印象がある。この作品ではジョージCスコット演じるチルビンスキーがそれなんだけど、刑法ではなく、25年の警官経験で練り上げた「チルビンスキー法」にのっとってLAの悪を裁いてゆく姿は結構面白い。
前半ではそのチルビンスキーに影響され、コンビを組まされた新人警官ロイ(ステイシー・キーチ)が警官の仕事にのめり込んでゆく様が描かれ、後半ではチルビンスキー退職後のロイが、自分が仕事人間になったため失ってしまった家庭の大切さに目覚める姿が描かれる。
「センチュリアン」は「=男」ではなく、ローマ帝国の「百人隊」(当時の警察組織)のことで、彼らはローマ市民から嫌われていたが、ローマ帝国は彼らによって支えられたのだと、チルビンスキーとロイは語り合う。
物語は「現代の百人隊」である警官たちの日々の奮闘ぶりを描いているのだが、二人の主人公の生き様を通して、彼らが支えるべき「現代の帝国」とは何かを考えさせられる。
あと個人的な好みかもしれないが、クインシー・ジョーンズの音楽は合ってないように思う。

【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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【レンタル】
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