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按摩と女(1938)

メディア映画
上映時間66分
製作国日本
初公開年月1938/07/07
ジャンルコメディ
あの頃映画 按摩と女 [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 1,982
USED価格:¥ 1,180
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
18 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:noir fleak投稿日:2016-05-08 10:05:29
伊豆半島あたりを舞台にしている。清水監督はこの辺りの出身だろうか?
冒頭の按摩2人の道行きから、引き込まれてしまう。ひなびた温泉宿や川べりのロケ撮影も、旅館の豪華なセット内の移動撮影もすばらしい。
後年は悪役ばかりだった徳大寺伸と日守信一の名演ぶりには脱帽。高峰三枝子も美しいし、子役の突貫小僧も見事だ。この人は後年どうしたのだろう。気になる。
清水宏の代表作の一つだけでなく、戦前のヌーベルバーグといった趣のある傑作だ。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2015-07-29 17:57:17
確かにこれは「埋もれていた宝」だと思う。
投稿者:いまそのとき投稿日:2015-05-20 20:45:02
決して古びていない。まずもって緩いのがいい。高峰三枝子の訳あり女。しかしまぁ、いつの世も女ってドライだねぇ。ということで悲恋の徳市。突っ張る徳大寺伸に抑えの日守新一。戦前からの名優たち、絶妙の掛け合いは楽しめる。清水宏は、無理に突っ込まず、サッパリと戦時を離れた湯治場のささやかな人間模様を何とも可笑しく描く。彼のそんな自然体は今見ても新鮮だ。
投稿者:ルミちゃん投稿日:2015-03-31 11:16:52
【ネタバレ注意】

『ねえ徳さん、一年ぶりに来てみると山の温泉場もまた良いね』
『うん、青葉の頃に限るよ』
『どうだ、よい景色じゃないか』
.....
『徳さん、少しゆっくり歩こうよ.もう大分疲れた』
『でも、なるたけ、陽が有るうちに着きたいからね』
『陽が有ろうが無かろうが、めくらにゃ関係ないじゃないか.どうせ年がら年中夜道ばかりだ』
.....

目が見えなくても、散歩をし、水泳もし、そして恋いもする.
目が見えなくても、目が見える人となにも変わりはしない.

投稿者:呑気呆亭投稿日:2013-08-07 11:15:35
【ネタバレ注意】

★世にもユニ−クな清水宏の映画の中でも、おそらく最もユニ−クな映画といえるもの。
新緑の美しい温泉場にやってきた按摩コンビの徳市・福市。宿で東京から来た女に呼ばれた徳市は、女がそわそわして何かを怖がっている様子を、カンで見抜いた。いわくありげな女を気にするうちに、徳市は女に淡い恋心を抱くようになってしまった。ところが同じ宿に泊まっていた男の子連れの若い男が女と親しくなり、徳市はやきもきした。そんなある日、宿に盗難事件がおこり、別の宿でも似たような事件が発生した。徳市は、東京の女が犯人だと思い込み、一刻もはやくと、女を連れて逃亡をはかる。女は徳市が自分を犯人だと思っていることを知ると、始めて事情を打ち明けるのだった。(映画読本・清水宏)

◎東京から来た女(高峰)の着物姿が美しく、メクラの徳市にもそのいわくありげな美しさが見なくても感じられるというギャグには、際どくも笑わされる。今なら絶対に作れない映画だろう。この徳市と福市のコンビにはモデルでもあったのだろうか絶妙で、眼明きを追い越すのが趣味の強気の徳市(徳大寺)と、何かというと後年の座頭市のように杖を振り回す気弱な福市(日守)のギャグが度々繰り返されて、温泉町を賑わす。そこに宿に起こる盗難事件と、東京の女と子連れで職業不詳の男と徳市の淡い三角関係の交情がからんで、温泉町を流れる川の流れのようなゆったりとしたサスペンスが醸し出される。男が去り盗難事件も解決し、女も馬車に乗って去る。その馬車を見えない眼を見開いて追う徳市・・・、何故だろう、“生きて行く”ということに対する身震いするような想いが込み上げて来たのだった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/

投稿者:ピザボーイ投稿日:2009-08-31 21:36:15
どこか異次元を覗き込んでるような感じがする。特に按摩と女が無言でする追いかけっこのシーンの、道の捉え方とか、ものすごい。これは別格。
数え切れないほどのショットにこんなに打ちのめされていながら、何を語ればこの映画に触れる事ができるのかちっとも判らなくて、すごく悔しい。出直してきます・・。

按摩、声、蛙、歌、笛、川、など、音の映画としての様相を呈していたはずなのに、ラストは無音の中、究極の主観ショットである。
もうなんというか、「なんだそれは!」と言って、泣き寝入りするしかない。
投稿者:Ikeda投稿日:2009-03-22 12:48:50
山間の温泉場に按摩のトク(徳大寺伸)とフク(日守新一)が仕事に来て、東京から来た美千穂(高峰三枝子)や子供の研一(爆弾小僧/横山準)を連れた大村(佐分利信)の揉み療治をする。所が2カ所の旅館で盗難事件が発生し、トクは美千穂がその犯人だと直感し、彼女を逃がしてやろうとするが・・・。

目は見えなくとも目明きよりは直感力があるのだという事がこの映画の主題になっているようですが、トクに抜群の推察力があり、勘も良く描かれているのに反し、日守その他の按摩は、それが希薄であるというアンバランスが全体的に不自然な感じを与えています。
副題として美枝子が佐分利を、徳大寺が美枝子を慕うロマンスが描かれていますが、それに対する演出の流れが良くないので、乗合馬車で去っていく二つのシーンに、感動がありませんでした。最後に犯人が逮捕されたらしい映像が出てきますが、これも、もう少し解りやすくして欲しい所です。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2009-01-24 12:48:20
 按摩を主人公にしたことで際立った「音と匂い」の映画だし、目明きを皮肉った、或いは目明きが真の目明き(物事が判っている人)ではない、という部分のコメディパートも特筆に価する面白い映画だが、それ以上に全編フォトジェニックなショット、息を呑むシーンが連続する画面の映画だ。

 ファーストカット−山道を徳大寺伸と日守新一が歩く正面のフルショットの後退移動カット−ここでもうしびれるが、旅館の前の道で徳大寺伸ら按摩達と高峰三枝子がすれ違うシーンの謎めいた無言のカットバック(リバースショット)に驚愕する。さらに佐分利信が帰ってしまったあと、雨の中、鯨屋の番傘をさした高峰が川の道を画面奥へ歩いてくカットズームアウトと(3カットを短いフェードで繋いで見せる)、これに続く、番傘をさした高峰が静止する極めつけのバストショット、このあたりが本作の白眉だろう。とても70年前の感覚と思えない。
http://cinema.intercritique.com/user.cgi?u=3449
投稿者:投稿日:2008-06-26 04:10:20
すぐれた創作物が快楽をあたえるとは限らない。
ふたりの按摩をとらえたショットのトラックバックするリズム、宿の番傘をさした女と川に落ちる雨滴のショットの構図、走る按摩と女の裸足のショットは山道の小石があたえる足裏の痛みすら感じさせる。
按摩たちの描写は感情移入から、さらに彼らの主観に嵌まり込んでいき、眼を閉ざした時または眠っている時に憶える映像をくりひろげた。
それは夢と呼ばれる。または悪夢という。



【ソフト】
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