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嵐ケ丘(1939)

WUTHERING HEIGHTS

嵐が丘

メディア映画
上映時間105分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(大映洋画部)
初公開年月1950/12/01
ジャンルロマンス
嵐が丘 ?IVC BEST SELECTION》 [DVD]
参考価格:¥ 1,944
価格:¥ 550
USED価格:¥ 498
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嵐ケ丘嵐ケ丘

【解説】
 E・ブロンテの名高い小説を、ヘクト=マッカーサーのコンビ脚本、ワイラーの演出、G・トーランドの撮影(アカデミー白黒撮影賞受賞)と一流のスタッフで格調高く描いた作品だが、後のブニュエル版に較べれば、いかにもおとなしく原作の奇怪なまでの情熱的ムードを伝えきれていない。しかし、本作で本格的ハリウッド・デビューを飾ったオリヴィエの端整でかつ迫力ある演技は映画を盛り立てるだけでなく、すぐ後に作られたヒッチコックの「レベッカ」共々、彼の国際的人気を一躍高めることになった。ヒロイン=キャシーに扮するのは当時、製作者ゴールドウィンのお気に入りのM・オベロンで、まずまずイメージ通り。
<allcinema>
評価
【関連作品】
レベッカ(1940)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
641 6.83
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【ユーザーコメント】
投稿者:サーボ投稿日:2011-10-30 16:36:24
マール・オベロンの瞳が、まさに”嵐ケ丘”を象徴しているように思いました。
投稿者:gapper投稿日:2010-12-06 22:33:25
 マール・オベロン主演作品。

 現在、マール・オベロンが主演の作品で日本で見られるのはこれ位しかない。
 「楽聖ショパン(1944)」にも出演しているが、主演とは言えないだろう。

 原作を読んだのは、遥か昔でどの程度の差が在るのか分からないが映画として結構楽しめた。
 特にペニストーン岩での二人の若き日のシーンは、美しくスナップでも紹介されることが多い記憶に残るシーンだ。

 イザベラ役のジェラルディン・フィッツジェラルドも結構美人で良い感じ。
 オベロンがファーストで芸歴としては、オリヴィエより3年上であるとはいえ人気の高さが伺える。
 ベビーフェイスだが数々の有名人と浮名を流した。

 この作品の撮影で渡米したオリヴィエを追ってきたヴィヴィアン・リーが、撮影の傍らにいたかもしれない。
 ひょっとするとオベロンと火花を散らしていたかも。
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2010-04-02 01:39:19
【ネタバレ注意】

1939年に公開された『風と共に去りぬ』は、3時間半の「ぬるい芝居」を見せたが、同年のこの作品は、長い話をたった105分に圧縮してみせる暴挙に出た。

なぜか世評は高いようで、淀川長治によれば「佳作」。だが、蓮実重彦は「あの下品で通俗的な『嵐が丘』」と罵っている。おそらく「芝居」のレベルで言っているのであろう。

とにかく「クソ芝居」とはこのことだ。ギャーギャーうるさい偏屈カップルの屈折心理を、ドヘタな子役と、大げさな演技で表現してみせる、W・ワイラー作品。

「アカデミー撮影賞」というのもあって、画面は美しい。だが、腐った肉を、一流シェフの手で、あなたのお口に――、食えるわけがない。とにかく、見事なカメラで、クソ芝居を、あなたの元に――、運んでもらっては困るんだよな。
ひでえもんだと思った映画であった。

だぶん「無音・字幕無し」で鑑賞すれば、一種の「写真集」的な味わいを得ることができるのかもしれないが、映画としてはどうか。
邪道だろう。

序盤からして、カップルの幼年期をドヘタな子役で延々と見せるのがツラい。オレの一番苦手なパターンだ。カメラがどうのこうのは関係ない。芝居が下手で、下手で。

キャストについても、アップで映る「語り部」役のフローラ・ロブソンの顔の醜さがツラすぎる(「ブス映画にハズレ無し」と俺は考えているが、ここでは「ブスの生きざま」がほとんど機能せず、ただブスな人がしゃべるだけである。単なる語り手は、フツウの顔で十分だ)。
ドナルド・クリスプによる医者の演技にしても、人相が悪いのが災いして、ミスキャスト。藪医者に見えるし、サスペンス(不要)を生じさせている。

ヒロインのキャサリン(マール・オベロン)が、何度も主人公ヒースクリフ(ローレンス・オリヴィエ)に向かって、激しいセリフ回しで、事実上のあらすじを予告するのもヒドいやり方だ。
極端に脚本の出来が悪い。
普通の会話シーンがなく、ギャーギャーわめきながら、個々の欲求不満をぶちまける芝居が物語の大半を占め、あっさり終わってしまう。なんじゃこりゃと思う。

ネット上を見た限りでは、「文芸映画」に高い点をつける愚かしい傾向か、あるいは「映像美」へのバイアスのせいか、適当なレビューが見受けられないが、いずれにしても、せいぜい「4点」止まりだと思うぜ。

(余談:ここでのローレンス・オリヴィエは、石原良純や野口健にそっくりであるが、そんなことは何の救いにもならない。)

投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2009-10-04 01:08:32
【ネタバレ注意】

下のコメントを読むと小説版は凄いようですね。
オリビエの独白は格調高い演劇の如し。

誰かより自分の方が上なんだ、と思わせたいって理由でか、人を蔑むヤツは多い。
そんな事をしないと通常は誰も認めてくれない人間なんだと宣伝してるかのよう。
そんなヤツらが群れをなして意味無く自分達の特権=価値のある人間(の価値ある言葉?)と決め付けようとする。

確かに初めは孤児として連れてこられるヒースクリフは金持ちでは有り得ない。
でも一緒に育ったキャシーには彼の魅力が見えている〜離れられない程に。
親爺が死んで彼の職業は使用人ってか厩の番人。
そもそも彼女が見たいって理由で住居不法侵入なのに厩の番人だけ犯罪者扱い。
ただただ親爺の身代を継いだだけの兄貴…飲んだくれるだけの人間が馬番よりも高級な人間では有り得ないのだが、まぁ親爺亡き後の立場は雇い主?と使用人だからね。とっとと出てゆけば良いってモンだが、彼には愛する女の傍にいたい、って飛び出せない理由がある。が、彼女がお屋敷の紳士と結婚するって話半分で絶望した彼は遂に負のパワー全開で飛び出す。パワーが無いとたいした事が出来ないのは事実だが、夢を実現させる(寝たら見れる夢に何の意味もないゾ)ってより何ぞコッチの方が結果頑張れるかも…ってのが人間の嫌な部分かもです。

で「金」が有れば偉いのか?って金持ちで帰ってきた彼なんだが、蔑まれる状況は変わらず。
ただ、もう1人、不幸の連鎖に巻き込んでしまうという結果に。
兄貴の借金もカタして屋敷も手に入れたが、コッチも自尊心ズタズタな逆恨みに殺すの殺さないのって騒ぎ。

いや本編も結構壮絶な物語なんだが小説版って…
ハープシコードは…中間部の太鼓的な低音は良いが…演奏コンセプト自体が音楽的じゃない気がする。所詮、余興ですから。

The ENDの前は何か感情が揺さぶられる…ってかねぇ〜大泣きはしないですが。

投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 12:33:46
マール・オベロン
投稿者:bond投稿日:2008-06-10 09:47:43
何故こんな事になってしまったのか、やはりキャシーの我侭と弱さだろう。可愛さ余って憎さ100倍。ローレンスは凄い役者だなー。
投稿者:イドの怪物投稿日:2007-12-09 18:59:05
恥ずかしながら原作も読んだこと無ければ物語も知らずに初めてこの映画で内容を知った。
やはり古典的な恋愛物らしくそれなりの格調の高さを感じたが、よほどの役者の演技でも見い出さない限り現在で"受け"を得ることは難しいだろうし、むしろこの内容ならば映画よりも「芝居」の方が役者も見栄の切り場所がたくさんあって向いているだろう、などとも思う。
いずれにしてもキャシー役は大変だ。
投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-05-29 19:57:40
ヴィヴィアン・リーが当初イザベラ役にキャスティングされていたが、彼女はキャシー役でなければ嫌だと言って断ったらしい。彼女なら、マール・オベロンとはかなり違った、炎のようなキャシーを熱演していたことだろう。
投稿者:神慮論投稿日:2006-01-10 18:49:16
支離滅裂な著者が書いた支離滅裂な原作。とうてい映画の額縁におさまりきれない「嵐が丘」映画版数作のなかで、一番の秀作がこれ。ベン・ヘクトの脚本とワイラーが、さすがの凝縮と格調でうたいあげている。
マール・オベロンのキャサリンがすばらしい。オリビエのヒースクリフは少々上品すぎるかも。
サロンでモーツァルトの「トルコ行進曲」がハイテンポで弾かれる場面は、ヴィスコンティが「イノセント」の中で借景したと見た。
投稿者:forgive投稿日:2005-05-29 20:17:23
あの長いストーリーをここまで巧みにコンパクトにした点がすばらしい。
投稿者:すかたん投稿日:2003-08-24 12:11:40
ローレンス・オリヴィエって、今の時代でもトップ俳優になれる普遍的なカッコ良さがありますね。
マール・オベロンは逆に、あの時代ならではの美人ですね。
今の映画界だとちょっと個性が足りないかも。

映画的には、もっとスリリングなストーリー運びがほしかったです。
正統派ロマンスとしてみれば、まあ良かった。

投稿者:Ikeda投稿日:2003-08-11 22:49:28
原作の雰囲気を良く出している映画だと思いましたが、期待しすぎの事もあって今一つという感じでした。その理由は、主人公ヒースクリフ(ローレンス・オリヴィエ)の性格が小説ほど強く描かれていない所にあります。但し、映画の場合は、あくまでカメラで撮った映像で表現するので、それは不可能なのかも知れません。特にエミリー・ブロンテがヒースクリフという性格を創造したと言われる小説ですから無理もないことと思います。

小説を読んで感動し、まだその印象が残っている内に映画を見ると、それと比較してしまうのは良くない事なのですが、どうしても、純粋な気持ちで映画を見れなくなってしまうのが残念でした。

[2005-10-7]
上記のコメントは昭和25年に小説を読んで、翌年にこの映画を見た時の感想です。最近、久しぶりに再見しましたが、もう小説の印象もかなり薄れているので、それほどではありませんでしたが、ヨーロッパの古典をハリウッド仕立にしている感じは否めませんでした。勿論オリヴィエは、これの後で見た「ハムレット」を思い出す位の名演ですし、マール・オベロンも彼女としては最高の演技ではないかと思います。他にデヴィッド・ニーヴン、ドナルド・クリスプなど名優が出ていて、トーランドのカメラも良いですが、ワイラーの演出がラストを見ても、ロマンティックに流し過ぎているので、原作を離れての名作かも知れません。
映画とは直接関係ありませんが、今回この作品を見て、原題「Wuthering Heights」を「嵐ケ丘」としたのは将に名訳だなとあらためて感じました。

投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-05-03 08:14:40
 グレッグ・トーランドはこの1939年の時点で屋内の天井をカメラでとらえてい
る。シーン導入部で窓へ寄ったり、シーンの終結で窓から引いたりというカメラ
ワークが何度も出てくる。撮影自体は素晴らしいものだが、こう何度もやられる
と、緊張感が途切れてしまう。ワイラーの責任だろう。
 全体的に云って、ヒースの原野の映像よりも、屋内シーンの撮影が良い。リン
トン家でのダンス・パーティのシーケンス・ショット!!

 オリビエのヒースクリフは及第点だとしても、マール・オベロンのキャサリン
はギスギスしていて良くない。このキャサリン役がもう少しマシな女優であれば
傑作足り得ていたかも知れない。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 主演男優賞ローレンス・オリヴィエ 
 □ 助演女優賞ジェラルディン・フィッツジェラルド 
 □ 監督賞ウィリアム・ワイラー 
 □ 脚色賞ベン・ヘクト 
  チャールズ・マッカーサー 
 ■ 撮影賞(白黒)グレッグ・トーランド 
 □ 作曲賞アルフレッド・ニューマン 
 □ 室内装置賞James Basevi 
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