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信子(1940)

メディア映画
上映時間91分
製作国日本
初公開年月1940/04/09
ジャンルドラマ
あの頃映画 信子 [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 1,210
USED価格:¥ 1,007
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【クレジット】
監督:清水宏
原作:獅子文六
脚色:長瀬喜伴
撮影:厚田雄春
美術:江坂実
編集:浜村義康
音楽:伊藤宣二
出演:高峰三枝子小宮山信子
三浦光子細川頼子
岡村文子関口校長
森川まさみ保坂教頭
高松栄子吉岡先生
大塚君代岩崎先生
松原操松原先生
忍節子手塚先生
出雲八重子梅沢先生
雲井ツル子秋山先生
奈良真養細川源十郎
吉川満子細川夫人
飯田蝶子お佳さん
三谷幸子チァー子さん
春日英子児玉初枝
なぎさ陽子近藤ミチ子
日守新一泥棒
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:アリョーシャ投稿日:2017-09-12 16:51:23
獅子文六原作の映像化作品であるが、「昭和版・女坊ちゃん」といった作品である。九州から東京の女学校へ赴任してくる新任女教師・信子に高峰三枝子、富豪令嬢でありながら問題児の穎子に三浦光子が扮しているほか、校長に岡村文子、教頭に森川まさみ、信子の下宿となる芸者置屋の女将に飯田蝶子、芸者見習いに三谷幸子といった配役である。

新米教師・信子と複雑な家庭環境によりいじけて意地悪な性格の穎子の絡みを中心に物語は展開してゆき、全体的には予定調和であるものの、信子の革新的なものの考え方や意地悪ながらも寂しくてたまらない穎子の姿を描いていて、なかなか面白い運びになっている。

特に実年齢では高峰三枝子よりも一つ年上の、三浦光子の甘ったれたいじけっぷりがなかなか様になっている。また女学生たちのキャーキャーうるさい様は、昔も今もあまり変わらないものなのだなとの感を深くする。

高峰三枝子も新米教師を好演しているが、田舎出にしてはちょっとお洒落でモダンすぎないか? 原作はどうなっているのだろう。先日書店でこの原作小説が新刊の文庫本で売られているのを見かけたので、買って読んでみようか?

小津安二郎の「東京物語」では、原節子の住むアパートの隣の住人というチョイ役を演じていた三谷幸子が、どうしようもない境遇を諦めながらもいきいきと生きようとする芸者見習い役を演じていたのも印象に残る。

フィルムの保存状態が悪く、最初の方の台詞はほとんど聞き取れず、やはりこの辺りでは字幕が必要かもしれない。
投稿者:いまそのとき投稿日:2015-05-23 12:20:00
前半で見るのをやめようと思った位だ。これから鑑賞される方は是非字幕有りでご覧になってください。映画自体、1940年製作を考えたらかなり進歩的な内容だ。検閲に引っかからなかったのが不思議だが、女学校と寄宿舎を舞台にしているせいだろう。封建的な学校教育者に真っ向と立ち向かう信子先生に高峰三枝子。洋装に帽子とお洒落だ。甘えた女学生に声に特徴ある三浦光子。それほど古めかしく感じないのは無理に教育や思想を振りかざしていないからだと思う。その自然さが清水宏の映画作りの基本姿勢なのだということをこの映画でも痛感した。
投稿者:緑茶投稿日:2011-12-02 04:16:05
金銭主義や組織の迎合主義、イジメの問題などがテーマになっておりそれらに対して新米教師の信子先生が闘っていくというストーリーで明らかに教育映画的側面があるが、全体的にはほのぼのとした可愛らしいユーモアのある作品で楽しめる。特に前半はコメディタッチで、なんでもない会話にとぼけたおかしさがありクスリと笑ってしまうシーンも所々ある。信子先生が赴任早々生徒の意地悪に困り果て職員室の机にへたり込んでしまう場面も雰囲気がほのぼのしてるので笑ってしまったが、どうやらここは笑ってはいけないところだったようだ。田舎訛りをバカにされるというのは当時は大変な精神的苦痛であり社会的差別にも繋がっていたようで、今ではちょっとわかにくい部分もあり、果ては女生徒が自殺未遂を起こしたりして動揺してしまう。芸者世界に対する差別観や、女学校で近代的な教育を受ける女の子がいる一方で芸者の卵でお座敷デビューに悩む貧しい少女もいて、このへんの対比はいかにも時代を感じさせて興味深い。清水監督独特の自然描写や高峰三枝子の九州弁、芸者見習いの三谷幸子の美少女ぶりも見所。信子先生と親友になる吉岡先生役の高松栄子がいい味を出している。DVDで観たが音声が非常に悪くてヘッドフォンでも聞き取りづらく日本語字幕無しでは鑑賞不可能だった。
投稿者:Ikeda投稿日:2009-03-22 13:05:17
小宮山信子(高峰三枝子)が九州から出てきて親戚の芸者置屋に身を置き、女学校に勤めるが、訛を校長(岡村文子)に注意されるだけでなく、生徒からも馬鹿にされる。特に生徒の穎子(三浦光子)は性格が悪く彼女をいじめるし、信子が置屋から通っている事を校長に知られ、寄宿舎の舎監になってから、それがひどくなった。
しかし、穎子の父が学校の経営を左右する人だったので校長以下の先生たちは彼女の所行を咎める事が出来なかった。ある日、穎子の悪戯にからんで夜中に、こそ泥(日守新一)を一人で退治した事から、生徒による彼女の人気は高まり、正義感の強い信子は愛情のある教育のためだからと穎子に小さな罰を与えるが・・・。

獅子文六の新聞小説だけあってストーリーに変化があり、特に信子がこそ泥を捕まえるシーケンスが面白いです。全体的には、金で学校を支配していると思われている穎子の父に対する遠慮が校長以下の職員を支配しているのに対抗する信子の行動が主題ですが、この状況は今の世に通じる物でもあると思います。
高峰三枝子は、その女性をそつなくこなしていますが、心がひねくれてしまった女学生を演じる三浦光子が名演だと思いました。ただ、このサイトに限らず彼女の役名が全て「頼子」になっていますが、これは穎子(えいこ)の間違いです。
投稿者:Bava44投稿日:2007-02-15 06:52:17
九州から上京して女学校の教師になった主人公は、理解に乏しく固苦しい同僚教師たちや、九州訛りを生徒からからかわれながらも、
生徒の教育を重視する。そして、そのうちに生徒たちと交流が生まれることを描く作品。
教育現場を舞台としていることで松竹大船映画にしては何か固苦しい感じがして、もっと自由な人間ドラマが望ましかった。
実際、主人公と同居する芸妓は生き生きとしている。また、高峰三枝子はちょっと無表情過ぎるように感じた。

しかしながら、清水宏の演出は屋外のシーンになると冴える冴える!美しいといってもいい位の出来。
「事なかれ主義」という言葉を使って同僚教師を批判する主人公。やっぱ九州の人は違うわ。
よくありがちなストーリーながらやはり松竹大船作品、楽しめました。
【ソフト】
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