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四つの恋の物語(1947)

メディア映画
上映時間112分
製作国日本
初公開年月1947/03/11
ジャンルロマンス

【クレジット】
演出:豊田四郎
(第一話「初恋」)
成瀬巳喜男
(第二話「別れも愉し」)
山本嘉次郎
(第三話「恋はやさし」)
衣笠貞之助
(第四話「恋のサーカス」)
製作:松崎哲次
本木荘二郎
田中友幸
脚本:黒澤明
(第一話「初恋」)
小国英雄
(第二話「別れも愉し」)
山崎謙太
(第三話「恋はやさし」)
八住利雄
(第四話「恋のサーカス」)
撮影:川村清衛
(第一話「初恋」)
木塚誠一
(第二話「別れも愉し」)
伊藤武夫
(第三話「恋はやさし」)
中井朝一
(第四話「恋のサーカス」)
美術:松山崇
(第一話「初恋」)
江坂実
(第二話「別れも愉し」)
北川恵司
(第三話「恋はやさし」)
平川透徹
(第四話「恋のサーカス」)
音楽:早坂文雄
栗原重一
録音:安恵重遠
(第四話「恋のサーカス」)
出演:池部良正雄
(第一話「初恋」)
久我美子由起子
(第一話「初恋」)
志村喬正雄の父
(第一話「初恋」)
杉村春子
(第一話「初恋」)
石田鉱生徒
(第一話「初恋」)
友坂四郎生徒
(第一話「初恋」)
木暮実千代美津子
(第二話「別れも愉し」)
沼崎勲有田
(第二話「別れも愉し」)
英百合子加代
(第二話「別れも愉し」)
菅井一郎吉岡
(第二話「別れも愉し」)
小林十九二バーのマスター
(第二話「別れも愉し」)
竹久千恵子新聞売りの女
(第二話「別れも愉し」)
榎本健一金ちゃん
(第三話「恋はやさし」)
若山セツコナミちゃん
(第三話「恋はやさし」)
飯田蝶子闇屋の小母さん
(第三話「恋はやさし」)
浜田百合子まり子
(第四話「恋のサーカス」)
河野秋武富蔵
(第四話「恋のサーカス」)
田中筆子三勝
(第四話「恋のサーカス」)
清水将夫刑事
(第四話「恋のサーカス」)
久松保夫三吉
(第四話「恋のサーカス」)
進藤英太郎団長
(第四話「恋のサーカス」)
浅田健三検事
(第四話「恋のサーカス」)
花沢徳衛伝田
(第四話「恋のサーカス」)
【解説】
 黒澤明、小国英雄、山崎謙太、八住利雄の脚本を、豊田四郎、成瀬巳喜男、山本嘉次郎、衣笠貞之助がそれぞれ監督したオムニバス映画。「恋」をテーマに、バラエティに富んだエピソードが描かれている。第一話「初恋」、第二話「別れも愉し」、第三話「恋はやさし」、第四話「恋のサーカス」の全四話。
 「初恋」父の都合で預けられた女学生と、その家の男子学生は、お互いにほのかな恋心を抱くのだが…。「別れも愉し」ダンサーの美津子は、同棲相手の有田が新しい恋人と真面目に生きていこうと決意したことを知り…。「恋はやさし」浅草オペレッタ俳優の金ちゃんは踊り子のナミちゃんに想いを寄せるのだが…。「恋のサーカス」空中サーカスの花形であるまり子は、同じサーカス内に富蔵という恋人がありながら、庄吾にもモーションをかけていたが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:呑気呆亭投稿日:2012-12-01 19:29:29
第一話の「初恋」はいかにもその題名のとおり、すれていない少女と学生のうぶな恋をコミカルに描いて後味の良い作品。第二話の「別れも愉し」は、同年の黒澤明の「素晴らしき日曜日」に出ていた沼崎勲と木暮実千代のミスマッチによって、成瀬にしてはどっちつかずの出来の作品となった。第三話の「恋はやさし」は、浅草のオペレッタとはこういうモノだったのかと参考にはなったが、エノケンという役者のクサさ(但し\'45年の「虎の尾を踏む男達」では快演)が鼻に付いて楽しめなかった。第四話の「恋のサ−カス」は、「空中ブランコ殺人事件」の実地検証という設定がまず意表を突く。その検証の過程で明らかになる入り組んだ「恋」の模様がエキセントリックで、浜田百合子という女優さんの日本人ばなれした容姿とともに、どこかフランス映画のような趣があって、映画としては一番楽しめた作品であった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-01-13 10:58:55
【ネタバレ注意】

 四つの物語それぞれが結構良くできていて甲乙つけがたい。しかし、三話目と四話目は入れ替えた方が良いかもね。四話目の、救いのない悲劇で終わられるので映画全体の印象が重苦しい。以下それぞれの挿話の感想を簡単に。

 豊田四郎編は、黒澤明の脚本が黒澤らしからぬというか黒澤らしいというか、とても興味深い。そうそう、やっぱり黒澤明って純粋な人なのだ!しかし、恐ろしくポッチャリしている久我美子は全然可愛くない。:-)

 成瀬編は打って代わって大人の男女の恋愛と別れを描いていて、濃密な描写がいとよろし。『酔いどれ天使』より前の木暮実千代が匂い立つような色気を見せ圧倒的な存在感。最後のカメラ目線の独白も臭いけど良しとする。ただし、殆どバーとその向かいの木暮実千代のアパートだけでシーン構成されており、成瀬であれば、道を歩くシーンが見たい!と思ってしまって物足りない。

 山本嘉次郎編が一番気に入った。これは傑作です。エノケンはそりゃ1930年代の例えば『法界坊』の頃のパワーは無いとは言え、唄も踊りも楽しませてくれる。若山セツコが初々しくてとても可愛いし、飯田蝶子のボケも天下一品。カット割もよく考えられており実に愉快。幸せな気分に浸れます。

 ラストの衣笠編は、空中ブランコ中の殺人事件の実地検証という度肝を抜くようなお話で、少々あざとい展開を見事にケレン味のあるカメラワークで手際よくまとめている。浜田百合子が終始仏頂面で彼女を見ているだけで気が滅入ってしまうのだが、エンディングはフェリーニの『道』を思わせる突き放しで悪くない。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/

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