allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

大閲兵(1985)

大閲兵
BIG MILITARY PARADE

メディア映画
上映時間99分
製作国中国
公開情報劇場公開(東光徳間)
初公開年月1987/10/31
ジャンルドラマ

【解説】
 映像の力、エナジーに固執するきらいのある陳凱歌の二作目は、そんな志向に、正にうってつけの題材で、まず文句のつけようのない視覚的スペクタルを構築している。84年10月1日の建国35周年記念の国慶節閲兵式に向け、厳しい行進訓練に励む若い兵士の姿を、特にある空輸部隊の六人の個性的な面々(ベトナムとの抗戦経験者、万元戸=億万長者の入り婿を目指す男などがいる)に焦点を当て、たった一分に満たない歩行のため、夏の炎天下、一万歩の訓練を重ねるひたむきさ、空しさ相絡めて描いている。二年のお蔵入りの後、国内上映されたが、それも陳監督によると「修正版」だとか。きっとオリジナルはよりシニカルな内容となっているのだろうか。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
220 10.00
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2004-07-27 22:37:41
チェン・カイコーの素晴らしき無名時代の傑作。
天安門広場で開かれる、中国建国35周年式典の閲兵式に向けて、全軍から選び抜かれた落下傘部隊の訓練の様子がえんえんと続く。
限界まで人間性を排除した規律に縛られた訓練・・・しかし、数ヶ月の訓練の中から、それぞれの人間性が浮かび上がってくる。緊張感が途切れないのは、チャン・イーモウのカメラによるところも大きい。
無機的、全体主義的な行軍パレードと、個々の人間が抱える過去や思いを対峙させながらも、最終的に予定通り閲兵式に収斂していくのは、完成後、上映禁止を受けて変更を余儀なくされたためか。
だがその後、大作主義へと方向転換せざるを得なかった第5世代の監督達の息吹は、存分に感じることができる。
『黄色い大地』で、軍に憧れる貧しい少女を描いたチェン・カイコーが、一転その軍の内包する矛盾を炙り出しそうとした傑作だと思う。
【レンタル】
 【VIDEO】大閲兵レンタル有り
【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION