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舞姫(1951)

メディア映画
上映時間85分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝)
初公開年月1951/08/17
ジャンルドラマ/文芸

【クレジット】
演出:成瀬巳喜男
製作:児井英男
原作:川端康成
(『舞姫』)
脚本:新藤兼人
撮影:中井朝一
美術:中古智
音楽:斎藤一郎
出演:山村聡矢木元男
高峰三枝子妻・波子
片山明彦息子・高男
岡田茉莉子長女・品子
二本柳寛竹原
見明凡太郎沼田
木村功野津
大谷伶子友子
大川平八郎香山
沢村貞子満江
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
215 7.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-06-30 12:52:19
家族の崩壊を明確に表現したのは本作あたりからか。資産を切売しながらやっと生活を支えている没落階級の家庭。20年来の恋心を綿々と抱く妻高峰三枝子。その妻を何とも耐え難くいじける夫山村聡。元の鞘に戻って本当に幸せか。当時の価値観だろうか。二本柳の存在が中途半端。同行しても不幸だったろう。洋和装共に映えたよろめく高峰三枝子。その後「妻」で恐妻を演じさせた成瀬は意地悪い。成瀬連続視聴15作目。
投稿者:黒美君彦投稿日:2005-11-07 19:11:21
【ネタバレ注意】

考古学者の矢木元男(山村聰)は、かつて妻の波子(高峰三枝子)の家で書生をしていた意識から脱せなかった。一方の波子も、独身時代から彼女を慕っていた竹原(二本柳寛)とうしろめたさを持ちながら逢瀬を重ねていた。高男(片山明彦)、母同様にバレイに打ち込む品子(岡田茉莉子)の二人も、そんな両親を醒めた目で見ていた。ついに矢木のひと言で、波子は家を飛び出すのだが…。

岡田茉莉子のデビュー作(当時18歳!)で知られる川端康成原作の作品。
上流階級らしい洋館や、当時ブームだったというバレイがふんだんに登場する。
ストーリーは上流階級夫人の「よろめき」もので、高峰三枝子と岡田茉莉子の美しさが全て。
確かに夫を演じる山村聰の心理状態がもうひとつつかめないのがつらい。良き父ではあっても、良き夫になれないジレンマ。戦争中の方が、家族がひとつにまとまっていたという逆説がつらい。

投稿者:Ikeda投稿日:2005-09-17 15:24:03
「舞姫」と言えば森鴎外を先ず思いだしますが、これは川端康成の原作です。私は読んでいませんが、新聞連載小説のせいもあるようで、まとまりに欠けた映画で、成瀬作品としては下位にしか入らないと思います。ただ、この前年にモイラ・シャラーの「赤い靴」が公開されて、バレーに人気が出だした時期なのでタイミングを考えて作ったような気がします。岡田茉莉子のデビュー作ですが、まずまずの演技です。演出の問題もあると思いますが、主役の高峰三枝子が綺麗なだけで、心の動きが表現できていないのは残念でした。
個人的な話ですが、最初の方で江ノ電の「和田塚」駅が出てくるのが懐かしいです。今は鎌倉の次の駅ですが、以前はその間に「大町」と「琵琶小路」と言う駅がありました。江ノ電は日本の敗戦当時、私が中学へ通うのに「鵠沼」から「藤沢」まで利用していた電車です。朝など満員で乗れないため、しまったドアーの外側に乗って通学していました。それも出来ない時には車軸の軸受箱に足を掛け、窓の手摺りにつかまって通ったこともあります。今では考えられませんが、当時は路面電車と同じでしたし、電圧降下もあってノロノロ運転だったので、そのような事が出来たのです。
それに、台詞で面白かったのは、当時流行った「よろめく」という言葉です。真面目に結婚生活をしている人でも、何かの拍子で浮気をするとでも言ったら良いのかも知れませんが、最近では聞かなくなったので、もう死語ではないかと思っています。
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