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めし(1951)

メディア映画
上映時間97分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝)
初公開年月1951/11/23
ジャンルドラマ
めし 【東宝DVDシネマファンクラブ】
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 6,526
USED価格:¥ 6,800
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【クレジット】
監督:成瀬巳喜男
監修:川端康成
製作:藤本真澄
原作:林芙美子
脚色:井手俊郎
田中澄江
撮影:玉井正夫
美術:中古智
音楽:早坂文雄
出演:上原謙岡本初之輔
原節子妻・三千代
島崎雪子姪・里子
杉葉子村田光子
風見章子富安せい子
杉村春子村田まつ
花井蘭子堂谷小芳
二本柳寛竹中一夫
小林桂樹村田信三
大泉滉谷口芳太郎
進藤英太郎竹中雄蔵
田中春男丸山治平
山村聡岡本隆一郎
中北千枝子山北けい子
谷間小百合鍋井律子
立花満枝鈴木勝子
音羽久米子金澤りう
滝花久子竹中すみ
浦辺粂子谷口しげ
【解説】
 名匠・成瀬巳喜男監督が林芙美子の原作を基に、倦怠期を迎え、ささいなことで諍いを繰り返し、溝を深める夫婦の姿を描いた傑作ドラマ。単調な毎日を送る中で、徐々に自らの生き方に疑問を抱き始める妻の心理を、日常のキメ細かな描写から見事に紡ぎ出していく。描かれる内容は、現代にも通ずるかなり辛口なテーマながら、最後はきれいに丸く納まり後味も良く、心に染みる名品。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
15119 7.93
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【ユーザーコメント】
投稿者:TNO投稿日:2013-03-30 22:56:44
林芙美子の小説に登場する貧乏紐切れ凧女にお嬢様女優の原節子は、全く合わない。大阪の自宅の長屋に親戚の女の子が居候して、その子に嫉妬する場面から違和感があって、その違和感は、最後の列車の中の場面で、夫(上原謙)を「この男」呼ばわりするところで最高潮に達してしまった。もっと、くたびれ感が出ていないといけません。夫が妻の勘違いとは裏腹に至って真面目な人物であることも、違和感の一因かもしれない。仮定の話は本来好きではないが、"浮雲"同様、高峰秀子だったらと考えてしまった。
投稿者:呑気呆亭投稿日:2012-09-10 17:04:36
一昨昨日小津安二郎の「宗方姉妹」(\'50)を見て、今日成瀬巳喜男の「めし」(\'51)を見る。小津は高峰秀子を使い、成瀬はお返しに原節子を使う。両方の作品に上原謙と山村聰が共に出ているのが面白い。小津は高峰を使いこなせていなかったが、成瀬は原の演技力と魅力を鮮やかに引き出している。「宗方姉妹」のキザな上原謙は頂けないが、「めし」の上原はその茫洋とした資質を上手く生かされている。原節子はこの年、この作品に加えて黒澤明の「白痴」と小津安二郎の「麦秋」という傑作に立て続けに出演している。原節子31歳、まさに女盛りの季節であった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:こじか投稿日:2012-02-21 14:53:56
傑作を前にして沁みる。研ぎ澄まされた感覚を持つ演出家なのでしょうね。過度に迫らない台詞と所作が、人物の気持ちを読ませること以上に鑑賞者自身の生き方へどこか照合させてしまう、成瀬作品素晴らし過ぎるよ…。どういうワケか妙に艶かしく儚げな表情を魅せる原節子がまた素晴らしい。皆さまのコメントにも唸りました。
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-04-18 10:28:49
押さえた傑作です。60年前。戦後の復興途上だった頃の日本。町の様子が記録映画のようで興味深い。バスガイドが憧れの高給取りの仕事だったこともわかります。成瀬巳喜男はセットにも細かくこだわった人でした。画面に映るものすべてにリアリティがありますね。で、これは夫婦の倦怠期の話なんですね。当時のトップ女優原節子に所帯じみた役を配したところがいい。佐分利信、佐野周二と三羽烏といわれ二枚目俳優だった上原謙もこれはまたさえない証券マンの亭主役。脇役も充実してて見ごたえあります。細かい写実の積み重ねにより極めて日本的な映画になりました。成瀬再視聴1作目
投稿者:uptail投稿日:2009-05-31 11:15:00
杉村春子
投稿者:クリモフ投稿日:2009-01-19 02:29:45
若干貧しめで平凡な家庭の夫婦喧嘩の話って筋だけ聞いたら、退屈な話みたいですが、細かい人物描写とリアリティのある演出で素晴らしい作品に仕上がっています。
いやぁ、成瀬監督は女性を描かしたら上手いね。原節子の特徴を生かしながらしっかり成瀬流の話に溶け込ませてる。原節子って、美人には違いないんだけどアクが強いんだよね。だから庶民っぽくないんだけど、この作品では「美人」って周りにいわせちゃうもんな。流石です。面倒娘の島崎雪子も良いし、杉村春子もやさしい母を抑えて演じています(うまい!)
そして成瀬監督の作品っていつも思うんだけど、とっても現代的に見えるんだよね。これも半世紀以上前の映画なのに、人物の行動や言動がそのまますんなり入ってくる。普遍性を鋭く描いています。
女と男にはもともと溝があるんだから、何かあって当然。それでも互いに繋がりあえるとこもあるし。互いにそれを望んでることもある。良い映画です。
投稿者:映画元気投稿日:2008-12-29 10:55:01
<元気コメント>
 平凡だが心安らかな生活がいかに大切か・・・http://eigadegenki.cocolog-nifty.com/1/2008/09/post-a48b.html
投稿者:さち投稿日:2006-12-22 20:22:37
すばらしい
投稿者:Ikeda投稿日:2005-09-17 15:48:42
犬も食わないという喧嘩だけの話ですが、従順しぎる役が多い原節子が憤然として実家へ帰るのが面白いです。デビュー間もない島崎雪子が一生懸命やっているのが、いじらしいですが、その他登場人物が多くて覚えきれません。その中で、大した役ではありませんが、原節子の母親役になる杉村春子の演技が最高です。母親を演じて、この人を上回る女優はいないと思っています。全体としても、カメラやセットが良く、演出も良いと思いますが、成瀬にしては、これまでの作品に比べて、ラストを少し引っ張りすぎの感じはしました。
最初に島崎雪子が家出してきて「私は6000円しか貰ってないのよ」と言う台詞があります。この映画が公開されたのは私が初めて就職した年なので知っていますが、この若さで、それだけの給料なら普通ではないかと思いました。因みに当時の物価の例として、この映画を見るとすれば、二流の映画館で60〜70円ぐらいでした。
また、どうでも良い事ですが、原節子が東京へ帰るといっているのに、帰った所は川崎市の矢向で、東京の風景は出てきません。川崎へ帰るなら横浜で降りれば良いのに品川まで乗って行くというのは、だまし打ち見たいなものです。わざわざ矢向駅や川崎市の看板を写したのは何か理由があったのかなとも考えています。
投稿者:黒美君彦投稿日:2005-09-07 12:27:34
身辺雑記のような作品だが、微妙な夫婦間の心のすれ違い、揺れ動きを見事に描いた作品。原節子はさして上手い女優だとは思わないが、奔放な姪・里子(島崎雪子)が憎まれ役を好演した分、その堅実さが際立つ。
愛想をつかして大阪から東京の実家に帰った三千代(原節子)が、義弟(小林桂樹)から里子と同じような扱いを受けるシーンがいい。ある種軽蔑?すらしていた里子とさして自分の行動が変わらないということに気づく原節子の表情がいい。また沢村貞子がリアリティのある母親を演じる。
大阪の長屋の風景や戦後間もない東京や大阪の風景も楽しめた。
上原謙が意外に骨のあるサラリーマン役を演じて、結局大団円なのだが、さりげない思いやりが溢れる最後のやりとりが微笑ましい。
ラストのモノローグは確かに蛇足の感がある。「そんな風に決めつけるなよ」という気にもなってしまう。だが全体をみると、小さな幸せに溢れたつましい生活がいかに貴重なものかを再確認させてくれる作品。成瀬作品の中でも傑作のひとつだろう。
投稿者:篭瀬山投稿日:2005-08-30 00:12:41
【ネタバレ注意】

夫の食事の世話をするばかりの単調な毎日に倦んだ妻が、実家に戻り、久々の自由を満喫するも、そこにはもはや自分の居場所はないと悟り、己の拠って立つところは夫の側で過ごす日常なのだと思い定め、夫の元へ帰っていく。ナレーションがなかったら、私はこの映画にこういう印象を持ったと思う。原作小説の雰囲気を残すために朗読調のナレーションを被せたのだと思うが、そこでは、何事もなく老い朽ちていくことへの焦燥と、女にとって幸福とは何か、という問題が語られる。だが明らかに、何の変哲もない日常こそが幸福なのだと、彼女に思い直させるには、エピソードが不足しているのであって、結論的に語られる「これが女の幸福なのだ」が、違和感をもって響く。私は、原節子のナレーションはこの映画に不要なんじゃないかと思ったのだが、どんなもんでしょう。7

投稿者:アリョーシャ投稿日:2002-11-03 21:30:59
【ネタバレ注意】

成瀬巳喜男が初めて映像化した林芙美子の原作が彼女の絶筆というのも何かの縁でしょうか?その後、成瀬監督は時を遡るようにして、いくつもの林作品を映像化し名作を作り上げています。その中でも私の一番好きな作品がこの「めし」です。
原作は絶筆ですから当然結末は不明。そこをハッピーエンドにもっていったことには賛否両論あるようですが、私はこの結末に納得しています。
共同で脚本を担当した井出俊郎は二人を別れさす意向が強かったようですが、もう一人の田中澄江が元の鞘に戻すことを強く望んでこうなったようです。
それにしてもこの時期の原節子は本当に美しく魅力的です。

投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-02-19 05:48:45
 この映画でも中古智の美術が素晴らしく効果を発揮している。特に、大阪市の南、天神ノ森(と原節子のナレーションがある)あたりの長屋の風景がいい。この長屋が撮影所のセットだとはとても思えない。道の途中にある小さな階段がとても良いのだ。階段の上に島崎雪子が登場し、大泉滉がハッとして眺める情景や酔っぱらった上原謙と近所の年増の女が一緒に階段を降りてくる夜のシーンなど映画的事件を発生させる場として見事に機能している。
 昔見た印象では、原節子が生活苦でとてもやつれて見えて(そういう役柄なので仕方がないのだが)イマイチ好きになれなかったのだが、見直してみると、この原節子も体全体から何とも云えない官能性を発散させていて艶やかだ。麗しい。
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
投稿者:kn2投稿日:2002-02-03 18:25:28
 こういうのが本当にしゃれた映画というのだろう。静かに淡々と夫婦の間の心理の行き来を描くその描き方は芸術的ともいえる。登場する誰もが多くを語らない。言葉少なに、しかし的確に言葉を発する。しかしストレートな物言いではなく、婉曲に言葉を使い、しかしそれがいやらしくない。こういう台詞まわしの機微が味わえるのは古い日本映画ならではという感じがする。それはもちろん古きよき時代への郷愁でありそれによって現代の映画のせりふの使い方を貶めるものではないけれど、こういう空間をたまには味わいたいと思う。http://cinema-today.net/
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 作品賞 
【ソフト】
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