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大自然の凱歌(1936)

COME AND GET IT

メディア映画
上映時間99分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(劇場公開)
初公開年月1938/05/
ジャンルドラマ
大自然の凱歌 [DVD]
参考価格:¥ 1,944
価格:¥ 1,060
USED価格:¥ 20
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【解説】
 E・ファーバー原作の大作ロマンで、ノース・ウィスコンシンの大森林で伐採業で名を成した男が、愛する女を捨て、己の野心に忠実に製紙業者の婿となって成功するが、やがて彼女が親友と結婚して産んだ娘を愛するようになる--というお話。演出を、ホークスが途中降板してワイラーと替わったことで知られる作品だが、両者の個性の違いが如実に分かって面白い。圧巻なのは前段の、氷結した川に発破をかけ木を流すロケ撮影と、ヒロインの酒場の歌手ロッタが主人公バーニイ(E・アーノルド)を騙そうと近づいて遂にその侠気にほだされ、酒場の主を裏切り、彼と親友スワン(ブレナン)に混じって大立ち回りを演じる部分。これはもうホークスの力業だとはっきり知れる。が、以降、主人公が成功を収めて、久しぶりに古巣に帰り、美しく成長したスワンと今は亡きロッタの愛娘エビーに出会って老いらくの恋に溺れる展開は、ワイラーらしい都会の上流生活の点描に見どころがないわけではないが、俄然調子が落ちる。一人二役のファーマーも、あだっぽい酒場女のロッタ役は大変魅力的だが、エビー役となると色気が強すぎて、清純な娘がつい大人をからかってしまうというニュアンスが出ず、まるで毒婦に見える(伝記映画「女優フランシス」でジェシカ・ラングが彼女を演じたが、確かにタイプ的にそっくり)。
<allcinema>
評価
【関連作品】
女優フランシス(1982)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
746 6.57
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【ユーザーコメント】
投稿者:ルーテツ投稿日:2018-08-01 15:51:24
”女優にするには賢すぎる、学者にするには美しすぎる”
VHSのパッケージに書かれていたフランシス・ファーマー評に痺れたものだ
かつてレンタル屋さんにサミュエル・ゴールドウィンのVHSが大量に並んでいて、むさぼるように観ていた
そんな思い出の一本
(早くもっと他の作品もDVD化しないかな)

エドナ・ファーバーお得意の重い重い大河ドラマ
主演のエドワード・アーノルドの名演、怪演
ずっと本作のイメージが強かったので、後にMGMのミュージカルに脇役で出ていたのには驚いた
そのアーノルドの脇でウォルター・ブレナンの名人芸
ヒロイン2役のフランシス・ファーマーは、ハリウッドの闇、悲劇的な生涯で知られるが、映画では本作しか観たことがない
たしかに綺麗な人だ

H・ホークス監督と、W・ワイラー監督の共作
前半部分の伐採された木が次々に川に落ちてゆく画は迫力満点
「オーラ・リー」より個人的には「金髪のジェニー」が心地良い
投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-06-03 12:54:08
『女優フランシス』でしかファーマーのことを知らなかった私にとっては、この作品はご本人を観られる貴重な映画である。この映画以外に、日本でソフト化されている彼女の出演作はあるだろうか…。彼女は当時「ガルボの再来」と呼ばれていたそうだが、どう観てもタイプが(格も)違う。悪役でお馴染みのエドワード・アーノルドが珍しく主役を演じ、事業で成功しても心は虚ろという惨めな男を好演している。身勝手極まりない男なのに、ラストでトライアングルをやけ気味にかき鳴らす所など哀れを誘った。
投稿者:Ikeda投稿日:2005-12-02 13:13:16
最初の森林伐採のシーンは非常に迫力があります。それに乱闘の場面などがあって、エドワード・アーノルドの荒々しさが強く出ていますが、フランシス・ファーマーが出てくるあたりから急にその雰囲気が消えていくのに違和感がありました。監督がホークスからワイラーに交代したのも、製作者のサミュエル・ゴールドウィンが原作に忠実にという注文にホークスが反発したからだというのも関係がありそうです。この原作は読んでいませんが、エドナ・ファーバーの小説とは感じられない序盤です。
ウォルター・ブレナンが得意役で好演ですし、あまり知れれていないエドワード・アーノルドの主役も悪くありません。後に「女優フランシス」という映画まで作られているフランシス・ファーマーもこの映画で将来を嘱望されたようですが、色々あって間もなく引退しまったのが惜しいです。彼女が唄う「オーラ・リー」もかなり良いです。
しかし、映画としては、後半が先の見える展開で、余分と思われるエピソードもあり、さほど優れた作品ではないと思います。ワイラーも途中から引き継いで、あまり、やる気がなかったのではないでしょうか。
投稿者:W・W投稿日:2005-02-25 17:05:00
1994年に映画化した「白蛾」と同じエドナ・ファーバーの原作。カナダの森林ウィスコンシンを背景に、そこで半生を送る樵の親子を描く。共同監督作品ではあるが、ほとんどのシーンをホークス監督が演出し、ワイラー監督は終りの約10分程度の室内シーンなどを担当している。
投稿者:黒美君彦投稿日:2002-12-16 22:43:11
H・ホークスとW・ワイラーとでは確かに描き方が全く違う。前半の荒々しさが、後半すっかり影をひそめてしまうのは、監督交代の影響だったわけか。
ストーリーは解説通り。若き日の過ちは取り返せない・・・ということですね。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-03-29 07:47:44
 少々展開が粗っぽいのと後半のフランシス・ファーマーの性格付けに一貫性が
無いのが難点ではあるが、しかし素晴らしいシーンに溢れている。そしてこれは
紛れもなくハワード・ホークスの映画だ。前半のダイナミックな巨木の伐採や川
への搬出シーン、酒場でフランシス・ファーマーの登場から銀盆の投げ合いへと
続く濃密な空間描写、中盤から後半にかけてもウォルター・ブレナンが手風琴で
伴奏する合唱シーンやキッチンでの飴騒動など、素晴らしい映画的空間は、全て
ホークスの刻印。また、この映画でもホークス作品の多くで扱われる「老い」が
テーマになっている。
 逆に、ワイラーの演出だとはっきり判別できるのは、ラスト近くでエドワード・
アーノルドとジョエル・マクリーが争うチンケなシーンぐらいのもの。このアー
ノルドがマクリーの頬をビンタするカットはまるで頬を撫でているようで、全く
興醒めなのだ。今更ながら、ホークスとワイラーの演出力の相違に愕然となって
しまう。

#主題歌「オーラ・リー」はプレスリー「ラブ・ミー・テンダー」の本歌。http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 助演男優賞ウォルター・ブレナン 
 □ 編集賞Edward Curtiss 
【レンタル】
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