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洲崎パラダイス 赤信号(1956)

メディア映画
上映時間81分
製作国日本
公開情報劇場公開(日活)
初公開年月1956/07/31
ジャンルドラマ
日活100周年邦画クラシック GREAT20 洲崎パラダイス 赤信号 HDリマスター版 [DVD]
参考価格:¥ 1,944
価格:¥ 1,604
USED価格:¥ 1,780
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【解説】
 「幕末太陽傳」の川島雄三監督が、東京・州崎遊郭へと繋がる橋のたもとにある飲み屋を舞台に、そこに出入りする人々の姿を決して飾ることなく、しかし温かい眼差しで描いた傑作ドラマ。両親に結婚を反対され上京してきた義治と蔦枝。ひょんなことから州崎遊郭入口にある一杯飲み屋の女将の世話に。蔦枝はそのまま飲み屋を手伝い、義治もまもなく近くのソバ屋に働き口を見つけるが……。三橋達也が、優柔不断でどうしようもないダメ男ながらどこか憎めない義治を見事に好演。川島監督が、自身の作品で最も好きな1本と語る映画。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
1084 8.40
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【ユーザーコメント】
投稿者:チャック・イエガー投稿日:2016-02-01 00:09:01
川島雄三の監督作は初体験だったけど、まったく予備知識なく観たら・・・。なんかヨーロッパ映画な雰囲気だね。昭和30年代の東京下町の風景も眩しい。フェリーニの道とかとおんなじ臭い。ぐずぐずべったりの男と女と、その周りの群像劇。
投稿者:noir fleak投稿日:2015-04-14 09:17:37
しかも、化粧もせず、すさんだ感じの冒頭シーンは実に魅力的だ。生活が落ち着き、着物も段々良くなると、いつもの新珠になってくる。勿論美しいが、冒頭のあの感じにはかなわない。この人、「明るいお嬢さん」的なところが全然感じられないところがなかなか稀有の存在だと思う。
映画はたしかに州崎風情がたっぷり描かれていて見て楽しいが、話自体はさほど面白くない。冒頭とエンディングが同じというのも、少し陳腐であまりいただけない。
州崎パラダイスに入る前の橋は、今も残っているが川は埋め立てられ、公園になっていた。
投稿者:シーザー投稿日:2014-10-30 14:35:45
堅気の暖簾を掻き分けて、玄人は盃相手に愚痴こぼす、童はチャンバラごっこに明け暮れて、都電を横目に出前持ち、掘割のボートに若い衆、パラダイスアーチを仰ぎ見て、くたびれた単衣に下駄鳴らし、女は男に愛想を尽かし、尽かされた男は出前持ち----「どうせわたしを食べさせることも出来なければ、殺すことだって出来ないくせに」---- 暖簾の向こうにぽっちゃり女将、遊郭帰りの酔客相手に今日も亭主を待ち侘びる、二つの世界の住人が、橋のたもとにやって来る、しがらみ捨ててやって来る、しがらみ背負って愚痴こぼす。
投稿者:いまそのとき投稿日:2014-10-29 10:52:11
1957年売春禁止法施行。この時代の世相を活写した川島雄三作品。1956年日活製作。助監督は今村昌平。世俗に生きた川島雄三らしい群像劇で当時の街並と共に、そんな時代に生きた人間たちを生き生きと描写する。芝木好子原作を見事な台本にしたのは井手敏郎。きっと女は橋を越えて同じ道に戻るだろう。男も死んだ亭主と同じ運命を歩むのか。轟夕起子がきっちり締めてこの映画を本物にした。雑踏の中にも人は生きる。自堕落な腐れ縁を皮肉と悲哀を込めて描き切った。現代劇の分野で川島雄三の本領を発揮した傑作映画だ。同年製作の溝口健二の「赤線地帯」と比較するとまったく視点が違ってて面白い。
投稿者:uptail投稿日:2013-11-07 10:25:51
新珠三千代
投稿者:マーク・レスター投稿日:2010-11-04 20:40:55
【ネタバレ注意】

今作は


     「 予見 の 提示 」  →  「 予見 の 裏切り (トラップ) 」

                               ↓

     「 予見 の 具現化 」   ←   「 トラップ の 途中放棄 」  

 

               というプロセスを推移していく、2つの事例を織り交ぜながら
               表面的なストーリー展開と並行する、この


     「制作者の文脈」 を推理する楽しさ   に満ちた鑑賞となりました。




そして、川島雄三 という天才が、

     日陰者の視線から
     日本の近代化と経済成長の 「予見」 を

                    語っていたことに対して 、



        社会学的な価値を見い出せた作品。  と、評価します。







序盤早々、今作の主人公が登場するファーストカットに


       ボクの映画的興味は


                    強く惹き寄せられていきました。


それは、  “一人の女がタバコ屋で一箱のタバコを買う”   という、
ありきたりなカットなのですが、
そのタバコは自分の為ではなく、男の為に買った物であり、
無けなしのお金で買ったことがわかってくるのです。



この後に続く隅田川の橋の上での会話から、この男は

       生活力の無い ダメな 男

                            であることがわかり、


タバコを買った女は、器量と度量を持ち合わせていながらも、

       この ダメな男 と離れられることができない 女

                            であることもわかってきます。



このズルズルとした関係性が、先の、
「無けなしのお金を使って、男の為にタバコを買ってあげてしまう女」 の姿に


        見事に集約されていた

                          と、感心してしまったのです。




一文無しとなった二人は、洲崎に流れて来ます、
「洲崎」 とは、かつて深川にあった 赤線地帯 で、そのエリアに入って行く門が


    「 洲  パラダイス  崎 」  という


                    電飾看板となっており、
                    その看板コピーが今作の題名となっているのです。


しかし、二人は  「 洲  パラダイス  崎 」  の門をくぐる直前に、その手前にある 一杯飲み屋 の厄介となることになります。
ここでも、先の 「タバコを買い与える」 シーンのように、


     「関係性」 や 「今後の展開」 を 暗示する


                          シークエンスが用意されていたのです。


女はその 一杯飲み屋 で働けることになったが、男の働くあてがない、という状況下で、 所在無く 一杯飲み屋 の居間で、お店が引けるのを待っている男ですが、
お店の二人の息子達にメンコ遊びの邪魔だと邪険にされ、布団を敷く作業によって、追い出されるように居間から出て行く、というシークエンスがありました。
これによって、ダメな男 の居場所のない状況が 



     ここ、洲崎直前のエリアにおいても展開 していくことが、


                                   推測できるのです。



「タバコを買い与える」 ショットや、この 「男の居場所が無い」 シークエンスにおいて、 「関係性」 や 「今後の展開」 をインプットしてきたことに対して、ボクは今作の構造の確かさを認識したのです。




制限文字数では語りきれず 完成版はこちらまで

    ↓

http://ouiaojg8.blog56.fc2.com/blog-entry-98.html


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投稿者:クリモフ投稿日:2009-02-27 02:21:45
なんか、こういう駄目男ものってのは苦手な部類に入ってしまうなぁ。良さはわかるんだけども、どうものれません、うーん、けっこう挑戦しているんだけどね。男と女の描き方なんかはたぶん上手なんだろうけど、興味を持てないというか、川島雄三監督で評価高いから期待してたんだけどなぁ。ジャンルの問題なんでしょうか。「幕末太陽傳」みたいな喜劇は大好きなんですけど。
ただ新珠三千代はほんと綺麗です。この人のおかげで何とか観れた。あ、あと芦川いづみもかわいい。こういう映画って女優さんは素晴らしく魅力的ですね。まぁそんな感じです。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2007-08-16 23:41:10
完成度は確かに高い。赤街での群像劇だとばかり思っていたので、意外なストーリー展開に驚いた。
投稿者:マジャール投稿日:2007-02-20 18:50:47
面白いですねぇこの映画。
最高!!!
音楽のセンスなんかも、たまらん!


(・・橋の、こっちと、向こう。この映画の空間が生み出すドラマ性は、『七人の侍』の、あの村を凌いでるかもしれない)
投稿者:Tom投稿日:2006-02-18 04:21:50
『豚と軍艦』をゴダールやカイデ・シネマ派が見たとき、溝口の再来と今村を賞賛したが、彼らは今村昌平の師である川島雄三という作家の存在すら知る由もなかったのだろう。ある意味ではまだまだ再評価がされてない作家の一人。このどうしようもない男女の腐れ縁を描いた愛憎劇にこそ今村昌平(この映画の助監督)の原点がある。
【ソフト】
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