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台風騒動記(1956)

メディア映画
上映時間107分
製作国日本
公開情報劇場公開(松竹)
初公開年月1956/12/19
ジャンルコメディ

【解説】
 杉浦明平のルポルタージュ『台風十三号始末記』を、八住利雄と山形雄策が脚色し、山本薩夫が映画化した風刺喜劇。海辺の町が巨大台風の直撃を受け大きな被害を受ける。県会議員、町長、議長たちは、無事だった小学校をわざと取り壊し、台風の被害だと国から一千万円の補助金を受け取ろうと画策していた。町議会は町長の責任で校舎の取り壊しを決定、学校は砂煙を上げて倒壊する。大蔵省から監査官が来るという知らせを聞き、町長夫人はバス停で監査官を待っていた。一人の青年がバスから降りるのを見て、町長夫人は彼を料亭へ連れ込み、買収しようとする。
<allcinema>
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:いまそのとき投稿日:2012-10-23 15:57:42
今の時代に置換えても、通じるものがある。渡辺篤演じた町長。夫人に振り回され銅像になることだけに胸を躍らせる。三島雅夫演じた議員。町の実質的ボスの傲慢さが誇張されて憎憎しい限り。欲と利害に穢れた人間ドラマとして見れば、宴会と議会を繰り返す本末転倒の傍若無人ぶりが何とも情けない。これらは当時の観客もそうだったかもしれないが、いい加減にしてくれと思ったことだろう。庶民の目から政治家がどう見えるか、知ってか知らずか、今も変らぬ姿がある。
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2012-07-29 17:17:11
台風被害のドサクサにまぎれて、政府から補助金を騙し取ろうと騒動を繰り広げる社会派のブラックコメディ。東日本大震災の今こそ見るべき作品だろう。
佐野・佐田・桂木らが設立した「まどかグループ」と監督の「山本プロダクション」の共同制作による独立プロ作品で、冒頭に‘この物語は事実ではない‘とデカデカと字幕が表示されるが、原作はルポルタージュであり1953年9月に愛知県南部を襲った台風13号に取材している。
筋金入りの左翼だった山本らしく、町会議員ら権力者側を徹底的に俗物として扱き下ろしていて、それをまた芸達者なバイプレーヤーが見事に演じるものだから痛快だ。その反面、菅原ら正義派の若者たちの挿話はインパクトに欠け、散漫な感じは否めない。それでも、ベテラン八住らによる脚本はよく書けているし、台風によって被害を受けた町のロケも効果を挙げている。
演技陣。これはもう、黒幕の三島雅夫を筆頭に渡辺篤・三井弘次・左卜全・中村是好ら‘おらがムラのセンセイ‘たちが最高。
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