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アラビアのロレンス/完全版(1988)

LAWRENCE OF ARABIA

メディア映画
上映時間227分
製作国イギリス
公開情報劇場公開(COLTRI)
初公開年月1995/03/
リバイバル→ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント-2008.12.20
ジャンルドラマ/歴史劇
映倫G
アラビアのロレンス コレクタブル・エディション(初回生産限定)(2枚組) [Blu-ray]
参考価格:¥ 6,458
価格:¥ 5,124
USED価格:¥ 10,708
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アラビアのロレンス/完全版アラビアのロレンス/完全版

【解説】
 1962年に製作されたD・リーンの名作「アラビアのロレンス」は、元々ロイヤル・プレミアの時には222分の上映時間であったが、1カ月後には約20分カットされ、以後も上映効率のためなどで次々と短くなっていた。1966年以降は2巻目のプリントが裏焼きになるなどしたまま今日に至っていたものを、欠落部分を探しだして223分に復元、リーンが最終的に216分にカットした。復元には費用がかかりすぎて完成も危ぶまれたが、スコセッシ、スピルバーグ等の働きかけにより88年に「完全版」として上映となった。幸いなことに監督リーン、編集のコーツが直接携わることで当初の編集の間違いを正し、全編にわたって細かいシーンやショットが復元され、フィルムの退化による画質の劣化も蘇った。とりわけ音響効果が飛躍的に改善され、ドルビーSRとグレード・アップ。音楽ばかりでなく、大画面に繰り広げられる移動音の効果が素晴らしい。サントラが失われた部分はオリジナル・キャストが吹き込み、声の衰えはコンピューターで補正するなど緻密に復元。長いシーンの追加は将軍が群略を練るシーンなどそれほどなく、殆どが場面つなぎのカットやエスタブリッシング・ショット、また細かいセリフが復元されている。マイナーカットもあり、子細に比べてみれば多少違った印象をうけるが、圧倒的に画像と音響のパワー・アップしたゴージャスな芸術を前にすれば、ただ息を呑むばかりである。89年、ナショナル・ボート・オブ・レヴュー賞で、復元の功績によりコーディネーターのロバート・A・ハリスが特別賞を受賞した。日本ではビデオ発売が先行された。
<allcinema>
評価
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A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]A東京物語 (1953)
[002]Aスティング (1973)
[003]Aアラビアのロレンス (1962)
[004]Aスミス都へ行く (1939)
[005]A (1954)
[006]Aミリオンダラー・ベイビー (2004)
[007]Aガンジー (1982)
[008]Aビフォア・ザ・レイン (1994)
[009]A自転車泥棒 (1948)
[010]A晩春 (1949)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
37342 9.24
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【ユーザーコメント】
投稿者:きらきら投稿日:2015-05-15 16:09:44
何もないように思われる砂漠の向こう側から一つの小さな点が見えてくる。
そしてそれがラクダに乗った男だとわかる。
しかもそのラクダが地上から浮き上がっているように近づいてくる。
これはアリ(オマー・シャリフ)の登場シーンで、これだけでも見る価値があります。

全体的にロケシーンはテクニカラーの美しい色調で(フィルムの功績です)、
カメラはすばらしいです。

が、アレック・ギネスやアンソニー・クインなどの演技が大時代的で、
それに馴れるのにしばらく時間がかかりました。
またピーター・オトゥールのロレンスがつねにくねくねとした感じ(実際の演技だけでなく、役の立ち位置もかなり優柔不断です)で、なぜこんな男が多くのひとの関心を集め、また多くの血を流したのかがちょっと疑問です。

スエズ運河に辿りついたロレンスが、対岸の男から「おまえはだれだ」と訊かれても、何も答えずにいるのは象徴的です。
その男はだれでもない、そのことをロレンスは知っているから、何も答えられないのです。
自分が自分でいることに対して、終始自信がない。ふわふわとしたロレンスの態度はどこかそんな感じがしますが、これが幽霊の物語だとしたら、納得がいきます。
史実をもとにした作品なのでしょうが、自分が生きていることを信じられない幽霊の話だと考えれば、デヴィッド・リーンがなぜこのロレンスに関心を持って作品にしたか、なんとなくわかるような気もします。

役柄はちがいますが、この主人公、どこか『ペイルライダー』にも似ています。そんなことも感じました。
投稿者:たんばのもり投稿日:2012-02-15 19:56:44
 私は、この映画を昭和40年代の半ば頃に、大阪・梅田にあった、当時のOS劇場で見た。
 最初見たオリジナル版は、70mmスクリーンに映るアラビア砂漠の美しい映像と音楽、そして俳優たちの迫力ある演技に圧倒されたが、ドラマの時代背景がよく分からず、あまり理解できなかった。そこで、書店で“アラビアのロレンス(岩波書店版)”を買って読んだのを覚えている。そして、もう一度見に行った。この本は今でも自宅にある。
 映画は、言わずと知れた、第一次世界大戦中の“アラブの反乱”を、イギリス人将校、トーマス・エドワード・ロレンスを主軸にして描いたドラマ。
 今でも映画のベストテンの上位には必ず入る映画。
 なぜ、この映画は人々を引き付けるのか。

 ロレンスは大学時代から考古学を研究し、調査のためアラビア地方には何度も訪れているため、アラビア地方の地理、文化、言語に詳しいかった。このため、イギリス陸軍はロレンスをカイロ司令部に赴任させる。そこからドラマは始まる。
 カイロ司令部でロレンスがマッチの火を吹き消した後、画面は一瞬にアラビアの砂漠に変わり、そこに灼熱の太陽が昇るシーン。
 砂漠の中からロレンスとガイドが乗った2頭のラクダが現れ、2人が砂漠の中を進んでいくシーン。
 地平線の彼方の蜃気楼が次第に黒い人影となり、アリが現れるシーン。
 アカバ攻略のため、ラクダで灼熱のネフド砂漠を越えて行くシーン。
 夕日に染まる赤いアカバ海岸のシーン。
 ビジャーズ鉄道の列車爆破攻撃のシーン。
 ロレンスによる、壮絶なトルコ兵大量虐殺のシーン。
 民族同士のエゴが渦巻くダマスカス入城のシーン。
 そして、オープニングシーンにつながる、ロレンスが失意のなかでアラビアを去る最後のシーン。

 この映画は、一人の人間の葛藤のドラマであるが、美しく、そして恐ろしいのである。そして、見るたびに新しい感動がある。
 このような映画は、もう絶対出来ない。

 ※大阪・梅田のOS劇場は、東京・京橋のテアトル東京と同じシネラマ方式の上映館として、昭和30〜40年代に続々と日本に入って来たハリウッド超大作を専門に上映していた。このような映画館は全国にまだ少なかったため、OS劇場には、関西のみならず、中国、四国、九州地方からも迫力ある映像を体験しようと多くの映画ファンが訪れたそうである。
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-12-15 15:36:33
かつての理想論でいえば、映画に必要なのは、人と時間と資金と忍耐。そして何をどう描くかという技量。もう一つはわが道を曲げない強い意志。やはり黒澤明がそうだった。さて、サー・デビッド・リーン。これこそ入魂の一作で紛れもなく彼の最高作品。227分の長丁場を覚悟して、繰り返し繰り返し見るべき映画。強い理想に燃えるが脆く、理念を振り翳しながらも殺戮さえ厭わない。ロレンスという人物の光と影を様々な角度から捉えた。これはもう神業に近い技。英国軍・アラブ族・トルコ軍。今はもう無理だろうと思われる大エキストラ。大国の利権の渦中に消えたロレンスという人物。失望感と無力感の混じる痛烈なラスト。壮大な叙事詩ともいえる。いきなり走る走るバイク。そして日の出の砂漠に飛ぶ最初のロングショット。遠く遠くから陽炎のように姿を現すアリ。撮影も凄い。1962年。アナログ時代にここまでできた。執念だろう。文句のつけようがない。
投稿者:gapper投稿日:2010-06-18 22:26:41
 興行収益(インフレ調整版)ランキング第68位(2012)
 AFIフィルム・スコア(映画音楽)100年ランキングの第3位

 2年3ヶ月という長期の制作期間、今作れば3億ドルは掛かるだろう言われるのもうなずける。
 キャスティングで既に難航したそうで、ロレンス役は最初マーロン・ブランドーだったらしい。
 しかし、結果からいえば良かったと思う。
 今では、ロレンス役は、ピーター・オツール以外考えられない。

 デビッド・リーンがこのような大作が作れた背景には、前作の「戦場にかける橋 (1957)」が大ヒットしたことがあるようだ。
 予算や撮影期間は、一種の報酬でもあったことになる。
 この後、ドクトル・ジバゴ、ライアンの娘と大作を作るがライアンの娘が酷評だったのか疲れたのか、次の作品は14年後の最後の作品のインドへの道となる。

 「戦場にかける橋」から、明らかに作風が変わったリーン。
 男らしい戦争物と女性を主人公とした恋愛物、どちらも得意と言う不思議な監督だ。
 ロレンスという英雄を描いているが、後半は人間の醜さと弱さを描いている。
 美しい映像と音楽、そして英雄を描き前半は存分に楽しませ、そして後半はその英雄も単なる一つの駒にしか過ぎなかったとなる。
 それでも英雄は英雄なのだと言う所が単なるお話ではなく力を持った作品にしていると思う。

 ただ、ある程度の大画面と音の大きさがないと魅力が落ちてしまうのが残念。
投稿者:verkhovensky投稿日:2009-05-01 19:11:50
【ネタバレ注意】

ロレンスをどのやうに描きたかつたのか分からない、といふ疑問がありましたので申し上げます。
アラブを愛してゐるがアラブ人ではなく、かつ統治不能の彼らに絶望する。
イギリス人ではあるが、イギリスのアラブ政策にも荷担できない。
さういふ中間的な奇妙な立場の・どちら側にも受け入れられなかつた変人として描いてゐるのです。
ラストは夢破れ失意のうちにある彼の表情のアップで終はり、冒頭の事故と葬儀にかへるのです。

投稿者:投稿日:2009-01-05 10:02:53
新宿のタイムズスクエアでみた。スクリーンでは、はじめてだ。
子供の頃からこれまで、TVモニターでは4:3のサイズにおさめるために、台詞ごとに不自然にカット内でパンされる洋画劇場をはじめとして、レンタルVHSでは何度も。冬には『アラビアのロレンス』を夏には『ドクトル・ジバゴ』といったふうに。完全版も購入したりして。(ちょっとした大人買い)
TVでは、インターミッション前の広大な砂漠のシーンに圧倒されたものが、スクリーンでは、逆に後半の暗澹たるロレンスの心理がより詳らかとなった。
ニュー・プリント版ということでアレック・ギネスのアイシャドウがキツ過ぎる(これは成瀬巳喜男作品の高峰秀子のメイクにもいえる)という瑕瑾は、誰のせいでもない。当時の撮影と映写では、高峰秀子の鼻筋に白く線を入れなければ鼻に見えなかったのだ。
ファイサルもまた。
映画館での同時代体験は何物にも換え難い。
このことだ。
投稿者:bond投稿日:2007-02-05 09:48:52
紛れも無い名作で小学校の頃は広大な砂漠を超ロングで撮る画面のスケール感に圧倒された。今観ると、ロレンスをどのように描きたかったのか、ヒーローかお調子者かエゴイストか若さゆえか?エンディングも唐突。完全版じゃない方が良かったかも。
投稿者:hira投稿日:2006-01-02 19:13:32
 初見は、DVD発売を記念してシネマメディアージュで行われた限定公開でした。もちろん、その素晴らしさに感動してDVDも購入しましたが、一度も観ることなく2006年に・・・。かなり寝かせてしまいました。やはり3時間半という長さですので、ついつい敬遠してしまうんですよね。でも、観始めると止まりませんよ。まさにあっという間です。
 長いからと敬遠せず、何回も観たい作品の一つですね。今度は劇場公開版も観てみますかね。
投稿者:佐藤紅茶投稿日:2005-08-09 23:30:05
こういう作品に今更どうこう言う気はありません。
ただ、この度、DVDの吹き替え版を楽しませてもらったのですが、
かつて、(おそらくテレビ初放映)水曜ロードショーの放送時には、
これ以上は考えられないキャストを組みました。
(多くの人がすでに鬼籍に入っており、再演は不可能)
あの吹き替え版を再度聞きたいものです。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2005-05-11 23:32:46
【ネタバレ注意】

原作は不可能を可能にした希代の英雄、その自伝ですかね。
結束不能、協力不可能と思われるベドウィンを戦いの場へ…。
天然の要塞、灼熱の砂漠を越えて敵の背後を突く。まさに英雄伝説の始まり。
慈悲を見せた男を自らの手で処刑せざるを得ないおまけ付き。
「金のためなら付いてくるしかないだろう」…結局、無かったりして。
膨大な知識〜駆け引き。“絶対の自信”の影には失敗も存在する。
まぁ、幾ら博学とはいっても、そうそう思い通りにならないのが世の中だ。
英国の勝手気儘、サイクス〜ピコ協定。上官(も優秀)の駆け引きも、世間にはありがちな事か。
苦悩と自信、歓喜と絶望…だが(完璧ではないが)抜きん出た資質を持つ人間で有った事には違いない(小説が書けるぐらいだからね)。
本作で描かれるロレンスは人間的…精神の葛藤も、中々に奥深い。捕虜〜トルコ人敗残兵に対する狂気の虐殺…彼は失った何かを取り戻したいのか?…逆効果であろうが。
…結局、彼も知らない内に利用されていたのだな、多分。
ファイサルは(イギリスに亡命したりもするが)イラク国王となり、イラン・イラク戦争〜湾岸戦争〜そしてイラク戦争に至る同国の歴史が始まったわけだ…
オープニングにロレンスのバイク事故〜葬式(での評価)を持ってくるアイデアも面白い。
〜砂漠を駆け巡る、壮大な叙事詩。傑作であろう。

投稿者:篭瀬山投稿日:2004-04-13 23:38:41
アラビアのロレンスと呼ばれ「歴史に名を残した」男の足跡を忠実に辿った/ないし辿ることを目的としたと思われる映画。映像は美しく遊びもあるが、話が冗長なため、これより長い「完全版」なんて見る気がしない(と思ったけど私が見たのはビデオだから完全版だったのかな)。ただこれが史実だとすると、この男がある種の英雄であることは間違いない。彼のしでかしたことは褒貶相半ばするだろうし、一筋縄では理解できない複雑な内面を持つと想像されるが、まさに映画監督をして映画化したいと思わせるに十分な人物と見た。6
投稿者:Ikeda投稿日:2004-04-07 21:57:36
広大な砂漠での戦いや列車襲撃などの撮影や上映時間から言っても、少なくともイギリス映画として超大作なことは、間違いないと思います。特に日の出、日没の撮影は感動するものがあります。然し、私の個人的感情から言って、題材の取り方が引っかかってあまり後味が良くありませんでした。舞台が今、紛争が起きているイラクやイスラエルと隣接するヨルダンやシリアで、イギリスがスエズを掌握し利権を得ようとした時代のものだからです。そしてテロ防止と称して今、アメリカと共にイラクに進駐しているイギリスに好感を持てないのは私だけでしょうか。この映画ではロレンスがイギリスの謀略的行為に反対しながら、最後はうやむやにしているのも、すっきりしません。デヴィッド・リーンについては、私の好みから言って前期のものが好きなので、これが最高作とは思っていません。なお、最近この完全版を見ましたが、正直にいって前に見たものとの違いは全然解りませんでした。
投稿者:Stingr@y投稿日:2004-03-12 08:42:42
 最初に観たときには圧倒された。ロレンスの実像を知った後で観ても圧倒された。今回TVで観ても圧倒された。ともかく砂漠のランドスケープシーンはもうこの作品以外にない(スターウォーズはこの表現を引き継いでいる)。それに,砂漠というとこの音楽。日本人がもっている「砂漠といえば『月の砂漠』」というイメージを見事に壊してくれる。アラブ人に対する「未開人扱い」を除けば,本当に見事としか言いようがない。いつかまた大スクリーンで観たいものだ。

 「アラビアのロレンス」は,何でも自分の手柄にしたい「大英帝国病」が創り上げた「虚像の英雄」(※)であり,ロレンスの実像はアラブ軍とイギリス軍を結ぶ単なる連絡兵。原作自体,ゴーストライターが書いた英雄譚(たん)だろう。ロレンスの実像については多くの考察があるのでそちらに譲るが,口封じのために当局によって事故死に見せかけて殺されたことは疑い様がない。


 前半は英雄としてのロレンス,後半は殺戮(りく)者としてのロレンスを描いている。彼を変節させたものは,解かる人には解かるように描かれている「デラアでの出来事」である。1962年当時では,また,ピーター・オトゥールということもあって,この出来事をはっきり描くことはできなかっただろう。でも,これが解からないと後半が解からない。表向きに言われているような,「サイクス=ピコ協定」の存在を確証したからではない。確かにイギリス側は,ロレンスに真実を隠すことで,彼を信じるアラブ側を信用させていたのも事実だが。

 ロレンスに率いられた(とされる)「アラブの反乱」は,1915年の「フサイン=マクマホン協定」による,「オスマン・トルコ領内のアラブ勢力がオスマン・トルコに反旗を翻(ひるがえ)すならばアラブ人の独立を承認する」という約束に基いている。だが,ここに「イギリスの多重外交」がある。二枚舌,三枚舌外交である。「フサイン=マクマホン協定(1915年)」では「アラブ人の独立国家を約束」。「サイクス=ピコ協定(1916年)」では「イギリス,フランス,ロシアによってオスマン・トルコ領を分割することを密約」。「バルフォア宣言(1917年)」では「ユダヤ人の資金援助(特にロスチャイルドである)を条件にユダヤ人の独立国家建設を支持」。この多重外交が,アラブの植民地化とアラブ=イスラエル問題をもたらすことになったのである。

 当たり前だが,史実では「アラブの反乱」の主人公はファイサル王子である。「フサイン=マクマホン協定(1915年)」のフサイン(フセインとも言う)はメッカの太守(カリフ),ベドウィン族の族長であり,ファイサル王子はその息子である。後にイギリスとフランスの思惑でイラク国王になった彼は,あのフセイン(前)大統領によるバース党のクーデターによって殺害された。アラブの石油資源を巡ってアメリカ,イギリス,フランスは昔も今も政権に影響を及ぼしている。

(※)相変わらず、“歴史物(時代劇)”=“史実”と思い違いをしている人が多い。無理な人もいるだろうが,映画といえども,見たものを即物的に判断せずに,頭で考えて「観る」べきだ。この作品は“史実”ではなく“伝説”だ。
投稿者:o.o投稿日:2003-07-28 00:44:34
 前半の砂漠の描写が圧倒的に美しく、特に地平線の彼方から砂漠の民ベドウィンが一人駱駝に乗って現れるシーンには目を見張りました。また、アカバ攻略における突撃シーン、アラブの民族衣装を初めて着たロレンスが奇妙なダンスを舞うシーンなど、心に残る場面は数えきれません。昔から砂漠に激しく憧れた西洋人は多いと聞きますが、これ等の映像は、その砂漠幻想の結晶であると言いったら大げさでしょうか。
 但し、後半になるとロレンスの苦悩する表情が中心になり、物語としては必然的なのでしょうが、もっと美しい映像を眺めていたかったというのが正直な感想です。しかも、恥ずかしながら、後半におけるロレンスの心理の動きが今一つぴんとこなかったのと、全体的な状況がよく把握出来なかったため、落ち着かない気持ちになってしまいました。もちろん映画の責任ではありませんが。
 ビデオで鑑賞しましたが、大画面で見たらどれだけ凄かっただろうと思います。
投稿者:黒いチュウリップ投稿日:2003-03-25 19:34:25
テレビ14インチサイズでしかもシネマサイズ放映。
何と限りなくスケールダウンで観てしまったものか。。。
映像はともかく、お話が「娯楽的面白さ」と何故か思い込んでいて
とにかくダブルショックだった。下手な勘違い「命取り」だ。
投稿者:トリガー投稿日:2002-12-07 21:03:33
全てが完璧だ!壮大な砂漠を映すカット、
「運命などない」と人間の価値観さえ覆すパワフルな演出。
そして、若さゆえに描かれる人間の弱み。まさに全てが完璧!
最初にロレンスの死後を持ってくるのが一層切なさを誘う。
これを観ると、最近の映画がほぼ”娯楽”目的なのに対し
かつての「映画」は明らかに”人生経験の一つ”であることが分かる。
投稿者:鳩子投稿日:2002-07-05 07:08:35
文句なし。

敢えて言うなら・・・ロレンスがエロチックだな、と。
そこがいいんですよ、うむ。
投稿者:毒舌くん投稿日:2002-04-24 23:52:32
どっから見ても文句のつけようがないな。
天晴れだよ、ほんと。俺の出る幕はない。
投稿者:dadada投稿日:2001-10-08 08:26:35
DVDを購入して、久々に再見。この面白さは色褪せない。アカバ攻略までのスペクタクル映像に感ずる高揚感とその後の現実に感ずる寂寥感...。画面の熱気に負けずに、所詮、英雄も猿回しの猿かよと言う冷徹な視点や主人公の心の変遷がキッチリ描き込まれているのは流石。ズッシリとした手ごたえを感じる超大作。映画の面白さ、テンコモリ。
DVDの画質も良く、砂漠の砂が風に舞ってサラサラと地表を流れる美しい映像がクリアーに再現されていて、砂漠の清潔さが好きだと言う主人公の言葉にもすんなり頷ける。

そういえば、つい先日、山陰に旅行をした。DVDを観た直後だったので、鳥取砂丘でラクダに乗れるという話を聞いて、密かに期待していた。しかし、現場でガックリ...知ってる人は知ってるでしょうが、あれはねぇ...。
投稿者:shonan投稿日:2001-10-02 14:03:30
初めてみたのは確か中学生の時分か。
その頃の大作ロードショウ封切りは東京、大阪で各一館の上映だったはずで、東京は有楽座か日比谷映画だったでしょうか。私としては京橋のテアトル東京見た記憶があるのですが・・。
圧倒的な映像美に言葉も無かったのを覚えています。それもそのはずで、シネラマ(知っています?)上映館として発足したテアトル東京は、いわゆる舞台というものが無く客席の床の延長上にスクリーンあるという構造でしたから、最前席に座るとちょっと勾配の付いた足下の床のさきが、もうスクリーンなのです。私のお気に入りはもちろん最前列でしたから、その迫力といったら筆舌に尽くしがたい物がありました。もちろん素晴らしい脚本に物語りにぐいぐい引き込まれてていったのを覚えています。
その後何回かリバイバル上映を見、二年前の正月BS2でも見ましたが、今回のDVDは私にとってまさに完全版です。素晴らしくよみがえった映像と音響もさることながらメイキングシーンがうれしいですね。今でも封切り時のパンフレットを所持してますが、それを下敷きにした小冊がうれしい驚きでした。
投稿者:Mic投稿日:2001-09-16 06:38:49
完全版がDVDで発売されたので、購入し観なおしてみました。
約40年前の作品とは思えない素晴らしい画質でした。

砂漠の圧倒的な大自然、時代背景、ロレンスの特異なキャラクターが
余すところなく画面にあふれていて、それらが見事に構成されています。
D・リーンの一世一代の傑作です。
また、P・オトゥールの透き通るようなグリーンの瞳が印象的です。
投稿者:solaris2001投稿日:2001-08-14 08:08:23
最初の劇場公開時、たとえばオマー・シャリフが登場する場面の映画的空間と時間のスケールに圧倒された。その後LD「完全版」で作品としての内在的な力を再確認した。一方、修復にあたったアン・V.コーツ女史の話を読み(「ファースト・カット」に収録)、背景知識をさらに広げた。今度のDVD完全版の発売は昨日バージンメガストアで知ったが、周辺的な情報も多く盛り込まれているようなので、どんな発見があるか、楽しみだ。デビッド・リーンの監督作品はほとんど見たが、「ロレンス」は、作家精神においても最高作と言える。http://www5.wind.ne.jp/johodesign
投稿者:EQ投稿日:2000-09-29 21:11:34
金髪碧眼にアラビアの衣装、腰には剣、それで砂漠を駆け回る姿に画面の前で転げ回った。
【ソフト】
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