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美徳のよろめき(1957)

メディア映画
上映時間96分
製作国日本
初公開年月1957/10/29
ジャンルドラマ

【クレジット】
監督:中平康
製作:大塚和
原作:三島由紀夫
(『美徳のよろめき』)
脚本:新藤兼人
撮影:岩佐一泉
美術:松山崇
編集:辻井正則
音楽:黛敏郎
助監督:西村昭五郎
出演:月丘夢路倉越節子
三国連太郎倉越一郎
青砥方比呂倉越菊夫
葉山良二土屋
宮城千賀子牧田与志子
信欣三牧田
安部徹飯田
高友子とみ
千田是也藤井景安
汐見洋伯父
相馬幸子伯母
伊藤寿章叔父
原恵子叔母
堀恭子紀子
堀川京子元子
立花泰子祖母
芦田伸介土屋省三
渡辺美佐子マダム秋子
高田敏江幼稚園の先生
南田洋子女優のような女
西村晃指圧師
北林谷栄女医
竹内洋子看護婦
二谷英明ボーイA
須藤孝ボーイB
林茂朗ボーイC
草薙幸二郎洗濯屋の小僧
高橋昌也ナレーター
【ユーザー評価】
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2016-01-08 16:08:29
【ネタバレ注意】

<あらすじ>旧貴族の家に生まれ育ち、親に従って裕福な倉越一郎(三國連太郎)と結婚した節子(月丘夢路)は、時間と金をもてあましていたある日、続けざまに土屋(葉山良二)とめぐり合い、心がざわついた。彼は9年前、節子が初めてキスをした相手だった。節子は幾度か食事をして道徳上・空想上の恋愛をしようと決めるが、プロレスラーの愛人を持つ牧田与志子(宮城千賀子)が節子と土屋の旅行を仕込む。しかし一線を越えられないまま節子は帰宅し、その晩倉越に抱かれるのだった…。

三島由紀夫が1957年に発表したベストセラー作品の映画化。いわゆる不倫を描いた作品で、「よろめき」という言葉は流行語にまでなった。
で、この作品。
新藤兼人(当時45歳)が脚本を書き、31歳の中平康が監督しているということで期待して観たが、何ですかこれは…という代物。原作では「道徳的恋愛」(意味わからん)を目指すヒロインが不倫相手との情欲に溺れていくのだが、この作品では男と一緒に旅行に行きながら、迫られると涙ながらに抵抗、結局何もないまま家に戻るという展開。当時の環境としてベッドシーンが撮れないにしても、これでは根本的に物語が変わってしまう。
貴族の記憶をまとった女主人公が、抗いようのない欲望に身をやつし堕ちていく、というのがこの物語の見せ場であり、それこそが下世話な世間に受けてベストセラーになった所以なのに、これでは単なる空想癖のある女の身勝手な日常に過ぎない。三島由紀夫が、「これ以上の愚劣な映画といふものは、ちよつと考へられない」(wikipedia)と感想を記した、というのも頷ける。
性に対する倫理観というのは、男女や時代で大きく異なるのはわかるが、これなら7年も前に制作された溝口健二監督の『雪夫人絵図』の方がよほど女性心理もエロティシズムも描けていると思う。

投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-03-31 09:20:18
 ドラマの幼さに比して演出の見事さ。それにしても下らないお話だなあ。http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
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