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無法松の一生(1958)

メディア映画
上映時間104分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝)
初公開年月1958/04/22
ジャンル時代劇
無法松の一生[東宝DVD名作セレクション]
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 2,481
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【クレジット】
監督:稲垣浩
製作:田中友幸
原作:岩下俊作
脚色:伊丹万作
稲垣浩
撮影:山田一夫
美術:植田寛
編集:黒岩義民
音楽:團伊玖磨
出演:三船敏郎富島松五郎
高峰秀子吉岡良子
芥川比呂志吉岡小太郎
飯田蝶子宇和島屋おとら
笠智衆結城重蔵
田中春男車夫熊吉
多々良純木戸番清吉
中村伸郎良子の兄
中北千枝子その妻
宮口精二撃剣の師範
有島一郎オイチニの薬屋
左卜全居酒屋の亭主
高堂国典町の古老
土屋嘉男高校の先生
笠原健司吉岡敏雄
大村千吉ぼんさん
沢村いき雄車上の客
小杉義男松五郎の父
上田吉二郎茶店の客
山田巳之助奥大将
稲葉義男巡査
谷晃虚無僧
今泉廉町の青年
馬野都留子茶店の女房
本間文子茶店の老婆
松本薫敏雄の少年時代
平奈淳司松五郎の少年時代
久世竜結城の乾分
【解説】
 岩下俊作の代表作『富島松五郎伝』二度目の映画化。1943年に伊丹万作の脚色を監督した稲垣浩が、自身の手でリメイクした。一作目は検閲によりカットされたシーンがあり、それを復活させるべく再映画化したという。ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した。この後1963年と1965年にも映画化されている。
 “無法松”という愛称を持つ人力車夫の富島松五郎は、木から落ちてケガをした吉岡敏雄という少年と出会う。家に送り届けた松五郎は敏雄の父の吉岡大尉に気に入られ、家に出入りするようになる。しかし大尉は雨天の練習で風邪をこじらせ、妻の良子と敏雄を残しこの世を去った。残された二人は松五郎を頼りにし、松五郎も二人の面倒を見るようになるのだが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
983 9.22
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【ユーザーコメント】
投稿者:68生男投稿日:2018-08-01 19:50:35
「吉岡さん、とでも呼んでくださいな」とはなぁ〜。 くぅ〜。沁みるなあ〜、、、
投稿者:フランコ77投稿日:2015-05-18 15:42:33
【ネタバレ注意】

阪妻版と比較するのは良いが、それぞれに持ち味が有り、どちらが優れているとか表するのはあまり意味がないと思う。阪妻の演技には蕭蕭たる哀愁の風情があり、三船には無骨な中にも愛嬌のある無法松だ。それぞれが限りなく愛らしい。共演陣が素晴らしく、脇役が輝いてこその主役、そして名作品なのだと感じさせられる。太鼓乱れ打ちの場面は何度見ても胸が熱くなる。この場面こそ三船の真骨頂だろう。そして「俺は心は醜い」の嗚咽の場面にも涙を禁じ得ない。ランク付けは馬鹿馬鹿しいとはいえ、キネマ旬報難関ベスト7位はあまりにも低すぎないだろうか?

投稿者:こじか投稿日:2013-08-06 23:53:50
【ネタバレ注意】

往年の日本映画という感覚でした。高峰秀子はやはり麗しい。

投稿者:呑気呆亭投稿日:2013-06-19 12:50:05
戦前の検閲でカットされた松五郎が松岡夫人に長年の思慕の情を告白するシ−ンを、稲垣は遂に再現するのだが、その前の場面の松五郎が祇園太鼓を演奏する見事なシ−ンから一転して、この告白のシ−ンに繋げるのには無理があった。伊丹のシナリオは未見だが、恐らく松五郎が敏雄と祇園太鼓に満足した敏雄の高校の先生と一杯やって、その席で、夫人から“もうボンボンと呼ばないでやって下さい、そう、吉岡さんとでも・・・”と言われた敏雄との距離を思い知ることによって、その寂しさの余りに夫人の元を訪ねてしまったのだとすれば頷けるのである。坂妻主演の前作にはそのシ−ンがまるまるカットされたがために、かえって松五郎の孤独と老いがしみじみと観る者に伝わったのだった。
この作品では脇を固めた助演陣が素晴らしい。飯田蝶子、多々良純、田中春男、左木全、などはもちろんだが、ぼんさんを演じた大村千吉という人の不思議な味わいは忘れがたい。それと、手前に墜落した凧に泣く敏雄とそれを慰める松五郎を配し、遠景にほったらかされて、人力車から降りたり昇ったりする怒れる客を配するという無声映画的なギャグは秀逸だった。
三船の祇園太鼓の演奏は、近頃の太鼓集団のそれを遙かに凌駕する感動を与えるものだった。この太鼓の響きには「学があれば少将ぐらいにはなったろう」と松岡大尉に言われた松五郎の、しかし悔いなく真っ当に生きてきた人生が凝縮されていたのだった。だからこそ、次のシ−ンにいきなり繋げて欲しくはなかったのである。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:TNO投稿日:2012-08-26 19:54:07
無法松の"無法"よりも、主人を亡くした母子との交流にスポットが当たっていて、予見がまるっきり外れた。とはいえ、三船敏郎と高峰秀子の優れた演技によって、楽しめる映画になっていると思う。特に三船敏郎の演技は、情があるといおうか、出色。こういう濃い人間関係は、現代の都会では消え失せてしまった。ただ、個々のエピソードの関連性が薄く、少々細切れの感があった。任侠の時代のヤクザの親分笠智衆、劇場のもぎり多々良純、居酒屋亭主左卜全らもいい。旧作は未見。
投稿者:アリョーシャ投稿日:2012-02-19 15:31:33
板妻&園井版とどうしても比べられてしまう、少し気の毒な作品ではありますが、これはこれで、三船敏郎、高峰秀子、芥川比呂志等の好演もあって、見ごたえのある作品だと思います。落ち着いたカラー撮影やセットにより、時代の雰囲気もよく出ていたと思います。

同じ監督による再映画化作品には、他にも今井正の「ひめゆりの塔」、市川崑の「ビルマの竪琴」、海外ではW・ワイラーの「噂の二人」、レオ・マッケリーの「めぐり逢い」、F・キャプラの「ポケット一杯の幸福」等がありますが、やはりいずれも初回の作品の方が評価は高いようですね。
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-05-16 00:50:21
かよわない。うたれない。何故か。阪妻と比べてしまうからかな。この松五郎は違う。深みがないのです。だから泣けない。
投稿者:クリモフ投稿日:2010-04-19 19:07:50
旧作と比較されているようですが、未見。ということで無法松を観るのはこれが初めてなんですが、まったく違和感なく観ることが出来ました。
明治から大正の時代を背景に、荒くれ者だが情には厚い車屋の半生。物語自体は意外なことも起こらず、大方予想通りに話が進んでいくものの、やはり面白いと思えたのは松の人間性が気持ちのいいものだからでしょう。こういう豪快な男像っていつごろから廃れたのかな。完全後追いですが今観ても十分カッコいいんでもったいない。
ラストも感動したんですが、松の子供時代や運動会、老いた松に奥さんが子供の呼び方を正す場面の方が印象にのこりました。時間経過を示す車輪のシーンは意図はわかるもののややクドイ、走馬灯ももう少し上手く見せて欲しかったです。
三船、高峰は好演に思えました。優しくてカッコいいっていうのは三船とあってるし、デコちゃんは「二十四の瞳」みたいな感じかな。
前半の痛快さに比べて後半はややダレたか、というのもありますが、外してないし、普通にいい作品だと思います。なんとなぁーく川島雄三の「わが町」を思い出したり、まぁ、松はこちらほど無茶苦茶じゃないけど。
投稿者:痛風投稿日:2009-01-07 20:08:29
登場人物それぞれの情の深さを感じないので薄くなってしまっている。演出の工夫も興醒めとなり裏目。当時の背景はいいのだが。
投稿者:映画元気投稿日:2008-12-24 10:33:58
<元気コメント>
 竹を割ったような性格。
 しかし女人への思慕は言い現せない純情さ。
 古きよき時代の日本人男性の理想像ではないでしょうか。http://eigadegenki.cocolog-nifty.com/1/2008/09/post-a5e6-1.html
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2008-02-12 23:04:16
後半の祇園太鼓以降の展開は、こちらの方が監督の意に叶った物とはいえ余り納得が行かなかった。あと三船には無邪気さが出せていない上に、太鼓を叩くとどうしても町の親分に見えてしまうし、高峰秀子は子供どころか大人の喧嘩の仲裁も出来そうで、軍人の妻には見えなかった。素材自体は(特に前半が)いいので星二つ半。お勧め度50点。
投稿者:アキ投稿日:2007-09-02 18:09:31
明治30年代、車引きと軍人の家では、階級差がありすぎて、ふつうは接点がないのだが、軍人の家のぼんを助けた縁で、松が出入りするようになる。しだいしだいに松は未亡人秀子にひかれていく。そんな気持ちすら、長い間気付かない松。ある日亡くなった軍人の写真の前にひれ伏して、「俺は汚い」とわめいて、自分の気持ちを封じ込め、二度と会おうとしなくなる松。
喧嘩大好き、男ぶり人生の松の心の底を、とうとうと流れる純粋な思慕の気持ち。それは早く亡くした母親への思慕とも重なるのだろう。
投稿者:マジャール投稿日:2007-02-05 20:17:24
三船は文句なしに素晴らしい!
小倉の親分、笠智衆は、阪妻版の月形龍之介に比べると、ちょっとよわい感じがして残念・・・。
ただし、こちらは町の古老(物識り)役で、高堂国典が出てるのがウレシイ!!
これはこれで、良く出来てるし、名作だと思います。カラーも綺麗でいい。
投稿者:篭瀬山投稿日:2006-12-30 10:12:42
ツンとすました風情は高峰秀子の得意とする演技だけど、庶民的な丸顔のせいか、<手の届かない>あるいは<手を出し難い>毅然とした雰囲気には欠けるきらいがある(前作での園井恵子と比べて)。三船は、(田村兄弟なんかよりよっぽど)阪妻を彷彿させる無邪気さがあってよかったけどね。喧嘩の仲裁エピソードなんか話の成り行きが臭すぎるんだが、カメラが無駄な動きをしないので、物語を紡いでいるというより、ただ見せているという感じがあって、これはこれでよかった。全体として好感の持てる作品ではある。しかし戦時中はあのシーンが削られたのだとすると、今の世の中なんぞ丸ごと削らなけりゃいけないような気がするね・・・。6
投稿者:raijyu投稿日:2006-08-12 23:20:47
【ネタバレ注意】

簡単な言葉では言い表せない、宝物にしたい映画です。
もう一度見たい、でも悲しいシーンをまた見るのに耐えられないかも。。。
と悩む位、松が愛しい。
三船さんの演技も「演技」と言っていいのか、躊躇するほど素晴らしいものです。

投稿者:黒美君彦投稿日:2006-03-22 12:48:29
以前、阪妻版(1943年)と比較する形で観たが、そのときは阪妻版の印象が鮮烈過ぎた。今回改めて三船版のみを見直すと、この作品はこの作品で十分「名作」といっていいと痛感する。
乱暴な車夫の三船敏郎の一本気な役柄は魅力的で、「大人」の風格が漂っている。無学であっても、人間としてのプライドをもち、理不尽な要求には頑ななまでに立ち向かう正義感。陸軍軍人の未亡人への思慕を胸に、「俺の心は汚れている」とその場を去る潔さ。
暴れまくる三船敏郎のキャラクターとは少し異なる親父っぷりにすっかり惚れてしまう。
阪妻版の方が秀れているのは確かなのだが、この作品を独立したものとして観るとき、これはこれで素敵な作品だ。芥川比呂志演じる軍人も魅力的だし、高峰秀子も健気な母親役に徹して好ましい。
しかしそれらにもまして祇園太鼓を乱打する三船の、何と美しいことか。

こうした作品を観ると、改めて私は、重層的な記憶装置としての映画の魅力に溺れてしまう。
私たちは製作時の1958年から振り返った明治から大正にかけての風情に身を委ねる。さらにそこでは主人公の松五郎が語る幼少期の記憶が描かれる。
いくつもの時間が重層的に描かれ、私は決して再現されることのないはずの時空に幻惑されるのだ。
失われた時空に泣き笑いできる、愛すべき作品だ。
投稿者:若田部投稿日:2005-01-04 12:10:24
こんな役もできるから
ミフネの映画はあなどれない。
私は坂妻版よりよくできていると思う。
投稿者:さち投稿日:2004-06-20 10:23:23
松の魅力が素晴らしい
豪快でそれでいて繊細
画面からも綺麗で監督のセンスが出ている
映画史上に残る愛すべきキャラクター
投稿者:山田 明生投稿日:2004-05-15 21:27:59
一人の女性への純粋な愛。これこそ男の美学である。彼に比べるといかに自分が汚れた男か。彼がまずいとおしいのは、子持ちの未亡人に思いを寄せるところである。同情から発する感情であろうか?一緒になりたいとは思っただろうが決してそれを打ち明けようとしない。何が一番えらいかというと、未亡人に対する常に一貫した尊敬、あこがれの姿勢である。たいていの男なら相手を傷つけてしまうことが一度はあるもんだ。それが全くないのは単なる理想だと言ってしまえばそれまでだが、しかし男の恋の美学を体現してると思うのだ。カラー映像も思いのほか美しい。明治・大正の風俗描写も実に楽しい。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ サン・マルコ金獅子賞稲垣浩 
【ソフト】
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