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巨人と玩具(1958)

メディア映画
上映時間96分
製作国日本
公開情報劇場公開(大映)
初公開年月1958/06/22
ジャンルドラマ
巨人と玩具 [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 1,982
USED価格:¥ 1,780
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【クレジット】
監督:増村保造
製作:永田秀雄
企画:藤井浩明
原作:開高健
脚本:白坂依志夫
撮影:村井博
美術:下河原友雄
編集:中静達治
音楽:塚原哲夫
出演:川口浩西洋介
野添ひとみ島京子
高松英郎合田竜次
小野道子倉橋雅美
伊藤雄之助春川純二
柴田吾郎
信欣三矢代光平
藤山浩一横山忠夫
山茶花究東隆蔵
伊藤直保
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
859 7.38
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【ユーザーコメント】
投稿者:いまそのとき投稿日:2016-02-09 10:56:32
今見るとねぇ・・。古びないモダンタイムズと比べるとよくわかる。ただ・・半世紀前の雑然とした時代背景と風俗は結構楽しめる。加熱するCMは今見ると消費者を少々小ばかにしてちょいと腹立たしい。しかし当時は生々しく見えたことでしょう。
投稿者:hayate9投稿日:2016-01-30 17:00:05
【ネタバレ注意】

前半は素人娘中心のお話しかと思ったら、後半はクスリを使ってまでガムシャラに働くモーレツ社員のお話に。ラストシーンにつながる高松のセリフになんだか背筋が凍る・・・。
でも虫歯のある清潔感のないモデルは嫌だな。
この時代の空気が感じられる1本(かな?)

投稿者:黒津 明二郎投稿日:2016-01-23 16:16:44
菓子業界の熾烈な宣伝合戦を通して、消費社会を戯画的に批判したドラマ。
白坂のある意味才気走りすぎたシナリオを、そのままスピーディーにイメージショット満載で演出した増村だが、もう少し丁寧にやれば良かったであろう。確かにこの題材には合うのだろうが、即物的というか断片的すぎて深まらないのだ。
それでも、当時の風俗描写は見ごたえがあり、傷痍軍人の物乞いをさりげなく写したり、下町の貧しい生活描写など、テーマは現代にも通じるがこの辺りは隔世の感がある。美術や音楽も印象に残った。
演技陣。川口は普通だが、野添のキュートな魅力、高松のドライな感じがいいし、伊藤や信や山茶花ら名バイプレーヤーもしっかり固める。
投稿者:uptail投稿日:2013-11-08 13:14:08
増村保造
投稿者:こじか投稿日:2011-07-31 23:01:35
これはいい。キャラメル消費争奪戦の中で繰り広げられる生身の戦。わたしが生まれてもいない時代の昭和。この時代の邦画ってそれぞれに我の強いスタイルがあって感激します。やはり日本人だからこそ洋画とは違う直球な感受が可能ですし、わたしたち鑑賞者側が口にする“軽快”って表現ひとつにも、たくさんのトーンがあるんだと実感できます。また、話しは逸れるけどなぜ昔の邦画って血を吐くシーンが怖いんだろう。怖いというか痛い。例えユーモアがあっても痛い。
投稿者:半熟卵投稿日:2010-01-01 02:12:32
野添ひとみ
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2008-07-01 07:54:24
あのオタマジャクシは本当に死なせてたな(怒)、学ラン着た田宮次郎がチョイ役で出てた。最後の「笑うのよ。明るく」が不気味な余韻を残した。
投稿者:ASH投稿日:2008-06-26 17:46:03
【ネタバレ注意】

 しかし、50年以上も前の映画なのに、現在でも充分に通用するテーマ性を孕んでいるわな。ポッと出の無名の女の子をCMキャラクターとして売り出し、スターに仕立て上げるなんて、今じゃどこの企業もフツーにやってんじゃんよ!

 とにかくこの映画、そこに描かれるマスコミ社会への痛烈な「批判性」と「皮肉」もさることながら、異様にテンポが速いのでびっくりしちゃう。速射砲のような台詞の応酬が半端じゃないのよ。まあ、増村監督の映画は往々にしてそういうものが多いけど、今んところ、俺が観た増村作品では多分コレが最速(「最高殊勲夫人」もすごいらしいけど…)。

 と、こんなこと書くと、口角泡飛ばして激論を交わすようなお堅い社会派ドラマだと思われちゃうが、実はコメディとして非常に優れた映画になってるんだよね。三社三様の、三つ巴の販売合戦を繰り広げる商品がキャラメルだよ! 「たかがキャラメルに、なに熱くなってんのさ」ってなもんだが、商品宣伝とはそういうもんなんだよね。このお話は高度経済成長真っ只中の時代だけど、ライバル会社との競合というもは今もそんなに変わらない。それを増村監督は、かな〜り大袈裟にカリカチュアして描いているわけよ。

 主人公の西は、合田課長の指導の元、企業戦士として成長していくわけだが、課長が自分の体を蝕まれてもなおもキャラメルを売ろうとする哀れな姿を見てそれが間違っていることにようやく気付く。合田課長は宣伝部長にまで登り詰めるのだが、それと引き換えにした代償はあまりにも大きいのだ。辞令が吐血で赤く染まる場面の恐ろしさといったら…。

 野添ひとみ扮するCMスターの京子。個性的ではあるが、お世辞にも「美少女」とは言いがたい。が、そんな彼女が次第に大スターへと変貌してゆく。メディアへの露出が多くなれば、一介の田舎娘もそれなりにスターへとなってゆく。終盤近くにあるレビューショーではまるで別人みたいになっちゃうんだから、たいしたもんだよ。ここで歌われる「♪ドコドン、ドコドン、太鼓を鳴らせ♪」という土着的(?)リズムの歌が、なんかイイね。映画本編のスコアもテンポに合わせてか、かなり大袈裟。

 京子を変貌させたマネージャーの正体だけど、誰でも容易に予想はくのだが、「俺だよ!」と言って現れるシーンでは鳥肌が立ったよ! で、彼のこの開き直り感覚は、悲しいけど現代社会で生きていくには必要な処世術なんだよなぁ…。「歌声喫茶」の部分を「カラオケ・ボックス」に置き換えてみると、今でも通用するテーマのなのがよく分かるってもんだよな。

 ブッキラボーで、横柄で、ドスケベだけど、女を見抜く眼には長けているカメラマン役の伊藤雄之助、最高! モデルの京子を笑わせるべくのたまうギャグは下品なんだけど、可笑しいからやんなっちゃう。でさ、あの加納典明も、もしかしてこんな感じ?

 タクシー会社の従業員たちが再三、繰り返す「不景気だ。絵に描いたような不景気だ」という台詞は、50年後の今でも同じなんだからヤンなっちゃう。

投稿者:sepia投稿日:2008-04-27 20:35:47
「休みたいならば辞めればいい」。
と某社長が発言したニュースを読んで、真っ先に思い浮かんだのはこの映画―

高松英朗扮する猛烈仕事人間の上司が、部下川口浩にむかって言うセリフ
「人間らしく生きたかったら、どこか遠い国へ行け!青い目をした人間の国へな!ここはニッポンだぞ!」

初めてこの映画を深夜TVで見た中学生の頃は、無性に腹が立ちましたが、
社会に出て働いて10年以上経った今、この作品を見ると「世の中なんてそんなもん」と冷めてしまった自分がいます。

この作品が作られたのは、1958年です。
2000年もとっくに過ぎてしまった今現在でも、何ひとつ変わっていないということを上記の某社長の発言を読んで、まざまざと感じました。
投稿者:Longisland投稿日:2006-04-16 01:55:27
成長を信じ 仕事に、会社の業績アップに邁進する会社員と現代人・マスコミを痛烈な批判が見事。 歌声喫茶・差別用語の主題歌歌詞等ところどころに古さを感じるも、作品のメッセージは現代にも通じる。 
学生時代の青臭い友情が社会に揉まれ変節するところ、天真爛漫な少女がマスコミに祭り上げられ高慢に変化するところ、そしてテンポの良さが抜群にいい。

本作品が公開された1958年って、日本の映画人口が最大だった日本映画界のピーク。そんな時代の勢いが感じられる作品。

最近多い高度成長日本を舞台とした作品群が、家族愛とかノスタルジー趣味を基礎にしているが、実際のにはこんなサラリーマンが多かったんだろうね。
投稿者:堕落者投稿日:2004-08-22 10:33:22
大衆消費社会を批判する視点は現代にも通用するが,風呂敷を広げたものはいいものの,それではどう生きるのか?という一番重要な部分で稚拙な解答を提示しているので興醒めした。結果として批評精神に欠ける,典型的な左翼イデオロギーの呪縛から逃れる事が出来ずに腰砕けの作品になったと言える。大体,主人公が絵に描いた様な青臭さで辟易する。上司の宣伝部長はたまになかなかいい台詞を吐くんだから,それを少しは見習って欲しいね。
投稿者:篭瀬山投稿日:2004-03-14 23:49:31
この作品からは、人生を明るく笑うことって、とても難しいことのように感じさせられる。資本主義社会の本質に挑むという行為自体が、反資本主義の立場をとらざるを得なかった時代、というものがあって、天才・保造ちゃんといえどもこの価値観に影響を受けていたってことだ。資本主義というものを、もともと天然に活力を備えていた日本社会から、その無縫衣な活発さを失わせるものとして捉えていて、映画全体に徒労感と悲愴感が漂う。

でも、無垢とはいつか訣別しなくちゃいけない。それって、悪い話じゃない。無垢と訣別すると、人間が自立するんだ。自立って、「明るく笑う」に値する行為だと思う。保造ちゃんに言いたいのは、「知は力なり」ってこと。そんな深刻ぶる話じゃないよ。希望を持っていい話だ。それが「生きてる」ってことなんだから。たぶん。7
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-01-14 08:09:19
 増村は矢っ張り凄い。
 オーソン・ウェルズと見紛う程の饒舌さだ。もう神経症的なぐらいだ。それをここまでの完成度でまとめ上げるのだから凄い。この饒舌さは日本映画の中にあってちょっと突出している。
 高松英郎のライター。http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
【ソフト】
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