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太陽がいっぱい(1960)

PLEIN SOLEIL
PURPLE NOON

メディア映画
上映時間118分
製作国フランス/イタリア
公開情報劇場公開(新外映)
初公開年月1960/06/11
リバイバル→IP-76.7→IP-77.8→オンリーハーツ-94.7→コムストック・グループ-2013.7.20
ジャンルサスペンス/犯罪/ドラマ
映倫G
ギラギラと輝く太陽の下-- 青春の野望をのせてドロンの眼がきらめく 鮮烈なサスペンスと甘美なメロディに彩られた 永遠の名作があなたの胸に帰って来る!(リバイバル時)
太陽がいっぱい 【特典DVD付2枚組】 [Blu-ray]
参考価格:¥ 6,264
価格:¥ 4,654
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太陽がいっぱい

【解説】
 貧しい青年トムが、富豪の友人フィリップを殺害した。そして、彼に成り済まして財産を奪おうとする。身分証の偽造や筆跡の練習、トムの緻密な計画は完璧に見えたが……。冷徹な青年にA・ドロンが扮する、サスペンスに満ちたミステリ劇。原作はP・ハイスミス。
<allcinema>
評価
【吹き替え】

DVD 太陽がいっぱい スペシャル・エディション
野沢那智アラン・ドロントム・リプレー
堀勝之祐モーリス・ロネフィリップ・グリーンリーフ
上田みゆきマリー・ラフォレマルジュ・デュヴァル
収録【DVD】太陽がいっぱい スペシャル・エディション <期間限定生産>

TV
※このデータは放送当時の情報です。
松橋登アラン・ドロントム・リプレー
中尾彬モーリス・ロネフィリップ・グリーンリーフ
二宮さよ子マリー・ラフォレマルジュ・デュヴァル
楠田薫エルヴィル・ポペスコポポヴァ夫人
東野英心ビル・カーンズフレディ・マイルズ
木村元エルノ・クリサリコルディ
吉沢久嘉
宮田光フランク・ラティモアオブライエン
高橋ひろ子
中村たつ
北川国彦
岸野一彦
仲木隆司
石森達幸
巴菁子
信沢三恵子
原浩
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[010]Aナイル殺人事件 (1978)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
27225 8.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2015-05-25 22:38:41
【ネタバレ注意】

…って形だが、俺を愛して欲しいって思う女が、金持ちなヤツに惚れて、まぁヤツとしたら適当に付き合ってるのに我慢ならない。ひょっとして俺が嫌な気持ちになるのが楽しくてイチャついてるんじゃないか?結婚する気もない癖に。彼女1人で満足も出来ない癖に。

金は欲しい〜が、その為に子分?として卑屈に傅くのは我慢ならない〜そんな気持ちが多分ヤツの友達にも不快な思いを抱かせるのだろう。俺はプライドを捨ててヤツの機嫌を取ることで飼われているペットの様なものだ。
しかしヤツを消せば、得意の声色や偽筆でヤツに成り代わってヤツの金、愛する女…全てを手に入れられるんじゃないのか?

…って下剋上?の顛末は正に綱渡りな一世一代の大芝居。

正体がバレるか、殺人(2件)の証拠を掴まれるか、手に汗握るサスペンスフルな展開の末、殺人者アランドロンは人生の日陰から「太陽がいっぱい」な、イスキア島はサンタンジェロの浜辺に寝そべって己が頭脳の勝利を祝おうとするのだが…

海岸の悲鳴〜正に怨念というか、執念と言おうか…電話に出ようとする彼は、己の計画が破綻して全ての夢が崩れ落ちた事をまだ知らない。

投稿者:呑気呆亭投稿日:2014-05-07 11:29:34
以前劇場で見た時に、映画とはこうしたものかと納得させられたシ−ンがある。物語の筋には直接関係なく挿入されたカットで、死んだフィリップにそれと知らず手紙を書いているマルジュをカフェに残して、フィリップを殺し死体を始末して完全犯罪を成し遂げたという満足感に浸りながら、上着を肩に人で雑踏する市場を彷徨い歩くトムをキャメラが纏わり付くように映し続けるのだが、殺人者となったトムの眼に入ってくるのは路上に転がって目をむく死魚の頭など、何処かシュ−ルな映像ばかりで、それは殺人者トムにとってもう決して平穏な日常があり得ないだろうということを映像によって暗示するかのようであって、震えるような思いでこの数分間のシ−ンに見入ったことを思い出すのである。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:TNO投稿日:2013-10-27 23:46:10
【ネタバレ注意】

私の中の最高級の映画。文無し、いけすかない輩、酔っ払い、浪費・・・屈折した精神や危なっかしさ、何かの欠如感が全編に漂う。この雰囲気が大好きだ。最後、足がついてしまって本人はまだそれを知らないアラン・ドロン。海の家の店員に"電話です"と呼ばれる。完全犯罪成立を信じて笑顔になるアラン・ドロンから沖のヨット越しの小島に視点が移ってFINとなる。こういう演出が、ルネ・クレマン冴えわたっていると思う。ストーリーは、子供だまし的な部分もないわけではないが、それを覆い隠して余りある演出だと思う。

投稿者:sachi823投稿日:2013-05-18 17:50:02
長きにわたり数多くの作品に出演し
フランス映画を支えた天下の二枚目アラン・ドロンですが、
私の中ではやはり本作品が最高作です。
犯罪が発覚するスクリューに絡まった手から
海岸で勝ち誇って杯を傾けるドロンの美しい手
が重なる流れるようなシーンが好きです。
ラストの何も知らずに画面を通り過ぎる姿に切なさを感じます。
太陽の下ヨットでの殺人や市場の場面もいいですね。
アラン・ドロンの美しさが際立っています。
投稿者:umota投稿日:2013-01-11 15:40:09
先に原作を読んだせいか、最近の映画になれたせいか、退屈感を感じてしまった。昔の映画もいろいろ見たいとは思うが、好きなのは最近の映画かもしれない。
投稿者:william投稿日:2011-09-13 03:11:53
この映画50年も昔の作品なのに、なぜか何回も繰り返し見てしまうんだよな。
焼き付いて離れないトムを演じるアラン・ドロンのあの野獣のような瞳は永遠に色褪せない。
真実の幸せとはいったい何だったのだろう。
それは繰り返し何度見ても、きっと分かり得る事のできないもの。
投稿者:PhoenixMizu投稿日:2010-08-21 15:03:06
【ネタバレ注意】

映画館でリバイバルとして初めて観た。
館内が暗くなり、スクリーンにでかでかと「太陽がいっぱい」と映しだされると、今から50年も昔のあの名作をこの大スクリーンで、しかも初めて観ることができると思うと胸がいっぱいになった。

字幕の字体と画像の粗さが1960年を彷彿とさせていた。
主人公だけど悪者のアラン・ドロン。悪いことをしているのに観客はその努力と頭の良さと美貌に心を奪われ、見入ってしまう。次々に起こる計算外のこともすべて利用しいい方に持っていくトム。フィリップの財産とマルジュを手に入れ、トムにやっと休息の時間が与えられるシーンの「太陽がいっぱいだ・・・」というセリフ。
全身に衝撃を受けるかっこよさでした。
しかしその直後の大どんでん返し。世の中そんなに甘くないみたいな感じですかね。

筆跡の練習と、ヨットを操るアラン・ドロンとマリー・ラファレの美しさが印象的でした。

あとは音楽。ラストのトムのはかなさを抜群に表現した音楽だと思う。
この映画を見ると映画にとってサントラがどれだけ大事か分かる。

太陽がたくさんあるように感じるのは間違いなく幻だろう。

投稿者:こじか投稿日:2010-04-10 10:03:33
直訳と言われる邦題って、伝わるニュアンスあってるのかな。
船上よりもトボトボのアラン・ドロンが印象的…。
この手の名作を観ると、映画音楽の在り方も随分変貌したなぁと感じます。
投稿者:きらきら投稿日:2010-02-14 18:53:52
何回見た映画かわかりません。たぶん十回は見ていると思うんですが……(笑)。

映画史的にはヌーベルバーグの時期に待ったをかけた巨匠の一本。ということになっていますが、そうしたことを抜きにしても好きな一本です。

ドロンの魅力は言うまでもありませんが、時折物語と関係なく出てくる「見つめる人」やドロンが市場をさまようシーンなどは、この作品にじわりとした魅力を持たせています。
カメラのアンリ・ドカ(フランス人なので“docae”の“e”は読まないそうです)はトリュフォーの「大人はわかってくれない」を撮影した人でもあります。ヌーベルバーグと旧世代の橋渡しをする役割を務めたひとでもあり、本作でも手持ちのカメラなどが散見することができます。

まあ、そんなウンチクは抜きにしても何度も楽しめる一本ですよね。
見終わった後に「トム・リプレイはわたしだ」と思ったのは、わたしだけではないはず(笑)。
ドストエフスキーの「罪と罰」、スタンダールの「赤と黒」をミックスしたような物語の質感は原作にはないもの。
文字通りの「太陽がいっぱい」な一本です。
投稿者:QUNIO投稿日:2009-07-06 15:40:05
じっくりとしたカメラワークで淡々と進むサスペンス感が良い。いかにもヌーヴェルヴァーグ作品らしい虚無的な内容も自分の嗜好に合っていた。

アラン・ドロンはこの映画ではゲイという設定だと淀川長治さんが喝破したらしいが、本当だろうか?
投稿者:kinenchyu投稿日:2008-09-08 21:08:20
全編を通じて、緊迫感と愛に満ちたいい作品ですね。バックに流れる音楽もサスペンスらしくないところが、なんともむなしさが漂ってよかったと思います。
投稿者:wille zur macht投稿日:2008-07-20 16:03:20
若い頃のアラン・ドロンは最高にかっこいいですね。
テレビ東京さん、グッジョーブです。
休日に良いものを見せてもらいました。
 
投稿者:よしだ投稿日:2007-07-27 15:20:34
思わず胸が締め付けられる見事な終幕は、ただの犯罪映画にはない情感に満ちたものでした。
サスペンス映画の緊張と、青春映画の情動とが巧みに融合した作品。
「太陽がいっぱい」とアラン・ドロンの幸運の出会いを堪能しました。
投稿者:マジャール投稿日:2007-05-30 00:30:25
若きドロンの卑しい美貌が胸に迫る傑作サスペンス映画!
ラストの衝撃、甘美な映画音楽も魅力満点。
アラン・ドロン、ルネ・クレマン、ともに代表作の一本です。
投稿者:ロビーJ投稿日:2007-04-18 18:59:38
アラン・ドロンといえばコレ!これほどまでにアランの魅力を生かした映画は他にありません!もう彼の美しさを見るだけでも見る価値があると思います。映像も美しいし、一度は聴いたことのあるあの名曲と印象的なラスト・・・。
 アメリカ映画ばかり見ている私にとっては衝撃的な映画でした。
投稿者:リEガン投稿日:2007-04-06 15:46:17
【ネタバレ注意】

アラン・ドロンの美しさは言うに及ばず、清楚可憐なマリー・ラフォレと、既に名優の域のモーリス・ロネ、そして、全編を甘く切なく彩るニーノ・ロータの音楽は、それだけでこの映画の素晴らしさを伝えている。完全犯罪の成就を匂わせながら用意したスクリュー・ショック。ルネ・クレマンの演出と脚本は見事に原作を凌駕した。傑作。

投稿者:黒津 明二郎投稿日:2006-05-24 12:29:55
原作はアメリカ人作家だけど、正にフランス文学のようなサスペンスだ。
序盤は多少もたつくが、以後はドカエのキャメラで捉えた香気あふれるイタリアの映像とクレマンの演出で最高ではなかろうか?ただ、何箇所かのシーンの編集はイマイチだったかな。
演技陣。ドロンはもちろん、ラフォレ・ロネも好演。
投稿者:黒美君彦投稿日:2005-12-14 13:31:15
【ネタバレ注意】

古典といえば古典だし、個人的にも子供の頃、既に何回か観た記憶がある。
だが、数十年ぶりに観直すと、改めてこの作品の面白さに瞠目する思いだった。
当時24歳だったアラン・ドロンのプロモーション映画だとさえいわれるが、それはある意味的を射ている。
アラン・ドロンは10代後半から海兵隊に志願してインドシナに行ったり、アメリカを放浪したり、銃の不法所持で刑務所に入ったりと、俳優になるまでは貧しいチンピラに過ぎなかった。リプレーの野心や羨望をたたえた眼差しは、まさに当時のアラン・ドロンと重なるものだったのだ。
美しさとそんな過去を兼ね備えた彼だからこそ、地中海の眩しい太陽に対峙することができたのだと思う。

リプレーとフィリップから同性愛的関係が窺われるという指摘があるが、あからさまな表現はないものの頷ける部分がある。ただ、そこにはナルシシズムと同一化という、より強い心理が働いているように思える(フィリップの服を着て鏡の中の自分に接吻する有名な場面)。
だからリプレーが殺人を通し、図らずもフィリップになりすますという構図は、まさに「同一化」の具現化に他ならない。マルジュを我が物にするというのも、結果的には遺産が手に入ることを意味するが、それはあくまで副次的産物であり、フィリップへの同一化こそが目的だと考えた方がよいように思う。

ルネ・クレマンの演出も秀逸だ。リプレーの心理を反映したわかりやすい演出といえるのが、第一の殺人を犯した直後、突然荒れる海。激しく揺れるヨットの上で死体を防水布?で巻こうとするが、風が吹くたびに死顔が露わになる恐怖。
さらには海に転落し、危うく自らの命をも落としかねない事態にまで陥る混乱。
処理した後、キャビンに下りてかじる果実…。
ところが第二の殺人に際しては、一転して現場は静寂に包まれている。そこに外から子供の遊ぶ声が聞こえてくる。殺人者は窓からそんな子供たちの姿を見下ろすのだが、この場面のりプレーの眼差しが、あの頃に戻ることが出来なくなったことを実感する孤独な殺人者を表現している、といえば深読みしすぎだろうか。
大家に「チキンはどうだったか?」と聞かれたリプレーは、死体を放置したままキッチンで貪るようにチキンを口にするのだ。この時、リプレーにとっての犯罪は、チキンを食べることと等価になっている。

ニーノ・ロータの哀愁を帯びた名曲については改めて言うまでもない。
科学捜査が進んだ現代において、こうしたサスペンスは成立しようがないし、現代の眼から見れば様々な評価があるのはわかるが、それでも私にとってこの作品はやはり名作中の名作なのだ。

投稿者:Ikeda投稿日:2005-11-10 15:16:11
アラン・ドロンは、あまり好きな俳優ではありませんが、この映画では名演だと思います。またカメラや色彩が非常に良くて、音楽がそれに良くマッチしているのは素晴らしいです。ただ、そのためかイタリア映画的な雰囲気でルネ・クレマンらしさがないように感じると同時に後半がダレ気味で、私には名作とまでは思えませんでした。
投稿者:Tom投稿日:2005-09-08 08:59:01
ファシストとも呼ばれたこともある伝説のプレイボーイ、シャブロルの盟友でヌーベルバーグ脚本家ポール・ジェコブがこの映画に貢献している。アラン・ドロンの役に彼自身が投影されているようだ。ジエコブ(脚本)、クレマン、アラン・ドロン、モーリス・ロネ、ニーロ・ロータ、アキム兄弟(製作)、アンリ・ドカエ(撮影)、パトリシア・ハイスミス(原作)映画だけじゃなく、彼ら自身も伝説となった凄い映画。ジェコブ脚本の映画全て見たい!!!!。
投稿者:mari投稿日:2005-08-31 00:28:50
海と空、港と市場、彼らの服の色が、うまく抑制されながら素晴らしく表現されてたと思う。
前半、みなぎる緊張感で目が離せないが、後半は犯罪隠しが粗くてはらはらしながら違った緊張感を抱くことになった。
投稿者:Ki-Adi-Mundi投稿日:2005-08-01 23:20:24
【ネタバレ注意】

後半の偽装工作や、美しいラストシーンも確かに素晴らしいが、この作品のストーリー上の核でもあり、最も眼を見張るのは船上のシーンである。
リプリーがフィリップに淡々と計画をばらす。「サインはどうする?」「練習する」「手紙は?」「タイプライターを使うさ」
青い空、輝く太陽、美しい海、優雅な船遊びを背景にしてフィックスで捉えられていた画面は犯行後突如として変貌する。波が高く、海が荒れ、風が吹き、カメラは不安定に揺れ始める。変わり果てたフィリップのアップ、焦るリプリーの手元がモンタージュされ、彼の心が見える。船の真上から捉えられたショットがドキリとさせる。工作のために船中、船上を走るリプリーをカメラが慌てて追う。
「2千5百、5千でも足りない。すべて貰う。」船や、莫大な預金だけじゃない。フィリップが手にしているすべてのものを奪うのだ。マルジュの愛、自分にかしずく召使い、そしてフィリップを照らしていた太陽。
リプリーにとって太陽とはただ自分の身体を焼くもの。しかし、フィリップにとっては、彼を輝かせるもの。彼の地位を明るく照らしだすもの。すべてを手に入れたリプリーは寝そべりながら呟く、「太陽がいっぱいだ(Plein Soleil)」。活気のあふれる市場をリプリーが闊歩する。生命力にあふれる人々が行き交う。ふとリプリーは足を止め視線を落とす。足下に死んだ魚が無惨に打ち捨てられている。それを見つめるリプリーのアップ。そしてまたリプリーは歩き始める。
この映画はカミュの「異邦人」からの影響があるのかもしれない。街や太陽の描写がそれを感じさせる。ルネ・クレマンの演出力がこの作品にも十分見て取れる。アラン・ドロンの魅力も合わさり、見事な作品となっているのではないだろうか。マルジュの手を取りキスをする。あの眼。この作品の主演はドロンでしかなし得なかったと思う。

投稿者:o.o投稿日:2005-07-18 23:15:37
何もかもがうまくいくのではないかと、貧しい美青年がふと思ったとしても不思議ではない、イタリアの降り注ぐ日の光と祝祭的な風俗の中で、静かに進行する暗い犯罪計画。裕福で屈託の無いフィリップと明らかに貧困層出身で屈折したトム。全能感に包まれてゆったりとくつろぐ主人公とそれを暗がりから鋭い目つきで凝視する刑事達など、所々に散りばめられた、光と影の強烈な対比がこの映画の魅力だと思います。

水面下に緊張をはらんだトムとフィリップのやり取りに固唾を呑み、丁寧にその所作が描写される偽装工作を見守り、不意のアクシデントの数々に手に汗を握っていくうちに、いつしかこの主人公に、何とかうまく成功して、金も恋人も手にしてもらいたいという気持ちになってしまいました。それだけに、白昼夢を打ち砕くような衝撃のラストが胸に突き刺さります。

トムがマルジュを誘惑する場面は、冷静に考えると、いくら失意の身で相手が美青年とは言え、そうなるかなという気もしますが、アラン・ドロンの甘いマスクと余りにも強いその視線で強引に押し切っているのはさすがだと思いました。暗い目をしたアラン・ドロンが、生命感あふれる市場の中を、くわえ煙草で歩き回るシーンが好きです。

甘くて哀しいテーマ曲がいつまでも耳に残ります。極めて鮮烈な、青春ストーリーかつクライム サスペンス、という感想です。
投稿者:通りすがリーマン投稿日:2005-06-20 01:51:39
初めに、この映画は古典に属する映画なので、現代の映画と比較したり、今の基準(映像技術や音響技術、スジ立てなど)で語るのは間違いである。
まして、「どこがリメイクなんだ?」という「リプリー」など、比べるべくもない対象である(リプリー自体がまた最悪な映画だが)。
仏映画特有の、そこはかとなく漂う陰気さというか、物憂さというか、それが堪能できれば十分。そしてその「そこはか」を演じるのに、アランドロン以上の俳優はあり得なかった。
ちなみに、この映画以後のアランドロン出演作は、あえて言えば全て駄作だった。私が彼に「映画界の一発屋・金賞」を授けている所以である。
投稿者:NYY投稿日:2005-02-08 12:46:22
アラン・ドロン、かっこいいね。
孤独な目つきが良い。
音楽が凄く良い。
海とか街並みがキレイ。
その三つが上手く合わさっていて良い作品になってる感じ。
高級店で料理を味わうみたいな気分で最後まで見ることができまし
た。
 
この作品のアラン・ドロンには、20代前半までの男だけが持って
るようなギラギラした感じがよく出てるんだよね。
やっぱり、これは、サスペンス映画じゃなくて、青春の苛立ちとか
焦りとか孤独を描いた映画として見るべきものですよね。
投稿者:さち投稿日:2004-09-15 07:59:48
リプリーの方がいいかも
投稿者:pom投稿日:2004-05-06 01:05:46
あの甘い、哀しい音楽が冷静に流れる中で死体が引き上げられるラストはやっぱりどきっとする。あの音楽は、ある意味残酷。ラストシーンに向けて主人公が高揚していくのとは裏腹に、結末を見透かすかのような悲しいメロディーが淡々と流れる。
投稿者:でし坊!投稿日:2003-12-16 01:37:28
とにかくラストが最高!ドロンは美し過ぎ!
投稿者:hide0921投稿日:2003-12-07 18:45:59
アラン・ドロンの為の映画。ストーリーも面白い。アメリカ映画ではできない美しさがある。
投稿者:ポポ茶投稿日:2003-04-18 18:27:40
リメイク版「リプリー」を見てこっちの方がマットが不細工な分、嫉妬する気持ちに感情移入しやすいと思ってた。しかし今日改めて「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンを見て、美しさの中に見え隠れする貪欲さや孤独感を表現できる俳優アラン・ドロンは、なんて素晴らしいのかと思った。やはり「太陽はいっぱい」は永遠の名作であった。
投稿者:アリョーシャ投稿日:2003-01-22 20:12:02
これほど美しく切ないラストシーンもないのでは? ニーノ・ロータの音楽も美しく、切なさをさらにかきたてる。やはりA・ドロンの最高作。余談だが、そのドロンの当時の恋人ロミー・シュナイダーが、映画の最初の方のワンシーンに何人かの女友達の一人として出演しているのにはビックリした。(タイトルバックには名前は載っていない。)
投稿者:ルミちゃん投稿日:2002-11-08 06:27:50
【ネタバレ注意】

富豪の放蕩息子とちんぴらの男の関係は、互いに相手を騙して利用すること.
嘘をつき続けた結果は、放蕩息子の場合もちんぴらの場合も描かれたとおり.

投稿者:みやこ投稿日:2002-09-08 05:30:27
この映画の中で一番好きなシーンは、ラスト近く、市場でアラン・ドロンがうろうろする場面です。セリフは一つもなし。あのシーンを見た時、ああ、この映画は結局のところアラン・ドロンのプロモーション映画なんだと思いました。アラン・ドロンをいかに美しく見せるか、ということがこの映画のテーマであり、プロットも映像も音楽も全てこれを念頭に作られたに違いないのです。ちゃんと目的は達成されてます。文句を言わず、ただただアラン・ドロン様を楽しんでください。
投稿者:sonic投稿日:2002-04-28 00:04:27
完全犯罪を狙うにしては手口の粗さが気になるが、全体としては良く出来ている。名作とまでは思えないが面白い。
投稿者:ゆきぼー投稿日:2002-03-24 23:10:58
傑作映画だと思うけど、毎度途中でだるくなってくる。
ラストシーン観たさに耐えてる。
投稿者:でるふぁい投稿日:2002-03-05 13:27:47
この映画からサントラ盤ブームが起った?
かどうかはともかく、中学時代夢中で見まくった『太陽…』シリーズ。『太陽のバカンス』『太陽の下の17才』『太陽は傷だらけ』だったかな。もう忘れてしまったけれど、当時は(今でも)洋画のタイトルは柳の下のドジョウで、一発当るとその後シリーズ的に似たような名前を頻発。昔の映配(映画配給会社)にはコンセプトプランナーがいなかったのね。サントラと言えば日曜の午後NHKの第2放送でやってた映画音楽番組。『太陽』特集とか『雨の』つく名前大集合とか、いまだに懐かしい・・・番組名とあの名アナウンサーを覚えておいでの方、このページでお知らせください。
投稿者:美っちゃん投稿日:2001-09-29 11:45:45
アラン・ドロンは私の青春でした。(いまだに・・)
この映画の中での<手の平にキス>印象的でした。
青い海、白いヨット、ブルーに澄んだ瞳、甘いマスク・・サイコー!
投稿者:投稿日:2001-08-24 12:17:03
顔がよくて演技は下手クソでも、適材適所でこんなにイキイキ!<br>上品なアラン・ドロンってどっか嘘臭いもん

あのしびれるような野性的な目は“地”だよね
投稿者:Jeff投稿日:2001-03-26 15:33:13
最近「リプリ―」なる下らない映画が公開されたがオリジナルには遠く及ばない。
アランドロンは卑しい育ちの美男を演らせるとこうも冴えるのは何故だろうか。実は淀川先生によると同性愛の映画なんだとか....。
投稿者:ふさき投稿日:2001-01-21 19:16:25
ドロンがはいていた白のスリッポンが欲しかった。
投稿者:フジモト T投稿日:2000-10-22 14:42:55
顔がハンサムなら演技は下手クソでも俳優としてやっていけることを証明した最初の映画。こう言うと女性からヒガミととられるので困ってしまう。
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