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薄桜記(1959)

メディア映画
上映時間110分
製作国日本
初公開年月1959/11/22
ジャンル時代劇
薄桜記 [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 2,779
USED価格:¥ 2,412
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【解説】
 五味康祐の同名小説を「ジャン・有馬の襲撃」の伊藤大輔が脚色し「若き日の信長」の森一生が監督。高田馬場の決闘から吉良邸討ち入りまでの赤穂浪士の物語を背景に、一人の剣豪が悲劇に巻き込まれていく姿を描く。数ある市川雷蔵作品の中でも傑作の誉れ高い一本。
 丹下典膳は高田馬場での決闘へ向かう途中の中山安兵衛と出会った。安兵衛の相手が自分と同門の知心流と知りその場を離れる典膳だったが、同門を見捨てたとして師匠から破門を言い渡される。典膳は千春という女性と結ばれるが、留守中に知心流の門弟五人により千春を陵辱されてしまう。五人組に復讐するため、典膳は浪人となり千春と離別し、千春の兄に斬られ片腕を失った。安兵衛は主人である浅野内匠頭の仇討ちのため吉良邸への討ち入りを計画。一方、典膳は吉良家に迎え入れられていた。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
18 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:nabeさん投稿日:2016-01-03 09:50:25
市川雷蔵主演による侍夫婦の悲恋物語である。
赤穂浪士討ち入りの物語に同期した形で、一人の侍の人生を追ってゆく。この主人公の丹下典膳役が市川雷蔵、堀部安兵衛役が勝新太郎という、当時の大映の若手ゴールデンコンビが主役だ。
抜群に剣の腕がたつにも関わらず、典膳は仲間からも裏切られ、身内からも疎まれ、散々な人生をおくるのだが、それが雷蔵の大仰な演技により、武士のやせ我慢と哀しさが滲み出ていて実に格調高いドラマになっている。また、典膳以上に不幸な身の上になった妻の一途な恋情が、さらに哀しさを倍増させる効果を生み出していて、ここはさすが名匠森一生監督ならでの演出力だ。
本作でデビューした千春役の真城千都世が、清楚ないい演技をしている。典膳と千春が手を取り合って死んでゆくラストシーンが、実に美しく感動的だ。
投稿者:noir fleak投稿日:2014-08-15 12:36:46
かと思えば、橋上の決闘シーンのファンタスティックな照明(まるでミュージカルを見ているよう!)、千春のえんえん続く雛人形への語り、、、、、、ストーリーも実に面白いし、役者は天下の雷蔵、それに比べちょっと影は薄いが勝新太郎、と、時代劇映画の型破り傑作だ。
最後の決闘場面では、なぜ勝はもっと早く来ないんだ!と思ってしまった。こんな気持ちにさせる映画はめったにない。
千春役の真城千都世もすばらしい。なぜ早く引退したのだろう。もったいない。勝の新妻の顔を出させなかった森監督はえらい。
投稿者:bond投稿日:2005-10-13 13:05:32
物語。雷蔵の男の美学。奥さん役が綺麗だった。
投稿者:Tom投稿日:2005-10-10 19:31:31
歌舞伎タッチの決闘の素晴らしいラストシーンは時代劇映画史の残る名場面だね。2人が手を握りながら死んでゆく場面なんかまるでキング・ビダーの『白昼の決闘』やラウォール・ウォルシュの『死滅の谷』のラストシーンみたいでこういうのも時代劇でアリなんだと感じた。
見て損なし。
投稿者:浄瑠璃2投稿日:2005-01-31 21:25:19
【ネタバレ注意】

勘違いしてました。「典膳」は右腕を斬られて「左膳」になるのだと、つまりこの映画は「丹下左膳」のエピソード1だとずーっと思ってた。それにしちゃ最後、雷蔵がなかなか起きあがらないし……って、死んでたのね! てっきり、討ち入りの現場で安兵衛に右目を斬られるものだと。悔しい!!

投稿者:黒美君彦投稿日:2003-09-05 17:24:40
【ネタバレ注意】

森一生監督(1911〜89)の代表作のひとつとして知られるが、なかなか感想をひと言では言い表せない。「傑作」のような、「怪作」(?)のような…。「伝統に根ざした」ような「アバンギャルド」のような…。
そもそも市川雷蔵扮する「丹下典膳」という設定が人を喰っている。「丹下左膳」と「倉田典膳」(鞍馬天狗の本名)を足して割ったような名前の剣豪…その存在感の圧倒的なこと。能天気な勝新太郎の影がすっかり薄まるほど雷蔵は素晴らしい。何といっても右腕を落とし、片脚を撃たれ、雪の積もる寺の境内でのたうちまわりながらの立ち回りは、空前絶後の剣劇といっていいだろう。市川雷蔵の、凄まじいまでのオーラを感じさせるこのシーンは、邦画の歴史の中でも屈指の名(怪?)シーンといっていい。
さらにそうした重厚なシーンの重なりの中にあって、真城千都世の演技(これまた「怪演」といっていいか?)が確かにスゴい。パロディかと思わせるようなフレームアップした演技もまたいい意味でも悪い意味でも印象的だ。
「忠臣蔵」外伝としてはなかなか面白いのだが…しかしやはり、評価は難しい。「ヘン」な?作品だ。

投稿者:ロスマク投稿日:2003-07-19 03:41:46
有名な「高田馬場の決闘」と「忠臣蔵」の間に起こった出来事を描くという、大胆な試みがユニーク。しかも剣豪・堀部安兵衛が架空のキャラ丹下典膳の引き立て役なのである。

基本的に堀部(中山)安兵衛の回想という形で物語が進行するのだが、中盤でヒロイン千春に語り部が変わるという面白い作りになっている。 丹下典膳というキャラクターは恐らく「丹下左膳」を基にしているのだろう。この物語は「丹下左膳」伝説として見ることもでき面白い。

新人らしい大根ぶりを見せつけるヒロイン真城千都世。 お互いに折り紙人形を肩身離さず持ち歩く二人のアツアツぶりがスゴいっす。
投稿者:ブッチ@投稿日:2002-07-23 20:30:42
【ネタバレ注意】

ラスト、雪の降りしきる中、倒れながらも敵を斬って斬って斬りまくる市川雷蔵の姿に涙って感じだ。哀れな姿なのに、カッコ良い。そして、切ない。雷蔵は前半の爽やかさより後半の影をおびた様な彼の方がカッコ良いですね。
勝新太郎は堀部安兵衛を他の映画でも演じていたが、なかなか豪快でハマり役って感じでしたね。http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Cinema/6768/

投稿者:DaisyYoko投稿日:2002-06-17 02:15:53
【ネタバレ注意】

市川雷蔵の最高傑作とされる本作ですが、物語はともかく俳優陣が
素晴らしかったのではないかと思います。
特に真城千都世さんが「お人形なんて〜、、、」というところ。
あの言い方! 最高だと思います。
勝新太郎さんもなんというか、不器用な男がはまっていたし、
その存在感がすごい。
そして市川雷蔵さんがだんだん影を帯びてくる、ほんとに最初の辺りの
爽やかさが消える。
だからあの最後の殺陣のシーンがうそ臭くなかったのではないかと。
みせた、ということですねぇきっと。
ラストシーンがすごく好きです。

投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-05-25 05:59:45
【ネタバレ注意】

 過剰なメロドラマ。私は始終くすぐられ面白くて仕方がなかった。ある意味これは喜劇だ。堀部安兵衛(勝新)がアイドルになり町娘達に追いかけられるシーン等もあり確信犯的。また、千春(真城千都世)がからむシーンが悉く可笑しい。傑作でしょう。
 「非現実的」なシーン、例えば千春が雛壇の前で一人芝居をするシーンなんかにしても「おいおい一体なにをやり始めるねん」と一瞬思わせるが、きちんと映画のストーリとして機能させていくところが森一生演出の妙味だろう。墓参の帰り道、典膳(雷蔵)から実家へ返されることが告げられた後のくずおれる千春のリアクションを見た際は声を上げて笑ってしまった。
 それでいて、片手を失い脚を鉄砲で撃たれた典膳が横臥したまま、或いはのたうち回りながら太刀合うラストのクライマックスは過剰な映画的造型で瞠目する。真俯瞰での雪が舞降るカットなんて思わず『シェルブールの雨傘』のタイトル・バックを想起したが、これほど見事な真俯瞰カットはそう見られるものではない。加藤泰『明治侠客伝・三代目襲名』のファースト・シーンと並ぶ出来映え。http://www.page.sannet.ne.jp/egi/

【ソフト】
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