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黒い画集 あるサラリーマンの証言(1960)

メディア映画
製作国日本
初公開年月1960/03/13
ジャンルサスペンス/ドラマ
黒い画集 あるサラリーマンの証言 【東宝DVDシネマファンクラブ】
参考価格:¥ 2,700
価格:¥ 4,875
USED価格:¥ 4,600
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【クレジット】
監督:堀川弘通
製作:三輪礼二
原作:松本清張
脚本:橋本忍
撮影:中井朝一
美術:村木忍
編集:黒岩義民
音楽:池野成
助監督:恩地日出夫
出演:小林桂樹石野貞一郎
中北千枝子同邦子
平山瑛子同君子
依田宣同忠夫
原知佐子梅谷千恵子
織田政雄杉山孝三
菅井きん同ミサエ
小西瑠美岩本夏江
江原達怡松崎
児玉清森下
中村伸郎竹田
小栗一也田辺
佐田豊古川
三津田健岡崎
西村晃奥平
平田昭彦岸本
八色賢典小松
小池朝雄早川
佐々木孝丸裁判官
一の宮あつ子食料品店おかみ
中丸忠雄戸山正太郎
家田佳子ハイティーン
西条康彦果物屋の店員
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
538 7.60
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【ユーザーコメント】
投稿者:チャック・イエガー投稿日:2016-02-27 00:32:16
【ネタバレ注意】

因果応酬というか、結局は主人公のサラリーマンも破滅していく・・・日常に潜む落とし穴を淡々と描き、凄く怖い話。成瀬の女の中にいる他人もそうだったけど、こういう役が小林桂樹は上手いよね! 前半部のみだという原作も気になります。

投稿者:hayate9投稿日:2015-04-22 21:27:36
【ネタバレ注意】

42歳か。キムタクと同じ年齢です。(見えませんが)
殺人で死刑かもって・・・それで知らないふりとは。ラストは身から出たさび。
やはり今より世間体っていうものが重要なのですね。ちなみに寝ている間に炊飯器でご飯が炊けるという機能が最先端の時代です。

投稿者:シーザー投稿日:2014-11-07 13:49:35
「僕はこの東京の西北の住宅街に住み、妻と子供二人の平穏な家庭生活を営み、日曜祭日以外は郊外電車を利用して、この渋谷で山手線に乗り換えます」---- という主人公は高度経済成長期を支える典型的なサラリーマン。性格は穏やかで仕事一筋、家庭は円満、理想の父親像を体現、しかしその平凡な日常がある事件をきっかけにじわじわと崩壊していく。捜査の過程よりも、焦点は彼の偽らざるエゴと良心の葛藤に正面から据えられている。危うい均衡の上に成り立っている日常という虚構の、何と脆いことか。
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2009-12-10 00:03:31
人によってはこの煮え切らない男にイラ立ちさえ覚えるかもしれない。
しかし丁寧な心理描写と役者の繊細な演技が素晴らしく、最後まで惹きこまれる。
なかなかの作品だと思う。

結局、男は守ろうとしたものを全て失うのだった。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-12-09 22:51:19
今観ても面白い。そして今とは役者が違う。星三つ半。
投稿者:篭瀬山投稿日:2007-01-21 09:55:44
 あまり頭のよくない男が主人公である。こういう等身大で身近な人物にはシンパシーを抱く、と言いたいところだが、ドラマとしてサスペンスに欠ける。困って弱り切っているばかりで、自分の頭で考えて事態を打開しようというアクションがないからだ。一方で、会社の部下を妾同然に囲うという大胆さがあり、上場企業?の課長として日々細かな決断を下しているはずなわけだから、人物設定の根本的な部分に矛盾を感じる。

 都会という無関心の大海で、世間体を気にしながら生きていくというテーマは面白いし、普遍性がある。だがそれを描くのに、ありそうもない偶然や巡り合わせをここまで積み重ねなきゃいけないか、と思う。それでも上記のような理由でドラマが弛緩してなければ、もっと楽しめたと思うし、ありえない設定にする意味もあったろう。まあ、いろいろな要素が詰め込まれていて(詳しくは略)、楽しめることは楽しめる。6
投稿者:黒美君彦投稿日:2006-11-20 15:47:35
【ネタバレ注意】

42歳の石野貞一郎(小林桂樹)は東和毛織の管財課長。妻と子供二人の円満な家庭生活の一方で、部下のタイピスト梅谷千恵子(原知佐子)との情事を重ねていた。そんなある晩、石野は情事のあと、新大久保で近所に住む保険外交員の杉山孝三(織田政雄)とすれ違い、会釈してしまう。その後、刑事が石野を訪ねて来て、その晩に杉山にあったかどうか尋ねられる。家族に「渋谷で映画を観て来た」と言い訳した石野は、杉山と会った記憶はないというしかない。ところが杉山には殺人の容疑がかかっていて、彼のアリバイは唯一石野と新大久保で会ったという一点だけだった。石野は悩んだ挙句、ウソをつきとおすことにしたが…。

松本清張原作、橋本忍脚本、堀川弘通監督という、60年代初頭という時代を走っていた俊秀による作品。さすがに息をつく間もない構成・演出で最後まで飽きさせない。大それた野心も持ち合わせない小心な課長(小林桂樹)が、若い愛人(原知佐子)との情事を隠したいばかりに小さなウソをつくが、やがてそれがのっぴきならない事態に展開していく、というお話。小林はもちろんだが、その他の脇役がみないい。粘着質の刑事の西村晃、キャリアの平田昭彦、ヤクザの小池朝雄、容疑者の織田政雄、その妻の菅井きん、その他中村伸郎や中北千枝子ら、個性派が厭味なく登場する。
その中でも愛人役の原知佐子(当時24歳・故実相寺昭雄監督の妻)が、若々しい肢体で眩しい。うだつのあがらない課長となぜそんな関係になったのか、と思わせる(?)蠱惑的な魅力を振り撒いている。
「中流」という言葉が生まれる前の、ちょっと余裕が生まれてきた小市民を待ち受ける落とし穴。理想的な一家が、小さなウソから崩壊していく怖さをリアルに描いた作品。中で「パンと恋と夢」「お嬢さん、お手柔らかに」「夜ごとの美女」といった映画が、重要なアイテムとして登場するのも一興。映画の最盛期を彷彿とさせる。
60年当時の風俗も楽しめる名作。60年のキネ旬日本映画2位。

投稿者:山田 明生投稿日:2003-11-04 23:11:49
私は社会生活でもあまり嘘をつかないようにしている。取引先に嘘をつくとあとあとまでそのことを覚えておかなければならないし、次から次へと嘘の上塗りをしていかなければつじつまが合わなくなって、頭がこんがらがってくるからである。それに後任の人に自分のついた嘘の引継ぎをしなければならない。
中流家庭のささやかな幸せを守る為にこの男は嘘をつく。が、現代では課長ぐらいでこんな嘘をつくだろうか?今の中年の課長はいつリストラされるかもしれないし降格もよくある。それほど社会的に守るべきものが沢山あるとは思えないのである。勿論妻子のことは考えるだろうが、いざとなれば(妻が望めば)離婚し一人で生きていけばよい。そういう意味ではこの映画ができた1960年と今とでは驚くほど家庭や会社や社会に対する意識が変わってきているのが分かる。
従ってこの映画はすばらしくおもしろいが、現代では成り立ちえないプロットだと思った。
かつて日本の文化を恥の文化と呼ぶ人がいたが、最近では恥(世間様)の意識も薄れかつ元来希薄な罪の意識もあいかわらず乏しいので、もはや日本人の精神は救いがたい危機にさらされているような気がする。その点この映画の苦悩するサラリーマンの姿は健全とも言えるのである。
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