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ダウン・バイ・ロー(1986)

DOWN BY LAW

メディア映画
上映時間107分
製作国アメリカ/西ドイツ
公開情報劇場公開(フランス映画社)
初公開年月1986/11/
ジャンルドラマ
ジム・ジャームッシュ / アーリー・コレクションDVD-BOX (初回限定生産)
参考価格:¥ 12,075
価格:¥ 9,425
USED価格:¥ 9,400
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【解説】
 舞台はニューオリンズ。ザックとジャックが、それぞれ警察がらみの罠にひっかかってOPP刑務所の同じ房に入れられる。そこに不思議な仲間、イタリア人旅行者のロベルトが加わって、脱獄からどことも知れぬどこかへ、3人は地獄とも天国ともつかぬ冒険の旅を重ねてゆく……。映画全編にジャームッシュ独特の奇妙な可笑しさが広がり、やはり同じくその全体に頽廃的な香りが漂う、ジャームッシュ・ワールドの王道的作品。ウェイツ(担当している音楽も秀逸)、ルーリー、ベニーニら出演陣も素晴らしい。
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
15113 7.53
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【ユーザーコメント】
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2009-12-12 09:58:10
【ネタバレ注意】

レビューを見ていると、この作品がジャームッシュのなかで一番のお気に入りだと推す声が多いようだが、それは『ダウン・バイ・ロー』が辛うじて「ボーイ・ミーツ・ガール」的なストーリーに落とし込まれているからだろうか?一応ハッピーエンドだからなのか?

ともかく、ここでは「ボーイ・ミーツ・ガールの脱臼」というやり方が、前作とは別の形で、試されている。

相当なネタバレになるが――

『ストレンジャー〜』が、男と女が出会って……恋に落ちません(アララララ)、という筋だったとすれば、『ダウン〜』というのは、……恋に落ちました、終わり。だ。「はぁ?」だ。
(つまり、「いきなりかよ!出会ったのかよ?!見てないのに、もう終わりかよ!」と突っ込みたくなる)

お笑いにおける松本人志と似た部分はある。王道のパターンを、ハズそう、ズラそう、とする。だから、スベってもおかしくないようなギリギリの渋い線を行って、正直なところ、「退屈」な映画ばかりになる。

ジャームッシュの映画は、全部「退屈」であり、それをもって「良い」とも「悪い」とも断定はできないが、フォロアーが出て来ないのは当然のことで、興行的にコケる可能性が非常に高いからだ。最近よく、ハリウッドが「ネタ切れ」だと評されている。しかしネタは無数に溢れているのだ。全部、企画段階でボツになっているだけの話である。そんな渋いネタを「OK」にして、製作を許されるのはジャームッシュただ一人、ということにすぎない。

さて、彼のおきまりのパターンとして、主人公はキザ、脇役は英語がヘタ、一緒にいてもそんなに仲良くはならない(ほとんどホモフォービア)というストーリーに収まっている本作ではある。そして、どの作品を観ても、これの繰り返しである。

そうなりゃ、ストーリーよりもスタイルを享受するしかないのも、当然のことだ(省略だらけで、スカスカ、想像で埋めることもできない、だから、あるものだけ[=映像]を受けとめるしかない)。

投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 15:48:53
ロベルト・ベニーニ
投稿者:クリモフ投稿日:2008-09-04 02:40:29
【ネタバレ注意】

ジャームッシュ作品の登場人物には憎めない奴が多いけど、こいつらは最高ですね。刑務所一人ずつ収監されていって、檻の中で会うんだけどこういう閉鎖された状況下での人間同士の描き方ってジャームッシュは独特ですね。昔ながらの密室劇みたいじゃなくて、雰囲気とか空気感を出すのに努力してると思う。ベニーニが入ってからの檻の空気の変化が最高!アイスクリームの連呼の場面なんか流れとして素晴らしい。
脱走後の展開も逃げてるんだけどほのぼのしてるし、ベニー二が恋する唐突さも可笑しい。ラストの分かれ道もユーモラスだけど渋くてクール。
一度あんなのやってみたいなぁ。

投稿者:paris1895投稿日:2007-05-29 15:47:54
安易にオフビートなどという言葉を使うべきではない。
 この映画は過去の映画を前フリにして、既存を壊しているのだ。
 シネフィルのゴダールとジャームッシュの違いはそこかもしれない。
ゴダールは余りにも、映画を見過ぎ、影響を受け過ぎた。
 だから壊し方も既存の方法で壊すのだ。
 ジャームッシュは全く違うアプローチをしている。
 さも今迄あったかのように、ないものを描くという方法で、ジャームッシュは一躍時代の寵児となった。
 だが、ゴダールもジャームッシュも、デビュー時は、自分が壊す側だったのが、今となっては、壊される側に回っている。
 それ故か、それでも尚、のどちらかは不明ながらも、映画は沈黙しつづけている。
投稿者:J.J.投稿日:2006-10-24 12:54:08
とにかく、トム・ウェイツ、ジョン・ルーリー、ロベルト・ベニーニの3人の役者たちが演じるキャラクターが素晴らしすぎる。言うまでもなく3人のキャラクターをつくりあげたジム・ジャームッシュは天才だと思います。あと、忘れてはならないのがトム・ウェイツの挿入歌「Jockey full of Bourbon」。冒頭のシーンで街並みを映しながらこの曲が流れるシーンが最高にかっこいい。このシーン観た時点でこの映画観てよかったと思いました。
投稿者:ferdinan投稿日:2005-11-12 18:47:21
男にはたまらない作品です。
女とそこに留まる男がいて
たまたま出会った二人の男が別の道をまた歩き出す、ラスト。
投稿者:Sekino☆そら投稿日:2005-10-08 00:23:58
【ネタバレ注意】

目の前に、二手に大きく別れた長く伸びた道。
ジックとジャックは旅立ちます。
どちらに行っても未来は自分が築くもの。
右の道か左の道か、そんなことはこの際どうでもいい。
たどり着いた場所からが未来★

互いに握手を求めようとしたが、
その手を振り払いました。

刑務所で繋がった絆は
ココにしまって置くもの。

馴れ合いはやっぱり性にあわない。
同郷ゴッコなど何の意味もなさないことを悟った二人は、

それぞれの道を歩いていきました。。。

光と影、そして人生の岐路、右か左か、
常に選択し模索しながら生きていく人間の性を、
ジム・ジャームッシュは簡素な白と黒のメタファーによって
実は多彩な人間心理を重厚に描き出していたと思うと、
言葉もございません。

素晴らしいシネマです★



Sekino☆そらhttp://blog.goo.ne.jp/anndarusia2000/

投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-06 18:37:43
【ネタバレ注意】

民家から2人が帰ってくる場面で大笑い。

投稿者:hide0921投稿日:2003-11-25 15:10:21
彼のファンで観ましたが、ベニーニ出てたんですね!最初は気がつかなかった。ファンはともかく、普通の映画ファンは「えっ?これで終わり?」って感じの映画です。
投稿者:おにゅん投稿日:2003-05-27 00:13:34
ジャームッシュの詩的センスが散りばめられた心に残る作品です。ワンシーンワンカットを徹底した控えめな演出が、登場人物だけでなく、映画そのものへ彼の愛情を感じさせます。最近こうした酒の肴になる映画にめっきり出会えなくなりました。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-11-07 22:10:50
 私にとっても、目下のところジャームッシュの中で最も愛すべき作品がこれ。
もうロベルト・ベニーニ と ニコレッタ・ブラスキのダンス・シーンだけでこの
映画は宝物のような作品だ。ベニーニのこれ見よがしな演技は好きになれないし
脱獄映画ファンとしては脱獄シーンを大胆に割愛した構成も物足りないのだけれ
ど、あの美しく滑やかな幸福感溢れるダンス・シーンだけで全てを赦してしまう。

 また、タイトルバックからラストの分かれ道のシーンまでロビー・ミューラー
の撮影は息を呑むほど美しい。
投稿者:seiji投稿日:2001-08-05 11:15:42
一番ジャームッシュらしさが現れている映画。
小屋のなかが独房と同じ光景というシーンはシュール。
そう、この映画はシュールリアリズムの映画なのだ。http://www5b.biglobe.ne.jp/~movie
投稿者:タケキチ投稿日:2001-03-13 01:32:49
ジャームッシュは最高だった。
トム・ウェイツもジョン・ルーリーも超かっこ良かった。
この映画で初めて見たけど、ロベルト・ベニーニも
最高におかしかった。

今考えると、みんな変わっちゃったなぁ・・・。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールジム・ジャームッシュ 
□ 作品賞 
 □ 監督賞ジム・ジャームッシュ 
 □ 主演男優賞ロベルト・ベニーニ 
 □ 撮影賞ロビー・ミューラー 
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