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黄昏(1951)

CARRIE

メディア映画
上映時間122分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(PAR)
初公開年月1953/10/15
ジャンルドラマ/ロマンス
黄昏 [DVD]
参考価格:¥ 1,543
価格:¥ 1,543
USED価格:¥ 498
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【解説】
 『アメリカの悲劇』(「陽のあたる場所」の原作)を書いたドライサーの小説『シスター・キャリー』を映画化したもので、ワイラーは、社会派メロドラマ作家のこの原作の恋愛部分に焦点を絞って、重厚な悲劇を作っている。
 19世紀末、シカゴに働きに出た田舎娘キャリー(ジョーンズ)は、すぐさま悪い男にだまされ、彼と同棲を始める。彼女の勤める高級レストランの支配人ハーストウッド(オリヴィエ)は素朴な彼女に惹かれていくが、その裏には、全財産を自分名義にしている因業な妻との冷え切った仲があった。キャリーとの結婚を考え、妻に離婚話を持ちかけるハーストウッドはまるで相手にされず、また、ビタ一文自由になることもなく、遂に店の金を盗んでキャリーと二人、NYへ駆け落ちした。幸福な暮らしを営んだのも束の間、私立探偵の追及に、残った金をすべて返し警察沙汰は免れたものの、彼には一生拭いきれぬ汚名が残り、まともな勤めも許されなかった。やがてキャリーは女優となり、彼の留守中姿を消した。時は流れ、キャリーはもはや大スターである。ある夜の公演の後、彼女は、楽屋口に施しを乞う浮浪者をまじまじと見た。それは紛れもなく自分の棄てた男ハーストウッドだった。彼女はその姿にショックを受け、再び彼と共に暮らし、二度と離れぬ--と誓ったが、彼女が事務所に金を借りに行っている間に、彼はテーブルの上の小銭を取ってとぼとぼと立ち去ってしまう……。愛ゆえに落ちぶれていく男の悲哀をオリヴィエが侘びしくみせて、ジョーンズも素晴らしいが、何より彼の孤独なさまが目に焼きついて離れない、“男のメロドラマ”だ。
<allcinema>
評価
【関連作品】
陽のあたる場所(1951)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
644 7.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:ルーテツ投稿日:2018-12-20 15:16:47
ドライサーの原作の映画は本作と『陽のあたる場所』しか知らないが、なぜこうも煮え切らないバカ男が主人公なのだろうか
もっとも若者だった『陽のー』に対し、本作は社会的地位もあり分別もつくはずの中年
どっちがバカ男かは明白
ドライサーという人、女性作家でもないのに男に恨みでもあるのか

ワイラー監督、ローレンス・オリヴィエ、ジェニファー・ジョーンズ
この組み合わせなら駄作になろうはずもないが、ジョーンズがおぼこい娘を演じるのは若干違和感あり
助演のエディ・アルバートが良いヤツとも胡散臭いヤツともいえない微妙なキャラを好演

プライドが高くて人に頼れない人ってホームレスになりやすいんだよね
現代も昔も同じ
というのが感想
投稿者:呑気呆亭投稿日:2013-08-01 16:22:39
原題はキャリ−。そのキャリ−を姉の住んでいるシカゴに送り出すにあたって両親が買い与える列車の切符は片道切符だった。その列車の中で知り合った男にキャリ−はその服装の都会的センスを褒められるのだが、場面は一転して縫製工場で働くキャリ−の姿を捉えて、このシカゴ行が憧れの都会への旅立ちなぞではなく、実は口減らしのためであったのだろうと想像させる。19世紀末のアメリカにはこんな厳しい現実が存在したのであろう。一方で、そのキャリ−が運命の人ハ−ストウッドと出会うきっかけとなった一流料理店の場面では、英国流の男尊女卑と身分制度が田舎娘の出現に眉をひそめる上流階級気取りの連中によって象徴される。その貧富の大きな格差という設定が、貧の象徴であるキャリ−と富の象徴であるハ−ストウッドの出会いと恋を彩り、ラストのパラドクシカルな逆転を哀れにも意味深いモノにしたのである。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:bond投稿日:2011-10-02 16:46:27
惚れちまったらしょうがない。全てを投げて、愛を選んだ中年の悲劇、中盤まではかろうじて維持してたプライドも、捨ててしまえば転落は早い。何故お互い離れてしまったのか。冷めたた故か、、。エンディングがあっさりと唐突なため、観ているものは突き放される。オリヴィエの哀愁の眼目は一級。
投稿者:gapper投稿日:2011-09-27 20:49:13
 「ローマの休日 (1953)」、「ベン・ハー (1959)」のウィリアム・ワイラー監督の恋愛映画。

 ワイラーの最も円熟していた頃の作品でこういった恋愛物は得意とは思えないワイラーだが、それでもオリビエの演技もあり素晴らしい。
 「喝采(1954)」は、落ちぶれていく男とそれを支える女という結構似た作品だ。
 グレイス・ケリーが主演の為か、日本では「喝采(1954)」はかなり知られていて評価も高い感じだ。
 ビング・クロスビーの役柄に挑戦したということも評価されていると思う。
 しかし、個人的にはこちらの方を評価したい。
 IMDbでは、7.3と7.4でこちらが低いとは言え、ほぼ同等の評価だ。

 オリビエの時々見せる空虚な目をした演技は、なかなかすごい。
 左右の目も違い方向を向いているようで簡単に出来るようには思えない。
 貧民の為の寝床から朝7時に追い出された時、キャリー(ジェニファー・ジョーンズ)が去った後に残した唯一の物(髪留め?)を大事そうに包んでしまう所は、実際ホームレスなどがやっていそうでハッとさせられるリアルな演技だった。
 ラストの演技も演出もさすがだ。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2011-07-14 12:09:04
観たが、中盤で彼が無一文になった所から見応えが増した。でもかなり辛い展開だけどね。
投稿者:クリモフ投稿日:2011-05-12 18:17:11
まぁ、言ってしまえば不倫もののメロドラマ。格調高く撮っていますが、結局のところ男って馬鹿だなぁ、で済んでしまう話でありました。
あとキャリーの手のひらを都合のいいように返すキャラクタに違和感があり、終盤シラけモードに。男の自分から見ても、男の思い描く女という感じで、どうも納得できませんでした。ジョージの成れの果てのみすぼらしさがハイライトようですが、自分には普通に「ローレンス・オリビエはいつでもかっこいいなぁ」と思ってしまったため、ラストもダンディズムをひけらかしているようで、いいとは思えませんでした。
ジェニファー・ジョーンズがいまいち魅力的じゃないのも乗りない原因かも。特にメロドラマ好きじゃない者には面白いとは思えない作品でした。
投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 11:29:53
演出:9
演技:10
脚本:10
音響:8
投稿者:Ikeda投稿日:2007-08-31 14:11:48
この原作はセオドラ・ドライサーの処女作で、キャリーの出世物語のようですが、この映画ではむしろジョージを演じるローレンス・オリヴィエをフィーチュアーした作りになっています。それだけに彼の演技が重要ですが、流石に名優だけあって、キャリーを熱愛したために、すべてを投げうって落ちぶれていくけれどもプライドだけは捨てないという中年男を見事に演じています。キャリーを演じるジェニファー・ジョーンズには、多少不自然な演出にはなっていますが、かたくなな妻を演じるミリアム・ホプキンスと共に好演です。
因みにオリヴィエがジェニファーを「椿姫」(Camille)を見に連れて行くようになっていますが、ドライサーは1926年のアニタ・ルース主演の「Camille」に出演しています。この映画は短編で日本未輸入ですが、他に作家のシンクレア・ルイスやサマーセット・モーム、それにチャップリンまで出ているという珍しい作品なので一度見てみたいと思っています。
投稿者:ロビーJ投稿日:2007-03-24 11:28:08
ローレンス・オリヴィエとジェニファー・ジョーンズ共演の悲恋ラヴ・ストーリー。初めてこの映画を見た時、ローレンス・オリヴィエのあまりの洗練された姿に驚きました。そして相手のジェニファー・ジョーンズの美しいこと!1年に2、3度見てしまう映画です。白黒にもかかわらずあの映像の美しさは素晴らしいと思います。私はオリヴィエ主演作の中でもこの作品が一番好きです。最後のオリヴィエの姿は切なすぎて忘れられません!
投稿者:アリョーシャ投稿日:2002-10-20 22:38:43
ワイラーの作品としてはあまり評価されていない作品ですが、私にとっては、主演二人(ローレンス・オリヴィエ、ジェニファー・ジョーンズ)の好演とワイラーの重厚な演出によって、見応え十分でした。助演のエディ・アルバート、ミリアム・ホプキンスもいい味出しています。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 美術監督・装置賞(白黒)Hal Pereira美術
  Roland Anderson美術
  Emile Kuri装置
 □ 衣装デザイン賞(白黒)Edith Head 
□ 作品賞(総合) 
 □ 男優賞(国内)ローレンス・オリヴィエ 
【ソフト】
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