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からみ合い(1962)

メディア映画
上映時間108分
製作国日本
公開情報劇場公開(松竹)
初公開年月1962/02/17
ジャンルドラマ
あの頃映画松竹DVDコレクション からみ合い
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 2,764
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
217 8.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2015-06-03 19:35:54
【ネタバレ注意】

<あらすじ>東都精工の社長河原専造(山村聰)の末期の胃がんが判明した。余命数ヶ月と知った河原は、三億円に上る資産を、三人の隠し子を捜し出した上で相続割合を決めるという。若い妻里枝(渡辺美佐子)、秘書課長の藤井純一(千秋実)、顧問弁護士の吉田禎蔵(宮口精二)、古川菊夫(仲代達矢)、そして現秘書の宮川やす子(岸恵子)が隠し子の探索に乗り出すが、そこには激しい欲望が渦巻いていた。古川はヌードモデルをしている神尾マリ(芳村真理)を抱き込み、藤井は里枝との間の娘を河原の子として連れてくる。やす子はチンピラになった成宗定夫(川津祐介)を捜し出したが、ある晩やす子は河原に関係を迫られてしまう…。

映画監督としてピークにあった頃の小林正樹作品。
明らかにフィルム・ノワールを意識したスタイリッシュな映像構成だけでも一見の価値あり。冒頭の逆光でビルを背にした岸恵子(当時29歳)のあおりのカットから、すっかり魅せられてしまった。
1961年の都会の雑踏をバックに流れ始める武満徹によるジャズが、これまたカッコいい。
登場する人物はどいつもこいつも色と欲に溺れたどうしようもない連中ばかり。
山村聰(当時51歳)演じる河原社長は、あちこちで子供を産ませた好色男だし、妻里枝は過去に秘書課長の藤井との間で子供をもうけたことがあり、その子を死んだ隠し子の代わりとして戸籍を改竄してまで連れてくる。
宮口精二の弁護士吉田(当時48歳)は、隠し子に遺そうとしている遺産で財団法人を作らせ、ちゃっかり幹部になろうと狙っているし、古川(仲代達矢当時29歳)は、マリ(芳村真理当時26歳)と共謀して彼女と金を山分けにしようと目論む。マリはそのために河原の実娘である姉の真弓(川口敦子当時28歳)を自殺に見せかけて殺す。そして岸恵子演じる秘書やす子は、最後に河原の子が出来たと嘘をつき、まんまと遺産をすべて手にするのだ…。

いわゆるピカレスクロマンとして描かれた本作は、どろどろとした色と欲を扱っていながら、どこか乾いている。
河原の自宅の、熱帯魚の水槽を間に置いて左右対称になっているやたら広い応接間や、屋敷内(!)の中2階のバー(?)や、とにかく豪奢なセットのなかで悪事を企む登場人物たちがそれぞれ存在感がある。
乾いた、といえば、岸恵子のモノローグもどこか乾いて感情が一切排除されていて、1961年当時の都会の人間関係の希薄な空気が象徴されているように感じた。
しかし、みなあちこちに子供を作りすぎ(笑)。

当時まだ無名だった役者が端役で大勢出ているのも楽しい。海辺で川津祐介と一緒につるんでいる愚連隊のひとりはまだ髪がふさふさの蜷川幸雄(当時26歳)だし、川津祐介がバーで喧嘩する男は田中邦衛(当時29歳)。海辺で岸恵子に声をかける刑事は佐藤慶(当時33歳)で、ラスト近くで岸恵子とベッドで語る男は平幹二朗(当時28歳)。
もちろん物語として雑なところはあるのだが、武満徹のジャズを背景に映し出されるスタイリッシュなカットや、そこから浮かび上がる欲と色に溺れた人間たちが作り出す退廃的な空気が何とも魅力的に感じた。
もっと評価されていいのではないかと個人的には思う。

投稿者:堕落者投稿日:2004-04-18 19:23:57
莫大な遺産を巡り,その財産を狙う者たちのそれぞれの策略と文字通りのからみ合いが繰り広げられる。なかなか面白いが,余りにも図式的過ぎるのが難点だろう。人間の善と悪の二面性を振り下げる事にはやはり脚本は橋本忍と組むべきである。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 国連賞 
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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