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江分利満氏の優雅な生活(1963)

メディア映画
上映時間102分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝)
初公開年月1963/11/16
ジャンルドラマ/コメディ

【クレジット】
監督:岡本喜八
製作:藤本真澄
金子正且
原作:山口瞳
脚本:井手俊郎
アニメデザイン:柳原良平
撮影:村井博
美術:浜上兵衛
編集:黒岩義民
音楽:佐藤勝
出演:小林桂樹江分利満(サントリー社員)
新珠三千代夏子
矢内茂庄助
東野英治郎明治
英百合子みよ
横山道代矢口純子
中丸忠雄佐久間正一
ジェリー伊藤ピート
松村達雄赤羽常務(サントリー重役)
南弘子坂本和子(サントリー社員)
桜井浩子泉俊子(サントリー社員)
八代美紀柴田ルミ子(サントリー社員)
二瓶正也田代(サントリー社員)
小川安三小宮(サントリー社員)
西条康彦
天本英世柳原(サントリー社員)
江原達怡辺根(サントリー社員)
田村奈巳ミチ子(その妻)
草川直也マスター
河美智子トンちゃん
森今日子トシコ
北あけみヨシ江
柳川慶子寛子
塩沢ときナポリの女
砂塚秀夫香具師
堤康久小野田医師
長谷川弘松本上等兵
平田昭彦江分利の兄
太刀川寛江分利の弟
芝木優子その妻
沢村いき雄会葬者
紅美恵子看護婦
【解説】
 直木賞を受賞した山口瞳の同名小説を、井手俊郎が脚色し岡本喜八が監督。アニメや特撮などの映像表現を盛り込みながら、高度成長期の世相と戦中派サラリーマンのボヤキを映像化している。
 何をやっても面白くない。退屈な日々を過ごす洋酒メーカー勤務のサラリーマン江分利満は、酒の席で編集者と意気投合し、雑誌に小説を書くことになった。編集者は彼のくだ巻きの見事さに感心したのだった。満は自分の人生を振り返り、自分をモデルとした小説を書いて雑誌に発表。「江分利満氏の優雅な生活」と題された作品は評判を呼び、ついには直木賞を受賞。祝いの席上で、満はまたまたくだを巻いてしまう。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
215 7.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:イエガー投稿日:2016-05-03 20:24:45
凄く面白い作り方だね。嫌いじゃないけど、後半の直木賞をとったあとから、失速したかな・・・主人公の語りが訳がわからなくなってきた(笑)。 でも、何度が見直したくなる映画だな。川島雄三が監督したらどんなになったんだろ?
投稿者:カール犬投稿日:2012-08-24 04:16:53
戦後の高度経済成長期、
大手酒造メーカーのサラリーマンとエッセイ作家稼業の二足わらじで
日々働く江分利満氏。

夜は飲み歩き、編集者や会社の部下にクダ巻く
ヘビースモーカー作家の日常の愚痴と私憤がコミカルに構成されている。

映像やカット割りは実験的で、
いま見ても別段映画としての古くささはないと思う。

どうしても(自分的には)生真面目オーラが抜けない小林桂樹が
このウィットに富んで洒落た酒飲み作家に適役かどうかはともかく、
飄々とした奥さん役の新珠三千代はピッタンコだったと思う。
投稿者:nabeさん投稿日:2011-02-24 23:45:25
サントリーの宣伝部員だった作家、山口瞳の直木賞受賞作の映画化である。
高度成長の昭和30年代。戦争は終わったが、サラリーマンは企業戦士として働き、日本を経済大国にのし上げていく。貸本屋、舗装のされていない道路、白黒テレビ、テラスハウス、電気冷蔵庫・・・と、モノクロの画面に映し出される昭和は、まるで戦争映画の背景のようにシュールである。その中でもがき苦しむ主人公を、岡本喜八監督はまさに苦悩する戦士として描いていて、とても哀しい。
自虐的な題名はもはや古典だが、そのアイロニーさを演じるには小林桂樹ではいささか不器用だったかもしれない。しかしその不器用さが、かえってリアルでありとても懐かしいのである。
投稿者:こじか投稿日:2010-07-25 23:32:32
喜八×桂樹! 素晴らしいの一言。満点すれすれ9点。
喜八・黒澤・今平の布陣で攻めれば、邦画も世界最強なのでは。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2010-01-15 21:46:49
34歳では製作当時の昭和の総括という作品の意図は解っても、共感とか感動までは行かなかった。物価の説明や小林桂樹の台詞の一つ一つは年配の人に取っては肯いたり感涙ものかもしれないが、本作で描かれる昭和は私には遠い。だって63年も続けば世代の断絶が幾つも生まれるって。星一つ半。
投稿者:半熟卵投稿日:2010-01-01 02:13:24
小林桂樹
投稿者:ひつじめえめえ投稿日:2008-05-16 12:19:40
半分実話。じっさいの山口瞳はもっとダンディだったみたいね。開高健じゃあ、こういう映画は撮れないか。奥さんかわいいね。
投稿者:真壁 六郎太投稿日:2008-03-10 13:36:40
山本周五郎絶賛の原作、斬新な手法、さすが岡本監督。言うことは何もありません。息子がふすまを破る場面ではちょっと泣いてしまいました。昭和を知らない人にはわからないでしょう。
投稿者:映画元気投稿日:2008-02-11 11:07:10
<元気コメント>
 この生活をこわさせやしない。
 サラリーマンだって、一生懸命生きているのです。 http://eigadegenki.cocolog-nifty.com/
投稿者:黒美君彦投稿日:2005-06-04 22:52:17
山口瞳の同名小説の映画化。主人公の江分利満に小林桂樹が演じているのだが、1960年前後のサラリーマン達の生態が生き生きと描かれて面白い。
江分利は大正15年生れのいわゆる戦中派。この映画が公開された頃は38歳くらい、ということになるか。堂々たる中年男なのだが、彼は今だに青春期を過ごした戦争の呪縛から自由になりきれていない。ところが世間はすっかり高度経済成長の波に乗り、江分利は取り残されたままなのだ。
そんな江分利が酒を飲んではくだを巻いていたら、ひょんなきっかけで小説を書くことになり、ついには直木賞まで獲得してしまい、周囲からも祝福されるのだが、やっぱりどこか取り残された感が漂う主人公。
戦争成金だったわがままな父親(東野英治郎)や母親(英百合子)、献身的な美しい妻(新珠三千代)もそれぞれいい。
岡本喜八の演出はコメディでありながらどこか辛辣で、叙情性すら感じる場面がある。その一方でアニメや妙な特撮?を用いたりと、かなり実験的。
そうか・・・と思った。『下妻物語』(04年・中島哲也監督)などの映像表現を岡本喜八はこの頃すでに先駆けていたのだ。そんな中で岡本監督の視線は江分利と重なったかと思うと、ふっと突き放したりもする。その距離感が何とも心地よい。
投稿者:ASH投稿日:2003-07-10 22:30:21
【ネタバレ注意】

 今から40年前の、その当時のサラリーマン生活の描写が非常に興味深かった。僕も同じく才能のないサラリーマンなので、妙に共感出来ちゃうところが痛し痒し。邦画でこういうスタイルを取った映画も、当時としては斬新だったのかね?

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