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関の彌太ッぺ(1963)

メディア映画
上映時間89分
製作国日本
公開情報劇場公開(東映)
初公開年月1963/11/20
ジャンル時代劇
関の彌太ッペ [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 3,024
USED価格:¥ 2,286
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【クレジット】
監督:山下耕作
企画:小川貴也
翁長孝雄
原作:長谷川伸
脚本:成沢昌茂
撮影:古谷伸
美術:桂長四郎
編集:宮本信太郎
音楽:木下忠司
擬斗:足立伶二郎
助監督:鈴木則文
中島貞夫
牧口雄二
出演:中村錦之助関の弥太郎
木村功箱田の森介
十朱幸代お小夜
上木三津子お小夜の子供時代
大坂志郎堺の和吉
夏川静江沢井屋お金
武内亨銀太郎
鳳八千代おすみ
遠藤辰雄吾作
月形龍之介田毎の才兵衛
岩崎加根子お由良
安部徹飯岡の助五郎
澤村宗之助神楽獅子の大八
阿波地大輔小神楽の大七
中村時之介三崎の辰五郎
砂塚秀夫平木の豆鉄
遠山金次郎八木村の又吉
近江雄二郎高浜の源次
堀正夫笹川の繁蔵
藤川弘清滝の佐吉
浜田伸一外川の半コ
村井京二郎夏目の新助
青柳龍太郎勢力の留五郎
坂本武桂川の茶店の爺
森美千代もよ
水野浩和尚
松本すみ江多摩屋の遊女
井瀬昌枝多摩屋の遊女
芝崎みやこ多摩屋の遊女
中村錦司多摩屋の妓夫
牧淳子大網楼の女中
利根川弘大網楼番頭
片岡半蔵たぬきの親爺
【解説】
 長谷川伸の同名人気小説を「虹をつかむ踊子」の成沢昌茂が脚色し「宮本武蔵 二刀流開眼」の山下耕作が監督した股旅もの。中村錦之助が情に厚くストイックな主人公を熱演している。
 やくざ者の関の彌太ッぺは、十年前に両親と死に別れ、幼い妹お糸とは生き別れになっていた。当時八つだった妹を捜す旅を続ける彌太ッぺは、旅の途中でお糸にそっくりなお小夜という娘と出会う。お小夜の父の和吉は盗人で、彌太ッぺがお糸のために持っていた五十両を盗み出してしまう。彌太ッぺは和吉を追い詰めるが、箱田の森介という男に斬られた和吉は、お小夜を旅籠の沢井屋に届けてほしいと頼み息を引き取った。沢井屋の女将は見知らぬ娘の引き取りを拒否するが、彌太ッぺの熱意に打たれて受け入れることにする。十年後、妹が病死していたことを知った彌太ッぺは、殺し屋稼業で金を稼ぐすさんだ生活を送っていた。そして彼は、美しく成長したお小夜と再会するのだったが…。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:呑気呆亭投稿日:2014-01-02 13:19:23
子供時代のお小夜を演じた上木三津子の素朴さと健気さがなかったら、これほどに名作として語り継がれる映画にはならなかっただろう。そのお小夜が父と母を偲んで街頭に佇んで唄う♪廻りの廻りの小仏は、何故せいが低いなあ、親の日にととたべて、それでせいが低いな♪の歌は涙なしに聴くことが出来ない。この歌の挿入は演出の山下と音楽の木下の手柄だったのかと思って調べてみたら、長谷川伸さんの原作にしっかり載っていた。それにしてもこれは名場面である。もう一つの名場面は彌太郎が宿場女郎の岩崎加根子から妹の消息を聞くシ−ンである。演出の山下とキャメラの古谷は暗い画面左隅に背を丸めて炬燵にもぐる彌太郎と、妹の死を告げたことで悲嘆に暮れる彌太郎を見て困惑する女郎の姿を浮かび上がらせる。キャメラはその二人の息遣いに合わせるように少しずつ少しずつ寄って行くのだが、彌太郎の悲しみと女郎の優しさがそのキャメラの移動とともに胸に迫ってきて、これまた涙なしには見ていられない名場面であります。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-05-12 15:22:24
ストイックな中村錦之助。血迷う木村功。京都大学法学部卒の山下耕作監督出世作。赤い彼岸花が弥太と任侠時代劇の運命を象徴しています。
投稿者:神慮論投稿日:2006-03-28 19:05:55
万歳。ソフォクレス将軍!
ローアングルのラストに、哀切がにじむ。
投稿者:黒美君彦投稿日:2005-12-19 13:00:37
【ネタバレ注意】

常陸の国は関本の彌太郎こと彌太ッぺ(中村錦之助)は、人情に厚い渡世人。十年前にはぐれた当時八つの妹お糸を探す旅の途中、甲州街道吉野の宿で、川に落ちた幼いお小夜を助け上げる。
ところがお小夜の父和吉(大坂志郎)はわけありの盗人で、彌太郎の金50両を奪って逃げる。
和吉は追って来た箱田の森介(木村功)に切られ、彌太郎にお小夜を旅篭“沢井屋"に届けるよう頼んで息を引き取る。彌太郎は沢井屋にお小夜を預け、十年が経った…。

原作・長谷川伸の人情ものなのだが、これが実に良かった。
情に厚いヤクザ者を演じさせたら右に出る者のない中村錦之助がとにかくいい。
お小夜を沢井屋に送り届け、金を託した後「お星様になったようないい心持ちだ」と、さっぱりした表情で去っていく彌太ッぺ。
しかし妹のお糸が、1年前に死んでいたことを女郎から教えられ、思わず泣き伏す。
このシーンは3分余りの長回しで、それまでとは調子が異なる。その後の卒塔婆の前でのひとり語り(ここも1分余りの独白)といい、語りで想像させる演出はお見事。
十年の歳月を経て荒んだ助っ人稼業を続けた彌太ッぺを、雨の竹林での斬り合いで登場させるとはこれまたニクい演出。ここで森介(木村功)と再会するのだが、なかなか迫力あるシーンだ。
その後のお小夜をめぐる森介の悪行は、確かに唐突感がある。成長したお小夜(十朱幸代)がそれほどの美女に見えないからか(苦笑)。

「この娑婆にゃあ、悲しいこと辛えことがたくさんある。だが、忘れるこった。忘れて日が暮れりゃあ明日になる…ああ、明日も天気か…」
有名なラストの台詞の名調子。はっとしたお小夜の表情。むくげの花がきれいなんだな、これが。
そして仇討ちで待ち受ける二本松に向かう彌太ッペ。約束の時刻を告げる暮れ六つの鐘が鳴る中小さくなっていく彌太ッペの後姿。ポーンと投げ捨てられる三度笠。
なんともいいのだ、この作品。リリシズムと優しさに満ちた人情劇。木下忠司の音楽もいいし、少女が口ずさむ唄も切ない。
典型的な人情ものなのだが、こういうのがいいと思ってしまうのも齢のせいか?(笑) しかし、数多あるこうした作品の中でも、この作品は群を抜いていると思う。うーん。いいなあ(…余韻)。

投稿者:黒津 明二郎投稿日:2005-10-30 17:11:37
「沓掛時次郎」で有名な長谷川伸原作の人情物時代劇。
中村のワンマンショーといった感じだけど、山下の好演出によりなかなかの見応えである。感傷的になりすぎないよう配慮しているのがいい。
とはいえ、今から見れば少々古臭さも感じてしまうのは致し方ない所。
演技陣は中村はやっぱり貫禄があると思う。木村も悪くないが「七人の侍」のファンからすれば微妙かも。十朱は個人的にあんまりいいと思わないんで保留。
投稿者:篭瀬山投稿日:2002-10-06 08:57:58
股旅物、と言うらしいが、昔の人情モノには、情を絞り取るための余計な寄り道が多い気がして、いまの観客からするとそこらへんがまどろっこしい。さはさりながら、情に触れる部分は触れるのであって、個人的には、徐々に盛り上げて演出する“泣かせ”のシーンよりも、突然グラリと傾く感情のほうに揺さぶられるものがあった。

ところでこれが例の、(七人の侍の一人だった)加東大介著『南の島に雪が降る』(←漫画家・小林よしのりの祖父も登場する)にあった『関の弥太ッペ』なんですね。箱田の森介(木村功)と弥太ッペの決闘シーンに雨も雪も降っていませんでしたが、日本人の共有体験にしておきたい物語スね。6
【ソフト】
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