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宮本武蔵 一乗寺の決斗(1964)

メディア映画
上映時間128分
製作国日本
初公開年月1964/01/01
ジャンル時代劇
宮本武蔵 一乗寺の決斗 [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 2,724
USED価格:¥ 2,100
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【クレジット】
監督:内田吐夢
製作:大川博
企画:辻野公博
小川貴也
翁長孝雄
原作:吉川英治
脚本:鈴木尚也
内田吐夢
撮影:吉田貞次
美術:鈴木孝俊
編集:宮本信太郎
音楽:小杉太一郎
助監督:鎌田房夫
篠塚正秀
野波静雄
菅孝之
出演:中村錦之助宮本武蔵
入江若葉お通
木村功本位田又八
浪花千栄子お杉
竹内満城太郎
丘さとみ朱実
江原真二郎吉岡清十郎
平幹二朗吉岡伝七郎
河原崎長一郎林吉次郎
香川良介植田良平
佐藤慶太田黒兵衛
鈴木金哉御池十郎左衛門
国一太郎横山勘助
水野浩南保余一兵衛
山形勲壬生源左衛門
松浦築枝同妻
西本雄司壬生源次郎
花沢徳衛青木丹左衛門
谷啓赤壁八十馬
千田是也本阿弥光悦
東山千栄子妙秀
東野英治郎灰屋紹由
徳大寺伸烏丸光広
林彰太郎花山院忠長
那須伸太郎徳大寺実久
霧島八千代墨菊太夫
暁冴子小菩薩太夫
八坂京子唐琴太夫
藤代桂子引船
小野恵子りん弥
岩崎加根子吉野太夫
団徳麿民八
織田政雄木賃宿の親爺
中村錦司吉岡の高弟
高倉健佐々木小次郎
【解説】
 吉川英治の同名長編小説を、鈴木尚也と内田吐夢が脚色し、内田が監督した大型時代劇。中村錦之助主演によるシリーズ五部作の第四部で、吉岡清十郎の失踪から一乗寺での血みどろの決闘までが描かれる。
 般若坂で宮本武蔵に左肩を砕かれた吉岡清十郎は、弟の伝七郎に家督を譲り失踪。伝七郎は門弟たちに武蔵の居所を探るよう指示を出す。本阿弥光悦に誘われ遊郭へ向かう途中、武蔵は伝七郎からの果たし状を受け取った。吉野太夫を招き入れた宴席を抜け出した武蔵は、雪の三十三間堂で伝七郎をなぎ倒し、そのまま遊郭に戻っていった。翌朝、吉岡一門に取り囲まれた武蔵のもとに佐々木小次郎が現れ、明後日の朝に決闘することを提案する。そして決闘当日、敵の数は七十を超えていたが、こちらは武蔵ただ一人のみ。果たして武蔵に勝機はあるのか。
<allcinema>
【関連作品】
宮本武蔵(1961)シリーズ第1作
宮本武蔵 般若坂の決斗(1962)シリーズ第2作
宮本武蔵 二刀流開眼(1963)シリーズ第3作
宮本武蔵 一乗寺の決斗(1964)シリーズ第4作
宮本武蔵 巌流島の決斗(1965)シリーズ第5作
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
545 9.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:呑気呆亭投稿日:2013-09-22 13:16:12
この第四部の見どころは三つの音である。第三部の終わりに近くその姿を現わした虚無僧は、かつてたけぞうを追い回した青木丹左衛門(花沢徳衛)であった。この青木丹左が寺の縁先に座って吹く尺八の音が喨喨と鳴る。そこには主家をしくじり家族も捨てて虚無僧に身を落とした青木丹左の六年の歳月と、辛苦を独り越えてきたある境地さえ感じられるのだった。小次郎の元から逃げてきた朱美を床下にかくまって、青木丹左は坦々と尺八を鳴らす。その喨喨たる音色はさすがの小次郎にも破調を感じさせず、床下にひそむ朱美と又八を無事隠しおおせたのだった。
二つ目の音色は、吉野太夫(岩崎加根子)の弾く琵琶の音である。本阿弥光悦に招かれた宴席から密かに抜けて、三十三間堂での吉岡伝七郎との対決を制し、何ごともなかったかのように戻ってきた武蔵を、吉野は茶室に招じる。灰屋紹由・本阿弥光悦・烏丸光弘・花山院忠長の居並ぶ末席に座した武蔵の右袖に赤い染みを認めた吉野はそっと寄って懐紙でそれを拭う。“血ではないか?”“いえ、牡丹のひとひら”と答えた吉野は灰屋紹由(東野英治郎)の求めに応じて手元の琵琶を奏で始める。その音色が粋人たちのそれぞれに波紋を生じさせて行くにもかかわらず、一見平静に端座するかと見える武蔵に何の感興も起こさせていないことに吉野は気付く。平静をよそおう武蔵ではあったが、実はこの場に列しながら「心此処に在らず」であることを吉野は見たのである。吉岡の門弟たちの待ち伏せから守るために一人茶室に引き留めた武蔵に、吉野は琵琶の胴を断ち割って音色の微妙が何に依って生じるかを諄々と説くのだった。
三つ目の音色は、一乗寺への道を行く武蔵を待ち受けたお通の奏でる笛の音である。その音は故郷の山で孤絶の耳に聞いた音、柳生の里で門弟たちに囲まれた必死の場で聞いた音、この笛の音こそ時により折にふれ聴いてきた懐かしい音であった。その音が決死の場に赴く武蔵の足を止めさせ、そして、さすがの武蔵をして遂にお通を“心の妻”と呼ばさせてしまったのだった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:verkhovensky投稿日:2009-12-02 20:43:10
【ネタバレ注意】

内田監督は、第二部で武蔵が借りる宿の女主人の謡やら、この第四部の光悦村の風景を始め、「和」を精細に描写するのが特徴です。「飢餓海峡」でも藤田進の刑事課長だつたかが、捜査会議で茶を点てたり、娼婦が亀戸天神から持ち帰つた鷽替への鷽に恩人との再会を祈つたりなど、伝統文化から隔たつた私なんぞの、好奇心をくすぐるやうな場面が多いのであります。

この第四部のクライマックスである1対72の無茶な決闘の武蔵の勝利が、いかに合理的な戦術によるものであつたかを、映画は苦心して描いてをります。雑魚相手に力を消耗した後で決戦を挑むのを避け、背後から本陣をただちに衝き、総大将である少年を真つ先に刺殺し、周りを警護する腕自慢の八剣士も斬り伏せ、あとはひたすら逃げていきます。そして逃げ道が畦道だつたおかげで、囲まれずにすんだといふわけでせう。なるほどと思ふのですが、これは原作がさうなつてゐるのでせうか。
カラーがここだけモノクロに変はるのも趣向ですが、決闘が始まるまでの気の持たせ方、即席の地図を挟んで鉢巻を締め(道筋と相手の配置を忘れまいといふおまじなひでせう。これなども粋な「和」の描写です)たすきをかける決然たる所作、いよいよ斜面を駆け下りるショットなどがたいへん優れてをります。もう少し斬り合ひが生々しく見えると、と思ふのですが、この時代だから仕方ありますまい。

ただ、段々武蔵が剣に疑念を抱くやうになつてくるところは、いかにも不調和です。この映画の魅力は、まさに人殺しとしての武蔵に多くを負つてゐるのではありませんか。、

よく出来てゐるのは一部、二部、四部です。

ユーチューブにNHKとおぼしき、一乗寺の決闘のテレビ映像が投稿されてゐたのを見ました。84年で、役所広司が武蔵を演じてゐます。ああ......武蔵は足を止めてはいけないんですよ。囲まれたら一巻の終はりなんだから。さういふところをもつと考へてほしいですねえ。

投稿者:QUNIO投稿日:2009-05-28 11:51:57
東映のチャンバラ映画の中ではこのシリーズが屈指の出来。後半の武蔵によるリアル殺戮シーンは今見ても怖い。セットがあからさまにハリボテなのは仕方ないにしても・・・・。あと高倉健の佐々木小次郎役はちょっと無理ありすぎ。コスプレ大会としか思えない。黒澤明の時代劇と比べるとやはりチープで古臭さを感じてしまう。
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2009-05-05 16:19:53
序盤こそ多少もたつくものの、雪降る中の風流な芸者遊びシークエンスに壮絶な泥まみれの決闘シーンなどなど要所を押さえて、まずは抜かりの無い第四弾。
武士としての倫理観にゆれる武蔵の苦悩がよく描かれていると思う。
演技陣。平の白目剥いた熱演と山形の渋い演技が良かった。
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2009-04-26 15:51:05
5部作で制作された「宮本武蔵」。
その4作目にあたる「宮本武蔵 一乗寺の決斗」はその中でも私が最も好きなものである。

内田監督の映像美が相変わらず素晴らしいのだが、
今回は決闘の激しさとその美しさの両方が際立って強烈な印象を残す。

吉岡の弟と手下2人を殺す緊迫した場面、
そのあと女が琵琶の音色から武蔵に語りかける印象的なシーン。
次には幻想的な小道でのお通との再会があり(ついに気持ちを通わす2人)、
そしていよいよ繰り広げられる一乗寺の決斗はそれまでと打って変って
セピア調の画面で泥まみれの壮絶な戦いが描かれる。
次にカラーに戻った場面では血のように真っ赤な植物の上に横たわる武蔵。
そのまま今度は緑溢れる美しい寺でのシーンに移り、
なんとも言えない余韻を引きずったまま映画は終わりをとげる。

この4作目の面白さと比べると次の5作目はなんだかオマケのよう。
それが悲しい限りだ。
投稿者:映画元気投稿日:2008-09-12 08:59:11
<元気コメント>
 一条下り松へ向かって、体ごと逆落としにかける剣さばきは、目標はそれしかないと決断した時の人間の凄みを感じさせてくれる。
http://eigadegenki.cocolog-nifty.com/1/2006/12/post_6251.html
投稿者:さち投稿日:2007-08-26 23:36:11
面白い
投稿者:マジャール投稿日:2006-12-29 22:18:57
錦之助<武蔵>が、吉岡一門と壮絶な死闘を繰り広げる、シリーズ第4作!全五部作中、最も殺気と気迫に満ちていて、凄絶な作品だが、そのなかでも岩崎加根子演ずる吉野太夫の美しさが、光る。
投稿者:ロスマク投稿日:2003-07-17 14:40:01
血みどろの決斗シーンをモノクロ映像で処理。カラーに戻った次シーンでは、血のように真っ赤な植物の上で死んだように眠る武蔵にドキリ。
【ソフト】
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