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日本侠客伝(1964)

メディア映画
上映時間98分
製作国日本
公開情報劇場公開(東映)
初公開年月1964/08/13
ジャンルドラマ/任侠・ヤクザ
映倫G
日本侠客伝 [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 2,200
USED価格:¥ 1,980
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【解説】
 後に「仁義なき戦い」を手がける笠原和夫と「博徒」の村尾昭によるオリジナル脚本をもとに「次郎長三国志」のマキノ雅弘が監督した任侠もの。高倉健と中村錦之助との共演が人気を呼んだ本作はシリーズ化され全十一本が製作された。
 深川で運送業を営む木場政組は、ライバルである沖山運送の妨害工作に悩まされていた。争いを好まぬ木場政が病死したことから、沖山運送はますます勢力を伸ばしていく。除隊し組に帰ってきた辰巳の長吉は、組が小さくなっていくことに心を痛める。木場政の子分である赤電車の鉄が、沖山兄弟の手により殺害される事件が発生するが、沖山はすでに警察署長や代議士を抱えていた。木場政に恩義のある客分の清治は、日に日にエスカレートする沖山運送の営業妨害を許すことができず、一人で沖山組に殴り込みをかけるが、逆に返り討ちに遭ってしまう。
<allcinema>
【関連作品】
日本侠客伝(1964)シリーズ第1作
日本侠客伝 雷門の決斗(1966)シリーズ第5作
日本侠客伝 関東篇(1965)シリーズ第3作
日本侠客伝 斬り込み(1967)シリーズ第7作
日本侠客伝 白刃の盃(1967)シリーズ第6作
日本侠客伝 絶縁状(1968)シリーズ第8作
日本侠客伝 刃(ドス)(1971)シリーズ第11作
日本侠客伝 浪花篇(1965)シリーズ第2作
日本侠客伝 昇り龍(1970)シリーズ第10作
日本侠客伝 花と龍(1969)シリーズ第9作
日本侠客伝 血斗神田祭り(1966)シリーズ第4作
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
541 8.20
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2015-11-04 15:50:01
【ネタバレ注意】

いうまでもなく高倉健をスターダムに押し上げた任侠路線の先駆けとなった作品。
前年に公開された沢島忠監督『人生劇場 飛車角』という傑作を受け、「飛車角」では脇役に過ぎなかった高倉健が、スケジュール的に主役を渡さざるを得なくなった中村錦之助に代わって抜擢されたのだが、その意味ではこの作品がターニングポイントと評されるのも頷ける。
深川で荷役を担ってきた木場政一家に対して、新興の沖山運送があくどい手を使ってシェアを拡大する。
義理人情に頼って争うのはもう古いんじゃないか、と意外にも冷静に語るのが小頭辰巳の長吉(高倉)だったりするのが面白い。
とはいえ、お調子者の赤電車の鉄(長門裕之)が、粂次(南田洋子…実生活ではもう夫婦だったけど)に惚れたと言われて上機嫌で帰る途中、沖山の連中に刺されてしまった落とし前はつけないでいいのか?…と思ったら木場政に助けられた清治(中村錦之助)が沖山運送に単身乗り込み、玉砕。その前に駆け落ち相手のお咲(三田佳子・当時22歳)が全てを察した上で何も語らず酒を注ぐ。ああ、こんな女房がいてくれたら…と当時の男どもが思ったかどうかはともかく(笑)。
少々年齢が離れてはいるが、長吉を慕うおふみはデビュー間もない18歳の藤純子(現富司純子)。三田佳子とは異なる無邪気さが魅力的。
その他若き熱血の松方弘樹(当時21歳)や津川雅彦(23歳)らも出演している。

物語はきわめて単純だが、明朗快活な時代劇に代わり登場した任侠ものは、ヤクザの出入りというわかりやすいクライマックスを伴う分、鬱屈した時代の受け皿としてこの後大きく展開していく。
この作品の公開が東京オリンピック開会2か月前だった、というのも、華々しいイベントの裏側にある情念を求める心性があったのかもしれない。深読みし過ぎかも知れないけど。

投稿者:呑気呆亭投稿日:2014-02-14 21:17:16
マキノ雅弘の語るところによれば、この映画は当初中村錦之助主演で企画されたらしいが、彼のスケジュ−ルが空かないので当時錦之助が目を掛けていた高倉健を主演に据えたのだという。それまでどっち付かずの役柄を演じてぱっとしなかった高倉がマキノ雅弘という名伯楽によって化けたのがこの映画からだったようだ。確かにこの作品の高倉の演技には変に頬を歪めたりするぎこちなさが目立っているが、それを突き抜けるキャラクタ−の誕生を我々はここに見ることが出来る。錦之助、裕次郎に続く第三の戦後ス−パ−・スタ−の登場である。彼ら三人こそが戦前の大スタ−たちに代って戦後という新時代を背負って、それぞれがその身体性とエロキュ−ションによって、三者三様にキャラクタ−の異なる典型を映画史に刻んだのであった。
映画的にはラストの祭りの賑わいを利用した殴り込みのシ−ンが、マキノらしく洒落た演出であることが嬉しかった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:西門投稿日:2011-12-16 21:09:37
前年の1963年製作公開の『人生劇場飛車角』が東映任侠映画の嚆矢とされている。

マキノ雅広にとっては鶴田浩二による次郎長三国志第三部に次ぐ作品で任侠路線としては初の作品。

その後のマキノ任侠映画の要素のすべてが網羅されている、いわば原型とも言える作品。
この後、日本侠客伝シリーズと昭和残侠伝シリーズでマキノがいかにそのモチーフを進化させて行ったかを理解するには不可欠な作品で必見。

男優の帯の締め方の違いなど実に細かい所に演出がされている。



確かに錦之助には違和感を感じる。田村高広の起用にも首を傾げざるを得ないところはある。

東映時代劇から任侠路線へ、錦之助から高倉健への、橋渡し的な作品。

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2010-10-03 05:21:56
綿之助と健さんの見せ場の順番が看板スターのバトンタッチに見えて興味深かった。
投稿者:ブロッケン鈴木投稿日:2007-02-14 08:28:57
 東京深川を舞台に新旧ヤクザが対立する。11本物シリーズの第一作目。
 主人公が相手ヤクザへなぐり込みをかけるクライマックス。
 この手の任侠映画は、やはりカタルシスを味わえる。
投稿者:GRIFFIN投稿日:2005-08-15 15:04:31
 富岡八幡宮の例祭は本日8月15日を中心に行われるけど、木場の由来である「木の場」らしさも、多少でていた。祭りも少し劇中に登場する。
 「角乗り」してくれってわけではないが、もう少し決闘場面などで、木場らしさを活かした演出があっても良かった。
 内容も及第点で健さんの活躍も今一歩。
 警官の服装や建物・イスなどに洋風が見て取れ、内容とのギャップが面白い。http://www.geocities.jp/griffin0623/
投稿者:篭瀬山投稿日:2004-02-01 20:17:21
基本的に似たようなお話である任侠物の中で、作られた順番からいうと初期の頃にあたるこの映画だが、自分はすでに2〜30本は見たあとなので、あの話はここから、この話はあそこへと原型を確認する楽しみはあるものの、新鮮味を感じないせいか映画としてはつまらなかった。…という大前提があるのだが、さらに言うなら、張り巡らされた伏線が、勝手に収束したり、そのまま途切れたりと、物語の主筋を前に進めることに寄与しないので、散漫に感じた。まだ高倉健が主役として一本立ちしてない頃で、”セミ・オールスター”のそれぞれに独立した見せ場を作ってやる必要があったせいもあろう。(この傾向は2作目『浪花篇』、3作目『関東篇』あたりまで続く) 物語の途中で単身殴り込んで消えて行く”客人”中村錦之助がイイ、という評判なのだが、私には、いつも憔悴しているように見え、どこから気骨が生まれてくるのかちっともわからなかった。あと、これはこの映画に限った事ではないかもしれんが、悪モン側(沖山組。安部徹、天津敏ら)に充分合理的な正義があるので、悪の牙を剥く必要がないように見えるんだよね。4
【ソフト】
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