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にっぽん泥棒物語(1965)

メディア映画
上映時間117分
製作国日本
公開情報劇場公開(東映)
初公開年月1965/05/01
ジャンルコメディ
にっぽん泥棒物語 [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 3,024
USED価格:¥ 6,705
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【解説】
 山本薩夫監督による傑作喜劇。主人公の泥棒を演じた三國連太郎はこの映画で、キネマ旬報と毎日映画コンクールの主演男優賞を受賞した。綿密な調査と完璧な仕事ぶりで有名な土蔵破りの義助。彼はある夜、線路沿いの道で屈強な九人の男たちとすれ違う。その日の明け方に、杉山駅で列車の転覆事故が発生。無実の罪を着せられた共産党員の木村が逮捕されてしまう。義助は、自分が証言をすれば木村を助けることができるが、そうすることにより自分が泥棒であることがばれてしまうと、思い悩む。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
110 10.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:ルミちゃん投稿日:2017-03-24 01:06:01
【ネタバレ注意】

上野駅で、被告人と、その子供に会った時の出来事.
『どこで薬を塗ったの?』と、子供が聞いたら、彼は周りをはばかりながら小声で『刑務所』と答えたのだった.けれども子供は『おじさんも刑務所にいたの?』と、大きな声で言ったので、彼は思わずおろおろしかけたのだけど、この時彼は気がついたのであろう.
なぜ彼が小声で言ったかと言えば、刑務所に居たことを恥ずかしく思っているから他ならない.では、子供が大きな声で(普通の声で)刑務所と言えたかと考えれば、それは、父親が刑務所に居ることを恥ずかしいことと思っていないからであり、なぜ恥ずかしくないかと言えば、子供は父親を信じていたから、と言うことが出来る.
あの子は、父親が刑務所にいるために、学校でいじめられていたけれど、けれども、父親を信頼しているので、刑務所にいることを決して恥ずかしいこととは、思っていなかったのだった.
彼は考えたはず.この男の子と同じように、刑務所に居たことを恥じることなく話せるようにならなければならないのではないのか.自分も、自分の子供から信頼されるようにならなければならない.父親が刑務所にいたことが知れれば、子供は学校で虐められるかもしれないけれど、けれども、父親が刑務所に居たという事実を子供が知る事が、子供にとって恥ずべき事なのか.....

被告人の子供の場合は、父親が無実なので、子供は父親を信頼できたけれど、彼の場合は前科四犯なので信頼できない、このようにも思える.事実、妻もそう考えて、子供を連れて逃げ出してしまった.
けれども、裁判の席で、面白可笑しく犯罪の話をする夫を、妻は軽蔑の眼差しで見ていたが、裁判が進むに連れて、刑事が嘘つきで夫よりも悪いやつだと知ることになり、真実を話そうとしている夫が正しいことをしているのだと、理解することが出来たのだった.
無実なら信頼できるけど、前科者は信頼できない、子供から信頼されないと考えるのは、間違っていた.
人から信頼されるには嘘を言ってはならないのであり、つまりは法廷で真実を証言することは、被告人の無実を晴らし、子供の信頼に答えること、子供から信頼される事だったと言わなければならない.

投稿者:イエガー投稿日:2016-05-30 20:05:35
三国と伊藤雄之助が好演!方言全開でセリフがよくわからないとこもあるけど・・・これは面白い!社会派娯楽作といおうか。まず第一に面白い映画を作ろうという意識が好きだな。単なる左派の映画人じゃないんだね、山本薩夫という人は! 法廷シーンも良かった! 唯一残念なのは、ソフトの状態が良くなかったことかな。日本の映画産業って、ダメだよね。こういう過去の遺産はしっかりソフト化してほしいよ。黒澤とか、小津ばかりBD化しないで、それ以外の名匠にも光を!
投稿者:noir fleak投稿日:2015-04-11 22:27:47
文句なしの傑作だ。あのジャンバルジャンの話と戦後の大事件「松川事件」(映画の中では杉山事件)の顛末をくっつけたような脚本がすばらしい。三国にとっても「飢餓海峡」と並ぶ代表作だろう。また日本映画の中で、これほど見事な法廷シーンはあまりないと思う。とにかくもっと見られるべき名画だ。
投稿者:マジャール投稿日:2006-10-28 20:34:25
【ネタバレ注意】

日本映画の思わぬ拾い物。あまり知られてない映画ですが、これは傑作です!何も知らずに深夜TVで放映されたのを観て、あまりの面白さにビックリしました。
法廷物はお好きですか?この映画、前半は主人公の泥棒が、地方の旧家の土蔵を破る盗みのテクニックを結構コミカルにみせる中(このあたり後半の伏線になってます)、後に起こる列車転覆事件(映画の中では「杉山事件」と呼ばれる)の犯人とおぼしき異様な男達の集団を、たまたま目撃するところから段々、スリラーっぽくなります。犯人として逮捕された国鉄職員(労働組合)と、その弁護団。後半は証人として法廷に立つ泥棒と、検察官の息詰まる対決!
いやぁ、とにかく何も知らないで観たもんですから、最初のコミカルなタッチから急にシリアスになっていく展開にも驚きましたが(さすが山本薩夫)、正義感に燃える若き弁護士の役で千葉真一(若い!)が出てきたのを見たときは、ショックで頭がクラクラしてしまいました!(国際スター、サニー千葉にも、こんな時代があったんですね)
泥棒役の三国連太郎も、『飢餓海峡』のときより、生き生きしててよかったです。どちらも東映製作で、撮影も同じ人。ザラついた白黒の画面が『飢餓海峡』っぽい。わたしは、TVで観た後に、銀座の並木座で上映してたのを観に行きました。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 監督賞山本薩夫 「証人の椅子」に対しても
【ソフト】
  商品名  発売日  税抜価格  
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