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宮本武蔵 巌流島の決斗(1965)

メディア映画
上映時間121分
製作国日本
初公開年月1965/09/04
ジャンル時代劇
宮本武蔵 巌流島の決斗 [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 2,625
USED価格:¥ 2,381
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【クレジット】
監督:内田吐夢
製作:大川博
企画:岡田茂
小川三喜雄
翁長孝雄
原作:吉川英治
脚本:鈴木尚也
内田吐夢
撮影:吉田貞次
美術:鈴木孝俊
編集:宮本信太郎
音楽:小杉太一郎
助監督:鎌田房夫
杉野清史
大串敬介
出演:中村錦之助宮本武蔵
入江若葉お通
木村功本位田又八
浪花千栄子お杉
丘さとみ朱美
金子吉延三沢伊織
河原崎長一郎林吉次郎
千田是也本阿弥光悦
中村是好厨子野耕介
日高澄子女房
尾形伸之介川越の熊五郎
田村高廣柳生但馬守
中村錦司北条安房守
里見浩太郎細川忠利
内田朝雄岩間角兵衛
三島ゆり子お光
有川正治岡谷五郎次
神木真寿雄縫殿介
清水元小林太郎左衛門
嶋田景一郎佐助
中村時之介半瓦弥次兵衛
鈴木金哉菰の十郎
北竜二酒井忠勝
那須伸太郎本多忠勝
高松錦之助榊原康政
源八郎和尚
片岡半蔵石切職人1
毛利清二石切職人2
川浪公次郎石切職人3
野村鬼笑百姓1
利根川弘百姓2
矢奈木邦二郎
岩尾正隆野武士の首領
大城泰博労1
香月涼二博労2
大里健太郎中年の侍
遠山金次郎半瓦の子分1
森源太郎半瓦の子分2
江木健二細川藩家臣1
有島淳平細川藩家臣2
熊谷武細川藩重臣
大東俊治細川藩近習
三国連太郎宗彭沢庵
高倉健佐々木小次郎
片岡千恵蔵長岡佐渡
【解説】
 吉川英治の同名長編小説を、鈴木尚也と内田吐夢が脚色し、内田が監督した大型時代劇。中村錦之助主演によるシリーズ五部作の第五部で、一乗寺での果たし合いを終えた武蔵が佐々木小次郎と戦うまでが描かれる。
 吉岡一門を葬った宮本武蔵は、幼い子供を殺めてしまった罪悪感を抱きながら、再び修行の旅に出ていた。旅の途中で研師の家に立ち寄った武蔵は、そこで再会を約束した佐々木小次郎の刀を目にする。やがて武蔵は将軍家の指南役である北条安房守の屋敷に迎えられ、沢庵和尚と再会。沢庵に指南役になってはどうかと勧められるが、幼い子供を斬ったことが問題となり不採用となってしまう。武蔵は小次郎から果たし状を受け取り、決闘場所である巌流島へ向かうのだった。
<allcinema>
【関連作品】
宮本武蔵(1961)シリーズ第1作
宮本武蔵 般若坂の決斗(1962)シリーズ第2作
宮本武蔵 二刀流開眼(1963)シリーズ第3作
宮本武蔵 一乗寺の決斗(1964)シリーズ第4作
宮本武蔵 巌流島の決斗(1965)シリーズ第5作
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
216 8.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:呑気呆亭投稿日:2013-09-24 17:49:42
第一部からこの第五部までたけぞうを仇と付け狙ってきたお杉婆の変貌ぶりが、見どころの少ないこの作品の唯一といって良い見せ場である。決闘を明日に控えた日、小次郎の宿舎を訪れて助太刀を申し入れたお婆は門前払いをくう。プリプリ怒って引き上げる道筋でお婆はお通と又八と又八の子を産んだ朱美に出会う。“こんな子供は本位田の血筋ではない、いやじゃ、いやじゃ”と道ばたにぺたんと座り込んで駄々をこねるお婆を演ずる浪花千栄子の小さくなった後ろ姿が何とも微笑ましい。すっかり好好爺の顔になったお婆と又八たちは武蔵の船出を見送る。お通は例によって泣き落としに掛かるのだが、武蔵は武士の妻らしく笑って見送ってくれと言って舟島への船に乗り込む。泣き崩れるお通の肩を抱いてお婆は叫ぶ“たけぞう、負けるでないぞう、負けるでないぞう”と。
クライマックスの決闘シ−ンに関しては、その前夜の武蔵と小次郎の対照的な過ごし方を類型的に描いたために、誰もが知っている結末へのサスペンスが盛り上がらなかった。それもあってか内田吐夢は\'71年に遺作となる武蔵と宍戸梅軒の闘いを描く「真剣勝負」を撮ったのだろう。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:Bava44投稿日:2009-10-03 11:48:11
一つ一つのショットは良いのだが物語的に上手く完結しておらず、かなり不満の残る出来。1,2、4作目は秀作だが、3作目と本作はあまり一本立ちしていない感じがする。
特に本作は時代劇人気の下火を受け、ギリギリの予算で製作されたので映像的な華やかさに欠ける。また、吐夢自身が何を描きたいのかよく分かっていないようにも見える。

もっとも、遺作の『真剣勝負』は低予算・未完成ながらも伊藤大輔脚本×吐夢演出が冴えた秀作で、娯楽映画としても後半30分が宮本武蔵vs梅軒夫婦の地獄のノンストップ・アクションと楽しめる。『巌流島の決斗』の終わり方に不満だった方は必見だろう。

投稿者:黒津 明二郎投稿日:2009-05-06 15:57:00
武蔵、宿命のライバル小次郎との対決についに決着がつき、ほろ苦いラストもなかなかの五部作最終弾。
あくまでも人間・武蔵に的を絞って格調高く展開された本シリーズではあるが、決して芸術ぶらず大衆娯楽としての体裁を崩さず描いたところが特色であろう。そこら辺りに多少の瑕疵もなしとは云えぬが、ここは素直に内田監督以下スタッフの健闘を称えようか。
考えてみれば一作目の1961年から本作の1965年まで、この4年間に邦画の制作環境は激変の荒波にさらされていたわけで、そうした中でこの五部作が作られた意義は並々ならぬものがあったのではないか?
演技陣。中村一世一代の名演、お見事!高倉も損な役回りながら健闘、片岡御大の重量感あふれる芝居が完結篇に花を添える。
投稿者:Ki-Adi-Mundi投稿日:2009-05-02 22:28:55
それほど良いとは思わない。豪華な画面作りをしようとしているのはわかるが、明るい場面は光が強すぎ、暗い場面は暗くて良く見えない。5作目に至っては、広角で撮っているためだろうか?画面の両端が歪んでしまっていて酷い画になってしまっている。しかし、確かに4は良い。5部作全部見るのは大変だ!という方には4のみの鑑賞をお勧めします。

キャストも、武蔵と又八以外はミスキャストに思える。どうも子役の扱いが上手くない。彼らの演技力というよりは監督の問題ではないのか。脚本も良くない。説明的な台詞が多く、あげくの果てに、独り言で説明的な台詞をべらべらと喋ってしまうと言う安易さには呆れた。5部作と言う長編でありながらもドラマが組み立てられておらず、登場人物は多いが大半は機能していない。脇役どころか主役の武蔵の個性でさえもうまく描かれてはいない。娯楽作らしいサクセスストーリーかと思いきや、最後の最後で「しょせんは武器か・・」とか言って5部作全否定されて、今までのは何だったんだ!と観客全員ひっくり返るみたいなアホな展開には笑った。

確かに武蔵はこのあと試合を避けるようになり、一介の兵卒ではなく、軍の指揮者になりたいと考えたようだ。当然そんな願いは叶えられるわけは無く、高禄で雇ってもらえる藩をもとめて全国を放浪し、最終的に熊本にたどり着き、細川家の客分としてその生を終えた。
ていうか、武蔵の生涯には異説が多くそのキャラクター性もさまざまに構想できる。吉川英治の小説も極めてフィクション性が強いそうだ。この映画で武蔵をどう描くのか、どのような武蔵像を描くのかが曖昧でぼやけてしまっている。

4作目は物語構成がシンプルだが、色彩に特色があっておもしろい。剣術者たちの暗黒面を映すかのように一作通して暗く、その闇の中に配された雪の白や血の赤が印象的だ。突如モノクロに切り替わった一乗寺決闘の後には、血のように真っ赤に紅葉した羊歯の上に武蔵は横たわる。凄まじく残酷で美しく力強いショットだ。
5作目の、小次郎と小倉の侍との試合もおもしろい。武蔵vs小次郎のシーンも良い。千恵蔵の存在感も半端ナイ。

場面転換のアイデア、シーンの繋ぎもなかなか今の映画では見られない丁寧さがある。
錦之助の武蔵が魅力的だ。武蔵としては見た目も含めてちょっと優しすぎると思うが、やはり良い。画になりますね。畦道をちょこまか走る姿がやや滑稽だけども。

しかし、申し訳ないけど、おつうさん可愛くないねぇ。とにかく鬱陶しいジョータロとセットで来られたら、武蔵でなくても逃げたくもなるよな。
投稿者:さち投稿日:2007-09-29 14:21:10
普通
投稿者:マジャール投稿日:2006-12-29 22:45:38
物語は、いよいよ最大の山場へ。御大千恵蔵もご出馬の、この完結編は、シリーズ中最も雄大なスケールと、五部作すべてを統合する世界観を示す。
もはや徳川の治世は磐石。この太平の世に、己の技量に青春の総てを賭けて戦う剣の求道者。
   
「虎を野に放ったか・・」

とにかく脇にいたるまで、登場人物のひとり一人に充実の豪華キャスト。(なかでも中村是好がお気に入り・・「御魂研ぎ処」)ラスト、両雄の決闘も大迫力の傑作娯楽時代劇。

はっきり言って、『007』や『仁義なき戦い』シリーズより、確実に5倍は面白いです。
投稿者:ロスマク投稿日:2003-07-17 14:43:02
剣の求道者が辿り着いた、あまりにも侘しい勝利の余韻・・・。
投稿者:noreply投稿日:2002-11-11 17:25:27
【ネタバレ注意】

日本文学史上に燦然と輝く古典的名作、吉川英治の「宮本武蔵」を五分作に分けて製作するという工夫は見事。これ程の長さの作品をある程度きちっとした形に構成できているというだけで大変なことだろうと思う。
しかし、脚本上の原作からの省略、そしてオリジナルの付加には大いに不満が残る。
まず原作にはないオリジナルの装飾の部分での最たるものは武蔵の心理描写、特に一乗寺址決闘に於いて幼い名目人、源次郎の命を奪ったことへの悔恨である。決闘中にもかかわらず「許せ」などと言いながら切り捨てるという行き過ぎた描写に端を発し、「事に於いて後悔せず」と言う場面に於いての後悔の心理を思いの外ラスト、つまり物語の結論まで引きずる。その為に、原作では歴史的人物武蔵のサクセスストーリーとして大いに盛り上がるラストが、映画では全く煮え切らないものへとすっかり変わっている。「剣はあくまで武器」などと言って櫂を捨てるラストなども当然原作にはない。作州宮本村の千年杉に括られて改心し、姫路城開かずの間に三年籠もって多くのことを学ぶなど、あの関ヶ原の挫折から十年間、多くの苦節を経験し、そして沢庵、光悦、石舟斎、吉野大夫、など数々の才人との有意義な交流、あるいは又八、お婆、吉岡清十郎、お通、権之助、伊織等々自分と同じく現世の煩悩と戦いながら精一杯生きる者達との関わり。それらを通じて初めて作られる歴史的人物像が映画のラストには見ることが出来ない。
剣は所詮人を殺める凶器に過ぎず、宮本武蔵もその人もその道を行く以上は決して英雄とは成り得ない、という脚本の作り手に依るところの宮本像は、ラストに通じるまでの紆余曲折(サクセスストーリーへの布石)と全く噛み合っていないのだ。千年杉によって初めて人と成る以前の武蔵と、最後の武蔵との差が原作ほどハッキリしていない。その為に見る側に与えるカタルシスは原作と比べて極端に少ない。制作側の意図として、武蔵の生き方を否定したいのであれば、展開部分で原作にのっとるのにはやはり無理がある。
次に原作にあったものを省略してある部分。例えば宍戸梅軒、夢想権之助などの省略は成る程納得のいく手堅いものといえる。ところが、これはあまりに省略しすぎではないかと思える部分が所々ある。具体的に私が感じる一番の失敗はお通と武蔵、お通とお婆、武蔵とお婆、それらの絡み方である。下がり松の決闘の直前での武蔵とお通の逢瀬、あるいは夫婦滝でのエピソードは原作同様にあるにはあるのだが、その中身は大きく変更されてある、そして残念ながら原作よりその質が落ちている。またお通とお婆の確執において、あの執念深いお婆が最終的に改心する場面、つまりお通が一度死んでしまう場面は、お婆の登場するシーンでも最も感涙を誘う場面になっており、それゆえに言い換えてしまえばお婆というキャラクターの一番の存在意義でもあると思うが、映画では一番重要なそこが完全に省略されている。ここが省略されているから、ラスト武蔵が船島に向かう場面で、お婆が武蔵とお通を許していることが不自然に写る。以上の辺りの描写の省略が、ラストで収束する、武蔵の関わってきた二人の女性キャラクターとのドラマ、それを踏まえてのカタルシスをも極端に弱めてしまっている。オリジナルでシーンを付け加えるぐらいならば、むしろこの辺の配慮をどうにかできなかったものだろうか。折角五分作に分けるくらいならば、ラストはそれだけの重み、単純に考えて通常の映画の5倍の重みになる筈なのではなかろうか。

【ソフト】
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