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007/消されたライセンス(1989)

LICENCE TO KILL
LICENSE TO KILL [米]

消されたライセンス(ビデオ)

メディア映画
上映時間133分
製作国イギリス/アメリカ
公開情報劇場公開(UA=UIP)
初公開年月1989/09/30
ジャンルアクション/サスペンス
映倫G
007 ブルーレイコレクション (24枚組) [Blu-ray]
参考価格:¥ 21,384
価格:¥ 16,044
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007/消されたライセンス

【解説】
 4代目ジェームズ・ボンド、ダルトンの2作目にして最終作であるシリーズ第16作。ボンドとフェリックス(ヘディソン)が逮捕した麻薬王サンチェス(ダヴィ)は部下の手で脱走、フェリックスに瀕死の重傷を負わせ、彼の新妻を殺した。友人の仇を討つためボンドは単身サンチェスへ近づいていく……。
 今回のボンドはスパイではなく、“M”からの新たな任務を無視し、言わば個人の資格で動く一人の男である。一介の刑事がビルをハイジャックした悪人を倒してしまう時代にもうスパイの出番はなく、模索した上のボンド像と言えよう。ムーアや(後の)ブロスナンのような線の細さもなく、威風堂々たるダルトンはボンドとして申し分ない。原題は聞き慣れたような気がするが、ストーリー共々原作にはないオリジナルのもの。邦題が何故“消された”になっているかと言うと、内容もそうなのだが、はじめのタイトルが“License Revoked”だったから。ローウェル、ソト、共に素晴らしいのに、ボンド・ガールのジンクスどおり未だにビッグにはなっていないのは残念。「ブラック・レイン」「リーサル・ウェポン2/炎の約束」などと同時期、日本劇場五周年記念作品として公開され、アクション映画ファンにとっては夢のような(そしてある意味、悪夢のような)秋であった。主題歌グラディス・ナイト。
<allcinema>
評価
【関連作品】
ブラック・レイン(1989)
リーサル・ウェポン2/炎の約束(1989)
007/ドクター・ノオ(1962)シリーズ第1作
007/ロシアより愛をこめて(1963)シリーズ第2作
007/ゴールドフィンガー(1964)シリーズ第3作
007/サンダーボール作戦(1965)シリーズ第4作
007は二度死ぬ(1967)シリーズ第5作
女王陛下の007(1969)シリーズ第6作
007/ダイヤモンドは永遠に(1971)シリーズ第7作
007/死ぬのは奴らだ(1973)シリーズ第8作
007/黄金銃を持つ男(1974)シリーズ第9作
007/私を愛したスパイ(1977)シリーズ第10作
007/ムーンレイカー(1979)シリーズ第11作
007/ユア・アイズ・オンリー(1981)シリーズ第12作
007/オクトパシー(1983)シリーズ第13作
007/美しき獲物たち(1985)シリーズ第14作
007/リビング・デイライツ(1987)シリーズ第15作
007/消されたライセンス(1989)シリーズ第16作
007/ゴールデンアイ(1995)シリーズ第17作
007/トゥモロー・ネバー・ダイ(1997)シリーズ第18作
007/ワールド・イズ・ノット・イナフ(1999)シリーズ第19作
007/ダイ・アナザー・デイ(2002)シリーズ第20作
007/カジノ・ロワイヤル(2006)シリーズ第21作
007/慰めの報酬(2008)シリーズ第22作
007 スカイフォール(2012)シリーズ第23作
007 スペクター(2015)シリーズ第24作
007/カジノ・ロワイヤル(1967)
ネバーセイ・ネバーアゲイン(1983)
007/ジェームズ・ボンド・ストーリー(1999)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
533 6.60
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【ユーザーコメント】
投稿者:さとせ投稿日:2017-12-05 19:26:58
親友ライターの結婚式に向かう途中、麻薬王サンチェス発見の報を受け現地へ向かい見事に逮捕するボンドとライター。
そのままヘリで結婚式を実施し幸せな生活を送ると思われたライターだが、金の力で捜査官キリファーはサンチェスを逃がした末にライターはサメの餌食となり妻は銃殺される。
ボンドはMから新たな任務を付与されるが、復讐に燃えOO7を辞意して行動に移るのだが・・・。

ダルトンの第2作目にしてボンド最終作。
任務を無視し私的な感情で動いた為か冷静さに欠け弱弱しく、ボンドガールに助けられまくっているのが新しいと言うか・・・。
その分、ボンドガールのC・ロウエルが大活躍するのと、併せてQまでが前線
に出て来るのは嬉しいかも。
Mやマネーペニーは何時もの如くチョイ出演で敵役のR・ダヴィが良い味を出していた。
兎角、評判が今一のT・ダルトンであるがマスクも良くSEXYで個人的には格好良いのでそのまま続投して貰いたかったのだが・・・。
ビデオはワーナー・ホーム・ビデオからリリースされドルサラのシネスコでニ「ューマスター版、レンタルLDも同様。
DVDは5.1ch収録され、究極DVDはdts収録されたのでかなりの迫力。

ノヴェライズ「消されたライセンス」(ジョン・ガードナー・文春文庫・評価3・5)は新ジェイムズ・ボンドシリーズ最初の映画化とあり、詳細。
投稿者:ダイナマイト・ギャル投稿日:2013-09-17 14:21:24
【ネタバレ注意】

やりすぎ限界映画 ☆☆☆☆★★★ [95]


■やりすぎ限界男優賞 ティモシー・ダルトン
■やりすぎ限界女優賞 キャリー・ローウェル

[シリーズ第16作目]

わずか2本で降板する4代目ティモシー・ダルトンの最終作。そして “ 『007』 ハード・アクション時代” の改革を行ったジョン・グレン監督の最終作。“ 『007』 ハード・アクション時代” はここに完結し 『007』 は新しい時代へ進む。1989年のベルリンの壁崩壊、1991年のソ連崩壊へと繋がる世界情勢の背景で、「冷戦」 時代に作られた最後の 『007』 となる。

1984年 『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』、1988年 『ダイ・ハード』、1989年 『リーサル・ウェポン2 炎の約束』 『ブラックレイン』 という時代だった。70年代後半から始まったSFX技術の進歩で 「アクション」 や 「芝居」 は 「より本物に見える」 映像が要求されるようになった。過去のショーン・コネリーやロジャー・ムーアの作風が急速に時代と合わなくなり、『007』 シリーズは 「原作を尊重」 するのか 「改革」 するのか岐路に立たされていた。

また本作の後、『007』 はアメリカとイギリスの映画会社の間で版権の訴訟問題がこじれ4年以上新作の制作が中断される。その間にティモシー・ダルトンは 「ボンド役に興味がなくなった」 と発表して降板する。この背景の中で、「原作」 か 「改革」 かでシリーズ中最も強く揺れた様子が 『007 消されたライセンス』 に見える。『007 リビング・デイライツ』 で暴走し過ぎたものを 『007 オクトパシー』 のように修正している。この文章はその限界の支離滅裂ぶりと、映画会社対ダルトン&グレンの最期の闘いを、僕の勝手な想像で推測したものだ。“ 『007』 ハード・アクション時代” の最終章を飾る “壮絶ハード・アクション” を君に贈る。

[許されなかったリアリズム]

『007 リビング・デイライツ』 の暴走が映画会社の逆鱗に触れたのか、『007 消されたライセンス』 は “ボンド・ガール” とのロマンスや 「現代の視点でありえないもの」 が多く復活した。だがそれらを凌駕する、ティモシー・ダルトンとジョン・グレンの最期の “壮絶ハード・アクション” が 『007 消されたライセンス』 をやりすぎ限界映画 ☆☆☆☆★★★ [95] にさせた。本来なら ☆☆☆☆★★ [90] だが、ダルトンが見せた “本気” におしっこを漏らしてしまい ★ を一つプラスした。

[現代の視点でありえないもの]

−中略−

■『007 消されたライセンス』 [前編] のつづき

−中略−

[復讐]

サンチェスを殺すため 「命令違反」 をするアイデアが面白い。ボンドが 「感情のある人間」 として描かれたからだ。これだけ危険な仕事をしていれば 「切れる」 ことだってあるだろう。「切れたボンド」 を過去誰も見たことがない。これがシリーズ16作品で初めての挑戦だった。6代目は常に切れていて違和感がないが、ダルトンが初めて見せた 「切れたボンド」 が 『007 消されたライセンス』 をやりすぎ限界映画 ☆☆☆☆★★★ [95] にさせた。

−中略−

[壮絶ハード・アクション]

シリーズ16作品で最も過激な “壮絶ハード・アクション” は “ 『007』 ハード・アクション時代” が何かを叩き付ける。1作目の 『007 ドクター・ノオ』 から火薬の量は惜しげもなく使用してきたシリーズだが、何が違うかと言えば 「ボンドの怒り」 が火薬の爆発で描かれたことだ。その爆発の壮絶さが 「ボンドの怒りの大きさ」 に見える。「現代の視点でありえないもの」 までチャラにした “やりすぎ限界” なタンクローリーの爆発にブっ飛べ!

[血まみれのボンド]

シリーズ初 “血まみれのボンド” におしっこを漏らしてしまった。このボロ雑巾のように汚れた限界のボンドを見よ! ショーン・コネリーやロジャー・ムーアからは想像もできなかった姿だ。恐るべしティモシー・ダルトン。その “本気” の情熱は2作品連続で “やりすぎ限界男優賞” の受賞に相応しい限界の “ヤバ男” だ!

[すげぇ切れ方]

ティモシー・ダルトンの最高傑作が、過去16作品中で細部までリアリズムを見せた 『007 リビング・デイライツ』 か、「現代の視点でありえないもの」 があっても 「切れたボンド」 を見せた 『007 消されたライセンス』 か、今でも迷いがある。今現在の心境では “すげぇ切れ方” 「理由を教えよう」 の 『007 消されたライセンス』 がベスト1かもしれない。

[キャリー・ローウェル=ザ・ボンバー・ダイナマイト]


※つづきはアメブロで!http://ameblo.jp/rocky-balboa-1976/entry-11550473301.html

投稿者:scissors投稿日:2011-08-10 17:17:07
何故かコネリー版の頃に逆戻りしてしまったかのような古臭さが目立つ。
ティモシー・ダルトンは前作からするとずいぶん髪が薄くなってしまってなんだか…。
顔も老け込んでいるし、心労が激しかったんだろうか。

ベニチオ・デル・トロみたいな顔の男が出てるなーと思ってたらデル・トロ御本人でしたか。
こんなことやってたとは驚き。
若い頃はけっこうあどけない顔してたんだな。

ブルーレイで見たが新録だろうか?吹き替えが酷かった。
投稿者:Kircheis投稿日:2011-07-11 22:21:53
【ネタバレ注意】

興業的にこけた16作目。

ボンドが諜報員としてではなく一人の男として戦う本作は評判が悪いが、『ダイ・ハード』のヒットなどではみ出し者がヒーローになる時代だったというのも影響してるかもしれない。

最初のライター夫妻が襲われるシーンのインパクトが強い為、ロバート・ダヴィの演じる麻薬王の悪さが際立っている。
その後も部下を膨らませて殺したり、ボンドとラストバトルをタイマンで繰り広げたりと、今までの戦いは部下にお任せといった感じのボスとは一風変わっている。

ボディーガード役は今作がデビューとなるベニチオ・デル・トロ!若くてイケメンです。
ちょっといかれた感じが印象に残るあたり才能の片りんを見せていた。

Qの活躍ぶりは嬉しい。彼は現場任務も着実にこなします。有能なのにまだ少佐なのはちょっと天然だからか?

二人のボンドガールは共に魅力的だが、少しインパクトに欠けるかな?
結構活躍はするのに印象に残るのはボンドの他には悪人たちとQだもん。
ボンドガールはその後あまり出世しないの法則は彼女たちにも当てはまる事になる。
キャリー・ローウェルはその後リチャード・ギアと結婚するんである意味成功者かもだけど(笑)

個人的にはリビング・デイライツと比較してもそんなに劣らない出来だと思うんだが、ファンがボンド映画に求めるスカッと楽しいストーリーではなかった。ボンドが組織に潜入するあたりからグダグダだしね。

投稿者:ジェームス投稿日:2011-04-24 01:44:43
007シリーズ史上、最もバイオレンスに満ちた異色作である。シリーズ的には「黄金銃を持つ男」の発言と矛盾があるが、あちらのロジャー・ムーアと違ってティモシー・ダルトンのボンドなら友の復讐に立ち向かうであろう感じなので、まあいいでしょう。悪役ロバート・ダウィは残忍ながらも人間味ある役を好演。キャリー・ローウエルとタリサ・ソトの女優陣も魅力あり。特にショート・カットにしたキャリーは見違えるほど美しいしクライマックスでかなり活躍してくれる。そのクライマックスのタンクローリーを使ったアクションはこれでもかと言わんばかりの凄い迫力。音楽のマイケル・ケイメンの音楽はもう少しロマンチックな曲があっても良かったのではないかと思う。
投稿者:william投稿日:2011-01-19 02:54:50
なんか時代を象徴している様な、緩めの007。
投稿者:ジーナ投稿日:2010-04-29 02:56:12
女王陛下のためではなく友人の雪辱を果たすため行動した事をキッカケに殺しのライセンスを取り上げられたジェームズ・ボンドを描いた作品です。
これまでと比べると私情の入ったストーリーなので喜怒哀楽のある人間らしいボンドを見られるのが貴重ですし、冒頭の結婚式のくだりなんかは真新しさを感じられると思いますよ。
余計なエピソードがなく筋道が通っていてわかり易いストーリーなのもイイですね。
任務ではない今作に限って後半まで正体がバレずに麻薬王と対峙しているのはチョット苦笑いですが、スリリングに鑑賞できました。

アクションのほうは、終盤に用意されたトレーラーでの緊迫感あるアクションが見せ場でしょうね。
もちろん冒頭のアクションや爆破など目を引くシーン満載で楽しませてもらいました。

ロジャー・ムーアに比べると遊びが少なく本気モード全開のティモシー・ダルトンは賛否両論あるようですが、私は好きですよ。
それほど表情豊かな俳優さんでは無いので、燃え上がるような怒りを抱くボンドを表現できていたかは微妙ですが、、優男の女たらしとは違ったボンド像にはピッタリの役者さんだと思います。
ロジャー・ムーアやピアース・ブロスナンといった女にデレデレなボンドとはひと味違い、女性に対する真心を感じられて好感が持てましたね。
彼の悲哀感・・・実は大好きです(笑)
男らしさと知性的な部分を全面に出しすぎてジェームズ・ボンドの面白みがなくなってしまったため、ティモシー・ダルトンは2作品で終了してしまったのでしょうが(爆)
でも、ダニエル・クレイグ版ボンドと似たようなもんだと思うんだけどなぁ〜
殺し屋のキャラクターも今作では真面目な感じですが、演じたベニチオ・デル・トロの異常な雰囲気で盛り上げてくれます。
無慈悲な敵ボスもなかなか際立ったキャラでしたし、演じたロバート・ダヴィも印象深かったですね。
派手さこそないですが味わいのある男性陣が揃っていたと思いますよ。
ボンドガールを演じたキャリー・ローウェルの生き生きとした明るさ、凛とした佇まいも魅力的でしたね。

笑いやスパイアイテムが無かったりソフトな印象ではないティモシー・ダルトンの007ですが、これまでとは種類が違う007の番外編として鑑賞すれば、、及第点以上だと思いますよ。
たまにはこんなボンドもイイよね〜的な感じでどうぞ(笑)

追記;Qが現場仕事に就いているシーンもありますので、Qファンは要チェックでしょう。
投稿者:namurisu投稿日:2010-04-02 12:38:47
89年?70年代初頭の映画を観ているようだった。お粗末!
投稿者:なちら投稿日:2009-05-09 00:14:42
Qの出番が多くて嬉しいじゃないか。
まぁ、今回は英国と関係無く動くボンドだから、こんな風にQがウロウロしてないと、
007作品じゃなくなっちゃうもんね。

Mに仕事しろと叱られ、「では辞めます」って、不服げに言うボンドが、
上司に叱られたフツーの若者みたいで、ちょっと笑っちゃった。

こうしてみると、ダルトンボンド自体は凄く素敵なのに、内容的には二作品共イマイチ恵まれなかったかも。
まぁこれも、時代のせいかもね。
投稿者:NYY投稿日:2009-01-31 18:37:27
【ネタバレ注意】

なんか評判悪いみたいだけど、意外と楽しめた。
ティモシー・ダルトンは、「リビング・デイライツ」の時より
もカッコ良かった。
この人、顔は濃いけど、立端があるからスーツが似合うね〜。
 
ボンド君が非行に走って、殺しのライセンス停止?
ま、政府自身がやらせる活動だから罪に問わないってだけで、
ライセンスがあっても、元々、非合法活動だからね。
ボンド君のやらかした殺しも、あれは実は秘密の工作活動だっ
たって追認すれば良いだけの話でしょう。
そんなライセンス無くても、女とヤレるからいーじゃん。
まさか、女とやる、コマシのライセンスの方も停止されちゃっ
たとか?
 
キャリー・ローウェルは髪切ったらキツいオバチャンみたいに
なったから△だけど、タリサ・ソトってネーチャンの方はなか
なかいー女だな。
しっかし、あのごっつい麻薬王の愛人って、あんまりナンパと
かしたくない存在ですね。
 
デルトロは、この頃から目がイッちゃってるね。
ま、目付きなら、ティモシー・ダルトンも十分イッちゃってる
からね〜w。
Qは何? わざわざハミガキ爆弾持って来てくれたの?
永久に目が覚めなくなる目覚まし時計って、欲しいかも。
 
終盤の渋いアクションはいいね。
タンクローリーで、よいしょ!って片輪走行でロケット弾を避
けてたし。
 
秘密基地みたいのが国際瞑想センターって、国際妄想センター
じゃないの? 

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2007-09-04 13:17:47
ボンドらしくない上に面白さも今一つ。おまけに話も解りにくいし、ボンドを助ける為とはいえQが老体に鞭打って敵陣に乗り込んで来る必然性が感じられない。中学時代に映画雑誌でキャリー・ローウェルの写真を見てなきゃレンタルで借りる事は無かったな。今ではタリサ・ソトも好み。デル・トロとサンチェスはデキてたのね。
投稿者:Boogeyman投稿日:2007-01-29 20:18:18
【ネタバレ注意】

 はっきり言って駄作です。どれくらいヤバいかというと、危うくシリーズの息の根が止まりそうになるくらい(笑)。
 もうキャストもストーリーも完全B級。スペクターは壊滅、ソ連はすっかり丸くなり(2年後消滅)、中東も北○鮮も今ほど物騒ではなかった時代、『ふさわしい悪役』が見あたらない苦労もあったろうと同情はするものの『南米麻薬組織』ってそれはないでしょ?でもって親友の敵討ちって…、あんまりチープな筋立てに涙と笑いがこぼれそう……。

 でも、実は結構好きだったりします、この一本。
 何が好きって、ボスのサンチェスことロバート・ダヴィ、これにつきます。元々ファンでもありますが、007悪役といえばスマートな(イヤミな)頭脳派・知能犯タイプが多い中、こんなゴロツキ・荒くれ系が登場するとは全く予想外!期待に違わず、人を鮫に喰わすわ、減圧チャンバーで爆殺するわと、もうやりたい放題。他のボスなら指ぱちん、スイッチポンでやっちゃいそうなところ、この人は自分で喜々として殺っちゃうんですよね。
 愛車がマセラティってのもワルのにおいプンプンでよいですねえ。ただ逃げ回っているだけなのに、やけにかっこよかったりして。最後までしぶとく生き残って、ボンドにサシで勝負するのも007ボスキャラでは珍しい(『最後の勝負』はたいてい殺し屋の役どころなんですが)。そんなわけで、ワタシ的には『ダヴィさま』で本作の(乏しい)魅力の6割は語られてしまうのです。
 一方、ダルトン・ボンドも負けじとタンクローリーを駆って迫力のトレーラーチェイス。それまでのボンドって、カーチェイスではもっぱら逃げ役ですが、ここではガンガン攻めます。後の『ゴールデンアイ』のタンクチェイスの布石になった…、といったら深読みしすぎ?

 繰り返しますが、007としては『超』駄作です。しかし、『ハズシの一作』として『こんなのもアリか…』と割り切って観れば、なかなか楽しめる作品だと思います。少なくとも、スペクタクルもカタルシスもなく、どうにも盛り上がらなかったアレとかアレに比べればよっぽど……。
 ともかく予定調和ぶちこわしの、他では見られないボンド、悪役像を拝めるのが本作の魅力といえるでしょう。

 ということで、ひいき目もいれて6点(て言うか、ひいきしても6点)。

投稿者:ろーかるひーろー投稿日:2006-02-12 13:27:07
フェリックスはこの後もう登場しなくなりましたね。
できれば原作通り片手片足で私立探偵になって絡んでほしかった。
投稿者:Tom投稿日:2005-07-02 05:59:33
まさにB級悪役出の俳優大集合だな。『ゴリラ』のロバート・ダビ、『ウィークエンド』のドン・ストラウド、『ツイン・ピークス』のエバレット・マクギル、『暴力脱獄』のアンソニー・ザーブ、おまけに新人の頃のベニキオ・デル・トロまで・・・。よく集めたな。というか安上がりの俳優を集めたと言えばそれまでだが。映画の出来は最悪だがラストのタンクローリーのチェイスは何回見ても凄いね。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2005-04-09 16:47:09
どうしょうもない程、女王陛下もののボンド映画。
そして楽しめる!…傑作アクションムービーだ。
なんで消されたライセンス?(勿論“revoking of the license”シーンは観たよ)…ラストのライターが、か?〜Qが大活躍するから…か?元MI6として潜入するからか?
ボンドは一度逮捕しながら逃走され手出し出来なくなった麻薬王を追って英国諜報員の勤めを(感情的ではあるかも知れないが)“独断”で果たすべく悪に立ち向かう…
7変化で大活躍のボンドガールはシリーズ屈指かも知れない。…上記【関連作品】の中では“007/ジェームズ・ボンド・ストーリー”なるものは観ていないが…

※コアなファンが言うには、ボンドが女を選んではいかんそうだ。また、暴力的過ぎると。及び、フェリックス・ライターを消すのは許せん、と。後、やはり私情で復讐をしているやんけ、と。…う〜ん。本気でMI6が認めない行動なら、ボンド自身“消される”ような気もするが…
投稿者:すちゃらかポン太郎投稿日:2003-08-15 02:58:06
【ネタバレ注意】

ダルトンボンドの二作目にして最後になってしまった作品。……むう、お気に召さない方も結構居るようですな……まあ、一言で言えば「スパイが私情走ってんじゃねーよ!」そういうご意見に一致するようですね。
ですが、オレに言わせりゃ、普段クールなプロフェッショナルであるボンドが私情に走る!!そこが男心にグッと来るんですけどねえ。

他の方はどうかは知りませんが、オレはジェームズ・ボンドには祖国を愛しても「大英帝国のロボット」にはなって欲しくないし、ただの「エロ馬鹿紳士」にもなって欲しくありません。オレが惚れたボンドは「己の信念と美学に生きる一匹の男」なんスよ。
シリーズ中、「イギリス、関係ねーじゃん!」という話も実は多いことを考えれば、「友の為に敵を討つ」、これは実にモチベーションとしていつもの任務以上に感情移入してみちゃいますよ、男としちゃ〜〜〜!!

それにいつもの「味」もちゃんとある。
ギャンブルの腕前を生かしての悪の親玉との接触、男っぷりを生かして敵の愛人に接触しての情報収集……バーで頼むカクテルは「マティーニだ。シェイクしてくれ、かき混ぜないで」。ホラ、やっぱりボンドムービーなんですよ。出奔したボンドに怒りつつも助け舟を出すM、心配そうなマネーペニーさん、「ワシが居なきゃ君は死んどるよ」といって応援に駆けつけるQ等、レギュラー陣も細かい所で喜ばせてくれるし。

オープニングでの空の捕り物から、教会へ降りてくる新郎(ライター)と友人代表(ボンド)。あんなに幸せそうだった友人夫婦を襲う惨劇……怒りに打ち震えるボンド!あのシーンはダルトンの男臭さにマッチしてたと思います。
現金強奪、偽りの投降、離間の計などを用いて友人の仇である麻薬王一派を破滅に追い込んでいくところは、組織から離れてるにもかかわらずスパイらしいシーンでサスペンスも成り立っている。
最後のタンクローリーチェイスも重量感があって迫力満点です!!

この後、版権問題などで007シリーズは中断してしまい、四代目ボンドであるダルトンも年齢等の考慮から降板するのですが、彼は好意を持った人間への「紳士」としての顔と、敵に相対したときの「殺し屋」のボンドの両面を見事に演じてくれました。
ああ、せめてもう一作観たかった……。

投稿者:quadrant投稿日:2002-12-31 16:22:15
【ネタバレ注意】

・・許せないでしょうな、「女王陛下のものじゃない007」。感情をあらわにするボンドのアナザーストーリーとして、十分楽しめますけどねぇ。
7点。大仰な秘密基地セットへのレクイエムか?

投稿者:eddie投稿日:2002-08-30 22:53:30
JJさんが言う通りで、ライセンスを消されたボンドなんて、ただの人殺しじゃん。国家のために、恨みもない人を「消す」ところが、スパイ映画の大前提。私的な恨みで人を「殺す」んじゃ、ただの犯罪映画です。この「消す」か「殺す」かの違いが大きいのよ。
それと、前作でせっかく若返ったフェリックス・ライターが、今作ではまた昔のフェリックスに戻ってるってのも、なんだか違和感。
投稿者:JJ投稿日:2002-05-13 11:44:20
シリーズの中で一番嫌い。
この作品は、はっきり言って、ボンドファンをナメている。
そりゃー、あんた、ライセンスも消されるっちゅーねん。
これは単なるアクションムービーであって、ボンド(スパイ)映画ではない。
なので、ちっとも面白くない。殺し方も、全体的にエグいし・・・・。
今回ボンドは、職務を捨て、友達の敵討ちに走る。
祖国のために危険を冒すからこそ応援しがいもあるのであって、
私情で危険を冒しても、死んだとしてもボンド一人の問題であって、
祖国の人々や地球上の人類には全くもって無関係。
そうなると見ている側には全く緊迫感が伝わってこない。
私情で動くような人間臭さは、ボンドには不要。
ボンドの人間臭さは、女関係のみで表れればいいのだ!
この苛立ちを押さえてくれたのが、Qの登場と、
思わずエっ!?と声をあげてしまった、超脇役のマフィアの手下を演じていたベニチオ・デル・トロ。
【ニュース】
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