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殺しの烙印(1967)

メディア映画
上映時間91分
製作国日本
公開情報劇場公開(日活)
初公開年月1967/06/15
ジャンルサスペンス
日活100周年邦画クラシック GREAT20 殺しの烙印 HDリマスター版 [DVD]
参考価格:¥ 1,944
価格:¥ 1,300
USED価格:¥ 1,199
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【クレジット】
監督:鈴木清順
企画:岩井金男
脚本:具流八郎
撮影:永塚一栄
美術:川原賢三
音楽:山本直純
出演:宍戸錠花田五郎
小川万里子花田真美
真理アンヌ中条美沙子
南原宏治大類進
玉川伊佐男薮原道彦
南廣春日義平
久松洪介宝石商
緑川宏眼科医
荒井岩衛義眼の男
長弘バーテン
伊豆見雄コック
宮原徳平下級官吏
萩道子スナックの女
野村隆ボーイ
【解説】
 もはや理解不能なストーリー展開とひたすら懲りまくったスタイリッシュな映像でまさに清順美学が炸裂したカルト・ムービーの傑作。日活解雇の直接の原因になった作品としても知られる。2001年公開の「ピストルオペラ」は本作が基になっている。飯の炊けた匂いが好きな殺し屋ナンバー3、花田は殺しの依頼を遂行し損ねて逆に組織から追われるハメになるのだったが……。脚本の“具流八郎”は清順監督や大和屋竺ら8人のスタッフによる共同ペンネーム。
<allcinema>
【関連作品】
ピストルオペラ(2001)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
863 7.88
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【ユーザーコメント】
投稿者:noir fleak投稿日:2018-09-06 19:15:54
よく大会社日活でこんな映画を作ったものだ。(もっとも社長が苦言を呈し、清純が干される理由になったらしいが。ごもっとも!) 真理アンヌのアップ顔、便器の水の中で渦巻く女の黒髪、座ったままの放尿、、、、まるでルイスブニュエルだ。勿論ストーリーなどどうでもいい。映画はストーリーだけではない。
ヘアー丸出しの演技を見せる謎の女優さんもすばらしい。
時々こんな知られざる傑作があるから、この時代の日本映画がやめられない。
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2016-08-21 22:05:04
傑作というよりカルト映画と呼ぶのが合っている。
とにかく格好良い映像の連続だが、ストーリーは支離滅裂で意味不明。
序盤はまだハードボイルドさ・渋さがあったが、終盤はダサい。
殺し屋No.2と殺し屋No.1が腕を組んで歩いたり、小便を漏らしたり、とにかくむちゃくちゃである。
終盤になってこの映画はギャグだったんじゃないかとようやく気付いた。

1シーン、1シーン切り取れば格好良いシーンは多い。
また、殺し方が面白いシーンもあり、後の映画で真似されているような気がする。
看板の隙間からの狙撃、水道管からの狙撃がそうだ。
敵のビルに突撃して3人を一気に撃ち殺すシーンも素晴らしい。クルクル回る椅子がいいね。

バーで飲んでいる横で流れているくらいが丁度良い映画。
真剣に見るのはきつい。
投稿者:呑気呆亭投稿日:2014-05-09 19:56:45
笑えました。元殺し屋No.3の春日(南)が組織の殺し屋に花田(宍戸)と共に襲われて、銃弾にチョンチョン跳ねし、“アレッ!”てな感じでストップモ−ションの形に固まる場面では吹き出しました。やたら全裸になってくれる小川万里子のサ−ビスも有り難かったし、殺し屋No.1の南原宏治とNo.2の花田との駆け引きが、南原という怪優の働きで奇っ怪な面白さとなった。花田のご飯の炊けたにおいが好きだというギャグには感心しなかったが、お互いを警戒するために動くときは腕を組むという馬鹿ばかしいギャグには、宅配便の男に応対する場面で大いに笑わせてもらったのだった。“訳のわからない映画”でも好いじゃないか、というのが今回見直してみての感想であった。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:uptail投稿日:2013-11-08 13:02:22
鈴木清順
投稿者:ノブ投稿日:2011-01-08 19:47:36
【ネタバレ注意】

「殺しの烙印」(監督:鈴木清順 91分)
話の内容は殺し屋の話。
最初の歌が良かった。歌の最後航空機が横切るのが良かった。
車が回転すると同時にドアを開けて降り、銃を構えるシーンがカッコよかった。
車が止まっている車と衝突すると同時に、屋根の上にいたスナイパーを撃ち、スナイパーが屋根から転げ落ちるシーンが良かった。
ガソリンタンクを銃で撃って建物を火ダルマにし、その火ダルマの建物の中から火ダルマになった男が走って逃げ出すシーンが良かった。
どしゃぶりの雨の中をオープンカーで走る女というのが面白かった。
らせん階段でセックスするシーンが官能的だった。
ガスライターの看板の穴から銃口を出して射殺するシーン(電車が前を通って邪魔する)・洗面台の地下のパイプから拳銃を撃ち洗面台の相手を殺すシーン・部屋の正面から入って三人を次々に射殺する殺人依頼実行のシーン・演出が面白かった。
銃口を向けるショット・女が走って逃げるショットの後、車や電車が走るショットを入れて、車や電車を使って逃げ切ったという事を示す演出(大胆な省略)が面白かった。
嫁が銃を撃ち、裸で走って逃げ、残された主人公が倒れている部屋が火をつけられて燃えているというシーン・演出が面白かった。
主人公が脱がしたストッキングを女がはいている所を鍵穴から覗くシーンが官能的だった。
街灯によって明暗がはっきり分れた壁に、酒瓶片手にフラフラしながら壁にもたれかけて歩く主人公のシーンが良かった。
部屋のスクリーンに映し出された裸の女を火炎放射(4つぐらい火柱をあげている)でいたぶるシーンが官能的だった。
酒のグラスに灰皿のタバコの吸殻のショットが良かった。
車の下に入り、ロープで車を引きずって車を狙撃からの盾にしながら前進していく銃撃戦が面白かった。
戦闘機を載せた航空母艦のショットが良かった。割れた瓶でウィスキーを飲むシーン・演出が良かった。
最後NO1とのボクシングのリング場での銃撃戦の時の、照明と入ってきたオネェちゃんを撃ち殺す演出が良かった。
最後の歌のオチも良かった。
全般的に
ストーリーはムチャクチャ。湯気が立つ炊飯器の米の臭いをかぐのもいい演出とは思えなかった(日活の社長が激怒したのもわかる)。
でも色々撮り口・演出に工夫をこらして銃撃戦を撮っている所とオネェちゃんを官能的に描く撮り口は面白い所がいくつかあった。
前半部分の方がアクションや官能シーンが多く撮り口を楽しめるが、NO1との共同生活とか後半はテンポも鈍くなりアクション・官能シーンも少しでボク的にはあまり楽しめなかった。
キャストはナカナカいい。主要キャストも良かったけど、ちょっとした時に出てくるオネェちゃん達がカワイイのも良かった。
全体としてはあまり面白くないが、所々のアクションやエロの撮り口の工夫が楽しい「色、欲、裏切り…むせかえる肌と硝煙が奏でる殺しのシンフォニー!!」(公開時のキャッチフレーズ)。http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:こじか投稿日:2010-08-18 02:23:22
鈴木清順が孤高の奇人だとわかった上で書きますが、

正直、いっときの祭り上げが加熱し過ぎて、
そこそこの映画ファンにまで幻想を抱かせるほど
語られすぎ(取り上げすぎ)たのかもしれない。
これは"愉しめる人"の映画というか。

ちなみに、わたしは一度でお腹いっぱいです。
わたしの場合、鑑賞時のコンディションも影響してますが、
これは損してるかも…。
投稿者:クリモフ投稿日:2009-10-10 01:37:05
ジャケットがあまりにもカッコいいので観てみたんですが、うーん、ヌーべルバーグやフィルムノワールを外国の雰囲気のまま撮ろうとする意欲はわからんでもないものの、どーもチグハグな印象です。なんかカッコいいけど外人がやらんと決まらないだろうなぁ、というようなことをすべてやってしまった映画。ハードボイルドな台詞回しも臭すぎてやや苦笑です。
主演が宍戸錠だったのも個人的にはマイナス。全然カッコいいとは感じず、膨らんだ頬が不自然で、主人公としての魅力がありませんでした。しかもせっかく真理アンヌが世界観にあってるのに出番が少ないし、もったいないです。
鈴木清順ってあんまりしらないけど、たぶん変な人なんでしょう。どうもフットワーク軽そうだし、面白がって撮ってそう。まぁ嫌味に感じないのは良いと思います。ひょっとしてリアルタイムで観ていたらまた感じ方も変わったかも、後追いしづらい映画だと思います。
投稿者:コハダ投稿日:2007-10-09 01:07:38
このサイトでの評価は芳しくないようですが、私は中2の時にコレを見て人生がかなり狂いました。
ところで、日活解雇直前に書かれた続編のシノプシスが公開されているのをご存知でしょうか?これがまた脳ミソ裏返りそうなアヴァンギャルドなおはなし。お好きな方は「続・殺しのらくいん」で検索してみては。
投稿者:りちゃちゃ投稿日:2007-06-12 00:34:25
殺し屋なのに自分の身辺に疎いのよね。ストーリーは意味不明なんだけど、演出が凝ってるから先が気になって最後まで頑張れた。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2007-05-14 22:24:26
見てるだけで面白いシーンは確かに多いけど、それでこの作品を傑作とは呼びたくない。期待はずれだった。
投稿者:マーク・レスター投稿日:2006-07-07 12:22:53
【ネタバレ注意】

通勤電車の中で、ポータブルDVDプレイヤーを使っての映画鑑賞にいそしんでいます。その日その日の、ストレートな印象を綴ってレビューとしています。


6月30日(土)

時間の省略など、大胆な手法で、普通っぽくしないのが鈴木清順流というところかな。今後このニュアンスが全体にどのように影響を及ぼすかが興味のあるところだ、なぜなら、この映画が原因で鈴木清順は永らく監督業から干されることになるんだよね。
確かにひねっていて楽しい。
でも物語を語ることをスキップしてしまっているように思えた。感覚的にこんな表現方法は興味深いことはもちろんだが、映画を貫くストーリーはしっかりと伝えてほしいなと、ちょっと警告を発してしまいました。
宍戸錠は案外渋くて、主役でも持ちこたえられそうだな。
鈴木の世界を宍戸がどのように振舞うか明日以降注目したい。

7月4日(月)

いやー、こまったな、殺し屋のハードボイルドなお話しを、こだわりの語り口で見せてくれる映画かな? なんて勝手に考えておりました。真理アンヌが登場してきたあたりから、ATGの観念映画っぽくなってまいりまして、ちょっと置いてけぼりを食らっておりましたところ、いきなりの上映施設に舞台が移っての展開。スクリーンに真理アンヌのお顔が映し出され、それに突進していく宍戸錠。おっと!2作連続(前作は「ムーラン・ルージュ」)の 【「現実」と「虚構」の融合】に涙を流してしまうのか?! と思った瞬間に、降車駅に滑り込んだのでした。希望を明日に託して本日の車内鑑賞は終了、ハードボイルドからATGへ、そして明日はどうなるのでしょうか? 楽しみであり、ちょっと怖い。

7月6日(水)

「これがNo.1のやり口だ。敵をじらし、疲れさせ、殺す。」

これがこの映画のやり口だったんだー!!

これは殺し屋のランキング抗争の映画だったのだ。宍戸は殺し屋ランキングNo.3の男。この男を利用してランキングNo.1が目障りなNo.4とNo.2を消し、最後はNo.3である宍戸の命を狙う というお話であった。

No.1は彼の「変なコダワリ」のヤリ口にのっとって、宍戸とプチ同棲?までをして「敵をじらし、疲れさせ、殺す。」ことを実行しようとするのだ。

そんなこの映画のキーワードは「変なコダワリ」。それを特徴づけるシーンが埠頭での決闘シーンだ。宍戸が自動車の下に潜り込み、ウィンチを車の先頭に取り付ける、ロープは進行方向にいる敵に向かって伸びて、途中に滑車をかまして、また自動車に向かってUターン。先端のロープを宍戸が力一杯引っ張ると
な、なんと、滑車・ロープ・ウィンチの作用で、自動車が敵に向かって前進して行くではないか!  宍戸はロープを引っ張りながら、ホフク前進をする、自動車の下に隠れているので、敵からの銃弾を避けながら、ライフルを撃ちながら、確実に敵に接近していくのだ。何という映画的興奮!!。

この映画は「変なコダワリで形成されたムダ」が一杯に散りばめられている特権的な映画であると結論づけたい。いや、この映画自体が「変なコダワリで形成されたムダ」そのものではないかと、そんな稀有な存在ではないかと思えてくる。この「ムダ」を快く楽しめるか否かが、鈴木清順を解雇するか否かのボーダーラインだったのだろう。当時の日活上層部の判断は、歴史が雄弁に語っている。
僕なら、ドキドキしながらも続投を許していたかな。いや、そんな勇気は無かったろうな、きっと........。 http://ouiaojg8.blog56.fc2.com/

投稿者:かっこう投稿日:2006-04-21 01:24:56
あまりにも難解。あまりにもナンセンス。意味不明のまま、物語は進んでいく。見続けるのがあまりにも辛い。所々かっこいいシーンはあるが・・。
投稿者:Tom投稿日:2005-02-08 15:53:39
最後のこのセリフに尽きるね。このラストシーンはジエームズ・ギャグニーの『白熱』の最後のせりふ『I AM TOP OF THE WORLD!!!』に匹敵するね。海外アメリカでDVDのスペシャル版が出るほど評価高い。40年代フィルム・ノワールのパロディとして意識しながらアメリカ人は見るのだろう。前半はともかくやはり後半が見せ場。宍戸のパラノイア的アクションはカリカチュアライズされたいて面白い。鈴木監督は前年の『ポイント・ブランク』のリー・マービンのハードボイルドに触発されたんじゃないかな。
投稿者:ふじこ投稿日:2004-12-28 08:06:35
オープニングから“殺しのブルース”。モノクロってのがいいし雰囲気にしても車にしても60年代の匂いがプンプンします。宍戸錠の一匹狼ぶりがなかなか渋くていいです。南原宏治もいいですね。
真理アンヌがエキゾチックな魅力をふりまいていた。
投稿者:さち投稿日:2004-11-17 00:07:12
さすがです
投稿者:さだじ投稿日:2002-03-15 10:06:33
 鈴木清順監督の演出は他の作家とはだいぶ異なっていると思う。ここでも大胆な省略や一風変わった画作りをしてる。さらにお話がハードボイルド調なものと、変にマンガチックなものが同居しているという、異様なもの。それらがあいまって映画全体のクセとアクはかなり強い。その上、展開や細部にはエクスキューズがつくとこもあり、観続けるのは正直辛いものがあった。もはやこれは一種のかるとむーびー。主演の「米好き」宍戸錠よりも、確かに南原宏治さんの方がかっこいい撮られ方をしてます。アクションシーンは多少見応えアリ。

 ↓師匠のHPhttp://www.cinemanc.com/
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-01-12 23:25:50
 実に面白い映画なのだが、一時期の清順回顧によってちょっと持ち上げられ過ぎたきらいはある。今やこの映画によって清順が日活を解雇されたという事実でもって当時の日活首脳陣を批判する論調がもっぱらだと思うのだが、私はこの映画だけを見れば、当時理解不能だったろうと思う。むしろ『けんかえれじい』や『東京流れ者』や『野獣の青春』といった傑作群の監督をこの映画の乱調(?)ぶりだけでもって解雇したというところに問題があると思う。
 と云うわけで、非常に魅力溢れる映画だが、それはこの映画以前の清順らしさを程良く崩した魅力なのだと思う。例えば美術に木村威夫を使わず、とてもシンプルな装置とし、清順らしい空間の二重構造をあまり意識させることなく映画中映画という技法を使うところなど。或いはハードボイルドを思わせながら、実際は主人公の情けなさ、無力さを際だたせるところなど。はっきり云って宍戸錠よりも南原宏治の方がずっと格好よく描かれている。それは、スーツを来てソファに座りながら小便をすると云った部分でさえ極めて格好良いのだ。http://www.page.sannet.ne.jp/egi/
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